ジャンヌが手に入れた手記が、恐ろしい異端審問を経て異国との黄金売買に繋がるという、ここに至る流れがとても良いなあと、信仰ゆえ知識を得る事が異端なのではと悩み、それでも文字が読める故に知識が増えて世界の広がりに喜びを感じ、信仰と知識との間で揺れるジャンヌの心境が良いなあと思う次第です!
作者からの返信
九十九清輔さん、いつも応援ありがとうございます!
本当にマリ王国からヨーロッパ人が黄金を入手可能だったのかは不明ですが、テンプル騎士団が黄金を手に入れたら面白いなあと思いました。
ジャンヌの心の動きまで読み取って頂いて、本当にうれしいです。これからジャンヌがどう成長していくのか、見守ってくださると幸いです。
ここでマリの黄金とは!
ミクロとマクロが繋がっていく感覚がいいですね!
作者からの返信
やまもりやもりさん、応援コメントありがとうございます。さらに作品を一気見していただいた上に素敵なレヴューまでいただき、本当にうれしいです。マリの黄金をご存知とは、やまもりやもりさんも歴史にお詳しいのですね!やまもりやもりさんの作品も引き続き拝読させていただきますので、よろしくお願いいたします。
マンサ・ムーサが巡礼の時に大量にばらまいて相場まで下げた話がありますから、それをうまく回収できれば、結構な量入手できたかもしれませんね。
個人的には、フィリップ4世とかビザンツのミカエル8世みたいなえぐい人達は結構イケメン的だと思っています(笑
配下になるのはご勘弁ですが。
作者からの返信
エンリケ航海王子がアフリカ西部や南部への航路を確立するのは、まだまだ先の話になりますので、金を手に入れるにはこの方法しかないと思いました。マンサ・ムーサの立ち寄り先がマムルーク朝支配地域なので、キリスト教徒が接触するのは至難の技のような気もしますが、何とかできたというご都合主義になっちゃいましたw
ミカエル8世、川野さんの作品に出てきた目潰しエピソードの人ですね。確かにこの2人はやることがえぐいですね。ローマ教皇を利用したり破門されたり、やりたい放題ですが、ある意味誰にもできないことを成し遂げる英雄と言えなくもないと思います。むしろ世界史的にはこちらが正統派なのでは、と思えてきました。
テンプル騎士団の黄金伝説が遂に!
そして、私の中で、ジャンヌ・ダルクといえば、神の啓示で、あれよあれよと、担ぎ上げられ、フランス王に利用されてしまった、信心深く、あまり賢くはないイメージだったので、ここのところのお話で、ジャンヌ像が変わり、とてもおもしろいです!
作者からの返信
相ケ瀬モネさん、ご返事が遅くなり申し訳ありません。本作では新しいジャンヌ像を描いていきますので、史実の一途なジャンヌとは大分変ってしまいました。文字を読めなかったジャンヌが知識を得て、どう変わっていくのか? お楽しみいただけたらうれしいです。