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すべてのエピソードへの応援コメント


  • 編集済

    完結!!めっちゃ面白かったです!!

    エピローグで生き残った登場人物達のその後が描かれるのも、新体制になった組織が登場するのもめっちゃ好きなやつです!
    ラッカとトーリ、周囲の評判や批評や流言と全く隔絶したところで、これまでと同じようにヒーローをやってるのがまた良かったです!「ヒーローかくあるべし」って感じでした。

    ラッカの正義感や信念が、「恋人や仲間への愛」という地に足のついたところからスタートしてるのが良いなと思いますし、そこからスタートしてるおかげで悩んでも立ち直ってきたんだなと思いました。

    レビューのコメント、また書かせていただきます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    >ラッカの正義感や信念が、「恋人や仲間への愛」という地に足のついたところからスタートしてるのが良いなと思いますし、そこからスタートしてるおかげで悩んでも立ち直ってきたんだなと思いました

    →これは、書いていて自分でも思いました。ラッカの正義には、愛という根拠があったんだなあと。

  • VS黒獅子編、とんでもなく面白かった…!!

    バトルの舞台が亜空間になるの、「最終決戦」感があって格好良かったです!心的表象と外界の空間が混ざり合うような演出、超好きでした!
    クロネコ、本当に良い悪役でしたね……計算高さと凶悪さと屈折した感じが最高でした。

    次はエピローグ的な章でしょうか。終わってしまうのが寂しいですね…。
    続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 中編も面白かったです!!

    ラッカと対照的な存在のクロネコですけど、音楽好きか嫌いかという点でも違うのが、『本当に分かり合えない存在同士なんだな』感が出てて個人的に好きでした。
    戦闘シーンも、ボスラッシュ的な過去の敵との再戦があったり、展開が動いて楽しかったです!

    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • VS黒獅子編前編、めっちゃ面白かったです!!

    これまで登場した敵役たちが復活してお祭りみたいになるの、クライマックスなんだなぁと感慨深かったです…!
    ラッカとトーリが互いに親の仇と知らされたときの反応、「あの二人ならそう言うよな」感があったというか、ハートの強さと真っ直ぐさがあって、すごい良かったです。本当にキャラクターとして魅力的なの二人ですね!
    ラッカvsクロネコ、戦闘開始するまでの流れが本当格好良かったですよね…!もっというと作品の全てがここに繋がっているのが伝わってきて、凄いなと思いました。
    ラッカの最後のセリフ、「弱肉強食〜!」みたいなこと言うヤツに対するベストアンサーですね!

    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • VS摩天楼編後編、めちゃくちゃ面白かった!!読んでてアドレナリンが出ましたね!!

    イズナの奮闘と、覚醒ラッカのお披露目が格好良かったです!
    あと個人的にはクロネコvsワカナ&ギボ=ジンゼズがこの作品の暫定ベストバウトくらいアガりましたね!他人の能力を使うところやオーディエンスを攻撃に利用するところ、H×Hのクロロみがあって好きです。

    続きも楽しみに読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!


  • 編集済

    めちゃくちゃ面白かったです!!
    捜査局とクロネコ一派のドンパチ、『アウトレイジ』みがあって好きでした!
    イズナ、隠密型の面目躍如の活躍でしたね。ここぞというときに頼りになる感じが良いキャラですよね!
    ラッカが覚醒し、クロネコも少しずつ強さの片鱗を見せてきてて、二人の対決が今から楽しみです!
    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • VS遊園狂編後編も面白かったです!!
    今回はトーリがめちゃくちゃ格好良かったですね!
    ラッカより先に敵襲に気づいてテーブルを盾にするシーンとか、チトセとの共闘のときの「いいや、即席ダンスのパートナーなら誰でもいい」というセリフとか、最後ラッカのために激昂するところとか、アツかったです!!
    そしてチトセ、一旦退場してからも存在感があって好きです!巡り合わせ次第では、獣人だけど人間側に味方できるラッカと似たような立場になってたのかもなという気がしました。
    クールポコ。の獣人も面白かったです!あれはクールポコのファンが獣人になったのか、はたまた本人が獣人になってたらウケるなと思いながら読んでました!

    また続きも読ませて頂きます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 面白かったです!
    チトセ、好きなキャラだったので、またストーリーに噛んできてくれて嬉しいです!
    トーリが胸中を明かすシーンも良かったですね。不器用そうに話す感じからリアルさや切実さが伝わってきて好きでした!
    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    トーリが胸中を明かすシーンは、やっと書けた、という感じでした。あとは、ラッカにこの台詞を言わせてあげることができて良かったです。
    「トーリ。
     大切なものを失うのが怖いせいで大切なものをつくれないんだったら、だったら、私のことを大切にしろよ。
     私はきっと最強だから、なにがあっても失われないよ」


  • 編集済

    第2話 VS化け狐 その3への応援コメント

    救われない……後天的に獣人になる人は心に鬱憤とか、悲しみとかコンプレックスとかそういうものを内包してるんですかね?

    だとしたら基本的に後天的に獣人になった人間は社会的弱者、救われなかった人が救われるために変貌する。

    まさしく、人間社会から追放された獣という感じがしてセンチな気分になります。

    作者からの返信

    そうですね。「人間社会から追放された獣という感じ」というのは、かなり言い得て妙だと思います。

  • 良かった……!!
    アウトローの男性が女性と関わって変わっていく展開が好きで、サイロとハコの関係もワクワクしながら読んでいました!
    何よりハコという人物が素晴らしかったです。最後まで母としての強さと優しさを失わなかった生き様にグッと来ました。

    親世代の因縁を知ると、惹かれ合うラッカとトーリの関係が、運命の悪戯を感じさせて、より緊張感のあるものに思えてきました。今後の展開がどうなるか、ますます目が離せなくなります!

    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 面白かったです!!

    vs クイーンはテンション上がりましたね!閉所での肉弾戦は好きなシチュエーションですし、クイーンの能力も華があって格好良かったです!!
    あと個人的にメロウ=バスめっちゃ好きなので、活躍が見れて嬉しかったです!

    vs劇場霊編でも出てきたでしょうか、こう、「「活動〜!」」みたいなノリの方々、ラッカのように自分事として目の前の問題に向き合って格闘してるキャラクター達と良い対比になってますよね。

    ラッカとトーリの距離感がどう変わっていくかも楽しみですね!

    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • VS腐乱姫編もめちゃくちゃ良かったです!!

    敵役のユーリカの存在が本当に大きかったですね。ラッカに初めて土をつけたというだけでなく、ラッカがトーリへの想いを改めて認識するきっかけにもなっていますよね。そして最後、ラッカを庇って命を落とす……今までにない決着のつき方が鮮烈でした。
    獣人の中で、初めて動物じゃないタイプが登場したというのも、獣人という存在の謎を深めたように思います。

    そしてイズナ=セトの変化も印象的でした。鍛錬を経て(型の修行ってどうするのか、もっと知りたいなと思いました!)戦闘能力を向上させただけでなく、今まで嫉妬の対象でほとんどコミュニケーションのなかったラッカへの声の掛け方など、精神的にも成長した感じを受けました。
    人間の道具として調教されてきた彼女ですが、人間的な心の動きをしますよね。それが今後どうなっていくのか(コンビを組むショーゴの心境変化も)楽しみです!

    敵の獣人の危険度が上がり、ラッカ自身の心境も周囲との関係性も変わっていきそうな予感がありました。
    物語のステージがまた一段上がるのを感じさせるVS腐乱姫編でした!

    また続きも楽しみに読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 腐乱姫編も面白い!
    今までと全く出自が異なる獣人に、ラッカが囚われの身になる初めてのシチュエーション……ストーリーの流れががらりと変わっていきそうな感じがします!
    また後編も読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    好きなんですよね、ヒロインが「囚われのお姫様」になってしまうシチュエーション。

    編集済
  • ラッカとおばあさんの交流が凄く良かったです…!バンドマンのケンサクしかり、ゲスト的な立ち位置のキャラクターも一人一人血が通った感じがするのが好きですね!
    VS鋏道化編を通して、能力的にも精神的にもヒーローとしてより成長したラッカがとても魅力的でした!
    また続きも読ませて頂きます♪

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 良い…!!
    苛烈で混沌とした世界観が明らかになっていくのですが、それがただのペシミズムに陥らないように食い止めているのが、ラッカの「悩み」なのかな……と考えながら読んでいました。
    続きも読ませて頂きます!!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 面白かった!!
    舞台が華やかで、アクション充実してて、アニメシリーズなら映画化されるとこやんと思いながら読んでました。
    イズナとメロウ=バスがすごく良い味を出してましたね!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    豪華客船を舞台にした派手めのエピソードは、いつかやりたいと思っていました。

  • 第6話も無茶苦茶面白かったです!
    ストーリー展開の中で、悪役やちょい役含めて全員に見せ場が用意されていて凄い!
    ラッカとバンドマンの交流、ライブのシーンもその後の打ち上げの会話も、ラッカの瑞々しい感性に触れられる感じがしてとても好きでした!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    バンドマンとラッカの交流は作者的にも気に入っています。

  • 戦いの中で成長していくラッカ格好良いですね!
    そもそも獣人とは何なのかというのも謎な気がしてきて、今後のストーリーで解明されていくのか、また続きも読ませて頂きます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • ホノカと対比させることでラッカのキャラクターの奥行きが増すのが良いですね!訓練を生かしながらのバトル描写も好きでした!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 第2話 VS化け狐 その3への応援コメント

    トーリとの電話やラッカへのアドバイスのシーンで、ミサキというキャラクターの機転や有能さが伝わってきて良かったです!

    作者からの返信

    仲原ミサキは、作者的にもかなり気に入っているキャラですね~!

  • 第1話 VS堕天使 その3への応援コメント

    ラッカが力を解放するまでの持っていき方が良すぎてテンション上がりました!
    前線で戦う女の子に年上男子バディが上着かけてあげるの、""良い""ですよね…!!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 上着をかけるシーンは絶対やりたかったです

  • 哀しくてかっこいい

    作者からの返信

    ありがとうございます

  • 最終話 VS己自身 その3(完)

    今、万感の想いを込めて

    って感動の最終回を想像したら、いきなり芸能界の闇が描かれてて草!!(汗
    (信濃さんってwww)

    このお笑い芸人風情がどうなろうと知ったことではないが、グロいシーンなので(汗

    <誰かの推しの子になって心の穴ボコを埋めたかったのかあ? それとも、勝手に履歴書を事務所に送りつけたクソ母親を喜ばせてやりたかったのかあ?
     あとでミートゥーして告発二毛作しても割に合わねえだろうがよ>
    各方面に喧嘩を売って行くスタイル。


    そして新獣人捜査局局長、志賀レヰナちゃん!!
    さらに、いろいろな意味で丸くなった祁答院アキラちゃん!!

    <名古屋拘置所にいる元ラノベ作家志望の放火大量殺人鬼を初めとした、大量の死刑囚が肩代わりすることになった(アニメーション監督に対する片想いをこじらせて妄想の世界に引きこもった男で、アキラからすれば生きていても死んでいても構わない存在である)>
    悪党どもに御仏の慈悲は無用!

    しかし、2年続いた最終回に、こお……色々と、攻めるね(汗

    <「大丈夫、この国は復興には慣れているよ。何度でもやり直して、何度でも獣たちに立ち向かおう」>
    今度はどうかなぁ……?(汗

    <米国で頭のすげ替えが起きそうだが、新しいリーダーが及び腰でね>
    HANAFUDA大統領かな?

    <月は雲の向こう側に隠れていて見えない。しかし、たしかにそこには存在している>
    月は出ているか?

    そして
    <彼女は今夜もまた、その世界に獣のヒーローとして降り立とうとしている>
    ヒーローは今日も戦い続けている。

    <完>



  • 編集済

    最終話 VS己自身 その2への応援コメント

    最終話 VS自分自身 その2

    <小澤恩音>
    ラッカちゃんのファンの作家かぁ〜♪モデル居るのかな?

    <脳ミソが活字を追うモードになっていないからか、内容が頭に入ってこなかった>
    最近コレ多いんだよなぁ……年かしらん(汗

    <クロネコと名乗る獣人はなぜ東京都を襲撃したのか、なぜ警視庁獣人捜査局の捜査員を狙い撃ちにしたのか、真相はことごとく隠されているわけです>
    クロネコ「ラッカちゃん、あーそーぼ♪」

    <《なんですか「穴」って》
    《さあ >
    さあ?じゃあねぇんだよ!そこもっとはっきりせえや!元野党議員弁護士ぃ!!

    <――今どきのリベラル左派としては至極使い古されてはいるが、誰かが振りかざさないとならない論理のひとつだった>
    誰かが、ねぇ……(汗

    <(それについて、ケンサクの友人はこう言っていた。「しかたないだろ。とにかく『権力』とやらの周辺を非難していれば市民の味方を気取れると思ってる活動家サマや代議士サマはたくさんいるんだ」と)>
    そのまんまじゃよ(汗

    <《だから言ってるでしょ、最初から獣人なんか存在しないんだよ! あれはアンダーグラウンド帝国(略称:UE)の人体実験を隠蔽するためのカモフラージュ!》>
    うわこういう人は、マジで言ってそうで怖いわー。狂人そのもじゃんか(汗

    <ま、こういう世界の真実は>
    物事の本質がとか言っちゃう系

    以下生々し過ぎる(汗々
    スマホぶん投げそうになるわ!

    まさか間宮イッショウがラストエピソードを飾るとはなぁ……登場時には思いもよらなかったよ。そう、神ならぬこの身には以下略

    <自警団ごっこをしたがるアウトロー気取りのインフルエンサーや、そいつに動員されるアタマの足りない若者ども>
    何年経っても変わらんなぁ

    なるほど。獣人なのに人間の味方をするラッカちゃんに対して、人間なのに獣人の様な行動をするイッショウの対比があったから最後に来たのか

    <歌姫のスウィーテこと岡部クリス>
    ここでもクリスティーナたそが!!

    <映画の本質は、暗転と、走馬灯としての映像と、そして明かりがつく一連の流れにこそある――それは典型的な死と再生の儀式だ>
    押井監督が言いそう←何でも押井云々

    <「チトセ様、間宮イッショウを無事確保しました」>
    あゝ〜〜〜〜チトセさまぁぁぁ〜〜〜^^

    <『もうひとつは、あたしとカナンに優しく接してくれたギターくんへの恩返しかな?』>
    ツンデレ吸血鬼

    間宮イッショウ。あっという間にオワタ(汗

    <狼人間のあの子とは、そうだね、そのうちまた戦うことになるかもしれない>
    劇場版への布石キターーーーーーーーー!

    <《狼人間VS吸血鬼の次回作にご期待ください、って感じで――ね?》>
    あっ♡あっ♡あっ♡←

    To Be Continued ➡︎



  • 編集済

    最終話 VS己自身 その1への応援コメント

    最終話 VS己自身 その1

    綺麗に終わっちゃったなぁー……
    なんて余韻に浸ろうかと思ったら、つづき来た!

    <アヤノはいつもの青島ジャケットの襟を>
    アヤノちゃんは青島なんだなー。
    こう普通(?)人代表というか

    <ミズホ――田島アヤノの幼馴染であり一番の親友だった女の子>
    アヤノちゃん……(泣

    <「んなもん言われてたっで」>
    東北で産まれた女じゃけん

    <この人は私が撃ち殺した親友の父親なんだ、という意識が拭えない>
    ツラい……(涙

    <――警視庁獣人捜査局新第三班の班長>
    班長になったのかぁ〜


    <――クロネコが死亡してから、1年が経っていた>
    戦後か……


    <「それが今となっては、生き残りはアタシひとりか」
     志賀レヰナは――警視庁獣人捜査局新局長となった>
    レヰナちゃんが新局長かぁ……生き残りだもんなぁ(涙

    <新しい局長専属猟獣シィ=キンギィ。エリマキトカゲの獣人、脅威度B級、工数型の獣人。任意の仕事を人月計算で別の結果に置き換えることができる>
    事務系獣人?しかし脅威度Bか……(汗

    新獣人捜査局

    <いまレヰナの夫と子供は東京から遠く離れ、沖縄離島の賃貸で静かに暮らしている>
    沖縄かぁ〜♪

    <急ぎ足で喫煙室に向かった。早く煙草の毒を体に入れて落ち着きたい気持ちだった>
    これが喫煙者の気持ちなのか……

    <「お疲れ、我らが新班長」
     とミサキは言った>
    ミサキさんは、新班長にはならなかったんだなぁー

    <「うおお、そうだったわ!」>
    うむ。愛らしい!

    <「ショーゴさんは、退院してからずっと禁煙です。金属板を差し込んだ骨に良くないようでして」>
    そうか、禁煙してるのか……(涙目

    <仲原ミサキは、もう日岡トーリの「お守り」役をすることから降りて、アッサリとアヤノ率いる別班への所属を受け入れた。それは彼女なりにトーリを見ていて決めたことなのか、それとも彼女自身に変化が起きたからなのか>
    ラッカちゃんに託したんだねぇ……(泣

    <「イズナちゃんは?」>
    タツヒロめ……気安くイズナちゃん呼びするとは……ぐぬぬ←

    <敵の獣人から受けた攻撃がどのくらい脳にダメージを残しているのか、彼女はクロネコとの最終決戦が終わってから入念な検査を受けた。人類が獣人を味方につける際に行なわれる猟獣訓練プログラムのうち、果たして何割程度がイズナの神経系に残っているのか>
    そういや洗脳解かれたんだった(汗

    <キキは仏頂面のまま片目だけつぶった>
    キキ先生のウィンクがへたっぴだと可愛いな、とか←

    <「あっ――、ショーゴ、さん。です。あなたの名前は橋本ショーゴさんです」
    「そうだ。ちゃんと思い出せたな」
    「――はい。はい。思い出せます」>
    絆……(涙

    <「私は、ショーゴさんのおそばにずっといますから。ショーゴさんのためにこれからも戦いますから。これからも強くなります」
     そう言うと、彼女は鼻を乱暴にすすった。「そう想うことを許してください。勝手に想って、勝手に戦って、ご迷惑かもしれません、けど――」>
    身分差の恋、か……

    <「もともとお前に不満はないんだ。優秀な道具だと思わなかった日はいちどもない。獣人を狩り尽くすまでおれのそばにいろ、イズナ」>
    ショーゴ君さぁ……
    そういうとこやぞ

    イズナ編完!

    かな?(汗

    To Be Continued ➡︎


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    第23話 VS黒獅子 後編その3

    いよいよとうとう最終決戦だ!

    <《じゃあクロネコ。お前はなんで味方になるかどうかも分からないオオカミを泳がせて、彼女に計画を邪魔されるたびに――そんなに嬉しそうにしてるんだよ?》>
    性癖だからだキリリッ

    <その声が上ずっているのを自分自身でも感じた。
     嬉しいのだ。>
    とはいえわからなくもない←

    <ビームは、光は直進して必ず敵を抉り取るはずである。ただし、そこにデカルト座標の断崖絶壁がない限りは――>
    奈須きのこ味を感じる

    <痛がるところをもっと見せろよお!! 僕も痛いんだ!! もっともっと二人で痛がろう!!>
    悪役に語らせる特殊性癖←

    <痛みは快楽とは異なり、どこまでも平等である。男女の区別さえ痛みにはない。痛めつければ相手は痛むという純粋さがそこにはある。
    ――だから、セックスという儀式さえ殺し合いの直接性に勝てない。そうだろう?>
    そうだろうじゃあない!(汗

    <「――え?」
    「とっくに気づかれてると思ったよ、私の癖」>
    燃える王道展開

    <クロネコは鼻血を流しながら、あと数メートル、あと数メートル移動すれば再起動装置を押せるという場所でラッカの猛攻を受け続けた。>
    お、我が逃走経路か!?

    <ぷつん、と熱に当てられて、彼女の髪を縛る古いゴム紐が溶けただけであった。
     白い髪が広がる。>
    萌える!←

    <幻覚ではない。深度i8の空間が、これまでと同じように、原初の獣人の力によって別の姿を見せようとしているということだ>
    肉弾戦と超常現象の交錯が目まぐるしい!(汗

    <体中にシルバーバレットで穴を空けられたサイロ=トーロ。そして、体中に偽りのスキャンダルを落書きされた蒼野ハコの凍死体>
    エグい!(悲鳴

    クロネコ様が……
    フラれたお姉ちゃんに、ただただ執着してる姿が痛々しい

    <それともニンゲンのなかに両想いの男でもいて、そいつに尽くす気か!?>
    ラッカちゃん「正解♡」ばちこーん(ウインク

    <「お前にはもうなにを言っても分からないだろ?」と、対話そのものを打ち切るような雰囲気さえ漂っていた。>
    クソリプに対する正しい対応だ!

    そして決着。

    原初の獣人。アダムか……

    <《これからどうしたい――?》>
    悪魔の誘惑か……でも

    <「あいつを連れて、外に帰るよ」
     とラッカは答えた。「みんなが――トーリが待ってくれてるから」>
    そう、愛する者の元へ帰るんだよ


    To Be Continued ➡︎



  • 編集済

    第23話 VS黒獅子 後編その2

    虚数空間。元ネタなんでしょうかね?

    <X級の原初の獣人――ヒトの獣人が暴走事故を起こし、湖北省生物科学研究所が閉鎖に追いやられた日だ>
    湖北省の闇

    <当の研究所を抱えていた旧共産圏の独裁国家には事態の責任を取る気などなく(当然その能力もなく)、尻拭いは全て欧米列強諸国に委ねられることになった>


    <歯という歯を牙のように伸ばしすぎて自分自身の顎関節を壊し、その牙が顔面と首筋に食い込んだ>
    サーベルタイガーの末路とか

    <この国にはその程度の選択肢しかない>
    それから60年。あまり変わらんな

    やっぱ悪の共産国家による陰謀で産まれた改造人間って浪漫だなぁ〜♪

    <《湖北の巨人》>
    進撃の巨人の一種

    <いい気味だ。俺のほうは別になんでも構わないのさ>
    漏れの立場はこっち

    <『1971年4月3日。失敗した。ざまあみろ!』

     そこで科学者の手記は終わっていた>
    かゆい
    うま

    <「そこまでだ、クロネコ少年」>
    アキラちゃんを嫌いになれないのはこういうところかも

    <イズナは自分自身の変調を、鉄の精神と理性でなんとか抑え込んではいる>
    イズナちゃんの精神力強すぎる!(汗

    <そしたら、私はもうきっと耐えられません>
    絶望だよな……

    <だから、ここからはなるべく話しかけないでほしい。不安で、怖くて、泣きそうだから>
    ……………涙

    <「とりあえず、この戦いが終わったらラーメン食い行こうぜ! ラーメン!」>
    <「ラッカの奢りならいいですよ?」>
    友情!!

