カタリ派の残党と思わせてフス派の残党説、わざわざ解り易く紋章を落としてあるのが怪しいというアイヒの探偵的発想ですが、決定的な理由がない以上、断定はできないわけで、しかしフス派と仮定しておいて、サン・マルタン大聖堂を調べられるのなら、それに越した事は無いという、果たして文書を探しに行けるのか。
作者からの返信
九十九清輔さん、いつも応援コメントありがとうございます!
はい、探偵キャラに目覚めたアイヒと司祭による推理合戦になってしまいましたが、はたして何が真実なのでしょうか? ルグランは、これを利用して手記探しをたくらむようです。成功するといいのですが、どうなるのでしょう?
ポンコツ探偵の名(迷?)推理。結果はどうなるんだろう?
フス派というかボヘミア、伝統芸の窓からポイ!が思い出されます…
作者からの返信
司祭のフス派犯行説をもちあげるアイヒですが、舞台はサンマルタン大聖堂へ。賊が残した証拠がオクシタニア十字の紋章だけなので、決めつけるのは時期尚早かと思われます。
『窓からポイ!』って『プラハ窓外放出(放擲)事件』のことですね!! ご存じとはさすがですね。本作の年代が1424年なので、ちょうど5年前の1419年に第一次プラハ窓外放出事件が起こってます。
二次、三次と続くのでおっしゃる通り「伝統芸」ですね。
それではまた、お越しください。