応援コメント

第12話 神の声」への応援コメント

  • ついにジャンヌが登場、そして神様の声を聴いたという、しかし何時の間にかここにいるトリスタン・シモンさんが、どうにも怪しいというかなんというか、しかしこれでジャンヌは歴史の通りに活動を開始する事となるんでしょうか。

    作者からの返信

    九十九清輔さん、連続でコメントありがとうございます。こんなに丁寧に読んで頂けて感謝に堪えません。純粋なジャンヌに怪しいシモン司祭という展開ですが、シモン司祭は私のオリジナルキャラクターです。いなくなったミネ司祭は、ジャンヌの裁判記録に名前が登場してます(名前だけ)果たして歴史通りに進むのかどうか?もしよろしければ先をお読み頂けますでしょうか。ただ、全く新しいジャンヌ像を描きたいという気持ちがあるとだけ申し上げておきます(意味深っw)

  • 神の声として登場。でも普通の娘と思う彼女に、思えば酷なお告げですよね。

    作者からの返信

    確かに、ただの農村の娘であるジャンヌにフランスを救えは、ムチャ振りがすぎますね!
    ただ、ジャンヌの行動力や意思の強さはあなどれません。案外、普通の娘ではないのかも。

  • 投稿ご苦労様です。

     面白いです。また、このジャンヌの戦いが、フランスという国を守るということなのか、それとも、シャルル王(とその血筋)を守るということなのか、あるいは、シャルル王の庇護を願う教会勢力を守るということなのか、考えるといろいろ興味深いです。恐らくは、国(ないし国民)という概念が、それほど確立していないのではないかとも想いますので。あるいは、何にせよ反イングランドということが重要なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    ひとしずくの鯨さん、ここまで読んで頂いた上に応援コメントまでいただいて本当にありがとうございます。また星レビュー本当にうれしいです。

    おっしゃる通り、15世紀のフランスにおいて一般の人々にフランス国民としての統一した意識は希薄だったと思われます。これには当時続いていた百年戦争が非常にざっくり言うと、イングランド王家とフランス王家によるフランス王位継承権を争った戦争だったということも関係しているかもしれません。
     
    ジャンヌ個人の考えはフランスのヴァロア家が正統なフランス王家であり、正統でないイングランド王家はフランスから出て行けというものでした。元々、大陸に領地を保有していたイングランドをフランス領内から完全に追い出すことについては、さまざまな意見があり逆にジャンヌのような考え方はかなり過激な考え方で少数派だったようです。シャルル王太子(とその派閥)はそんなジャンヌの存在を不利な戦況挽回の好機として利用した部分もあるでしょう。

    現在の私たちが持っているフランスを救った国民的英雄というジャンヌのイメージは、ナポレオン戦争時のナポレオンによるジャンヌへの賛美キャンペーンや第二次世界大戦下でのプロパガンダ利用など、その後のナショナリズムの高まりや女性の社会進出により段々と形作られたものだと思います。

  • レオとアイヒの二人が地上に降りても、やはり神託は行ったんですね。

    天界の真意は何なんだろうなぁ。

    ジャンヌを「救う」とは「生かす」事なのか
    もし生かすなら、その先国と彼女とレオとアイヒがどうなることが狙いなのか。

    楽しみですね。

    作者からの返信

    そうですよね。この辺りは物語の謎ということで、お楽しみいただけたら幸いです。最近、ミステリーを読むのにハマっておりまして、何でもミステリータッチにしてしまう傾向があるんです。ご満足いただけるように頑張りますので今後も応援よろしくお願いいたします。