    <原初の獣人は創世型、脅威度X級、世界そのものを増築する能力だ>
    スケールがデカくなり過ぎぃ(大汗

    <――私に見えているのは戦後東京の焼け野原だ>
    戦後世代。やはりこちらの方が馴染み深いな………

    <米軍の核も意味はない>
    人類の最終兵器が無意味に……

    <――それは祁答院アキラの目には、戦後東京の瓦礫からクロネコが出てきたように見えている>
    不吉の象徴か

    アキラちゃん。なんだかんだで最高責任者として身体張ってるんだよな。

    <ドルサトゥム=トリシダの拒絶型>
    この型をクロネコ様がコピーしてたら、勝ってたんじゃないかな……。ああでも事前準備が大変だったっけか(汗

    <「そこまでだ!! クロネコ!!」>
    やはりヒーロー登場のセリフはこうでなくっちゃ!
    ーだが、そこまでだ!ー

    To Be Continued ➡︎


  • 編集済

    第23話 VS黒獅子 後編その1

    まだクライマックスは始まったばかりだった!

    レヰナちゃん、よく生き残ったよなぁー(汗

    <「将棋と同じだよ。自玉を穴熊に囲って守りに徹するのは、攻めてきた相手の大駒を使ってカウンターを食らわせるためだろ?」>
    籠原先生の趣味が発動!!

    <――僕がラッカ=ローゼキと戦えば、7割以上の確率で僕が負ける>
    そーなの!?(汗々

    <「雑魚が鬱陶しいんだよなぁ~もぉ!!」>
    うーーーん、圧倒的過ぎてどうにもこう(大汗

    <「お前の型も便利だ、体力補給ついでにもらっておく」>
    あー、イズナちゃんが生き残ってたのはそういう……

    <そこに立っていたのは、警視庁獣人捜査局第七班班長、日岡トーリである>
    ここでトーリ君の登場かぁー

    この場合はカズヒコ君の意見に同意なんだけど
    まあ、愛が奇跡を産むわけで(///

    <「俺のラッカはまだ生きてる。だったら、俺がここで退くことはできない!」>
    あらまあー、もおー、聞きました?奥様ー♪

    クロネコ様からすれば、大好きなお姉ちゃんを取ってしまった人間のオスだもんなぁー……(汗

    <「別にこっちはいつでもいいんだ――お前らを始末するのなんて、原初の獣人にアクセスすればいつでもできるんだから!」>
    負けフラグがたったか

    <クロネコはアクセスコードを言い始めた>
    お、呪文詠唱だ!新規書き下ろしかな?
    まあ意味はまったくわからない訳だが(冷汗

    <《そうか――》>
    ここの狼のかあちゃんカッコいい

    <「偉いね」
     ハコは、ばっと両手を広げた。ラッカは、思わずそこへ向かって駆け足で寄っていく>
    ハコちゃん母さんも良いよなぁー←

    <もうクロネコは虚数空間の深度i5まで到達してる!>
    伊吹マヤの声で再生

    <住吉キキである。物憂げな垂れ目に、ボブカットの茶髪、そして、だぼだぼの白衣の袖にすっぽり両手が隠れている風変わりな女科学者>
    漏れ達のキキ先生キターーー!ガチャ回しました!←

    <「時間停止は二発。盾と矛はそれぞれ一回きり。部分獣化をやったらそのスタミナも切れると思え。それから、オオカミにはなれない>
    再び回数制限が入る。霊銃は3発まで。

    <「針のほう、ぜんぶ抜いておきましたよ」>
    点滴の針ってずっとちくちくしてて嫌なんだよなー

    <クロネコの位置は量子エコーで追っている>
    連載時は流しちゃったけど、よく考えたら量子エコーってなんだ?シルバーバレット同様に超科学なのか?

    <「要するに、まあ、行ってみなきゃ分かんないってことか」>
    読者に優しいラッカちゃん←

    <「――俺はここまでだ。ラッカが帰ってくるのを待つ」
    「ありがとう。行ってくる」>
    うーん、できた女房だ←

    <「――分かった、信じてる」
    「おう、信じてろ――相棒」>
    未成年に手を出した公務員←だしてない!

    <彼女の隣には双眼ライトのバイク――SUZUKI GSX1300R HAYABUSA をさらに改造した猟獣専用二輪車、『LAST KICK』があった>
    つよいこだわりを感じる

    <「ああ。ぜんぶカタをつけようぜ!」>
    さあ、最終ラウンドのゴングが鳴る!!

    To Be Continued➡︎

  • 最終話 VS己自身 その1への応援コメント

    私の好きなイズナちゃん……泣かせてくれますね。
    純愛の勝利だとか言いたいですけど、きっかけは洗脳ですからね。複雑ですね。
    しかもショーゴは「優秀な道具だと思わなかった日はいちどもない。獣人を狩り尽くすまでおれのそばにいろ、イズナ」と言ってますし。
    これが照れ隠しならいいのですが、未だに「道具」認定だったら悲しいですね。

    作者からの返信

    これ清原さんのコメントを読んで決めたんですけど、ショーゴのイズナに対する本当の気持ちは、作者がバラさないほうがいいなと思いましたw
    ただの照れ隠しというかツンデレで、本当はやっぱりイズナのことが大切なのか? それとも結局はイズナのことを道具としか思っていない冷血野郎なのか? それは伏せようと思います。

  • なんとなく、ここで終わるクロネコではないと思ってましたが、まだやるんですね。
    でもこちらはラッカ、イズナ共に動けないですもんね。
    どうなるんですかね。

    今回、やっとクロネコ能力が明かされましたね。
    「超再生型。特殊な条件を満たすことで①獣人を屍鬼として蘇らせて意のままに操る②その獣人の型をクロネコ自身のスペックで再現できる、2つの能力を持つA級の能力。」
    死者を蘇生した時点で、もしかしてと思いましたが、SPECオマージュですね。
    これはたしかに強すぎますね。

    作者からの返信

    >死者を蘇生した時点で、もしかしてと思いましたが、SPECオマージュですね。
    →すみません、実はSPECは未履修でした。
     なんとなく「主人公が白銀のオオカミだから、ラスボスは漆黒のライオンにするか。つまり黒猫なので、死と再生の象徴。猫と言うからにはコピーキャットだな」みたいな感じで能力を決めました。

    >なんとなく、ここで終わるクロネコではないと思ってましたが、まだやるんですね。
    →クロネコのいやらしいところ、「自分の敗北さえ計算に入れて動くので、勝利しかできないラッカが後手に回る」。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第22話 VS黒獅子 中編その3

    楽器バトル(物理)開始
    この辺シンセシス味を感じる。

    <名バンドのポスターとショップ専売の革ジャケットが雪崩のように落ちていった>
    こだわりを感じる

    <ならば、あとは純粋な暴力による決着があるだけだ>
    暴力は全てを解決する……
    この後生々しく痛々しい描写が続く(汗

    <「テメエ――!! 逃げんなコラァ――!! 殺す殺す殺す殺すッ!!!!>
    注:主人公ヒーローガールの台詞です

    <クロネコは逃げ惑いながら、ただ、昔のことを思い出していた。自分のことを母親代わりに育て上げてくれた、パンテラ=ポロロロッカのことである>
    突然の悪のラスボスの回想シーンである。
    そしてパンテラ姐さん……!(涙

    <それからクロネコは――山里を降りて市街地を視察するメンバーに志願し、ノルマを果たしたあとは、自分のためだけの調査を進めることにした>
    コレってクロネコ様幾つだろう?小学校低学年くらいか?だとしたらスゴイ行動力だな(汗

    <「パンテラ!! パンテラかーちゃん!! かーちゃん!!!!」>


    <超再生型。特殊な条件を満たすことで>以下略
    冨樫先生味を感じる(使い方がわからん……汗

    <そしてその仲間に、自分自身で名前をつける――それが自然になるような習慣を仲間うちでつくる必要があるだろう>
    そこはかとないボマー味

    <「ヒトザルどもが獣人を圧し潰すように僕はヒトザルどもを喰い散らす。そして、こいつらが今まで築き上げてきたものを、欺瞞を、建前を、偽善を――完膚なきまでに粉々にする。その力がある者は、それをやっていいんだ。
     ――ここは獣が人を食い散らかす世界だってことを証明してやるよ」>
    ここじゃひどいインターネッツでつね

    <「あたしイズナさんの言うことは聞きます! 脱走とかはないと思ってください! 狩人さん!」
    「――とのことです」>
    リノセロちゃん。晴れ落ち。

    <祁答院内閣は米軍と協働して東京に容赦なく核を落とすだろう>
    人類の最終兵器はやはり核なのか……

    <左手には、血まみれの姿でぐったりとうなだれる黒髪の少年。右手には、ぼろぼろになったレスポールのエレキギター。そんな様子でただ立っていたラッカは、やっと味方が来たことに安心したのか、ばたり、とその場に倒れた>
    ここは読んでて驚いたっけ。終わったの、か……?ってなった(汗

    <「――勝ちぃ~~」>
    でもまあこの台詞で納得しちゃったっけ

    <「クロネコ様が――負けるわけがない」>
    そしてひっくり返される。ジェットコースター読書気分(汗

    <最優のB級獣人>
    今気が付いたんじゃが、これって地獄のフブキ様?(汗

    <トキサメの短刀が、リノセロの胸を抉った。ほとんど一突きで、その刃は彼女の獣人核を貫通していた>
    あっさり死ぬのはタケシ風なんかなぁ……

    <「ウソだろぉ――?」>
    いやほんとうに(汗

    <「すっげえ負けちゃったじゃん!! 戦って負けたのなんて生まれて初めてだぜ、アハ、ハハハハハッ!!」>
    終わりが見えなくなってトキサメ気分(汗々

    決着は何処に!?
    つづく!

    To Be Continued➡︎


  • 編集済

    第22話 VS黒獅子 中編その2

    Twitter連載でリアルタイム読みし終わってるからわかってるんだけど
    やっぱこの時点で、ラスボス編一休みしてVSクロネコとかなんかそんな感じで24話あたりに来るんだろうと、この時は思ってました……

    開幕、イッショウとクリスちゃんとのデンジャラス空間!!

    この時のイッショウ。どうしてもセンシュウと被って見えるのよ(汗

    <逆上した彼女が間宮イッショウのストーカーに成り果てるまでに一ヶ月もかからなかった>
    いい話っぽいと思ってたらコレですよ(大汗

    <そこには間宮イッショウを拉致監禁し拷問する計画が書かれていた。最後のページにはイッショウの住む家を燃やして家族ごと皆殺しにするプランも素描されていた>
    こっっっっっっっっっっっわ!!!!(タマヒュン

    <木を森のなかに隠すように、彼女の失踪を、そのあと起きる大量の無差別な死と失踪のひとつにすぎないと思わせればいい>
    おおぅ……サイコパスぅ……(汗々

    <『了解。プリースト隊は同区画内全建造物を調査して保護活動を継続せよ。トレボー隊は人命救助後の通路確保のため、非戦闘地域0083区画内の獣人に対してシルバーバレットの使用を引き続き許可する。見つけ次第射殺せよ』>
    ウィザード、コンタクトはまだか?

    場面は戻る

    <《なら妥当な戦略はひとつ。お前の甘っちょろい心を突いて、ほんの少し、ほんの少しだけ弱みを見せた瞬間に僕は理想的な型の組み合わせを叩き込む》>
    ヒーローがしょっぱいと困るしな!

    <痛みに慣れていないというのは、ルール無用の殺し合いにあって明確なディスアドバンテージなのである>
    ヤンキーの実戦理論だ!!

    <オオカミは――ラッカ=ローゼキは笑った。その笑顔からはもう人間性は消えている。彼女は今、完全に獣になっていた>
    完全に戦闘モードに

    <――盾と矛を逆行型で阻止しながら、遠くから狙撃型を連続発動で狙い撃ち。厄介な時間停止には免疫型で対応する>
    慎重だな。ってかこれ獣人捜査局がラッカの父ちゃんにした対策だろ(汗

    <『獣人に獣人の始末なんか頼んでられるか! 撃てるもんならついでに撃っちまえ!』>
    四方田犬丸「あの日のぉ〜♪黄色いーー♪飛行船んんんんーーーー♪」

    <《バカ!!!!》
     とオオカミは怒鳴った。《なんで手出ししてしてんだ!!!? やめろ!!!!>
    パト2劇場で観てた時マジで思った

    <クロネコは全ての日本刀を『敵に接触を開始した時点』で実体化して突き刺していった。刺される直前までこの世に存在していない攻撃>
    コレ、作り出す能力より発射する能力の方がエゲツないなぁー!

    <戦車の主砲からシルバーバレット入りの砲弾が射出され、ライオンの身体に命中>
    当たるんだ……←
    クロネコ様油断し過ぎだろ(汗

    <ひゅん、と手を振ると、そこから体長5ミリ以下の黒猫たちが無数に『にゃあ~』『にゃあ~』『にゃあ~』と声を上げながら砲台のなかに入っていった>
    あら〜〜〜^^

    <全ては群体型によってつくられたクロネコの分身。それが戦車内のなかで増殖して、空間全体を圧迫していく。やがて一分も経たないうちに「ぶちん」と音>
    ヒッ!

    <そうして入った先は、ただの音楽ショップだった>
    籠原先生、趣味隠す気無し

    <それはSex Pistolsの『Anarchy In The UK』である>
    戦闘シーンのBGM指名

    <クロネコはすぐに数歩下がって、頭を押さえながら真正面を睨みつける。「ラッカ=ローゼキ――!! このうるさい音楽を、今すぐ止めろ!!」
    「止めねえよ、バーカ!!」>
    この辺でシンセシスのアヲイちゃんが憑依してくる

    <「ちょっ、ちょっと待てよ、いろいろ作戦があんだからさあ――こっちには! 型を発動しなきゃ、披露できないだろ!?」>
    悪役がちょっとタンマはないだろ……

    <「こういう私と狩り合いたかったんだろぉ!? 来いよオラァッ!!」>
    むしろこっちの方がa クシャッ

    次回へ!!

    To Be Continued➡︎


    作者からの返信

    >開幕、イッショウとクリスちゃんとのデンジャラス空間!!
    >この時のイッショウ。どうしてもセンシュウと被って見えるのよ(汗
    >いい話っぽいと思ってたらコレですよ(大汗
    >こっっっっっっっっっっっわ!!!!(タマヒュン
    >おおぅ……サイコパスぅ……(汗々
    >ウィザード、コンタクトはまだか?
    →このあたりイッショウの過去の元ネタは、執筆当時に栃木で起きていた事件です。「陰キャに優しくするとストーカー化されて厄介やぞ」みたいなことが言われていました。

    >ヒーローがしょっぱいと困るしな!
    >ヤンキーの実戦理論だ!!
    >完全に戦闘モードに
    >慎重だな。ってかこれ獣人捜査局がラッカの父ちゃんにした対策だろ(汗
    >四方田犬丸「あの日のぉ〜♪黄色いーー♪飛行船んんんんーーーー♪」
    →これはヤンキー時代の経験ですが、ケンカの強さは体格の良さや腕力の強さで決まるものではなく、「痛みにひるまない」「人を殴ることに躊躇いがない」で決まります。クロネコには、痛みに対する耐性が足りなかったのです……。

    >パト2劇場で観てた時マジで思った
    >コレ、作り出す能力より発射する能力の方がエゲツないなぁー!
    >クロネコ様油断し過ぎだろ(汗
    >あら〜〜〜^^
    >ヒッ!
    →クロネコは「自衛隊とも戦わなくちゃいけない」、ラッカは「自衛隊も守らなくちゃいけない」という構図。

    >籠原先生、趣味隠す気無し
    >戦闘シーンのBGM指名
    >この辺でシンセシスのアヲイちゃんが憑依してくる
    >悪役がちょっとタンマはないだろ……
    >むしろこっちの方がa クシャッ
    →アヲイとラッカって出会ったら仲良くなれるんですかね?(劇場版オオカミビト ~アヲイVSラッカ~)

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第22話 VS黒獅子 中編その1

    中編……その手があったか!

    バトル回である

    <小銭を入れてリラクゼーションドリンクを飲む>
    日常シーン差し込んで戦術考案中なの良いよね。

    <無敵の超加速型を攻め落として、お前の『こんなはずじゃ』ってツラを見てやるよ、ラッカねーちゃん>
    メスガキわからせしたいクロネコさま

    <ラッカを中心にして空中にいくつもの棺桶が発生した>
    おお、新しい演出!

    <3匹目は吸血鬼、紀美野イチロウ>
    お前かい!(ツッコミ
    いや、まあチトセ様健在っちゃあ健在だしなぁ……再生できないかー

    <5匹目は偽武人、ハバ=カイマン>
    偽?(汗

    <時空ごと穴を穿つ《絶対貫通の矛》。いまラッカはそれを刃として半径1キロメートルに展開していた>
    シン・ゴジビームみたいな乱暴な事を……(大汗

    <再殺完了>
    新決め台詞か!?

    悲報!近代物理学に敗れるハバ・クイーンコンビ!!

    <頭で分かっていても、心が追いつかなかった>
    そう、心は追いつかないんだよ……(泣

    以下ニンゲンを諦めたラッカちゃん(涙

    ハバさん……その台詞がフラグになるとは……

    <スウィーテ――? ボクのクリスティーヌ――?>
    ぐしゅぐしゅ……(涙目

    再殺完了×7!
    戦いは続く!!

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >日常シーン差し込んで戦術考案中なの良いよね。
    >メスガキわからせしたいクロネコさま
    >おお、新しい演出!
    >お前かい!(ツッコミ
     いや、まあチトセ様健在っちゃあ健在だしなぁ……再生できないかー
    >偽?(汗
    →ここらへんは、かなり前からやりたいと思っていました。やっぱりラスボス戦前には、中ボス戦ラッシュがあるだろうとw

    >シン・ゴジビームみたいな乱暴な事を……(大汗
    >新決め台詞か!?
    >悲報!近代物理学に敗れるハバ・クイーンコンビ!!
    >そう、心は追いつかないんだよ……(泣
    >以下ニンゲンを諦めたラッカちゃん(涙
    →件の「再殺」という言葉の元ネタは武装錬金です。

    次回もご期待ください!

  • うわあああ、色々つらいですねえ。ユーリカさんも、ショーゴさんも、ラッカちゃんも。とても好きな空気感です。
    吸血鬼、三代それぞれの鬱屈がある感じが魅力的ですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。いま読み返して「あれ? 腐乱姫編ってこんなビターなエンドだったんだ」と思いました。
    吸血鬼、三世代という形で作品全体を貫くことになりましたね。

  • クヱルさんとケンゴさんいいですねえ。気楽さというか空気感というか。『オオカミビト』では色んな獣人と人間のコンビが見られるので、それぞれのコントラストが楽しいです。
    あとアクション! アクションのシーンも楽しかったです。特にイズナさんの『マトリックス』のところ、籠原さんらしいやり方でかっこいいなー!と思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。イズナちゃんのアクションについてはマジで頑張りました(2号ライダー役には頑張ってもらわないと困る)!

  • うわああー! どんどん情報が出揃っていくと同時に事態が悪い方向へと転がっていく感じ! 非常にスリリングでした。
    ラッカちゃんの善性は、この作品における清涼剤でもあるんですが、また、この世界の過酷さを浮かび上がらせる強烈な光でもあるように思えます。ユーリカさんも、イチロウさんも、ままならないものですねえ。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    もはや、ほとんどストーリーを忘れているので読み返しましたが、ラッカが敵同士(ユーリカとイチロウ)の喧嘩に「お前らは仲間だろ!?」と言い出すのが、なんかラッカらしいなあと思いました。

  • おわぁ……つらいですねぇ……ハラハラします。
    主人公が連れ去られて女の子がいっぱいいる空間で軟禁生活送るの、なんだか読んでいて、シンセシスのトワさん辺りの回を思い出しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    たしかに、このあたりは書いていて『感傷的なシンセシス』を思い出しました。たぶん私は、普通にヒロインが「囚われのお姫様」になる展開が好きなんだと思います。

  • 獣人名、毎度毎度センスが良くてかっこいいなあ、と思います。なんだか、特定の国っぽさがなくて、それでいて荒々しい音が多めに使われている感じの。
    凄いサクサク読めて楽しかったです!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 獣人たちの名前は、たしかにいつも気をつけています。なんか、人ならざる感じに聞こえるように。
    次回もご期待ください!

  • わー! 読んでて映像が凄い浮かび上がってくる! めちゃくちゃ何回も頻繁にシーンが切り変わってるのに! アニメとかドラマみたいに浮かんでくる!
    めちゃくちゃ良かったです……!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 第21話 VS黒獅子 前編その3

    開幕獣人飯の時間だ!

    <こんな風にヒトザルどもを追い詰めて食い散らかし続けたあとに持続可能な社会なんて来そうにないぜ。アイツらは勝手に増えるわけじゃねえからな。どこかで限界が来て他国の干渉を受ける>
    ちゃんと考えてるよ!

    イモリ♂オーグとヒキガエル♀オーグがいいカップルっぽいw

    <豪遊生活のせいで、自分が危機に陥っていることに気づいていない。正常化バイアス>
    バイアス!
    そして即死!!

    <同時刻。
     六本木ヒルズレジデンス。11億円するマンションの部屋で、クロネコはアイスティーを飲んでいた>
    どういう状況……?

    <キッチンのほうでは、神柱ホシゾラが料理をつくっている>
    ドウイウ……(汗

    <「へっ?」
     神柱ホシゾラは、卵を割ってフライパンのなかに落としながら素っ頓狂な声を上げた>
    ほのぼのかっ!?

    <「ごはんできたー?」
    「はっ、はいクロネコ様~!
     トースト2枚にブルーベリージャム、それからスクランブルエッグと肉厚ベーコンいっぱいの朝ごはんです!」>
    仲良し(意味深)

    <彼女は涙をこらえながら、クロネコのそばで、いつ首を切られるかもしれない恐怖に震えながら、彼の身の回りの世話をさせられていた>
    ンンンンンンーーーーー、ドS展開!

    <「みんなそうなんだよ。能力もないくせに不分相応な立場に憧れたり、見合わない夢に執着したりするから雑魚は苦しむんだ。お前ら弱者は真の強者に前に首を垂れて、それを喜びにすればいい。どうせゴミなんだから屈服を生きがいにすればいいんだ>
    クロネコ様説教口上

    <「ワクワクするなあ――自分より強いケモノに挑むのは何年ぶりかな? いや、初めてかも」>
    悟空さみたいな事を

    <クロネコが保有する能力のなかにカウンタータイプの型があるかもしれないことを彼女は警戒して、いきなり《矛》を展開することはないだろう、というクロネコ側の予想もあった>
    カウンターか……フラガラックみたいな?

    <ラッカ=ローゼキは白い髪を後ろでまとめ、まるで美少年のように整った表情のなか、蒼灰色の瞳をまっすぐ相手に向けていた。
     真冬だが、戦いを見越して装いは身軽である。白いTシャツの上にライダースジャケットを羽織って、ジーンズにミリタリーブーツ>
    いつもの装束。いつものスタイル。

    <一方の力は、あらゆる獣人の能力のコピー。
     他方の力は、全ての獣人の能力のオリジン>
    両極の能力対決だ!

    <その魂ごと狩り尽くしてやる!>
    カッコいい!!

