港の見える丘公園
ガツン、とヨコハマの観光地に行きましょう。港の見える丘公園!
横浜市中区。
みなとみらい線元町・中華街駅から、ガッシガシと丘に登った所にある、薔薇の咲き乱れる公園です。
海側は海蝕崖で断崖絶壁。今は埋め立てられた住宅地が海との間にあります。その向こうはベイブリッジ。
左手に視線を動かすと、実物大ガンダムが立っています。
ガンダム、港に立つ!
やっと外国人観光客も来られるようになったんだし、しばらくガンダムを置いておけばいいんじゃないですかね。IR構想も頓挫しているんだし。
さてここは、めっちゃ薔薇推しです。横浜市の花が、薔薇なんですね。
まず入口脇が薔薇園「イングリッシュローズの庭」。
その隣に、一段低い沈床花壇「香りの庭」。薔薇のアーチが並びます。
奥には水が流れてジグザグの坂道園路を楽しむ「バラとカスケードの庭」。
そしてその向こうには、洋館の「山手111番館」。そこにあるのが山手の名店「えのき亭」の「ローズカフェ」。
テラス席で高低差のある薔薇園を眺めながら一休みとかどうですか? 咲き乱れる薔薇に、優雅な気分になれますよ。
お気軽にローズソフト、なんてのもあります。
あ、でもここは五月の薔薇の時期はものすごく混みます。秋薔薇の方が狙い目かも。今ならまだ咲いています。
沈床花壇の隣には、大佛次郎記念館があります。公園の一番奥には、神奈川近代文学館も建っています。
実は文学好きのためのスポットですね。
拙作「この薔薇を食べて」のモデルもここだったりします。ヴィーガンがゾンビになっちゃった話。
「薔薇園」とお題を出されたら、ここしか浮かばなかったです。ここにゾンビはいませんが。
この丘は、開港後にフランス軍とイギリス軍が駐屯地とした場所です。
丘から続く山手の尾根は外国人居留地でした。丘の下の海沿いは、外国人商人の街。
そして、港の出入りに睨みをきかせられる崖の上、と。そりゃあ押さえたいポイントですわ。
今は丘の中腹のフランス山にフランス領事館の遺構が、そして薔薇園の間にはイギリス総領事邸だったイギリス館があり、昔を偲ぶことができます。
とにかく映えるので、写真を撮るのがおすすめ。
電線もなく、ここ何処の国? ていうのが撮れます。トリは写真が下手なので、記憶するだけにしてますが。
十年ぐらい前はゴスロリな方々がよく撮影会してたな……背景とものすごく馴染んでました。
今は流行らないんですかね、ゴスロリ。いらっしゃらない。見るのは好きなんだけど。
ゴスロリドレスのごついお兄さん見たのも、丘公園だったな。
そういうのも、好き。
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