    <彼は楽しくなってきて、少しだけガードも回避もゆるめた。ただ無防備に、ラッカの拳を受け続ける>
    不思議な戦闘シーンだな(汗

    <――ダメだな、ラッカねーちゃん。勝とう勝とうと思いすぎるとそこが隙になるよ、勝負は楽しまなくちゃ。命の狩り合いなんだからさあ>
    カイジ君はへたっぴだなぁ←

    <「ウォーミングアップはこのくらい?」
     とクロネコは言うと、両手をゆっくりと転法輪の相に結ぶ。
     ラッカのほうは、それに合わせ左手をピストルの形にした。
    「『超再生』」
    「『超加速』」
     二人がしびれを切らしてようやく型を発動するのも、奇しくも同時のことであった>
    待ってたゼェ!この瞬間(とき)をヨォ!!

    <停止した時間のなかを動き回る。
     先ほどまでいたはずのクロネコが見当たらない――ヤツはどこへ消えた!?
     停止時間10秒台の最後、彼女は跳躍した。どこか見晴らしのいい場所に移動し、敵を動きを掴むため>
    プッチ神父戦だ!!

    <強い型の獣人って、即席の対策を立てられた瞬間がいちばん脆いんだよな>
    な、なるほど(汗

    <赤字でこう書いてある。《〆日ギリギリ! いいもんつくろう!》>
    サラッと流れるリアリティww

    <弱さはこの世で最も醜い悪だ。その罪は強者からの捕食によってのみ償われるべきだ>
    これはアレか……?所謂悪役に作者の本音を語らせるいうヤツ……?(汗

    <「お前の話、面白かったよ。弱いヤツは強いヤツにやっつけられるのが償いになんのか?」>
    後藤さんだ!←なんでも押井守に繋げるのやめなさい

    <ここからは《矛》と《盾》を使う>
    いよいよ切り札を出すか……
    こっから先はノンストップだ!
    ……かな?

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >開幕獣人飯の時間だ!
    >ちゃんと考えてるよ!
    >イモリ♂オーグとヒキガエル♀オーグがいいカップルっぽいw
    >そして即死!!
    →こういう獣人もいたんですねえ、ということでw

    >どういう状況……?
    >ドウイウ……(汗
    >ほのぼのかっ!?
    >仲良し(意味深)
    >クロネコ様説教口上
    >悟空さみたいな事を
    →クロネコくん、カラテ至上主義。

    >カウンターか……フラガラックみたいな?
    >いつもの装束。いつものスタイル。
    >両極の能力対決だ!
    >カッコいい!!
    >不思議な戦闘シーンだな(汗
    >カイジ君はへたっぴだなぁ←
    >待ってたゼェ!この瞬間(とき)をヨォ!!
    >プッチ神父戦だ!!
    >な、なるほど(汗
    →このあたりは「ふたりは互角ですよ」という感じを出すために苦労しました。マトリックスレボリューションズのラストバトル好きなんですよね。

    >サラッと流れるリアリティww
    >これはアレか……?所謂悪役に作者の本音を語らせるいうヤツ……?(汗
    >後藤さんだ!←なんでも押井守に繋げるのやめなさい
    >いよいよ切り札を出すか……
     こっから先はノンストップだ!
     ……かな?
    →ここは本当にパトレイバー2の後藤さんの台詞「あんたの話、面白かったよ」のオマージュです。

    次回もご期待ください!!

  • 第21話 VS黒獅子 前編その2

    まだ21話なのに対ラスボス編でいいのかなぁー?と当時の疑問

    チトセちゃんとケンサクがちょっといい雰囲気♪

    <埼玉県南の腐りきった外国人街あたりに逃げ込んでるんじゃない? あそこは人殺し以外の犯罪はだいたい見逃されるし>
    熱い風評被害

    <ワラビスタン(蕨市の蔑称)>
    初めて聞いた!
    ググったら本当に出てきた……(汗

    <こうなるとテレビとラジオは完全にアジャパーだね>
    チトセちゃん昭和生まr

    <チトセは腕を組んだ。「クロネコたちは、この街にいるニンゲンをあらゆる情報網から遮断したってこと。まるでナチスドイツに攻められてるときのポーランドみたいにね。昨夜のネットニュースでは、もう鉄道と空港と徒歩避難経路はぜんぶ潰されてた。つまり、東京は陸の孤島。それこそ戦時中末期――」>
    ケンサク「ああ、パトレイバー2ね」←

    <この映像を君たちが見ているということは、私は既に日岡ヨーコと同じ場所に行っているだろう>
    つらい……(涙

    <私は、自分の人生を投げ打ってでも愛する人の子どもを生んだ蒼野ハコが、羨ましかったのかもしれないな>
    ワカナちゃん……(泣

    <それから、SOUND ONLYで追加録音があった>
    ワロタw

    <――年老いて母性の宛て先がない女は色々と辛いな?>
    これが最後の言葉か……

    <「愛してるって言えば伝わるのか――?」>
    言えたじゃねぇーか!!

    <「立派な大人の男は、こんなに年の離れた女の子を、職務規定も無視して好きになったりしないだろうな」>
    グサッ!

    <それは、トーリが昔の恋人を失ってから初めての心からの笑顔だった>
    せつねぇ……

    <「不幸中の幸いがあるとすれば」
     と祁答院アキラは言った。「陛下とそのご一家はSDGsに関する先進諸国王族の会談にご出席なされているおかげで、日本を留守にしていたということだ。クロネコは皇居も襲撃したらしい、が、犠牲になったのは宮内庁の連中だけで済んでいた>
    正しき右翼らしい良い台詞です。

    <私の軍隊がキャタピラの跡を残した場所は全て非戦闘地域だ! 定義はそれで充分だろう>
    現場指揮官としては正しい意見だと思うが、どうだろうか?

    <あなたのお祖父様である祁答院ノブスケ>
    岸一族だ

    <まだ核は使用しない。それが必要になるのは、ラッカ=ローゼキがクロネコに敗北したあとのことだ>
    こういうリアリズム好き

    <ラッカ=ローゼキは本人の気質とは裏腹に、どこまでも孤独に戦うことが向いている能力の持ち主なんだ>
    ヒーローは孤独さ

    問おう、王とは孤高なりや!?

    <そこに、見送りの面々がいた。
    「みんな――」>
    <「おうッ!!」
     と彼女は大声で言った。「あのムカつくクロネコってヤツ、さっさとブッ飛ばしてきてやるぜ!!!!」>

    泣いた

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >まだ21話なのに対ラスボス編でいいのかなぁー?と当時の疑問
    >チトセちゃんとケンサクがちょっといい雰囲気♪
    >熱い風評被害
    >初めて聞いた!
     ググったら本当に出てきた……(汗
    >チトセちゃん昭和生まr
    →書いていた当時は「やることが多い! 完結に間に合うのか!?」と焦っていました。
     埼玉県の外国人街問題はニュースで話題になっていたので、これは作中に盛り込もうと思いました。籠原スナヲは移民差別に反対です。

    >ケンサク「ああ、パトレイバー2ね」←
    >つらい……(涙
    >ワカナちゃん……(泣
    >ワロタw
    >これが最後の言葉か……
    →まさかのサウンドオンリーネタをブッ込むスタイル。

    >言えたじゃねぇーか!!
    >グサッ!
    >せつねぇ……
    >正しき右翼らしい良い台詞です。
    >現場指揮官としては正しい意見だと思うが、どうだろうか?
    →トーリとラッカ、ようやくお互いの気持ちを確かめて両想いに(ここまで長かったなあ)
     ちなみに、ここでの祁答院アキラの台詞の元ネタは小泉純一郎元首相ですね(イラクに自衛隊を派遣する際、非戦闘地域の定義を訊かれて「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だ」と答えたやつ)

    >岸一族だ
    >こういうリアリズム好き
    >ヒーローは孤独さ
     問おう、王とは孤高なりや!?
    >泣いた
    →たぶん「ヒーローは孤独である」と「ヒーローには味方がいる」はどっちも正しいんでしょうね。

    次回もご期待ください!

    編集済

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    第20話 VS摩天楼 後編その6

    いよいよ摩天楼最終回

    冒頭。作者の性癖わからせ描写。

    鋏道化の型。ここまで来てるけど、すっごい汎用性高いんだよなぁー
    ジョジョでいうシルバーチャリオッツ的な便利さなんだわ

    ああ、トキサメさんの眼ってそういう…!
    てっきりなんかの制約と誓約だとばかり……

    そして唐突な西日暮里の大衆酒場に笑った

    <「くーっ! この一杯のためにヒトザルをブチ殺してるみたいなもんだよなあ!!」>
    おわかりいただけただろうか?

    <「おお、音楽も流れんのか!」
     とハバは言った。「良い店だなぁ、クロネコ殿。こんど他の仲間も呼んでこようや?」
    「いいねえ!」>
    ほのぼの獣人飲み会

    <「ユキオおじさん? 僕のことが好きだろ? 僕の綺麗な顔で見つめられると嬉しいだろ? あはは、ほっぺにチューしてやろっか?
     ――それでいいんだよ」>
    また一つ、作者の性癖が露わになる

    <「まあまあミミズの旦那!」
     ハバ=カイマンは五味ユキオの肩を抱いた。「今は飲もうや。なあ」
    「あ、うん――そ、そうですね」>
    ハバさんが気のいい先輩で草!

    ホシゾラちゃん。登場時の大物感からの落差がエグい

    <それからクロネコは、豪快にジョッキを飲み干して、「大将! ビールおかわり!」と言った。
    「さーて、そろそろ獣人捜査局が反撃に来るぞ~!!」>
    楽しそうに怖い事言ってるんだよなぁ

    一方の獣人捜査局。
    もうなにもかもが絶望的状況なんじゃが……今はこういう作風が一般的なんか?(汗

    ここのイズナちゃんがナイスパートナー過ぎる。結婚してほしい←

    <。――そこで祁答院アキラは対獣人特別事態宣言を出し、自衛隊に俺たちの装備を明け渡すように言っている。
     それから、米軍との連携も仄めかしてるそうだ>
    パトレイバー2だ

    <「そんなことをしたら、この国は米国の思惑に取り込まれて余計に取り返しのつかないことになりますよ」>
    荒川「この国はもう一度戦後からやり直すことになるのさ……」

    <でも――そんな風に積極的平和主義を推し進めれば、旧共産圏の独裁的国家と、中東のテロリストを刺激するだけ。今まで軍隊があったところがやるのとはワケが違うわ、いきなり猟獣を引き連れた新規モンがおでましやからなァ――。
     そうなったらますます日本は欧米列強との共依存をやめられんくようになる――下手したらエエように取り込まれるわ。
     したら最悪、この国は戦後からやり直すことになる」>
    オオカミビト世界の国際情勢が明らかに

    <私は、トーリといっしょに、ニンゲンの味方をするって決めたから。それ以外のことはよく分からないよ。>
    シン・仮面ライダーリスペクトは聞いていたけど、この辺はシン・ウルトラマンが入ってるんだなー

    <リノセロによれば、全ての門には罠がある。最寄り駅の8番出口を出るためには、あらゆる異変を察知したらすぐに引き返し、それ以外の場合は、決して引き返してはならない――>
    8番出口ワロタww

    <「都市伝説とホラーゲームと少年漫画の悪趣味な合わせ技ってところだな」>
    あ、他にも元ネタがあるのか。なんだろ?

    <イズナはボソッと「まあ、いわゆる『ステーキ定食を弱火でじっくり』ってやつですね」と言った。
     ラッカには元ネタが分からない>
    ラッカちゃんとシンクロ

    <アヤノは手を合わせた。「つまり、型月で言うところの魔法はできなくて、魔術しかできないってことだね」>
    アヤノちゃんwww今だとFGOやってるのかなぁー♪

    <超再生型の弱点>
    おお、やっと弱点が!!

    <クロネコはこんな風に、他者の殺戮衝動を受け入れるたびに自身の人格と記憶を失っていく。それが最凶のA級獣人であることの代償だった。>
    自分が自分じゃなくなる代償かぁー。もう息をする能力になっちゃうんかー(汗

    <――僕は、僕はただ、僕よりも強いオオカミのねーちゃんと楽しく遊べれば――それだけでいいんだから!!>
    これが今回の事変の動機だからなー(汗

    <アダム=アダム=アダム死亡。
     アノ=バリアテ死亡。
     トーボエ=ピル死亡。
     フカミ=アイ死亡。
     全員即死である。>
    クロネコサイドもあっさりと死亡……
    ジャンプの10週打ち切り展開みたいになってきたぞ(汗々

    だがまだまだ、次回へつづくのじゃよ

    To Be Continued➡︎


    作者からの返信

    >鋏道化の型。ここまで来てるけど、すっごい汎用性高いんだよなぁー
    >ジョジョでいうシルバーチャリオッツ的な便利さなんだわ
    →単純に攻撃タイプなのがいいですよね、切断型

    >ああ、トキサメさんの眼ってそういう…!
    >てっきりなんかの制約と誓約だとばかり……
    →眼の設定は三つくらい考えていたのですが、最終的にこういう形になりました。

    >そして唐突な西日暮里の大衆酒場に笑った
    →このときM-1の敗者復活戦を見ていて、20世紀ってコンビの漫才が妙に好きだったんですよ。それのパロです。

    >おわかりいただけただろうか?
    >ほのぼの獣人飲み会
    >また一つ、作者の性癖が露わになる
    >ハバさんが気のいい先輩で草!
    >ホシゾラちゃん。登場時の大物感からの落差がエグい
    >楽しそうに怖い事言ってるんだよなぁ
    →ホシゾラちゃんは本当に最初からこういう目に遭う予定でした。

    >一方の獣人捜査局。
    >もうなにもかもが絶望的状況なんじゃが……今はこういう作風が一般的なんか?(汗
    →今の流行りからすると、「籠原スナヲはあんまりキャラを殺さない。曇らせない」ほうなんじゃないですかね。

    >ここのイズナちゃんがナイスパートナー過ぎる。結婚してほしい←
    →イズナ、ずっと良い女(作者の寵愛をいちばん受けている)。

    >パトレイバー2だ
    >荒川「この国はもう一度戦後からやり直すことになるのさ……」
    >オオカミビト世界の国際情勢が明らかに
    →獣人がいても、現実世界の国際情勢とは大して変わらないんですよね(なぜなら人間にとって最大の脅威は結局人間だから)

    >シン・仮面ライダーリスペクトは聞いていたけど、この辺はシン・ウルトラマンが入ってるんだなー
    →そうなんですか? あとで聞きたい

    >8番出口ワロタww
    →ネットで流行ってるものをなんのためらいもなくパロるシリーズ。

    >あ、他にも元ネタがあるのか。なんだろ?
    >ラッカちゃんとシンクロ
    →これはハンターハンターですね

    >おお、やっと弱点が!!
    >自分が自分じゃなくなる代償かぁー。もう息をする能力になっちゃうんかー(汗
    >これが今回の事変の動機だからなー(汗
    →よく考えたらクロネコくんの能力って、
     ・発動条件が難しい
     ・発動したところで、自分がコピー能力を使いこなせないと意味ない
     ・デメリットが極悪
     とかいう、A級の型のなかでもだいぶ使い勝手が悪い能力なんですね。


    次回もご期待ください!!!!


  • 編集済

    第20話VS摩天楼 後編その5

    開幕イズナちゃんがピンチ(汗

    突然の豊臣秀吉に驚くなど
    マヨナカちゃんギムキョ受けてるんだなぁー

    とはいえ……
    <西城カズマ。享年26歳。
     白石ルミネ。享年24歳。
     河野タイヨウ。享年28歳。
     我孫子リンタロウ。享年32歳。
    「じゃーん。全員ご臨終でーす」>
    アレだけキャラ立てしてたルミネちゃんがこんなにあっさり退場なんて……(涙

    <眠り続けている妹に、ショーゴはただ一方的に近況報告を続けていた。
    「これは、意味があることなのでしょうか?」
     とイズナが訊くと、
    「医者がな。なにに反応して意識を取り戻すから分からないからとにかく話しかけたほうがいいとよ」>
    アヤナミムーブなイズナちゃん……←

    <「安心してください、ショーゴさん。
     ショーゴさんは死にません、私が守りますから」>
    ああ、エバーに乗っちゃう……!(汗

    <「やっでみろよ――! 三下ァ!」>
    籠原先生の描くイケメンはイズナちゃん

    <「だからなんだよ、お前はもう負けてんだよォ!! あはっ、惨め~!! ほら、今度は右の拳で思いっきり殴りま~す!! 次は左の拳で顔面パーンチ!! あとは、おなかキッ~ク!!」>
    あゝ先生の性癖が爆発してるぅー←

    <「悪く思うな。これが獣の狩り合いなんだ。生きるってことは、別の誰かをブチ殺すってこと。それが世界の掟ってわけ。
     頼むから、オレを嫌いにならないでくれよ――この勝負が終わったら、まあ、美味いメシでもいっしょに食おうや?」>
    なんかカッコつけた悪党役になろうと努力してるが、どうにもヌけてる感が激しいヴァンデくん

    <誰か助けて!!
     誰でもいいから!!
     誰かここに来て――なんとかしてえ!!!!」>
    ヒーローを呼ぶ声だ!!

    <「ごめん、遅くなった」>
    それはまぎれもなく“ヤツ”さぁーーーーー♪

    <警視庁獣人捜査局第七班専属猟獣、ラッカ=ローゼキがそこに立っていた。>
    OPが流れてきそうな登場シーン

    <「360度、逃げられるもんなら逃げてみろよ! ラッカ=ローゼキィ!!」>
    ハイエロファントの結界……!アカン、負けフラグや!!

    <「ライダー、ジャンプ!!」>
    <「どんだけオオカミが強くてもよお――高度60メートルには届かねえだろ!!」>
    シン・仮面ライダー蝙蝠オーグのオマージュ


    <「があっ、ナメんなオオカミ!! 勝負はここから――オレは負けねえ――オレはもうイジメられっ子なんかじゃねえ――仮面ライダーなんだよ!!」
    「ワケわかんねえこと言ってんな!」
     仮面ライダーなんか、この世にいるわけねえだろバカ!!>
    それ言っちゃあ……ダメだろ(汗

    <「仮面ライダーの、なにがそんなに好きなの? オススメはあるの?>
    <「オススメ――そんなもん聞かれたのは初めてだな。そういうオタ友、いなかったからなあ」
     分かりやすいのでいいなら、オーズとか見ろよ。それがヴァンデの最期の言葉だった。>
    なんという……なんという美しい相互理解……(泣


    <「ズルいだろそれぇ!!」>
    皆がそう思っておる(震え声


    <「ああああ!! 助けてクロネコ様ああ!! あはっあははっ!! あたしじゃオオカミには勝てませえん!! なんとかしてえ!! 無敵のクロネコ様だけが頼りなんでえす!!」>
    籠原先生、もう少し性癖抑えて……(汗

    <「見捨てられたな、お前」
     そう言って、彼女はその場にあったシルバーバレット入りの拳銃を拾う。
    「クロネコ――!」
     とラッカは怒鳴った。「お前、自分の仲間をなんだと思ってんだ!!」>
    お前だって、獣人じゃねぇーかぁっ!伏ェッ!‼︎


    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >突然の豊臣秀吉に驚くなど
    >マヨナカちゃんギムキョ受けてるんだなぁー
    →でも授業中ぜんぶ寝てそうですよね、マヨナカちゃん。

    >アレだけキャラ立てしてたルミネちゃんがこんなにあっさり退場なんて……(涙
    →死亡シーンすらない死亡でしたね。

    >アヤナミムーブなイズナちゃん……←
    >ああ、エバーに乗っちゃう……!(汗
    >籠原先生の描くイケメンはイズナちゃん
    >あゝ先生の性癖が爆発してるぅー←
    →イズナ、ここに来て「だんだん作中のパワーインフレについていけなくなっている」感も2号ライダーっぽいですね。

    >なんかカッコつけた悪党役になろうと努力してるが、どうにもヌけてる感が激しいヴァンデくん
    →コイツずっと自由だな、と思いながら書いていました。

    >ヒーローを呼ぶ声だ!!
    >それはまぎれもなく“ヤツ”さぁーーーーー♪
    >OPが流れてきそうな登場シーン
    →各自、お好きなオープニング曲を流してください。

    >ハイエロファントの結界……!アカン、負けフラグや!!
    >シン・仮面ライダー蝙蝠オーグのオマージュ
    >それ言っちゃあ……ダメだろ(汗
    >なんという……なんという美しい相互理解……(泣
    →偽ヒーロー系の敵キャラに対して「違う、真のヒーローとはこういうものだ!」と言うのではなく「ヒーローとかいるわけねえだろバカ!」と言い出してしまうのが籠原ヒーローものなのだなと。
     下書き版ではヴァンデは尺の短い作品を勧めていたのですが、いきなり4クールもある特撮をオススメするほうが彼っぽいなと思って修正しました。いきなりオーズはオススメしません。

    >皆がそう思っておる(震え声
    →ひたすらズルですからね、ほんと。

    >籠原先生、もう少し性癖抑えて……(汗
    →イキってたメスガキが泣き喚きながら命乞いするのたまんねえ~~!(終わりのオタク)

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです。

    >なにより恐ろしいのは、クロネコは、この状況を使って日本国政府になにかを要求する気はないんだろうってことだね。

    クロネコには「日本政府や他の国を利用して人間同士を殺し合わせて効率良く滅ぼそう」という考えは今のところないんですよね。それ自体が卑怯というか人間らしい考えですし
    他の地域や国にもA級獣人はいるのでしょうが、そいつらのアシストをしてやる義理もない、と……
    そもそも、首尾良く人間社会を壊滅させたら今度は獣人同士で勢力争いが始まるんでしょうから。
    「力が支配する原初の世界を求めるクロネコ」の他にも
    「人間の文明は残したまま獣人の世界を作りたい奴」
    「人間を奴隷にして強力な獣人が貴族階級である世界を望む奴」
    「人間を一人残らず殺すまで気が済まない奴」
    などいろいろいそうです。
    そんな奴らが調子に乗って暴れ出す前に、早くクロネコを倒さなくては……

    >今になって思うんだが――私は、自分の人生を投げ打ってでも愛する人の子どもを生んだ蒼野ハコが、羨ましかったのかもしれないな。

    ……感想を伝える場なのですが、どうにも言葉にできないです。
    素晴らしい物語をありがとうございます。

    >「愛してるって言えば伝わるのか――?」
    おお、ついに告白が!!

    >なのにラッカとトーリは、なぜか、笑みをこぼすことだけはやめられない。

    愛し合っている二人がここにいる。
    ならば誰にも負ける気はしない、そういうことですよね!

    >そんな皆の声援を受けながら、ラッカはバイクに乗った。

    声援を受けながらの出陣、最高ですね!

    またまた長文失礼しました。
    ではまた。

    作者からの返信

    >そんな奴らが調子に乗って暴れ出す前に、早くクロネコを倒さなくては……
    →個人的に日本のエンタメ小説でいちばん面白いのは髙村薫『レディ・ジョーカー』だと思っているのですが、あの小説は、レディ・ジョーカーの模倣犯がどんどん出現して主犯グループにも収集がつけられなくなってからがマジで良いんですよね。そういう犯人を理想としているのかもしれません(でもクロネコのモチーフのひとつは同作者『マークスの山』の水沢じゃないのか? それはそう……)

    >……感想を伝える場なのですが、どうにも言葉にできないです。
     素晴らしい物語をありがとうございます。
    →即興で物語を描いていると自分でも思いがけないキャラの素顔に出会うもので、「なんで渡久地ワカナはラッカ=ローゼキをさっさと始末しなかったの?」と問い続けた結果、「こいつ蒼野ハコが羨ましかったんだろうな」という結論になりました。

    >おお、ついに告白が!!
    >愛し合っている二人がここにいる。
     ならば誰にも負ける気はしない、そういうことですよね!
    →そういうことです!
     しかしこのご時世に年の差恋愛なんか描いちゃって大丈夫かな、という作者の杞憂をよそに、ふたりが爽やかな感じで行きそうでよかったです。
    (ふたりの間で分かりやすいラブシーンがないのは、このごろジブリにハマっているからです。キスやハグなしに愛を描くことは可能なんだなと知りました。宮崎駿先生、ありがとうございます)

    >声援を受けながらの出陣、最高ですね!
    →ばっちり呪術廻戦オマージュです。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第20話 VS摩天楼 後編その4

    ミサキさんの活躍がもっと観たい会会長代理です。こんばんは。

    <ただあるのは、常人がブレーキを踏むところで、躊躇いなくアクセルを踏める心理的傾向である。土壇場の恐怖を蛮勇が勝る特質>
    それはトーリが主人公である証なのだ!

    <そんな彼だからこそ、規格外のラッカ=ローゼキはここまで守られてきたのだ>
    うむにゃ!

    <日岡トーリは、なんのためらいもなく短機関銃MP5を撃っ>
    これ、仲間に当たる恐れはなかったってことでイイのかなぁ(汗

    ここで車から落ちる「透過型」の能力は面白い

    <彼の車にクラッシュしてきたのは、警視庁獣人捜査局第七班運転手、田島アヤノだった>
    アヤノちゃんは何やってもカワイイ。
    <「死んどけゴラアアアア!!!!」>
    すごくイイ!←

    <彼女の運転技術は、天下一品。こと「操縦桿を握って巨大な鉄の塊を動かす」ということに関して言えば、警視庁獣人捜査局で、田島アヤノの右に出る者はいないのだ>
    NHKプロフェッショナルみたいなアオリだ!

    <「お前ら二人で今から殺し合ってみろよ。命が惜しかったらできるはずだよ?」>
    クロネコ様。これ以上ない悪役のセリフだ!

    殺し屋流石兄弟がなんかいい感じに兄弟愛発揮したら両方殺されたでござる。まさに因果応報よなチーン

    ヴァンデ。こいつ絶対人間の頃古い特撮オタクだったんだろうなぁ(汗
    学校なら話し相手いないレベルでさぁ……(哀
    せめてコミケ行くとか社会人になれば古参オタクと交流が←

    <その笑顔の邪悪さは、どれだけチョケているように見えていても、彼が最悪の獣人であることを物語っていた>
    チョケる、ってこういうのいうんだ(汗

    <小学生時代に「ヒーローごっこ」という名目でイジメを受け続けた彼は不登校時代にテレビに釘付けになって、そして、そこで様々なヒーローものの特撮を鑑賞した>
    あゝ嗚呼ああああ

    <人々に尊敬されて羨望されるヒーローは、なぜヒーローでいられるのか。善人だからではない。聖人だからではない。ただ暴力が強いから、ゴミどもに畏れられているのだ。
     ――オレもヒーローになりたい。そう、仮面ライダーになりたい! オレは今から仮面ライダーだ!!>
    そうか……悪い方のオタクに成り下がってしまったのか……

    <「独りでも、独りでも~!」>
    もうお前にその歌を唄う資格はない!

    <「よう、おもしろ特撮オタク」>
    わろたw

    <「だいたい仮面ライダーは正義の味方です。あなたのようにニンゲンを傷つける悪者なわけないでしょう。クルマに乗るライダーがありえないのと同じ――あなたは特撮番組を適当に消費して適当に理解した気になっているだけです」>
    正統派特撮オタクのイズナちゃんキレるの図←


    <「てめえ――平ラ世代を敵に回したぞこの野郎ォッ!!!!」>
    <「昭和以降の仮面ライダーなんて、この世に存在しないのと同じですよ!!」>
    世代闘争だ!!

    <そんな二人の口喧嘩を聞きながら、リノセロは耐えきれずに悲鳴を上げた。
    「もうやめてください! そんなのたかが子供向け番組じゃないですか!!」>
    一般人(←)リノセロちゃん、君は正しい……だが……!

    <「「素人は黙ってろ!!!!」」>
    オタク同士の闘争に挟まってはイケナイ!←

    <イズナは、ただ唇に人差し指を立てて制した。
    「し――」
    「――え」
    「もしあなたが研究所送りを容認してくれたら実験は全て免除される、と聞いています。そのときは私も定期的に遊びに行きますよ」
     イズナはフッと笑った>
    昭和ライダーオタクなのに、こんなイケメンムーブをかますイズナちゃんという魅惑の存在←


    <言っただろ? オレは仮面ライダーだ。
     お前ら、幼稚園や学校で遊んでるガキどものヒーローごっこを見たことがあるか? イジメっこがヒーロー役で、イジメられっこがヴィラン役なんだ。正義ってのはイジメの正当化の言葉。特撮作品は子供に暴力の気持ちよさを教える腐ったヒトザルのクソ番組。そこにある原理は純粋な加害なんだよ>
    お前は本郷猛に叱られろ!!

    <ドゥー・ユー・アンダースタン!?>
    締めにナゼかのイエローテンバランス!

    つづく

    To Be Continued➡︎


    作者からの返信

    >それはトーリが主人公である証なのだ!
    >うむにゃ!
    >これ、仲間に当たる恐れはなかったってことでイイのかなぁ(汗
    →当たる心配はなかったんでしょうねw

    >ここで車から落ちる「透過型」の能力は面白い
    →ここ数話くらい、ずっと「これは『マトリックスリローデッド』のオマージュです」と言っている気がしますw キーメイカーを奪取せよ!w

    >アヤノちゃんは何やってもカワイイ。
    >すごくイイ!←
    >NHKプロフェッショナルみたいなアオリだ!
    →アヤノ、ここで大活躍。

    >クロネコ様。これ以上ない悪役のセリフだ!
    >殺し屋流石兄弟がなんかいい感じに兄弟愛発揮したら両方殺されたでござる。まさに因果応報よなチーン
    →ヒトとつるんだ時点でクロネコに許されるはずもなかったという……

    >正統派特撮オタクのイズナちゃんキレるの図←
    →裏設定ですが、イズナは「仮面ライダーは昭和のストロンガーまでしか認めない」とか言ってるゴリゴリの硬派です(なんでそんな設定にしたの????)

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    感想遅くなりました、今回も面白かったです。

    レヰナさんが生きていて何よりです。
    しかし、A級ってあまり出てこないから貴重なもんだと思ってましたが
    「数ある」っていうぐらいはいるんですね……
    クロネコを倒したとしても、安息の日は遠いのでしょうか。

    >――この星のガン細胞だよ。人類は病原菌なんだ。
    アタシたち真の強者たる獣人が――その治療薬!
    凄い!20年以上周回遅れのカビの生えた思想だ!
    こんな連中に負けるな!ラッカ!獣人捜査局!

    >次の瞬間、羽田空港は血の海と化した。
    X連載時はあれ?建物の中じゃないと廻天型は作動しないはずでは?と思いましたが、
    天井が高い、あるいは横に広い場所で使うとそれだけで致命的な威力になってしまうんですね……

    >戦車やヘリは《武器》に含まれるかな?
    それアリだったんですね……
    耐久性が落ちていたら大きすぎるものは自壊してしまうから使えないのかな?
    と思っていましたが
    「マヨナカは耐久性を8割に落とした代わりに〜」という文章が以前ありましたし
    そもそもクロネコが使う場合は耐久性が落ちるデメリットはないのでしょうか。

    >そのADは脳卒中を起こしてその場に崩れ落ちた。
    そんな型もあるんかい!
    完全犯罪で人間を殺し放題だろうになんで死んだんでしょうね、その型の持ち主は……
    クロネコが自分で殺したのでしょうか。

    >そして懐から回転式拳銃(S&W M629)を取り出すと、カメラの前で彼らの脳天をひとつずつ撃ち抜き始めた。
    せっかく中継されてるので何かの型を使って映像的に面白い殺し方をする、あるいは啓蒙型で操って殺人マシンにするのかと思いましたが、なんかアナログですね。
    超再生で獣人を蘇らせるのとその獣人の型を自分で使うのは両立しない、とかですかね。
    ラッカと戦った中でトモコさんだけ蘇生されてないみたいですし……
    いや、それともトモコさんはクロネコに会ってないから
    クロネコが使ってる切断型は別のカニの獣人のやつなのでしょうか?

    長文失礼しました。
    これからも楽しみにしています。

    作者からの返信

    >レヰナさんが生きていて何よりです。
    >しかし、A級ってあまり出てこないから貴重なもんだと思ってましたが
    >「数ある」っていうぐらいはいるんですね……
    >クロネコを倒したとしても、安息の日は遠いのでしょうか。
    →もともとクロネコは獣人発生の元凶とかではないので(数あるA級獣人の一匹)彼を倒しても獣人と人の戦いは終わらないんですよね。
     A級が全体でどのくらいの割合で存在するのかはザックリとしか決めていないのですが、ありがたみを失わないように、本編には5体を越える数を出さないようにしました(結果として夜牝馬とサイロとラッカとクロネコそしてビーコルニの5体が出てきました)

    >凄い!20年以上周回遅れのカビの生えた思想だ!
    >こんな連中に負けるな!ラッカ!獣人捜査局!
    →たぶんクロネコは自分の考えをこんな風に周囲に吹聴しているんだろうなあ、と思いました。言い回しの元ネタは『マトリックス』なのでマジで20年以上前です(しかし、最近のジャンプの敵キャラにもこういう仙水忍みたいな男がいたからずっと人気なのかもしれない)
     まあ、クロネコ自身はもっと広く弱者一般を嫌悪しているので、最終的には自分に追従する弱い獣のことも斬り捨てる気マンマンなんでしょうね。

    >天井が高い、あるいは横に広い場所で使うとそれだけで致命的な威力になってしまうんですね……
    →廻天型、無法。

    >それアリだったんですね……
    →クロネコがコピーで使ったほうが型が強いのズルだろ!!!!

    >クロネコが自分で殺したのでしょうか。
    →ありそ~~。

    >なんかアナログですね。
    →パチンコ店でドスを使ったときといい、クロネコ、人間の武器を使うのが好きですよね(そのほうが絵面として映えるじゃんという作者の趣味を抜きにして考えると、なんでしょう、ここに彼の精神の矛盾とか読み取れるのかもしれませんね←無責任)。

    >超再生で獣人を蘇らせるのとその獣人の型を自分で使うのは両立しない、とかですかね。
    →これは本当にそうです。

    次回もご期待ください!!

    編集済
  • ウワーッ! 盛り上がりがすごい、演出が上手い! ラッカちゃんが獣に姿を変えるシーンなんか、テンションが上がりすぎて目が潤みそうになりました。
    面白いですねえ『オオカミビト』やっぱり面白い。
    なんか、こう、悪役たち見てると強烈すぎて気分が下がってくるんですけど、その分ラッカちゃんの光が鮮明になる、って感じがします。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    前回はヴィランがいっぱい出てきてバトル大盛り上がりという感じでしたので、今回は意図的に「獣人って怖いんですよ」というのを強調しました。結果として、ラッカの主人公としての必要性が高まったかなと思いますね。

  • 緻密かつ明快な文章が印象的でした。歯切れのよさと、ユーモラスさが合わさって、すらすらと読めてしまいます。
    ハツシ=トゥーカ=トキサメの強キャラ感いいですねえ。中二心がくすぐられます。
    ラッカちゃんが今話もすごい光属性で安心しました。カスミさんまで光に焼かれている。
    面白かったー!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ハツシ=トゥーカ=トキサメとクイーン=ボウについては、「ハバがいなくなったあとのクロネコ派ってどんな奴が残ってるの?」という疑問に「こういう奴らです」と提示する必要があるかなと思い、出しました。
    鮫島カスミは刑事部と立場が違うだけで悪い奴ではないのですが、なにしろ誤解されやすい奴なので、ちょっと光で焼いておこうかなとw

  • ぐわー! やっぱり面白い!
    一話ごとの起伏や、エピソードの繋げ方がめちゃくちゃ上手くって、凄いなぁ凄いなぁと思いながら読んでます。
    殺気立った牛丼屋など、挟まれる小ネタにくすりとしました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!


  • 編集済

    第21話 VS黒獅子 前編その1

    最近更新にコメントがおいついていないので、今回は最新話のコメントを〜


    クロネコ派に対する人類の、獣人捜査局の反撃が始まる。
    久々に登場する猟獣の皆さん。お元気ですか?

    お姫様(レヰナちゃん)救出される。
    あの、先生……くっコロシーンは?←

    <死んだ獣人の能力をコピーできる。それから、死んだ獣人を蘇らせることもな>
    クロネコ様の型「超再生」もたいがいチート能力だよなぁ(汗

    <《原初の獣人》?
     なんだそれは? インターネットに流れているただの噂話か、頭のおかしい陰謀論として片づけられていたものではなかったのか?>
    原初の獣人。この世界では噂程度にはなっていたようだ。ノストラダムス的な存在かな。

    <「最後にもうひとつ」
     とレヰナは声を上げる。「アタシの旦那と坊は、ッ、無事か――!?」>
    アタシの”愛する“だよなぁー。うんうん。てぇてぇ←

    一方荒れる市街。
    <「たしか森内ワタスっていう世界的なフィギュアスケーターでしょ? 最近離婚しちゃったんだよねえ!」>
    それいじょう いけない !

    <「なんかねえ、うっざいマスコミの揚げ足取りみたいな取材とお! きっしょい女オタクの心配ぶった母親ヅラがイヤすぎたんだってさあ!」>
    ヤベーぞ(汗

    <そういう才能の足を引っ張ることしかできないのがヒトザルってわけ>
    耳痛てぇー

    <自分よりも恵まれた、価値ある強者を平気で傷つける>
    湖の妖精「この悪役に語らせた内容は、作者のホンネでしょうか?タテマエでしょうか?」

    <『政府は獣人特別事態宣言を発令しました! 早急に避難してください! 今回の獣人はA級獣人の可能性があります! 今すぐにテレビを消して――いや消さなくていいです! 早く逃げてください!! 命を第一に行動してください!! 渋滞の場合は車を捨ててください! 電車を待たないで――』>
    この辺リアルだよね。時事的にも……。切実な感じがすごい。

    <『先ほど、東京都に獣人特別事態宣言が発令されました。都民の皆様は、安全に配慮し、充分に注意しながら避難してください。――獣人は大変危険です。繰り返します。充分に注意しながら避難してください。獣人は大変危険です』
     そして駅の、街の電子公告版が次から次へと表示を切り替えていく。毒々しい赤色の『獣人特別事態』。>
    つい、この間起きた事なんだよなぁ……

    <「そういや、なんかさっきのNHKの女子アナやばくなかった? すげえ大声で怒鳴ってたじゃん?」
    「知らないの? 20年前のA級獣人事件のときに逃げ遅れた人がいたから~って、報道の仕方が変わったんよ」
    「うお、そうだったっけ! じゃあアレってパフォーマンス? プロってすげえ!」>
    リアリティあるばカップル

    あ、ユーリカちゃん!生きていたんだねぇぇぇぇパパは嬉しいよぉぉぉーーーー←

    <「ねえ、パパ?」
    「ん?」
    「オオカミさん、来てくれるよね?」
     娘は、胸に抱いたオオカミのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめた。「にんげんが困ってるときは、ヒーローのオオカミさんが来てくれるんだよね!?」
    「――ああ、そうだよ」>
    おお、王道のヒーロー物描写だ!

    <『なるべく飛ばせるだけの便は全て飛ばすことができるように他に伝えてくれ。一人でも多く、東京から逃がすんだ』>
    なんとなくパト2のあのシーンを彷彿する

    <大量の土産類、菓子類を購入したあと、万札を複数枚置いてレジの中年女性に「釣りは要らねえよ」と言ってから、その女はふと振り返った。>
    立ち食い師・駄菓子のクイーン=ボウだ!!

    <クイーンは土産類をリュックサックに入れて野球帽(ヤクルトスワローズ)を被り直し>
    ん?籠原先生って、つば九郎のファンだったっけ?←

    あ、ボクのスウィーテちゃんだぁぁぁーーーハート!!←
    げえ、間宮イッショウ!まだ生きていやがったか!?


    翌朝
    <クロネコはラブホテルの屋上でオムライス弁当を食べてから>
    かわいい←

    三機の戦闘ヘリ……あっ!
    <都内の電波塔と主要な橋を全て破壊しろ。そのあとで妨害電波を発する飛行船を巡回させる。そうすれば東京はまるっとスタンドアローンだ>
    アッ アッ アッ!!!(興奮

    <「だって必要じゃん? これからヒトザルを滅ぼしたいライオンと、ニンゲンを守りたいオオカミが戦うかもなんだ。場所と日時は指定して派手に盛り上げなくちゃさあ――」>
    クロネコ様……日アサに毒され過ぎでは……ハッ

    <東京都港区六本木の討論番組>
    最低な連中の巣窟(すくつ)

    <司会者、美織鉄郎>
    モデル誰だろ?←下衆

    <会いに来てよ。ムカつくヒトザルどもを鏖殺するために合流して仲間になろう。ふたりなら、世界だって思いのままだよ>
    獣人世界のアダムとイブってか

    <――オオカミのおねーちゃんだ、君が、僕を砂場遊びに誘ってくれたんだよね>
    なるほど。これがクロネコの動機であり恋?いや執着かな?

    次回、頂点対決!まだ21話で残り3話あるはずだけど大丈夫か!?(汗←

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >あの、先生……くっコロシーンは?←
    →ないですw

    >原初の獣人。この世界では噂程度にはなっていたようだ。ノストラダムス的な存在かな。
    →世の中の取り扱いとしては、どのくらいなんでしょうね。一時期コロナウイルスに関して生物兵器説みたいな陰謀論が流行ったじゃないですか。信憑性としてはあのくらいですね。

    >ん?籠原先生って、つば九郎のファンだったっけ?←
    →いえ、まったくw

    >げえ、間宮イッショウ!まだ生きていやがったか!?
    →こいつはまだ生きてますねw

    >なんとなくパト2のあのシーンを彷彿する
    →はい、それですw

  • 第19話 VS摩天楼 後編その3

    開幕
    そいうやカナンちゃん、ケンサクと一緒だったな。
    すっかり厄介な女になってしまって……頑張れよケンサクぅ

    あ、ケンサクってアヲイちゃんと同大(オナダイ)!?

    エッチは無しか……←

    ここのコメンテーター共って特定モデル居そうだなぁ……←

    <「――ったく、どいつもこいつも勝手なこと言ってやがんなあ。不満があんなら自分がオオカミになって人間でもなんでも守れっての」
     いつもそうだ。守られる側は文句を言って、注文をつけて、不満を垂れるだけ。守る側だけが苦しんで、傷ついて、痛む>
    いいぞ、ケンサク!もっと言え!!

    <そんなわけで、ケンサクはカナンを連れて下北沢のライブハウスまで辿り着いた>
    (デートだ……)

    <「なあ、そういえば、オレの家にはいつまでいるつもりだよ? 一生オレにくっついてるつもりか?」>
    (プロポーズだ……!)←

    <「あんたさ、ダメな人間のダメなとこばっかり見て、それで人間のこと知った気になってんじゃねえのか? 本当は良いヤツだっているのに勝手に失望してさあ――」>
    色々と聞かせたい人間が多過ぎる

    よりにもよって、助けた女が市民活動家とか、ケンサクおまえ……(涙

    シズク。後に蜘蛛の旅団に以下略←人違いです

    お、カナンちゃんからみ酒

    <「オオカミのラッカ=ローゼキですよ! 彼女こそ、人間と獣人が共存できる可能性そのものなんです!」>
    ラッカちゃん「勝手に代表にすんなし!」

    <「はっ、くだらない――ニンゲンってほんと何様なの?」>
    カナンちゃんだいたいあってる

    <――ラッカは、マスコミには正義のヒーローとして小言を言われながら、胡散くさい市民運動家サマには、自分たちの活動を広げる旗印みたいな扱いを受けなくちゃいけないのか?>
    もっと言ってやれ!

    あ、バハさん来ちゃった

    <――獣人は酒を飲んでいる間だけは、獣人核の力が肝臓の再生に使われる。それが殺戮衝動を少しだけ弱めてくれる。>
    え、酒って獣人核にそんなにダメージ与えられるの!?じゃあシルバーバレットって酒が入ってるようなもの!?←

    バハさん……サーヴァント化してしまったのか……

    バハさんの相手はカナンちゃんじゃ無理だよ!(汗

    やはりチトセ様。チトセ様は万病に効く。

    <「なんだこれ――!?」
     とケンサクは戸惑っているが、
    「つもる話はあとでね、ギターくん」
     とチトセは笑う>
    ラブコメの波動を感じる←

    市民活動家シズク。死亡確認。

    後編その4へ続く。摩天楼はまだ終わらない。

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >あ、ケンサクってアヲイちゃんと同大(オナダイ)!?
    →ついでに作者とも同大です(自分が通った大学は書きやすいため)

    >(デートだ……)
    >(プロポーズだ……!)←
    →違いますw

    >あ、バハさん来ちゃった
    →ハバです(激怒)

    >え、酒って獣人核にそんなにダメージ与えられるの!?じゃあシルバーバレットって酒が入ってるようなもの!?←
    →いえ、そのあとでハバが言っているように「無駄なあがき」なので、殺戮衝動を完全に抑える効果はありません。

    >ラブコメの波動を感じる←
    →そんなものはありません。

    編集済
  • 嗚呼心に愛がなければ

  • 日本人だったんかいワニ

  • クロネコ、台詞で出てくるのは初めてだっけ

  • ラッカたんはクロネコとやらについて何も知らんのね

  • にんげんだもの

  • にぶちん

  • あの狼のかあちゃんは養い親だったのか

  • 第2話 VS化け狐 その3への応援コメント

    にんげんだもの

  • 第2話 VS化け狐 その2への応援コメント

    そーなのよう
    アチシはマネマネの実を食べたのよう

    作者からの返信

    変身能力、強すぎ。

  • 第2話 VS化け狐 その1への応援コメント

    人間扱いされている

  • 今回も面白かったです。

    ホシゾラ虐待シーン、何らかの層に届きそうで素晴らしいですね。

    >フラミンゴの獣人、昇天型、脅威度C級。任意の自他を、天井の存在を無視して下から上へと上昇させるだけの力(ただし、上から下へと降下させることはできない)
    どんな願望があると、こんな微妙な能力になってしまうのでしょうか……

    >両方の眼に、「再」「生」の字が刻まれている。それを隠すための紐だったのである。
    本人の過去がどうこうではなく、単にそれだけの理由だったとは……

    >「良い店だなぁ、クロネコ殿。こんど他の仲間も呼んでこようや?」
    東京全体が壊滅するんだから、今度はもう営業してないでしょ!
    本気で気にしてないのか、それとも分かった上でジョークとして発言しているのか……
    営業を続けさせるように「啓蒙」すれば別ですが、そういうシーンはなかったですし。

    >僕が蘇らせるときに脳を削って忘れさせてあげたんだからさ
    忘れさせ方、物理的!
    それとも、グロテスクな彼なりの比喩でしょうか?

    >「獣人の型は人間の能力を越えることはできないんだ。あくまで、人間が時間と技術をかければ実現できる結果を短縮するだけ」
    質量保存則等々の物理法則を無視しているように見えるのは、結果を短縮しているためにそうなっているように見える、ということでしょうか。

    >「つまり、型月で言うところの魔法はできなくて、魔術しかできないってことだね」
    これも結局、割となんでもできますからね……
    現にクロネコは疑似的に死者を蘇らせてますし。
    型月の魔法で登場する「全人類を幸せにする」あるいは
    有名な人間の領域を超えた現象として
    「自分を含めた誰にも解けない結び目を作り出す」
    「円周率の数値を変える」辺りが分かりやすく無理そうなところでしょうか。

    >それが最凶のA級獣人であることの代償だった。
    リスクがなければチートすぎる能力だと思っていましたが、こんな代償だったとは。
    そうなると、クロネコと面識がある超加速型であるラッカの父親の魂も、クロネコの中に……?

    >いつ裏切るか分からない部下よりも、僕が甦らせた屍鬼でいてくれたほうが操りやすいんだ。それでいいよ、なにも問題はない!
    本当か〜?本当に心からそれでいいと思ってるのか〜?

    >こうして、獣人捜査局とクロネコ派はほとんど痛み分けのように、互いの命を削り合った。
    とはいえ、クロネコがその気になれば死んだクロネコ派は生き返らせられる、または型を自分で使える、厳しい状況ですね……

    ではまた!

    作者からの返信

    >どんな願望があると、こんな微妙な能力になってしまうのでしょうか……
    →本当に謎ですね。ちなみに作者がこの能力を思いついたときは『ゼルダの伝説:ティアーズオブザキングダム』にハマっており、どう考えてもトーレルーフのパロディであることは言うまでもありません。

    >本人の過去がどうこうではなく、単にそれだけの理由だったとは……
    →実は本人の過去が目を塞がせていたパターンも考えていたのですが、結果としてこちらの設定を選びました。

    >東京全体が壊滅するんだから、今度はもう営業してないでしょ!
    >本気で気にしてないのか、それとも分かった上でジョークとして発言しているのか……
    >営業を続けさせるように「啓蒙」すれば別ですが、そういうシーンはなかったですし。
    →ハバさんなりのジョークの可能性が高いですね(M1敗者復活戦の20世紀のネタが好きすぎたので突如ブッ込んだオマージュ場面ですねここは)

    >忘れさせ方、物理的!
    >それとも、グロテスクな彼なりの比喩でしょうか?
    →たぶん、比喩です。
     このあと明らかにする予定ですが、クロネコは死者を文字どおり蘇らせているわけではないんですよね、実は。

    >質量保存則等々の物理法則を無視しているように見えるのは、結果を短縮しているためにそうなっているように見える、ということでしょうか。
    →住吉キキなら、ここで「おそらくそういうことだね。もちろん、全ての神秘は獣人核のなかだ。今は暫定的なことしか答えられないよ」などと言うでしょう。『オオカミビト』の科学考証は、こんな風にいつもガバガバなのです(『オオカミビト』がSFでは決してない理由)。

    >これも結局、割となんでもできますからね……
    >現にクロネコは疑似的に死者を蘇らせてますし。
    >型月の魔法で登場する「全人類を幸せにする」あるいは
    >有名な人間の領域を超えた現象として
    >「自分を含めた誰にも解けない結び目を作り出す」
    >「円周率の数値を変える」辺りが分かりやすく無理そうなところでしょうか。
    →作中では獣人能力の限界の代表例として、工作型が挙げられていますね。「人間がつくったこともない武器は再現できない」。
     裏設定ですが、日岡ヨーコは「おそらく獣人の型でも不可能なこと」として次の事柄を挙げていました。
     ・過去の事実の改竄
     ・並行世界間の移動
     ・完全な未来の予知
     ・現行宇宙の再創造
     ・永久機関、不老不死の発明

    >リスクがなければチートすぎる能力だと思っていましたが、こんな代償だったとは。
    >そうなると、クロネコと面識がある超加速型であるラッカの父親の魂も、クロネコの中に……?
    →クロネコの超再生型、めちゃくちゃ条件が難しいので面識があるくらいだと魂を取り込めない可能性があります(その条件はのちほど)。厳しすぎる条件といいリスクといい、超再生型ってA級の能力のなかだとだいぶ使い勝手が悪そうですよね。

    >とはいえ、クロネコがその気になれば死んだクロネコ派は生き返らせられる、または型を自分で使える、厳しい状況ですね……
    →クロネコの型の何がイヤって、「相手陣営の戦力を削る」行為が相手のメリットにさえなりかねないところですよね。

    次回もご期待ください!

  • 久々のコメントになってしまいました。
    今回も面白かったです。

    >そう理解していても、ただ、イズナは、今のこの気持ちだけは自分のものだと思った。
    イズナの気持ちが報われて欲しい、と心から思いました。
    いや、彼女としては報われなくてもいいのかもしれませんが、それでも……と。

    >だからなんだよ、お前はもう負けてんだよォ!! あはっ、惨め~!!
    マヨナカ、ここにきて幼児性が顕になってしまいましたね。ヴァンデの方がまだ大人に見えるなんて……
    軍服ファッションは、内面の弱さを隠すためのものだったのでしょうか?

    >「お待たせ。――で、とりあえず誰をブッ飛ばせばいいの?」
    ヒーロー登場!やっぱり最高ですね!

    >マヨナカは手をクイッと曲げると、それを合図にして刀剣20本超が即時に射出され、銃はトリガーを引かれ、全てがラッカ=ローゼキを狙った。
    手に持つ必要も、自分でトリガーを引く必要も別になかったんですね……
    本当に恐ろしい能力です。
    ラッカが真の力に目覚めてなければどうなっていたやら。

    >「どんだけオオカミが強くてもよお――高度60メートルには届かねえだろ!!」
    通常の時間操作能力であれば、これで優位に立てたはずなのですが
    ラッカが空中を自由に移動できたことで
    そうではないヴァンデが墓穴を掘った感じですかね。

    >分かりやすいのでいいなら、オーズとか見ろよ。
    X連載版と作品が変わっていますね。
    僕も初心者にオーズはお勧めだと思います。
    何より、テーマが分かりやすいのがポイントかと。

    >そして、何分経っても、クロネコは来なかった。
    ヴァンデの時は来たのに……
    あれはたまたま近くにいただけですかね。

    ではまた!

    作者からの返信

    >イズナの気持ちが報われて欲しい、と心から思いました。
    >いや、彼女としては報われなくてもいいのかもしれませんが、それでも……と。
    →これ今さら言うんですけど、イズナまわりの設定ってマジで悪趣味ですよね。偽物の感情と言われつつ本人的にはそれだけじゃない、でも報われるわけでもない、という。

    >マヨナカ、ここにきて幼児性が顕になってしまいましたね。ヴァンデの方がまだ大人に見えるなんて……
    >軍服ファッションは、内面の弱さを隠すためのものだったのでしょうか?
    →マヨナカちゃんって、本人の出自的に、イズナみたいな「男に尽くす女」が地雷なんじゃないかなあと思いました。友達がホストに狂って破滅したことがきっかけで彼女は獣人になっているので。

    >ヒーロー登場!やっぱり最高ですね!
    →ラッカ、いいとこどり。

    >手に持つ必要も、自分でトリガーを引く必要も別になかったんですね……
    >本当に恐ろしい能力です。
    >ラッカが真の力に目覚めてなければどうなっていたやら。
    →アンリミテッドブレイドワークスが過ぎますね、このあたり。相手がサビィとかなら全然勝てたはずです。

    >通常の時間操作能力であれば、これで優位に立てたはずなのですが
    >ラッカが空中を自由に移動できたことで
    >そうではないヴァンデが墓穴を掘った感じですかね。
    →クイーン=ボウもそうしていましたが、時間停止能力に対する戦略って「まずは距離を置く」がいちばん分かりやすいんですよね。なんでそこに《盾》で追いつけるようにしてしまったのかw

    >X連載版と作品が変わっていますね。
    >僕も初心者にオーズはお勧めだと思います。
    >何より、テーマが分かりやすいのがポイントかと。
    →最初はヴァンデ=ブラには「短くて見やすい作品」を挙げさせていたと思うんですけど、途中から「いや、ブラくんはいきなり初心者に4クールものをオススメするタイプのオタクだな」と思い直しました。

    >ヴァンデの時は来たのに……
    >あれはたまたま近くにいただけですかね。
    →あと、ラッカとは万全の状態で戦わないとクロネコは勝てないくらいのパワーバランスなのかもしれません(なので、そもそもラッカがいるところには助けに行けない)

    次回もご期待ください!

  • カナロアっていうとアレか、ハワイの海神

    作者からの返信

    はい、それです。ちなみにカーナロア=ニウドの下の名前「ニウド」は「タコ入道」からの引用です。


  • 編集済

    第19話 VS摩天楼 後編その2

    死闘、ワカナちゃんVSクロネコ様

    なるほどの逆行型の使い方。これは想像できなかった、強い!
    でも逆再生が聞き取れん……←


    ワカナちゃん50代。描写がリアルでツラい←

    <彼女は自室の時限式メッセージアプリを思い出した>
    あかん、フラグや!(手で顔を覆う

    <――日岡ヨーコだった>
    ああ……(涙

    <「夫のレンジさんが同行するなら、私は遠慮しよう」
    《なぜ?》
    「分かってるくせに」>
    とてもツラい……(嗚咽

    <「いいさ。こんな幻を見ている以上、結局は失敗したらしいからな」
    《大丈夫》
     とヨーコは言った。《私の息子が、バディのオオカミといっしょにやってくれるよ。あの子は強い子だからね》
    「ははっ、そうかい?」>
    希望の光か……

    <百獣の王、ライオン。それがクロネコの正体である>
    オオカミ対ライオンかー

    続いて流石兄弟の悲壮な過去が語られる


    <「下を向いてください!」
     とイズナが怒鳴ると、
    「ひゃいいいいいいい!」
     とリノセロは悲鳴を上げ、彼女の背中に頭を預ける>
    ほわほわ空間←


    <「任せろ! オレは――仮面ライダーだ!!」>
    ……以下籠原先生の拗れたライダー愛が続く←

    <「ゴー、ゴー、レッツゴー! 輝くマシン! セカイの平和を壊すため~ってなあ!!」>
    <「出たな~迫る獣人捜査局(読み:ショッカー)、オレら獣人を狙う地獄の軍団め!!」>

    <「うお~! 何回やっても慣れねえ、キンタマひゅんってする~!」>
    (籠原スナヲ男性説)←

    <許さん!!(仮面ライダーブラックのキメ台詞の真似)>
    <「お嬢さん、ひとっ走り付き合え!(仮面ライダードライブのキメ台詞の真似)」>
    愛が止まらない(汗

    警視庁獣人捜査局第三班班長、藤田ダイスケ
    ひとりだけ昭和の刑事ドラマだ……

    さらば
    藤田ダイスケ、殉職。

    後編その3へ戦いは続く

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >死闘、ワカナちゃんVSクロネコ様
    >なるほどの逆行型の使い方。これは想像できなかった、強い!
    >でも逆再生が聞き取れん……←
    >ワカナちゃん50代。描写がリアルでツラい←
    >あかん、フラグや!(手で顔を覆う
    →渡久地ワカナがこのタイミングで死亡するのは計算外でした。

    >ああ……(涙
    >とてもツラい……(嗚咽
    >希望の光か……
    >オオカミ対ライオンかー
    >続いて流石兄弟の悲壮な過去が語られる
    →ツインズの過去の元ネタですが、なんなんですかね、映画『ミスティックリバー』と法月綸太郎の小説『誰彼』を足して3くらいで割っている気がします。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第19話 VS摩天楼 後編その1

    連載スピードに遅れつつある感が激しい新年です……

    猟獣ライダー二号イズナちゃんである。
    対するはホシゾラたその刺客、流石兄弟である←
    そしてその能力は……

    カメレオンオーグだったかぁー←

    <ビーコルニ=リノセロがイズナ専用バイクに乗って、泣き喚きながら近づいてくるところだった>
    ↑可愛い

    <「警視庁獣人捜査局第六班専属猟獣、イズナ=セト。出ます!」>
    イズナちゃん。ガンダム履修済み。

    <「止まれオラァアン!! 薄汚ぇ狩人の使い走りがァアン!!」>
    個性豊かな名無しのモブが……

    <イズナはすぐに十字路の路地裏にバイクを入れて、人々の野次を受けながら露店の商品をゴチャゴチャに吹き飛ばしつつアクセルを上げた>
    イノセンスを彷彿させる


    一方その頃七曲署では気苦労の絶えないワカナちゃんが……

    <他与党――公共鉄心党か>
    強そう……(雑な感想

    <「ミサオくん、事態は呑み込めた。あとはこちらが引き継いで動く。連絡、ありがとう」
    『わ、ワカナさん――』>
    ミサオ君はようやっとる。さすがは“あの”レヰナちゃんの夫!!
    (操って書くんだろうなぁー)

    <「泣くな。君は男だろう」
     とワカナは静かに言った。「良い男は、愛する女の帰りを黙って待つものだ。今はレヰナの指示どおりに逃げて息子さんを守れ。いいな?」>
    サラッとイケメン台詞を……/////

    【悲報】ポロロッカちゃん既に死亡(泣

    <――小賢しいクソガキの獣が。なにを人間様に上からモノ申してやがる>
    ワカナたそ!もちつけ!

    <「行くぞ、ギボ。世間をナメたガキをブチのめすは好きだろ?」>
    Sっ気満載

    クロネコさまぁーがんばえー←

    <「『超再生』、発動――」>
    超加速に対して超再生かぁー!

    爆撃型。HUNTER×HUNTERでも出演済み

    <ソープ嬢の名前は工藤ミミコ。両親と故郷に恵まれず、上京後に心身を壊して困窮に陥ると風俗店に勤務していた。享年27歳。ただし、童顔のおかげで店では21歳という設定で働かせてもらえていた>
    細かい設定だ!!

    <「穢れた獣がア!! 楽に死ねると思うな!!!!」>

    次回、ワカナ立つ!!ご期待ください

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >連載スピードに遅れつつある感が激しい新年です……
    >猟獣ライダー二号イズナちゃんである。
    >対するはホシゾラたその刺客、流石兄弟である←
    >そしてその能力は……
    >カメレオンオーグだったかぁー←
    →シン仮面ライダーのKKオーグ、とにかくザコなところが好きです。ところで、ツインズがお互いを「双子の弟」「双子の兄」と呼び合うのは、名作ギャグ漫画『くまのプー太郎』のパロディです(分かんねえだろ誰も)

    >↑可愛い
    >イズナちゃん。ガンダム履修済み。
    >個性豊かな名無しのモブが……
    >イノセンスを彷彿させる
    >一方その頃七曲署では気苦労の絶えないワカナちゃんが……
    →イズナちゃんの「なんかリ・ガズィ乗ってそう」感は異常。

    >強そう……(雑な感想
    >ミサオ君はようやっとる。さすがは“あの”レヰナちゃんの夫!!
     (操って書くんだろうなぁー)
    >サラッとイケメン台詞を……/////
    >【悲報】ポロロッカちゃん既に死亡(泣
    >ワカナたそ!もちつけ!
    →ワカナのミサオに対する台詞はシャーマンキングのパロディです。アンナがたまおに「良い女は男の帰りを黙って待つものだ」と言うシーンがあるのですが、それを反転しています。
     上からモノ言ってんじゃねーぞの台詞はまんまハンターハンターのネテロ会長ですね。

    >Sっ気満載
    >クロネコさまぁーがんばえー←
    >超加速に対して超再生かぁー!
    >爆撃型。HUNTER×HUNTERでも出演済み
    >細かい設定だ!!
    →こういうの、ときどきちゃんと書いちゃうんですよね。モブとして死んでいくキャラにも固有の人生はちゃんとあったよ的な。

    次回もご期待ください!

  • イズナちゃん……ここまで大活躍だっただけに、もうダメだ……と思いました。
    もともと隠密型なので正面切っての戦いではただでさえ不利なのに、ヴァンデ強すぎでは。
    でもこういうクールキャラが痛めつけられ、それでも立ち上がるのは読んでいてどきどきしちゃいますね。
    これもヴィランあるあるですが、とどめを刺せるところでなんだかんだ言ってとどめを刺さないのも様式美だし、最後の最後でヒーローがやって来るのも様式美ですね。

    そこからの戦いもよかったです。UBWを彷彿とさせるマヨナカの攻撃。その一切を無効化させるラッカ……このラッカはもはや無敵状態では??

    そこから繰り広げられるヴァンデ戦。でもこの高高度での殴り合いはどこかで見たような……“シン”がつくやつですかね笑 ヴァンデの最期は今までのキャラの最期のなかで一番、幸せだったかもしれないですね。イズナと言い争っただけあってやっぱり平成ライダー推しなんだという……(自分は風のエネルギーで動くのに……)

    あと4話でおしまいなんですね。楽しみです!!

    作者からの返信

    イズナ=セトは、おそらく籠原創作のなかでは間違いなく『エヴリアリの群青』の凜の系譜なんですよね。その凜が作中であまりに綺麗に死ぬシーンを描けてしまったので、イズナは逆に生きるんじゃないかと思ってます。おそらくこういうキャラの源流としては、私の愛する『ガンスリンガーガール』があるんだと思っていたんですけど、読み返すとこういうキャラあんまりいないんですよね。

    マヨナカの能力はまさにフェイトの投影魔術が元ネタです。ラッカは当初の予定ではこんなに強くする気はなかったのですが、諸事情あって、ほぼ最強みたいにしてしまいました(クロネコVSラッカをどうするか今から思案中です)

    超高度の殴り合いはまさに『シン・仮面ライダー』オマージュです!w
    ヴァンデは描いているうちにこういう結末がふさわしいだろうと思い、こういうことになりました。
    もともと偽ライダーっぽい敵を出そうとは思っていたのですが、私は「偽ライダーとは別に真のライダーがいる!」という流れより「仮面ライダーなんかいるわけねーだろバーカ!」みたいなほうに流れちゃうんだなと思いましたね。だって、いないですし。
    なので結果として特撮愛をちゃんと語ってくれるのがコイツくらいになっちゃったんです。

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです。
    小説でこんな緊迫感のあるカーチェイス戦を読んだのは初めてでした。
    (自分がアクションのある現代ものの小説を読まなさすぎるだけかな?
    何かオススメありますか?)

    >ダッシュで奪取
    「なんかそういう歌詞が昔何かのOPであったな」
    と思い調べてみたら『デジモンセイバーズ』でした。
    特撮じゃないから関係ないかな?

    風神型、単にパワーアップするだけの能力かと思ってましたが最大出力がまさかこれほどとは……
    アクセルフォームやクロックアップもかくや、となる超高速反応ですね。
    平成ライダーをイズナに全否定されたんで例えるのを諦めたのでしょうか。
    イズナの内臓が心配です。

    ではまた。

    作者からの返信

    実は私もカーチェイスがある小説はそこまで読んだことがありません。オマージュしたい映画のカーチェイスシーンを何度も見て、それを自分の言葉に落とし込むみたいなことをやっていました。

    ダッシュで奪取は、なんだったかな、東京03のコントで「新婦が結婚式で間男に奪われたから控室に帰った新郎はもう笑うしかない」みたいなシチュエーションのネタがあるんですよ。そこでカラ元気で「ダッシュで奪取されましたわ~!」って言ってたのが記憶に残っていたんだと思います。

    イズナの弱点:普通に相手のフィジカルが強すぎると負ける。

    次回もご期待ください!

    編集済
  • 今回も面白かったです。

    >守られる側は文句を言って、注文をつけて、不満を垂れるだけ。守る側だけが苦しんで、傷ついて、痛む。
    「守られなかった人」はもう話すことはできないわけですし、
    普通にオオカミや警察組織に感謝している人の方が多いのでしょうが、テレビだとこうなりますよね。
    視聴率稼ぎだ。
    権力者によるプロパガンダを垂れ流すだけよりはマシかもしれないですが、矜持を持たないマスコミならいつそうなってもおかしくないですかね……

    >それを問答無用で撃ち殺す社会は――いつか排外主義や差別主義に任せて、同じ人間にもトリガーを引く、そう思いませんか!?
    でもまあ、社会って結局そういうものだよなあと思っちゃいますよね。
    同じ人間を奴隷扱いしていたかつての社会も、
    泥沼の殺し合いを続ける今ある別の国たちも
    今の平和な日本と同じ人間の作る社会なわけですから……
    作者さんの描きたいことは違うかもしれませんが。

    >せっかく獣人になれて、自分が人間であることを捨ててせいせいしてるってのに
    言うても、そんなに獣人たちが人間を捨てられてるようにも見えないです。
    「人間を捨ててせいせいしてる」
    「強い獣人の方が人間より偉い」
    と口に出すことで思い込もうとしてる感じがあります。
    真に獣である、弱肉強食の世界で生きるというのは、そういう「正しい」「偉い」「支配する・される」を超えたところになるのでしょうし、
    その意味で彼らはどこまで行っても「獣人」なのでしょう。

    >オレは分かる。あの嬢ちゃんは完全な突然変異だ。
    ラッカの生まれた経緯と過去を知った今では、「ただの突然変異なんかじゃない」と言い切れますが、
    再現性のある現象かというと違いますものね。うーむ。

    >オレの知り合いにゃ、警察怖さにアームカットを繰り返して殺人を抑えながら、結局は30人以上殺した獣人もいる。
    これは既出のキャラではないわけですかね?
    クロネコ派なら警察を恐れる必要はあまりないわけですし……
    もしかして爆撃型の獣人のことでしょうか?
    ……アームカットってなんだろう、パイプカットみたいに腕の神経でも改造したのかなあ、と思って一応調べたらリストカットの亜種なんですね。
    自分の無知に恥ずかしくなりました。

    >こいつはどうしようもねえ本能なんだ、オレたち獣人のな
    自然淘汰を経ない単世代進化なのに共通した本能が存在するのは奇妙ですが、単世代進化自体がそういうものなんだと考えるべきなのでしょうね。
    やはり、獣人が人間を滅ぼして地球の霊長になることが望まれて(何らかの意思、でなければ自己増殖しようとする遺伝子の仕組みの派生パターンとして)のことでしょうか。

    >宮坂シズクの首は吹き飛び、その鮮血がファミリーレストランの壁に散った。
    あらら、もっと出番があるかと思いきや退場してしまいましたね。
    今後出てくるとしたら「先生」の方でしょうか?
    それともこれで市民団体の出番は終わりでしょうか?

    今後も楽しみです。
    長文失礼しました。ではまた。

    作者からの返信

    >今回も面白かったです。
    →ありがとうございます。長いあいだヒーローかヴィランの側で話を進めていたので、このあたりで、日常の人々から見た『オオカミビト』の世界を描く必要があるなと思いました。

    >権力者によるプロパガンダを垂れ流すだけよりはマシかもしれないですが、矜持を持たないマスコミならいつそうなってもおかしくないですかね……
    →この世界では、テレビを含むマスコミ側はずっと野党側の権力についているイメージです。ただ、それでも祁答院内閣の一強が終わらない時代になっています。

    >作者さんの描きたいことは違うかもしれませんが。
    →なんかこのあたりのエピソードを描いているときに、「フィクションで和解不可能・対話不可能・救済不可能な敵キャラを設定するのは差別主義的だし排外主義的だ」という意見が流れてきたんです。
     それで、「おお! そういう意見もあるのか! 小説に出そう!」と思いました。

    >言うても、そんなに獣人たちが人間を捨てられてるようにも見えないです。
    →そうなんですよね。

    >これは既出のキャラではないわけですかね?
    >クロネコ派なら警察を恐れる必要はあまりないわけですし……
    →はい、この話に出てくる獣人はハバさんの話のなかだけの存在です。

    >やはり、獣人が人間を滅ぼして地球の霊長になることが望まれて(何らかの意思、でなければ自己増殖しようとする遺伝子の仕組みの派生パターンとして)のことでしょうか。
    →このあたりの核心をずっと「いやあ、現代の獣人科学では分からないんだよね」と済ませている『オオカミビト』……。

    >あらら、もっと出番があるかと思いきや退場してしまいましたね。
    →シズクちゃんにはもっと生きていてほしかったのですが、ハバさんは殺しちゃうだろうなと思い、この展開になりました。

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです!

    ワカナ&ギボVSクロネコ、現状では個人的な今作ベストバウトです。
    逆行型にこんな攻撃的な使い方があったとは、作者さんの(あるいはワカナとギボの)発想力に脱帽です。

    >「敵に名乗るバカがどこにいるこの野郎! オレの名前はヴァンデ=ブラ、バッタの獣人。仮面ライダーだ!!!!」
    さっきまでの考え抜かれた戦いから
    ものすごいあほの台詞の連発(褒めています)で凄い落差ですね。
    先天性獣人なら人間時代の名前が別にあるはずなので、素性に繋がる情報を名乗っていないといえばそうなのかもしれませんが……

    >まず、カナリアの胸に命中。
    前世紀の不良ファッションの人、何もせずに死亡!
    一体なぜこの時代にこんなファッションをしていたのでしょうか……
    まあ、ここでやられたからといって今後出番がないとは限らないようですが。

    ではまた。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    >ワカナ&ギボVSクロネコ、現状では個人的な今作ベストバウトです。
    →私もこのバトルは気に入っています。映画『テネット』みたいなアクションをやりたいな~と思っていましたが、それを逆行型の性質とタイマンバトルに落とし込むのは大変でした。

    >さっきまでの考え抜かれた戦いから、ものすごいあほの台詞の連発(褒めています)で凄い落差ですね。
    →こいつの台詞を考えているときはずっと楽しいですね。なんか偽仮面ライダーモチーフのヴィランを考えていたときに、
    「仮面ライダー作品の表層的・意匠的なところは大好きだけど、中身となる『ヒーロー』部分、『正義』部分は別にどうでもいいタイプのペラいオタク」
    というキャライメージが浮かんできて、それがブラくんです。

    次回もご期待ください!

    編集済

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    第18話 VS摩天楼 前編その6

    6だよ!倍の話数だよ!!

    冒頭、囚われのお姫様。
    ちょっとゴツいけど……←

    <ニンゲン最強の女>
    ラスボスも認める人類最強が……

    <クダン=ソノダが退場したという事実も同じくらい重大だ>
    クダン君も死んじゃったかぁ……

    <もしこれが復讐劇なら、他に狙われるのは第三班班長の藤田ダイスケ。局長の渡久地ワカナ。そして現内閣総理大臣、祁答院アキラだ>
    関係者は残り3人か

    <「《原初の獣人》に対するアクセスコードを貰う」>
    ゲンドウ「アダムだよ」

    <東アジアに横たわる独裁的な共産主義国家>
    <湖北省の研究所で生まれたことから、最初についた名前は湖北奇形>
    先生、国名が隠しきれてないっス!(汗
    コロナ禍で産まれたのは獣人なのかもしれない

    <A級獣人事件、さらにその上位にあるX級獣人事件のデータが欲しい。それを使って、僕はこの国を、獣の王が支配する獣の国にしたいんだ>
    レヰナちゃん「カヲル君!キミが何を言ってるのかわからないヨ!!」

    <「人間でいちばん強い人にキスをしたら、変わるかもって思ったんだ」>
    貴重なレヰナちゃんのセカンドバージンがっ!!!←←←

    <アダム=アダム=アダム。ヘビの獣人。散漫型、脅威度B級。病原菌のように効果を散布して、人間たちに「先延ばし」「後回し」のクセをつけるだけの能力>
    ハッ!も、漏れは散漫型の攻撃を受け続けていたのか……!あの受験勉強の頃から……(大汗←

    <首のシルバーリングを自動拳銃で破壊し(「ひぎゃああああ!」という悲鳴が上がった)>
    何気に雑だぞ、イズナちゃん……(汗

    【衝撃】シルバーシールド!傘である!!【悲報】
     なお、意外と丈夫だった模様

    <その隙をイズナは見逃さなかった。なぜなら彼女は警視庁獣人捜査局第六班専属猟獣、最優のB級獣人>
    ひゅー♪

    <イズナはビーコルニに「私の腰に掴まっててください」と告げた。「私から離れると隠密型の効果が切れます」>
    おうじさま……(ハート

    監視所の現場ネコ達が焦っておるわ(愉悦

    <シルバーフック、伸縮許可申請>
    ……なんかこう、ウルトラの代わりにシルバーって付ければなんでも必殺以下略 \ ターン /

    <あらゆるものは現実であると同時に幻想です>
    何を言ってもイケボイタチ

    <「あ、あたしの型、これです」
     サイの獣人、脅威度A級、突破型。
     あらゆる情報工学上のセキュリティを貫通できる能力である。単純な合い言葉。自転車に使うダイヤル錠。WEBのログインIDとパスワード関連。ハッシュ値にAPIの隠しパラメータにユーザオーソリティ。金融系の暗証番号。それら全てが彼女にとっては意味のないものだった。
     極言すれば、もしもビーコルニ=リノセロにノートパソコンを1台与えたら、そこからペンタゴンにアクセスして核ミサイルを発射できるのだ>
    なるほど、これは驚異度A級(汗

    <ラッカはついに、その両方を身に着けていた。コロンブスの卵と同じことである。時間停止の能力だと思い込まされている段階では、誰もそんなことができるとは思わない。「できる」という情報があれば、目の前にある能力の解釈を組み換えて実践できる>
    牢獄にエンヤ婆が来た模様

    <――サイロ=トーロの死亡からわずか10年。最強のA級獣人が再びこの世に生まれた瞬間であった>
    最強合戦だ

    <佐々木の上司である永沢が、この階に降りてきたのだ。
    「ッ~~~~!! ――ラッカ=ローゼキィ!!」>
    かわいそうな永沢上司……

    <「人類はお前の存在を決して許さない! 絶対お前は死ぬまで幸せになんかなれない! 自分が助けてきた人間に駆除されるだけだ! それが分かってるのか! アア!?」>
    アキラちゃん「永沢。お前はもう黙ってろ」\ ターン /

    <「――私はトーリに会いに行くんだ」>
    好きな人に会いに行くんだ。
    そんな場違いなラブコメの様な台詞を残して、彼女は去っていったんだ。(佐々木元巡査談

    次回、もう続きがいっぱい来てるので早く進まなきゃ(汗
    急げ、そして身悶えせよ!!

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >ゲンドウ「アダムだよ」
    →原初の獣人とかいうアイデア、完全に『新世紀エヴァンゲリオン』のアダム(正確にはリリス)です。

    >先生、国名が隠しきれてないっス!(汗
    >コロナ禍で産まれたのは獣人なのかもしれない
    →オオカミビト世界線では、1970年代に獣人が生まれる代わりに、コロナウイルスは誕生しませんw

    >レヰナちゃん「カヲル君!キミが何を言ってるのかわからないヨ!!」
    →キャラクターに隠された設定をベラベラ喋らせるのって楽しいんだなと悟りました。ありがとう庵野監督!

    >……なんかこう、ウルトラの代わりにシルバーって付ければなんでも必殺以下略 \ ターン /
    →シルバープロダクト、種類ありすぎですよね。そして、それを全て使いこなせるのもイズナっぽいです(ラッカはロクに使えなさそう)

    >牢獄にエンヤ婆が来た模様
    →できると思うことですじゃ

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです!

    >防御系の型のなかでも、特にそれに秀でた力だ。「攻撃を他に押しつける」拒絶型や、「攻撃を相手本人に跳ね返す」反発型と比べても。
    ふむ、拒絶や反発だと他に押し付けることが必要な分、完璧な防御ではないということでしょうか。
    例えば空気中の酸素が多かったり少なかったりするのは攻撃なのかどうか、
    攻撃だとしても押し付けることが出来るのかという問題がありそうですね。

    >『僕はクロネコだ。名前は要らない。名前を必要とするのは、弱いせいで群れたがるくせに個であることを必要とするヒトザルだけの習性だ』
    カッコいい!
    でも良い服は着てるんだよなこいつ……
    まあナメられるのは嫌なんでしょうが。

    >僕が自分で焼いたんだよ、腐ってたから
    これは事実なのでしょうか?それとも強がり?
    クロネコの過去編が待たれますね。

    >場所は新宿東口。ホスト連中と風俗の女、その他飲食店員が全て道路に立たされ、すすり泣いている。――それが人質だった。
    最凶の獣人の人質にしてはどうも締まりがないですねえ。
    警察署を乗っ取るだとか病院や学校を人質に取るとかしたらもっと恐ろしかったのでしょうが……それはまた今度かな?
    後述もしますがこの下卑た感じこそがクロネコらしさなのでしょうか。

    >黒いネコの存在は死と再生の象徴だってさあ。
    しかしそれも、クロネコの言う腐ったニンゲンの発想したことじゃないの?
    都合の良い時だけそういうのを持ち出す奴ですね。

    >そういうのを決めるのは僕たち獣人なんだよ? ヒ・ト・ザ・ル~!!
    クロネコ、憎悪を別にしてもどうにも人を小馬鹿にしていて癇に障る奴です。
    もし超再生型とライオンの力がなかったとしたら
    どこにでもいる普通の獣人にしか見えないんですよね、今のところ……
    こんなのが最凶なのが、獣人の皆さんが不憫でなりません。
    言動も素晴らしく不愉快で、良い意味でラスボスとしての威厳がない。
    しかし、強さこそが至上だとする思想なんですから、これで普通のラスボスらしい威厳や説得力があったら言行不一致になってしまうのかもしれません。
    クロネコがどういった結末を迎えるのか、今から楽しみです。

    ではまた!

    作者からの返信

    ありがとうございます! 今回はちょっと、クロネコ設定の話も交えて返信します。

    >ふむ、拒絶や反発だと他に押し付けることが必要な分、完璧な防御ではないということでしょうか。
    →そうですね。あと、バトル的には、一回は当たり判定があるという問題があります(透過型はすり抜けるので当たり判定そのものがない)

    >でも良い服は着てるんだよなこいつ……まあナメられるのは嫌なんでしょうが。
    →おそらく「服は自分で買えるけど、名前は誰かに与えてもらわなくちゃいけない」という部分が違うんでしょうね(オオカミビトの世界線では「名前は愛情と同じ。他者から贈られて初めて意味を持つ」があるので)

    >クロネコの過去編が待たれますね。
    →乞うご期待!


    >後述もしますがこの下卑た感じこそがクロネコらしさなのでしょうか。
    →オオカミビトを描く上で、クロネコをどういうヤツにするのかは色々考えていました。まず、話の流れとして「エピソードを進めるたびに敵の悪人度か恐怖度を上げる」「なので、最後のエピソードで倒すラスボスはいちばんの悪党にする」というのは決めていました。
     んで、いちばんの悪って、それはもしかしたら《無邪気な子供》なんじゃないの? というのが出てきたんです。

     あと、悪の美少年を描こうというのも決めていました。今まで挑戦したことがなかったので。
     結果として、
     ・仮面ライダーZOのドラスくん
     ・魔法使いの嫁のカルタフィルス
     ・むかし自分が高校生時代に書こうとした悪役、黄瀬潤一郎くん(男か女か分からないほどの美少年。永遠の命を求めて人間の肉を喰い続けながら秘術を探しているが、永く生きるうちにその目的を忘れてしまっている)
     このあたりが大まかなネタ元になりました(あけすけに言いすぎ)

     その上で、ラッカ=ローゼキの対になるような思想を持つ(ラッカは弱い人間を守るけれど、クロネコは人間の弱さを憎む)という風にした結果、今の形になった感じです。

    >都合の良い時だけそういうのを持ち出す奴ですね。
    →腐乱姫編で、オオカミに対して「お前は聖書の悪役だろ?」とか言ってますからね、クロネコ。すごく軽薄に人間社会の教養を引用するヤツなのかな~と思ってます。

    威厳と説得力のある、「余は獣の王なり――!」みたいなラスボスよりも、こういうほうが今はラスボスっぽいのかな、そんな考えでようやくお出しできました。

    次回もご期待ください!

  • また感想が遅くなりました。
    今回も面白かったです。

    >体長40メートル超の怪物。
    思ってたより10倍デカい!ほぼほぼ怪獣ですね。

    >原初の獣人が生まれてから、どうして世界中に獣人の発生が拡散したのかは分かっていない。ウイルス性の病気として獣人化が広まったのか、あるいは原初の獣人は、人類種の新たなる進化ステージ、その前兆だったのか、真相は不明だ。
    うーむ、誰でもそこが知りたいところですよね。
    それさえ分かれば、人間の後天的獣人化を阻害したり
    逆に全人類の獣人化を目論んだりできるのでしょうが……
    人間を間引いて奴隷にしたいクロネコは別にそれは望んでない感じでしょうかね。
    それともチャンスがあればやるのでしょうか。

    >「人間でいちばん強い人にキスをしたら、変わるかもって思ったんだ」
    ロマンチスト!

    >弱さは悪で、弱者であることは罪だ。
    なるほど、これが悪役に言わせてる本音かあ……
    僕のような人間が悪役に本音を言わせると
    「人間大好き!だから傷つけ合わないように思想も宗教も自由意思も奪って管理してあげる!」
    みたいなのになるんで
    この手の本音は新鮮です。

    >「自分の脆弱な『型』と想定の甘さを恨んでください」
    ここまで隠密型が強力だったとは!
    脆弱な型と言いますが
    超強力な型だったとしても何もないところを攻撃するか
    施設ごとメチャクチャにしてしまうだけなのでは……
    管理側の想定の甘さは、まあそうですねえ。
    侵入できた時点で只者ではないはずなのにただ一斉射撃して倒せるはずがない。

    >―そっか。このひとも怖いんだ。とっても怖いけど、任務のために頑張ってるんだ。
    こういう細かい心理描写、大好きです。

    >あらゆる情報工学上のセキュリティを貫通できる能力である。
    なるほど、彼女に付けられていた首輪はそもそも入力装置が付いておらず
    この型を使っても外せなかったわけですね。
    (どっちみち見張りもいっぱいいるし)

    >サイロ=トーロの死亡からわずか10年。最強のA級獣人が再びこの世に生まれた瞬間であった。
    まだ18話なのに最強になってしまった……

    >「――私はトーリに会いに行くんだ」
    うまく言えませんが最高です!

    ではまた。

    作者からの返信

    >思ってたより10倍デカい!ほぼほぼ怪獣ですね。
    →原初の獣人、やっと初期から決まっていた設定をお出しできたので良かったです(デカいですw)

    >それともチャンスがあればやるのでしょうか。
    →クロネコって、ハバのような「人間差別主義」ですらないというのがポイントなのかなと思います(なのでハバは獣人捜査局の猟獣たちにも筋を通すけど、クロネコは自分の気に入らない存在だったら媚びてくる獣人さえ殺戮する)

    >僕のような人間が悪役に本音を言わせると 「人間大好き!だから傷つけ合わないように思想も宗教も自由意思も奪って管理してあげる!」 みたいなのになるんで この手の本音は新鮮です。
    →たぶん私のなかには「人間を愛せる自分でいたい」心と、「人間への嫌悪を隠せない」心とが2つあって、前者を強調するとラッカに、後者を強調するとクロネコになるんじゃないかと思います。
     ふたりが同じ村の出身であり、ビジュアルも性格も対照的にしているのはかなり狙っています。

    >ロマンチスト!
    →クロネコくん、ここに来て「やっぱり人間を憎まずに済む道もある?」とか思ってるの、完全にノリで生きてますね。

    >ここまで隠密型が強力だったとは!
    →作者がずっと「隠密型はB級において最優」と言い続けていたの、や~っと場面として描けた~って気持ちですw
     能力の元ネタは黒子のバスケです(なので初期案ではラッカとイズナがバスケ対決するシナリオがありました)

    >まだ18話なのに最強になってしまった……
    →2クールということでエヴァのシリーズ構成を見習っているところがありまして、「初号機がS2機関を取り込んだのが19話で」とか考えている感じですw

    >うまく言えませんが最高です!
    →ありがとうございます!

    編集済

  • 編集済

    第18話 VS摩天楼 前編その5

    前編は続く

    <さっさと警視庁獣人捜査局第二班を鏖殺しなさい! 人形ども!>
    トキサメ君……相手が悪かったのだよ……
    他の班相手でも似たような結果な気もするが(汗

    <ステゴロで殴り合うわけにはいかねえな>
    レヰナちゃん、獣人とステゴロする気満々(汗

    <――ああ、なんて面倒な相手なんだ>
    ここだけはトキサメに同情する←

    <お前はサソリの獣人、損傷型ってわけか。お前に痛めつけられた傷口は、お前の許可がない限り治癒しない>
    ランサーか……

    <「心なんて分からないよ」
     とクダンはウインクした。
    「俺に分かるのは未来だけさ>
    クダンおまえ……陽キャラだったのか……!?(汗←

    <ストリートファイターの筐体が爆風に煽られ>
    貴重なストリートファイターが!!

    <ライダースジャケットの胸もとを開く。インナーのTシャツには、大きな風車がプリントされていた>
    プリントかよっ!!(ツッコミ

    <「オレぁバッタの獣人! 風神型! 風を受ければ受けるほど、それを自分のエネルギーにできる!」>
    モロに出してきたぞ!

    <「ト――――ッウ!!」
     ライダ――ッ!! キッ――ク!!!!」
     その速度は、音速を超えていた>
    シン・ライダーのシーンが目に浮かぶぜ!

    <「これが仮面ライダーだ!! ヒハハハハ!!」>
    石ノ森先生ェーッ!!

    <お前がレヰナちゃんの攻撃を>
    レヰナちゃん呼びをするクダン君

    <「勘弁してくれえ、誰か助けてくれよお! なあオイ、クロネコ様ァ頼むよォ!!」>
    もう風車のパワーは無くなったのかぁ?(汗

    <「ごめんレヰナちゃん。いま未来が見えたよ。あいつには勝てない。俺たちは、みんなここで負ける――!!」>
    先が見える事もメリットばかりってわけじゃあないんだなー

    一方、ホシゾラちゃん家のイズナちゃんは

    <「部分獣化! ――アアアア!!!!」>
    隠密型で進むも、ここぞとパワァァァーーーーーーーッ!!

    <両腕にはイタチの毛が轟々と生え揃っている>
    <すぐにイズナは両腕の部分獣化を解いて>
    イズナちゃんってお手入れg \タァーン/

    地下牢監視班「「「ヨシ!」」」

    <『――なら、撤退しろ』
    「まだ大丈夫です。目立った監視兵の動きはありません。さらに侵入します。いざとなれば勝ちますよ」>
    力押しだ……!

    <――まるで、逆向きの摩天楼ですね>
    サブタイトル回収

    <「あなたがサイの獣人、ビーコルニ=リノセロですね」
    「ひゃいっ!?」>
    また愛らしい新キャラが……

    <ひどい癖ッ毛の緑髪に、垂れ目、まるで牛乳瓶の底のようなメガネをかけて>
    (眼鏡をかけたコムギみたいな)いい眼鏡っ子の予感!!

    <安産型だろう>
    ガタッ←

    <「私の手を取って脱走獣人になり研究所で生き延びるのか、それとも、ここに残って下衆野郎に犯し尽くされるか、道はふたつにひとつです、ビーコルニ=リノセロさん」>
    脅迫だっ!!

    <イズナはビーコルニの牢獄に入り、ベッドに座ったままでいる彼女の前へと膝をついた。優しく手を握る。
    「え、えっ?」
    「私が貴女を守りますから。今はこの摩天楼から逃げましょう」
    「イズナさん――」>
    イズナちゃんのもう一つの型……ボイタチフェロモン型!!同性にしか通じないという制約と誓約

    地下牢監視班がパニックww

    <ホシゾラは立ち上がり、バッ、と、手に持っていた扇を開く。それが合図である>
    お嬢様は厨二病

    <頬を染めながら、歯ぎしりを繰り返し、テーブルを両拳でポカポカと叩き続けていた>
    かわいい

    <「さっそくやってくれたわね――私の生意気な日岡トーリ!!」>
    またしても………グギギギ

    一方の狼囚人ラッカの巻
    狼は二度首輪に繋がれる!!

    <「ま、いいや、やってみるか。――どうせ生きるか死ぬかの二択なのは今までとおんなじだしな」>
    いや待てもちつけ!

    <「『超加速』」>
    思い切りが良過ぎるだろおおおおお!!(悲鳴

    <『超加速』拡張、《絶対防御の盾》>
    いきなり応用問題解いちゃった……(汗

    <《ピピピピピピ》という電子音を鳴らしながら彼女の首を外れていった。
    「おお」>
    読んでるこっちがハラハラするわ!(汗

    ラッカちゃんが無敵に近づきつつある……
    梶原イズムでは必殺技を完成に近づける事は、己の破滅を、死を意味する……!大丈夫なのか!?(汗

    <「進捗はどう?」と黒服が訊いてきたので、ラッカはとりあえず、床に転がっているシルバーリングを指差した。「あれはもう外せたよ」
     そう言うと、ゴクリ、と、黒服は喉を鳴らした>
    そんな食後に歯磨きしたよみたいにサラッと……そして黒服くん……

    <「――次はオオカミさんはどうするの?」>
    ラッカ=サン「そのピザ食べてから考えようかな。で、デザートは君で、とかどお?」

    次回、オオカミビト。後編へ進めるのか!?残り話数の計算は大丈ですか!?籠原先生ェ!!

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >トキサメ君……相手が悪かったのだよ……
     他の班相手でも似たような結果な気もするが(汗
    >レヰナちゃん、獣人とステゴロする気満々(汗
    >ここだけはトキサメに同情する←
    >ランサーか……
    >クダンおまえ……陽キャラだったのか……!?(汗←
    →クダン、あまりに便利キャラすぎて作中そんなに出てきませんでしたが、こいつ陽キャのチャラ男ですw

    >貴重なストリートファイターが!!
    >プリントかよっ!!(ツッコミ
    >モロに出してきたぞ!
    >シン・ライダーのシーンが目に浮かぶぜ!
    >石ノ森先生ェーッ!!
    →石ノ森先生……お許しください!w

    >隠密型で進むも、ここぞとパワァァァーーーーーーーッ!!
    >イズナちゃんってお手入れg \タァーン/
    >地下牢監視班「「「ヨシ!」」」
    →神柱ホシゾラ邸の監視班ども、現場ネコすぎる……

    >力押しだ……!
    >サブタイトル回収
    >また愛らしい新キャラが……
    >(眼鏡をかけたコムギみたいな)いい眼鏡っ子の予感!!
    >ガタッ←
    →ビーコルニ=リノセロ(26歳)、元ネタというか「こういうキャラ出してえなあ」と思った影響元は『魔々勇々』のエリシアです。

    >脅迫だっ!!
    >イズナちゃんのもう一つの型……ボイタチフェロモン型!!同性にしか通じないという制約と誓約
    >地下牢監視班がパニックww
    >お嬢様は厨二病
    >かわいい
    →イズナについて「同性にモテそう」という評価を頂き、「そうかなあ。じゃあやってみるか!」と百合をブチ込みました。百合展開なんてナンボあってもいいですからね。
     オオカミビトのヒーローガールズ2人(ラッカとイズナ)、同性にモテやすいのに自分は異性に一途という共通点。

    >一方の狼囚人ラッカの巻
     狼は二度首輪に繋がれる!!
    >いや待てもちつけ!
    >思い切りが良過ぎるだろおおおおお!!(悲鳴
    >いきなり応用問題解いちゃった……(汗
    >読んでるこっちがハラハラするわ!(汗
    >ラッカちゃんが無敵に近づきつつある……
     梶原イズムでは必殺技を完成に近づける事は、己の破滅を、死を意味する……!大丈夫なのか!?(汗
    →実は籠原スナヲ、その意味だと梶原イズムの継承はしていません(強い奴は単に強く、弱い奴は単に弱いという世界観)

    次回もご期待ください!

  • 今回も、一気に血腥くなりましたね。ラッカちゃんが貴重な清涼剤です。

    作者からの返信

    本当にラッカを主人公にしていてよかったと思います。


  • 編集済

    第9話・10話の起の部分として、凄く楽しく読めました。これからのラッカちゃんが向かい合うことになる課題、その解決にドラマを必要とするであろう様子が分かりやすく描かれていて、ワクワクします。
    『オオカミビト』、ひいては籠原さん作品の持つ鮮烈な面白さを象徴するような回だと思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    第1話~第8話までで、ラッカがヒーローとして自己確立する話はまとまった感があったので、今後は彼女に精神的な課題を与えていこうの気持ちになりながら書きましたね。

  • 今回も面白かったです!

    >トキサメの操り人形たちは全員例外なく志賀レヰナのもとに駆け寄っていく。
    どう考えてもただ突っ込ませるだけじゃ何も状況が好転せんだろう……
    啓蒙型、凶悪ではあるんですが
    状況に応じた細かい指示ができない、したとしても元が一般人なので全然強くないのが弱点のようですね。

    >「これが仮面ライダーだ!! ヒハハハハ!!」
    明らかに全然違うのが出てきました。

    >そんなトキサメの懇願を聞く間もなく、レヰナはリボルバーのトリガーを引いた。
    トキサメさん、案外あっさり終わってしまいましたね。
    目を縫い合わせるに至った過去の回想もなかったので
    もっといろいろ起こすのかと思っていましたが……
    相手の型や戦力が全然分からないのに前線に出てくるべきではなかったというか、
    クロネコ以外の獣人が首領であったら普通は前線には投入されなかった気がしますね。

    >「勘弁してくれえ、誰か助けてくれよお! なあオイ、クロネコ様ァ頼むよォ!!」
    仮面ライダーを名乗った直後に泣き言を言うの、善悪以前にダメすぎる……

    >「やあ狩人ども。ここでゲームオーバーだよ」
    あと数分早く来たらもう二人助かったのでは?
    と思いましたが、クロネコにとっては別に配下が死のうが生きてようが
    戦力の量には大した差がないんでしたね……
    これはむしろ一種のテストなのでしょうか。

    >螺旋階段には、各階ごとに収容されている奴隷獣人のマップが掲示されている
    親切な仕様!
    まあこれは、ホシゾラが自分の所有物を鑑賞したくなった時用でしょうか。

    >特に骨盤の大きさが衣類の上からでも目立つ。安産型だろう。
    特定の層が喜びそうです!

    >「さっそくやってくれたわね――私の生意気な日岡トーリ!!」
    微妙に濡れ衣で笑いました。
    まあ、あの会話内容ではトーリがあのメンバーのリーダー格のように思ったでしょうが……

    >「よし、《盾》のほうは大丈夫だ。
    あとは夢んなかでアイツが言ってた《矛》のほうだな――」
    この流れで教えてくれた人物の実力を既に超えてるのを初めて見ました。
    ラッカの才能凄すぎ。

    ではまた!

    作者からの返信

    >啓蒙型、凶悪ではあるんですが
     状況に応じた細かい指示ができない、したとしても元が一般人なので全然強くないのが弱点のようですね
    >クロネコ以外の獣人が首領であったら普通は前線には投入されなかった気がしますね。
    →これはそのとおりだと思います。のちの展開で明らかになりますが、クロネコにとっては「仲間の死」がデメリットにならないんですよね。

    >明らかに全然違うのが出てきました。
    >仮面ライダーを名乗った直後に泣き言を言うの、善悪以前にダメすぎる……
    →いわゆる「偽ライダー」ですからねw

    >これはむしろ一種のテストなのでしょうか
    →どうなんでしょうね。クロネコくん、素で「いや~第2班がここまで強いのは想定外だから途中で寄り道してクレープ食ってたよ~」とか言ってそうですね。

    >特定の層が喜びそうです!
    →ビーコルニ=リノセロは特定の元ネタがあるわけではないのですが、最近ジャンプで始まった『魔々勇々』を読んでいたら「あら、いいですね」の波が強く押し寄せてきてしまい、このような結果となってしまいました。

    >まあ、あの会話内容ではトーリがあのメンバーのリーダー格のように思ったでしょうが……
    →はいw

    >この流れで教えてくれた人物の実力を既に超えてるのを初めて見ました。
     ラッカの才能凄すぎ。
    →過去編で「獣人としての才能はサイロよりラッカが上だよ」と書いていてよかったです。まあ、フィジカル込みだと互角くらいなんだと思いますが。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第18話 VS摩天楼 前編その4


    さてVS摩天楼の後編はっと……その4!?(周回遅れ

    <でもダメダメ。>
    あっあっあっ←

    <私が怖いのはたったひとつ――退屈よ。退屈こそ、人間のあらゆる不幸の原因。諸悪の根源ですもの。人は退屈だから気晴らしに人を殺め、気晴らしに国を犯し、気晴らしに世界を壊す。なにか違ってるかしら?>
    お嬢様……なんというか、もう少しこう……手心というか……

    <その言葉を聞き、ホシゾラはさらに頬を赤らめ、呼吸を荒くした>
    トーリ殿っ!!フェロモンっ!!!

    <「そうね――今度はおひとりでいらっしゃい。それからホールでお話をしようとしたのもダメ。今度あなたが独りきりで来てくれたら、寝室で、ちゃんとお話をしましょうか?」>
    トーリ殿!次は法廷で会いましょうぞ!!!(憤怒

    <ホシゾラは苛立たしげに――あるいは楽しげに、指の爪を噛んでいた。
    「なんて、生意気な男。ほんと、生意気。私にあんな言葉遣いをして。しかも『守る』ですって!? 許せない許せない許せない許せない許せない――!」
     ハァ、ハァ、と、ホシゾラは熱い息を漏らしていた>
     ハァハァハァハァ(興奮←

    <「いま私が楽しみにしてるのは、狩人の日岡トーリとオオカミのラッカ=ローゼキなんだから!」>
    ……………鈴木くんに夫くん(肩をポン

    <『うおお、そういうもんなんですね?』>
    アヤノちゃん……狂おしいまでに愛らしい……←

    <割り込み通話が来ました。第六班、橋本ショーゴ班長からです>
    お、ショーゴ君だ

    <戦闘能力だけなら、うちのルミネとカズマだけで釣りが来る。第六班が第二班に次ぐ攻性武闘派組織なのはお前も知ってるよな?>
    え、ルミネちゃんとカズマくんってそんなに強いの!?(汗

    <おれたちは渡久地ワカナ局長からお前ら第七班の牽制を指示された。が、おれたち自身はお前らがやろうとしてることに味方したい>
    お、武侠派だったか!?

    <「ルミネちゃんたち第六班のところにいる獣人、イズナ=セトは隠密型のイタチなんですけどお?」>
    ルミネちゃんがイズナちゃんを自慢してるぅ〜(ほっこり←

    <「前に言ったろ。おれのイズナ=セトは日本の猟獣訓練制度史上における最新作にして最高傑作。最優のB級だってな?」>
    録音してイズナちゃんに聴かせてあげたいぜ!!

    <「まるで『ウィザードリィ』ですね。どこに目標の獣人がいるのか分かりません」>
     ほう。お前もやってたか。PTメンバーは?ニンジャ入れてる?マーフィーズゴーストでれべr←←←

    <鋼鉄の壁と触手のようなパイプ管、そして意図不明な漢詩文の貼り紙に覆われた迷路のなかを駆け抜けた>
    攻殻っ!

    <「確証があるから報告するんじゃねえんだよ。迷ってんならまず上に通達しろ。バカかお前は」>
    電話相手は運が無かったのだッ!

    <「怒鳴って悪かったな。捜査一課が来たら伝えとけ。獣も狩らないニンゲン専門のザコが仕事ナメてんじゃねえぞってな」>
    所轄「とばっちりだッ!」

    <これって獣人案件なんですか? 知りませんでした>
    <のらりくらりとした女性刑事の言葉回し>
    <自分と違って警視庁内のエリート部署で働いている連中の足を少しでも引っ張りたい、そういう感情しかないわけだ>
    醜い内部争い

    <「分かった。もういい。――地獄に落ちろ」>
    所轄「志賀さん!こっちの方にもっとキレてくださいよッッッ!」(悲痛

    <クダン=ソノダは「マジで?」>
    フランクwww

    <漆黒のシルクハットにステッキを握ったタキシードの男。両瞼を糸で結び、自ら視界を封じている。それがハツシ=トゥーカ=トキサメ。ボノボの獣人。脅威度B級>
    厄介な奴が来たぞ……(ごくり

    <「質問がある」>
    <「お前に操られたニンゲンは元に戻れるのか?」>
    <「いいえ、もう無理です。洗脳ではなく、改変なのです。もう、ワタクシに脳をいじられたニンゲンは元の人格を取り戻せません」>
    その素直さが……(涙

    <「なんで、なんでですかあ!? あなたにとっては同じ人間でしょうがあッ!?
     そんなに簡単に命を奪って、心は痛まないんですか、あなたぁッ!!」>
    エシディシ化するトキサメさんwww
    センシュウの時もレヰナさんが居れば←

    <目に入るモンに全部ブチ込めや! ――向こうが全部敵にしてくれたから好都合だ!!>
    センシュウ「まだまだ青いなぁ、トキサメくぅ〜ん」

    <――獣人取締法の末尾にはこんな記載がある。もしも獣人に操られている人間がいる場合は、そいつも駆除の対象としてよいということ。――祁答院アキラ内閣総理大臣が野党の反対を押し切って捻じ込んだ攻撃主体の法である>
    アキラちゃんwww絶対野党や左派マスコミから人権がどうこう言われたんだろうなぁーwww

    一方監獄の中のラッカちゃん。
    アキラちゃんが面会に来るとか言ってるけど。喜んで解放しそうな気がするんじゃが……いや、まあ、でも悪い予感しかしない!!(断言

    <「見てくださいよ、これ。オレの娘がクレヨンで描いた絵なんです。絵心あるでしょ? 将来は美術系の大学とかがいいなあって、アハハ!」>
    レイバーを悪者にしちゃいけない。そうだろ?ジッちゃん。

    <うちの娘、あなたのファンなんです。オペラ座の怪人事件のとき、メディアで取り上げられたでしょう? あれからもう、夢中で夢中で!>
    娘ちゃんwwwオペラ座のニュース見たんかwww

    <正義のヒーロー。オオカミであってヒトであり、ヒトであってオオカミである。オオカミビト。それが、ラッカさんのネットでのあだ名ですよ>
    タイトル回収。ここで1期のOPが流れる←

    <――子供の希望を大人が潰しちゃいけませんよ。違いますか?>
    いいねェ〜♪

    <彼は、ラッカに笑顔でウインクした>
    ばちこーん

    <――要するに、その間に逃げ出せということである>
    ダダッダダッ脱走脱走♪
    ゲゲッゲゲッ逃げ出そう♪
    ズズンズズンプリズンプリズン♪

    次回、愛のプリズン!

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >あっあっあっ←
    >お嬢様……なんというか、もう少しこう……手心というか……
    >トーリ殿っ!!フェロモンっ!!!
    >トーリ殿!次は法廷で会いましょうぞ!!!(憤怒
    >ハァハァハァハァ(興奮←
    >……………鈴木くんに夫くん(肩をポン
    →神柱ホシゾラお嬢様、やりたいほうだい。

    >アヤノちゃん……狂おしいまでに愛らしい……←
    >お、ショーゴ君だ
    >え、ルミネちゃんとカズマくんってそんなに強いの!?(汗
    →実はVS吸血鬼編を見ると分かるのですが、仲原ミサキが腕を折ったり山崎タツヒロが死にかけている対B級獣人戦で、こいつらほぼ無傷ですw

    >お、武侠派だったか!?
    >ルミネちゃんがイズナちゃんを自慢してるぅ〜(ほっこり←
    >録音してイズナちゃんに聴かせてあげたいぜ!!
    >ほう。お前もやってたか。PTメンバーは?ニンジャ入れてる?マーフィーズゴーストでれべr←←←
    >攻殻っ!
    →はい、ここは『イノセンス』オマージュですw

    >電話相手は運が無かったのだッ!
    >所轄「とばっちりだッ!」
    >醜い内部争い
    >所轄「志賀さん!こっちの方にもっとキレてくださいよッッッ!」(悲痛
    >フランクwww
    >厄介な奴が来たぞ……(ごくり
    >その素直さが……(涙
    >エシディシ化するトキサメさんwww
     センシュウの時もレヰナさんが居れば←
    >センシュウ「まだまだ青いなぁ、トキサメくぅ〜ん」
    >アキラちゃんwww絶対野党や左派マスコミから人権がどうこう言われたんだろうなぁーwww
    →瀧センシュウのときもそうなのですが、「他人を操る能力者」に対して戦うためには、「操られている犠牲者」に対する躊躇いをどれだけ捨てられるかが肝心なんですよね。トワは躊躇わなかったし、レヰナも躊躇わない。ただし、『オオカミビト』のほうが殺伐とした世界観なので、そこに法の裏付けもあったという感じです。
     当然、祁答院アキラは野党やマスコミからガンガン言われていますw(それを民意で捩じ伏せているタイプ、って感じですね)

    >一方監獄の中のラッカちゃん。
    >アキラちゃんが面会に来るとか言ってるけど。喜んで解放しそうな気がするんじゃが……いや、まあ、でも悪い予感しかしない!!(断言
    >レイバーを悪者にしちゃいけない。そうだろ?ジッちゃん。
    →はい、それがモチーフですw

    >娘ちゃんwwwオペラ座のニュース見たんかwww
    →ラッカの活躍が知れ渡った最初の事件ですからね、物語上あれ。

    >タイトル回収。ここで1期のOPが流れる←
    →実はタイトル回収、二回目なんですよねw

    次回もご期待ください!!

  • 今回も面白かったです。

    >人は退屈だから気晴らしに人を殺め、気晴らしに国を犯し、気晴らしに世界を壊す。なにか違ってるかしら?
    違ってるというか、そういう場合もあるけどかなり貴重なケースなのでは……
    そもそも、ホシゾラも馬鹿ではないのだから本気でそう思ってるわけでもなく言わばレスバのお誘いでしょうね。
    ホシゾラを論破しても意味ないしかといって同意したらそれはそれで見え見えの嘘なので、沈黙が唯一の正解といったところでしょうか。

    >そのままジョナサンの本駒込店に入った。
    ああ、実在のファミレスですね、ジョナサン・ジョースターの名前の由来になったという……

    トキサメ達3人の襲撃。
    啓蒙型で兵隊を増やしたまでは良かったですが、
    近くの全員を操ってしまったのが逆に仇になるとは……
    たとえ自分が守るつもりはなくても、法律はちゃんと調べておかないといけませんね。
    いや、そもそも堂々と現れずにこっそり啓蒙型を発動しておき
    襲撃が始まってからもトキサメ自身は操られていない一般人の振りをしておけばもっと有利だったはず。(縫った目は、包帯か何かで隠すとか……)
    能力の凶悪さにあぐらをかいてニンゲンをナメてしまったのが致命的ですね。

    正義のヒーロー、オオカミビト。
    ヒーローを信じる純粋な心がラッカの救いになりましたね。
    脱出できたとして、このままではずっと追われる身になってしまいますが、果たしてどうなるのか。

    今後も楽しみにしています。

    作者からの返信

    >違ってるというか、そういう場合もあるけどかなり貴重なケースなのでは……
    →人間のあらゆる不幸の原因は退屈、と指摘したのはパスカルですね。彼は『パンセ』でこんなことを書いています。「人間の不幸などというものは、どれも人間が部屋にじっとしていられないがために起こる。部屋でじっとしていればいいのに、そうできない。そのためにわざわざ自分で不幸を招いている」
     ホシゾラはこれからも退屈を紛らわしたい、その一心で物語に食い込みます。その意味で彼女は正真正銘の人間なんですね。

    >ああ、実在のファミレスですね、ジョナサン・ジョースターの名前の由来になったという……
    →ジョナサン、作者はもっぱら居酒屋として利用しています。

    >トキサメ達3人の襲撃。
    →トキサメにはもう少し生き残ってもらうプランもあったのですが、こんな感じになりました。

    >正義のヒーロー、オオカミビト。
    →ヒーローという概念は子供の心のなかだけにある(大人になるとは、ヒーローなどいない現実に耐えられるようになることだ)というヒーロー観があるんですよね。
     だから、ヒーローは、子供の拙いクレヨン絵で描かれなくちゃいけないんです!w

    次回もご期待ください!

  • 今回もなかなか濃い内容でしたね……
    感想を自分の中でまとめるのに時間がかかりました。

    >ゾーロ=ゾーロ=ドララム、死亡。
    ノコリ=マヨナカ、あまりにも身も蓋もない強さですね……
    他の飛び道具タイプの獣人の立場がない!
    しかも全滅させられたせいで狩人側に情報がないので対策も練りようがない……
    サンゴチュウということで部分獣化や完全獣化にあんま意味がなさそうなのがバランス調整でしょうか。
    しかし、なんとかマヨナカを倒したとしても今度はクロネコが工作型を使ってくる可能性もある、うわあ……

    >そこで鈴木に挨拶なさいな!

    この辺りの下りはX連載版よりだいぶマイルドになっていますね。
    まあ、ホシゾラが女性だからあれでも成立していましたが
    男女を逆にして考えると
    妻が「私は不感症です!」あるいは「私は石女です!」と叫ばされているおぞましい光景でしたよね……
    (それはそれで需要はあるんでしょうがもはや本題と離れすぎてしまう)
    (そもそもホシゾラは女性なのを前提にしたキャラ造形やろ)
    いや、女性が上位であればおぞましくないというのも変なのですが、というか現行のこれも十分おぞましいシーンなのですが。

    >「身体を交わさなくても、愛だと分かって?」
    >「君には分からないのか? 神柱ホシゾラ」
    トーリ、愛を一応ちゃんと言葉に出来るじゃないか!
    後は、それをどう伝えるべきか、ですが……
    まさかこの後あんなことになるとは。

    >―どうせ女です。家庭に入る道もあるのでは?」
    これもXからだいぶニュアンスが変わりましたね。
    元の方だと初対面の女性に凄まじいセクハラ発言をする名無しキャラという妙な存在になっていましたし、
    なんならこの方がキキが怒りそうなので納得のいく変更です。

    ではまた。

    作者からの返信

    >ノコリ=マヨナカ、あまりにも身も蓋もない強さですね……
    →クロネコ派の残り数少ない武闘派、マヨナカちゃん大活躍回です。
     工作型の能力は「実物を見て触れて、その機構を理解した武器ならば、耐久性九割落ちの状態で即時作成できる」こと(初出は第14話)。元ネタは衛宮士郎の投影魔術ですね。

    >この辺りの下りはX連載版よりだいぶマイルドになっていますね。
    →マイルドにしたのもありますが、「夫が不能だから腹いせに不倫している」ように見えてしまうとホシゾラのキャラがブレてしまうと思い、修正しました。
     彼女は夫がどんな状態でもこういうイジメをしたと思いますので。
     ちなみに夫が「いいじゃないの?」と言って、ホシゾラが「ダメよダメダメ」と言うのは日本エレキテル連合のパロディです(また芸人ネタか!)

    >トーリ、愛を一応ちゃんと言葉に出来るじゃないか!
    →トーリくん、死ぬほど朴念仁なだけで恋愛感情がないわけではない。味。

    >これもXからだいぶニュアンスが変わりましたね。
    →こういう微調整をぜんぶ曝け出しているの、ツイッター即興小説の醍醐味だなと思いますw

    編集済

  • 編集済

    気付いたらコメントしてない回がだいぶ溜まってしまっていました……
    毎回楽しく読ませていただいております!

    >店内は轟音で、客の誰もが周囲に目を配らないままギャンブルに興じている。だから渡船コウタロウの死に人々が気づいたのは30分以上経ってからのことであった。
    ……いやこれは型やクロネコの技術じゃなくて素でパチンコ店がうるさかっただけなの!?
    仮に騒ぎになったとしても、店内の全員を瞬殺して、あるいは単に超加速型を使って悠々と店を後にできる算段ではあったのでしょうが……
    娘を装ってメールを送れるならいくらでも風情のある場所で殺せるような気もしますが、そういうちょっと締まらないところがクロネコらしさなのかもしれないですね。
    あるいは、単なる逆恨みの復讐もどきをカッコよく描いてはいけない、という籠原さんの倫理観でしょうか。

    >それが今いるクロネコ派のメンバーだ。
    たたみきれない、どころか思ったより少ないなと感じました。
    クールポコ(ではない)の二人のような使い捨ての兵隊がもっといるもんだと勝手に……
    もっとも、↓の情報からすると現在の人数はあまり問題ではないようですね……

    >「そんなもん、好きな人としかやっちゃダメだろうが」
    ヒューッ!
    しかし、この正論が彼女に届くのかどうなのか?
    ケンサクはカナンの救いとなるのか?
    どうなるか楽しみにしています。

    作者からの返信

    >……いやこれは型やクロネコの技術じゃなくて素でパチンコ店がうるさかっただけなの!?
    →パチンコ店の騒音に紛れての殺害行為は、アウトレイジビヨンドのオマージュですね。おそらく、クロネコくんとしては、渡船コウタロウに最も屈辱を与える方法を考えた結果としてこうなったのかもしれません。しまらないところで始末するという美学で。

    >たたみきれない、どころか思ったより少ないなと感じました。
    →幹部級の人数は本当にこのくらいしかいないんですよね、クロネコ派。使い捨ての兵隊がどれだけいるとしても、狩人狩りに使える獣人はこのくらいということかもしれません。

    >しかし、この正論が彼女に届くのかどうなのか?
    →まさか布瀬カナンとケンくんがここで会うとは思いませんでしたw

    次回もご期待ください!

  • すごく面白かったです!

    でもトキサメは残念でした。好きだったのにあんな殺され方をするなんて……。

    新キャラのヴァンデ好きです。既に仮面ライダーオマージュをイズナでしてましたが、自分で名乗るやつが出てくるとは思いませんでした。ゲスでいいですね。

    クロネコの登場かっこよかったですね。レヰナたちはどうなるのか気になります。

    今回はイズナも活躍してましたね! スパイ映画みたいでドキドキしました。摩天楼にもモチーフとかあるんでしょうか……(籠原先生のことなのでありそうと思いました)

    ラッカ、強すぎでは? シルバーバレットもリングも通用しなくなると本当に人類の敵になっちゃいますね。クロネコ戦も楽しみです。

    作者からの返信

    >新キャラのヴァンデ好きです。既に仮面ライダーオマージュをイズナでしてましたが、自分で名乗るやつが出てくるとは思いませんでした。ゲスでいいですね。
    →いわゆる「偽ライダー」「ヴィラン側のライダー」というやつですね、彼は。

    >今回はイズナも活躍してましたね! スパイ映画みたいでドキドキしました。摩天楼にもモチーフとかあるんでしょうか……(籠原先生のことなのでありそうと思いました)
    →これ、実はダンジョンの構造まで含めて映画『イノセンス』のオマージュです。

    >ラッカ、強すぎでは? シルバーバレットもリングも通用しなくなると本当に人類の敵になっちゃいますね。クロネコ戦も楽しみです。
    →諸事情によりラッカをめちゃくちゃ強くする必要が出てきたのですが、結果として「そんなに強いなら善悪問わず駆除対象に決まってるじゃん」という話になってしまいました。てへぺろでござんす。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第17話 VS摩天楼 前編その3


    開幕、警視庁獣人捜査局第一班の捜査員の皆さん

    中略

    アフガニスタン料理店にて散る……

    <ノコリ=マヨナカ。サンゴチュウの獣人。女。
     リトウ=ワン。トラの獣人。男。
     そしてアノ=バリアテ。イソギンチャクの獣人。女>
    イカしたクロネコメンバーズのうちの3人

    <ノコリ=マヨナカは姫カットに軍服風ファッション。リトウ=ワンは迷彩のパーカーに坊主頭。そしてアノ=バリアテは黒のボブカットにヘッドホン、そしてメイド風の私服を身に纏っていた>
    ハロウィンww

    <「リトウ=ワンが死にました。型を使う余裕もなく」>
    え、だってトラですよ……?獅子とタメ張る虎ですよ……?出番コレだけ……(汗

    <ゾーロ=ゾーロ=ドララム、死亡>
    もののあわれを感じる

    一方
    <真紅のオートクチュールなドレスに身を包んだ金髪碧眼の女が、気取った手つきで細身のグラスを口もとに運んでいた。
     神柱ホシゾラ・29歳である>
    ホシゾラ様ぁ〜
    イイじゃないっすか!イイじゃないっすかぁーーっ!!(興奮

    <彼女は、今の日本人は誰も使わないような女言葉(「そうね」「そうよ」「そうだわ」)を、ずっとキザったらしく使う話しかたで喋っていた。
     明治・大正文学の読みすぎだな。
     そんな彼女の性格が、ホールの趣味に現れている。西洋の華を壁際の花瓶に満遍なく活けて、写実的な油絵を壁にかけている>
    なるほど……オタクだな←

    <「ダメよ! ダメダメ!」>
    「!」
    イイなぁ……←

    <夫らしき男>←ぐぬぬ
    <「早くしなさい。それとも、今日も折檻をオアズケされたいのかしら? この愚図」>
    あっあっあっ←

    <ここにいる皆の前で! 『情けない僕の代わりに、愛する妻を満足させてくれてありがとうございます~!』って言うのよ! それと、靴も舐めなさい!
     言わないと今日のご褒美はナシよ! いいの!?」>
    ご褒美回だったか……←

    <「貴方たちはセックスをしたことがあるの?」
    「いいや」>
    アヤノちゃん(すごい……!私が言えなかったのに……!!)←←

    <「獣人と人間の恋愛は法で禁止されてる。でも、それだけじゃない。彼女はまだ子供だ。その弱みを突くように愛し合っても、それは本当の愛じゃない」>
    トーリ君も恋愛と意識してきてるんだなぁー、イイヨイイヨー←

    <トーリがそう答えると、ホシゾラのほうは頬を赤らめたまま、ハァ――と満足げに吐息を漏らした。
    「すごい」>
    アッアッアッしゅごいいいい←

    <「お断りよ。ダメダメ。
     貴方のほしい獣人は渡さない。だって、こんなこと、もっともっと面白くしたいもの!」>
    お嬢様……面倒くそう御座います……

    一方キキ先生の研究所
    <キキの頭脳に火花が散った>
    そっか、キキ先生はサイロ父ちゃんの事は知らないんだよな

    <――物理法則に叛逆する空間を条件付きで即時展開する能力! それが超加速型! そしてその能力は、他の全ての型に説明をつけることができる!
     超加速型こそ、獣人の型のオリジンなんだ!>
    その上で日岡夫妻の一歩先を見たのか

    <――住吉キキは、ラッカがここに来るまでに祁答院内閣幹部に忠告を受けていた。もうオオカミを訓練するのはやめろ、と。要は、キキはそれを無視していたのだ>
    おお、どこぞの無免許医師の息吹を感じる!

    <「祁答院アキラちゃんの狙いはなんだ? ヘタレの欧米諸国にペコペコしながら、旧共産圏の独裁国家に対する危機感を煽って腐った民意を得ることか? 虐げられ続ける中東諸国を犠牲にして?」>
    時事ぃ……

    <あなたはこの時点で獣人研究員の資格を失ったものと見なします。まあ、せいぜい再就職先を探すとよいでしょう>
    国外脱走さえ出来ればワンチャン

    <「そこの住吉キキって科学者は悪くないよ。私が暴力で脅してさあ、無理やり自分の力を訓練させたんだよ。キキがさっき言ってたのは、私に殺されないための演技なんだよ」>
    キキてんてい「そうだったの!?」

    <大嘘である。大嘘を、ラッカは真顔で言っていた。
    「連行するなら、だから私を連行しろ」>
    漢・ラッカ!!

    後編へ続く!!

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >イカしたクロネコメンバーズのうちの3人
    >ハロウィンww
    >え、だってトラですよ……?獅子とタメ張る虎ですよ……?出番コレだけ……(汗
    >もののあわれを感じる
    →すまないリトウ=ワン、君の設定もちゃんと考えていたのだが、戦闘シーンが始まった瞬間やられるビジョンが見えてしまいました。

    >ホシゾラ様ぁ〜
     イイじゃないっすか!イイじゃないっすかぁーーっ!!(興奮
    >なるほど……オタクだな←
    >イイなぁ……←
    >あっあっあっ←
    >アヤノちゃん(すごい……!私が言えなかったのに……!!)←←
    >トーリ君も恋愛と意識してきてるんだなぁー、イイヨイイヨー←
    >アッアッアッしゅごいいいい←
    >お嬢様……面倒くそう御座います……
    →神柱ホシゾラお嬢様、刺さる人には刺さるだろうと思いましたが、ここまでとはw(後天的に高飛車な振る舞いを覚えた熊谷チトセに対して、先天性のワガママお嬢様という対比?)
     それにしてもハライチ岩井の年の差婚が話題になっているときに、17歳と27歳の年の差恋愛を描くという事故が発生してしまいましたね。てへぺろでござんす。

    >そっか、キキ先生はサイロ父ちゃんの事は知らないんだよな
    >その上で日岡夫妻の一歩先を見たのか
    →住吉キキ、シンセシスシリーズでもオオカミビトでもだいぶ有能

     ちなみに、
    『祁答院アキラちゃんの狙いはなんだ? ヘタレの欧米諸国にペコペコしながら、旧共産圏の独裁国家に対する危機感を煽って腐った民意を得ることか? 虐げられ続ける中東諸国を犠牲にして?』
     これは本当に時事ネタみたいになってしまいましたが、メタ的には、オオカミビト世界線は現実の世界線と大差なく進行してるよ、という設定開示パートでもあります。
     ※作者自身は保守右派なのに、こうやってリベラル左派っぽい思想のキャラやセリフも全然出すから私の小説は左派ウケがいいのかもしれない。そんな分析を受けました。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第17話 VS摩天楼 前編その2

    ※以下ネタバレを含む←



    開幕、コウタロウ死す!←

    <Pフィーバーダンベル何キロ持てる?』>
    よもやのパチスロ化

    <――そんなアニメがあるのか>
    コウタロウ。学生時代はアニオタ説←

    <エメラルドグリーンをした瞳の瞳孔、その左側が、カシャン、と金属音を立てて形を変える。ただの円形の黒ではなく、『変化』という漢字の形にフォルムを変えているのだ>
    おお、なんか西尾維新ッポい!

    <「『超再生』型、発動」>
    超再生!……新しい型だ!!

    <あの子はいずれ自分の出生に気づき、ニンゲンを許せなくなる>
    ええー、クロネコ殿ぉ〜、本当でござるかぁ〜?

    <「日岡夫妻の一人息子――日岡トーリ」>
    <オオカミの娘のそばにいるらしいんだよねえ」
     それって許せるかな? いや、許せない>
    クロネコ殿「拙者の推しであるオオカミ娘ちゃんを誑かすなどと……絶許でござるよデュフフ」

    <ノコリ=マヨナカ。
     ヴァンデ=ブラ。
     アダム=アダム=アダム。
     トーボエ=ピル。
     リトウ=ワン。
     ハツシ=トゥーカ=トキサメ。
     フカミ=アイ。
     シュドー=バック。
     ランデ=カナリア。
     アノ=バリアテ>
    この人数……たたみきれない!!
    ……そう、思っていた時期がありました

    <神柱ホシゾラには、年の離れた胎違いの妹がいたの。その名前は、神柱ヨゾラ>
    拙者「ヨゾラたそ〜!」

    <東京のなかでも駒込なんていう田舎>
    立てよ、駒込民!!

    回想シーン
    <トーリとラッカは、もともと予約していたホテルに泊まって体を休めることにした>
    <俺のラッカ>
    ン“ン”ン“ッ!

    <風呂から上がったラッカ=ローゼキが、すっぽんぽんのままで出てきた。>
    あ、アヤナミっ!!!←

    <「見えるじゃなくて実際キレてんだろーが、バカ!」>
    拙者「ラッカ殿、そこは接吻でござるよ!接吻!!」

    <ラッカのことを考えたら、今の俺はきっと、冷静でいられなくなるんだ>
    きぶり爺いスタンバイ!

    <「なるほど――」
     とラッカは口もとに手を当てる。彼女の体に巻かれていたバスタオルが床にバサリと落ちるが、トーリもラッカもそれを気にしている余裕はなかった>
    我らラブコメ期待厨「そ、そんな殺生なぁぁーーーーっ!!」←

    <それを住吉キキといっしょに調べてほしい>
    トーリ君はラッカちゃんの能力がタブー視されてる事を知らないんだよなぁー(汗

    <「ラッカ」
     「うぃ?」>
    ほっこり

    <これが《絶対防御の盾》である。
     ただのバリアではない。ラッカの周りとその他の世界の間の時空が根本的に断絶している。だから、あらゆる干渉を受けないのだ。ゆえに、絶対防御>
    なんか急にインデックスさんみたいになって来た!←


    そして唐突にケンサク氏が再登場

    <尾木ケンサクが自分のアパートに帰ろうとしていると、途中にある建物と建物の間、ゴミ袋まみれの隙間にひとりの女がうずくまっているのを見つけた>
    テトラちゃん!?←

    <「助けて助けて助けて助けてええ! クロネコ様に逆らった私がバカでしたあ!! ――クロネコ様は最凶最悪の獣人で、私なんかが勝てるわけないんですう!! だから、誰でもいいから助けてえ!!」>
    違った……←

    <「よくわかんねえけど――」
     とケンサクは言いながら、カナンの手を取った。「なあ、メシちゃんと食ってる? オレのアパートに来いよ」>
    ちょまっ!ケンサク殿っ!!い、いつの間にそんなイケメンムーブかませるようになったんでござるかぁぁーーーーっ!?グギギギギ(血涙←

    <そして布瀬カナンは、尾木ケンサクの家で数日ぶりのシャワーを浴び、彼のYシャツを着て、彼の入れたホットココアを飲んでいた>
    彼シャツ……!グギギギ←

    <――それともやはり、いつものように体目当てか>
    <そんなもん、好きな人としかやっちゃダメだろうが>
    ギギギギギギギ…………

    フッ………グッ…………ツッ……(声にならない

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >よもやのパチスロ化
    →ほんとにあるパチスロから探しましたw
    >コウタロウ。学生時代はアニオタ説←
    →いや、たぶんパチでしかコンテンツを知らないタイプですw
    >おお、なんか西尾維新ッポい!
    →瞳のなかに漢字が浮かぶとカッコいいよねのアイデアは普通に『鬼滅の刃』リスペクトですね。
    >超再生!……新しい型だ!!
    →クロネコは「超再生」型です。脅威度A級。特定条件下で次の2つが可能になります。①既に死んだ獣人の型を使用する。②既に死んだ獣人を蘇生して意のままに操る。
    >ええー、クロネコ殿ぉ〜、本当でござるかぁ〜?
    →お読み頂いている人のなかでラッカ闇堕ち説が濃厚すぎるので、もうシナリオに組み込むぞってわけです。

    >この人数……たたみきれない!!
     ……そう、思っていた時期がありました
    →このあとイデオン発動編みたいなペースで鏖殺すれば間に合うぜ!w
    >拙者「ラッカ殿、そこは接吻でござるよ!接吻!!」
    →え、ここでキスします?(怪訝な顔)
    >なんか急にインデックスさんみたいになって来た!←
    →実はインデックスさんの能力をよく知らない私です。マジで時間停止能力を本気出して考えていたら「じゃあバリアとビームは可能だな」ということになりました。
    >ちょまっ!ケンサク殿っ!!い、いつの間にそんなイケメンムーブかませるようになったんでござるかぁぁーーーーっ!?グギギギギ(血涙←
    →これってイケメンムーブなんですか?w

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第17話 VS摩天楼 前編その1

    今回のサブタイトルは捻ってない……?
    むしろ怖いかも……(汗

    <山下シゲル43歳・無職>
    あかん

    <戦後レジームを支えてきた自由社会党現党首>
    なんかリアリティあるネーミングw
    80年代末位に自民党と社会党が合併してできた政権与党って感じが凄くする

    <保守右派の立場を貫きつつ、外交・軍事的には親米タカ派として国際上の役割をアピールしている>
    リアルだとおサヨが発◯する

    <「死ねェッ!!!! 国賊ッ!!!!」>
    ワロタ

    <その銃弾を胸に食らい、祁答院アキラは胸と口から血を噴き出しながら仰向けに倒れた。微動だにしない>
    ……笑えない

    <「いやあ、痛いものは痛いんだねえ」
     と言いながら、祁答院アキラはゆっくりとその場で立ち上がった>
    おお!私は二つの命を持っている!!

    <「こいつはヤマアラシの獣人、拒絶型。私に対する物理的攻撃を、あらかじめストックしておいた別の誰かに肩代わりさせる」>
    これは権力者が皆欲しがる獣人!!量産化か!?

    <同時刻。福岡拘置所にいる死刑囚が血を吐いて倒れ、死亡した>
    マキマさんが首相になったのか……

    <統和教会だ!!>
    ヤベー

    <「アタマのおかしい陰謀論者は怖いね。きっと気狂いの母親から気質が遺伝したんだろう。裁判ではせいぜい心神喪失を主張するといい」>
    ゲラゲラゲラゲラ←

    <「えー、些細なアクシデントが起きましたが」>
    貴女いま血まみれですよね……?(汗

    <「うん、ありがとう大堀。君を愛してるよ?」>
    百合イケメンだ!!

    <ワケの分からない、頭のおかしい母親から生まれたガキが頭のおかしい暗殺未遂ってわけ!>
    ギャハハハハハハハ←

    <「1点100円、赤、アリアリですね。風花雪月は?」>
    急に麻雀小説になった。作者の性癖(型)発露!

    <警視庁公安部捜査員、鮫島カスミ>
    公安の室井だ!!

    <生きる価値のない社会のクズども。ニッポンの権力ナメてたら消すぞ、ガキが>
    気風が良い啖呵

    <東家の女が2個のサイを振って開門の場を決める>
    なぜか麻雀が始まった(作者の型発動中)

    <「獣人の型の可能性がありますね。目的地に辿り着かせないとか、ただ迷わせるとか、獣人の能力だったら辻褄は合いますよ」>
    ラッカ「知ってる。かみまみたの型だ。アニメで見たぞ!」

    <トーリは手配を倒した。
     ツモ。国士無双十三面待ち、ダブル役満>
    鷲津さま「がっ……!」ぐにゃぁ

    <迷路を突破できる型のケモノがいる。獣人名はビーコルニ=リノセロ。サイの獣人。性別はメス>
    さすが公安、性別まで明かすのか!

    <飼い主の名前は神柱ホシゾラ>
    ……ん?(連載時には気づかなかった 汗

    <その脳裏にあるのは、まず、チトセの言葉だった。
    《――オオカミちゃんは、ラッカちゃんは、あなたのことが女の子として好きだからニンゲンの味方を始めたんだよ?》>
    やはりラブコメか……。いつ出発する?私も同行する

    <待ち構えていたのは、警視庁獣人捜査局第七班の捜査員たちである。
     仲原ミサキ、田島アヤノ、山崎タツヒロ、佐藤カオルだ>
    みんなぁー!(涙

    <「独りで抱え込まないで。警視庁獣人捜査局第七班は、あなたの第七班でしょ。だったら好きに使って>
    ミサキさん………ぶわわっ(大泣

    一方
    <「もう回数制限が要らないらしいんだよ」
     ラッカはにっかりと笑った。「な~んか、もう何回でも時間止められるようになっちゃったや!」>
    キキ先生「待て待て待てっ!!」

    <住吉キキが、コホン、と咳払いして介入してきた>
    直前まで椅子から転げ落ちていた住吉キキ先生だ!

    <《分かったろう? 彼女は危険な状態だ。君たちも見守ってやってくれ》>
    ここでイズナちゃんはともかく、ショーゴ君まで冷静に応答してるのに少し違和感が……。ああでもあれか、こうなる可能性があるとわかってたってことか

    <「ラッカくん、もういちど訊くよ? 君は獣人捜査局第一班専属猟獣、ゾーロ=ゾーロ=ドララムの光線を受けてもノーダメージだった、それで合ってるかな?」>
    ヤバイですよ!!(汗

    <「君を一斉掃射する。シルバーバレットじゃないから、当たっても体が穴だらけ血まみれになるだけで済むよ。でも痛い思いをしたくないなら、まだ秘められているその力を見せてみろ、ラッカ=ローゼキ」>
    アキラちゃんとの対比かな?

    <時空の壁を広げていくイメージ――!>
    はわわわ、たいへんたいへん!ラッカちゃんがついに禁断の力を手に入れちゃううううううーーーー
    次回、人類の危機!でまた会おう

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >あかん
    >なんかリアリティあるネーミングw
     80年代末位に自民党と社会党が合併してできた政権与党って感じが凄くする
    >リアルだとおサヨが発◯する
    >ワロタ
    >……笑えない
    →政党名はそれっぽい架空のネーミングにしました。そういえば、オオカミビトの世界線の妙に塩対応なところって、獣人が発生しても国際情勢は現実と大して変わらないんですよね(いわゆる「架空戦記」的な面白さを排している)。
     ちなみに野党勢力は分裂に分裂を繰り返していて、祁答院アキラ派に対する有効な抵抗手段を持てていません(だったら自党内の抵抗勢力のほうがまだ怖いよという状態)。鋏道化編で出てきたベーシックインカム党とかは、そんな混乱のなか生まれた新規勢でしょうか。

    >おお!私は二つの命を持っている!!
    >これは権力者が皆欲しがる獣人!!量産化か!?
    >マキマさんが首相になったのか……
    >ヤベー
    >ゲラゲラゲラゲラ←
    →拒絶型、マジで「自分の命さえ良ければあとはどうとでもなるだろう」という力で、本当に祁答院アキラ向きの猟獣だと思います(たとえば、志賀レヰナの猟獣は未来予知によって仲間も守れるわけですが)
     元ネタはマキマさん……と見せかけて、実は『めだかボックス』の「不慮の事故(エンカウンター)」という能力ですね(分かるかそんなもん!)

    >貴女いま血まみれですよね……?(汗
    →シャツの胸もと、鼻と口から血をダラダラ流した状態でこれ喋ってます。

    >急に麻雀小説になった。作者の性癖(型)発露!
    >公安の室井だ!!
    >気風が良い啖呵
    >なぜか麻雀が始まった(作者の型発動中)
    >ラッカ「知ってる。かみまみたの型だ。アニメで見たぞ!」
    →麻雀の描写、完全に趣味ですねこれ。
     ……ラッカが物語シリーズ読んでるのなんとなくイヤだなw(イズナは読んでそうだけど)

    >鷲津さま「がっ……!」ぐにゃぁ
    >さすが公安、性別まで明かすのか!
    >……ん?(連載時には気づかなかった 汗
    >やはりラブコメか……。いつ出発する?私も同行する
    >みんなぁー!(涙
    >ミサキさん………ぶわわっ(大泣
    →実は第七班が再び全員で活動するの、腐乱姫編の第12話以来です。めちゃくちゃ久しぶりに仲原ミサキの登場場面を書いたような気がします。
     神柱ホシゾラは、お察しのとおり、あの神柱ヨゾラの姉です。クソカスのワガママお嬢様を描くの楽しすぎる。

    >キキ先生「待て待て待てっ!!」
    >直前まで椅子から転げ落ちていた住吉キキ先生だ!
    >ここでイズナちゃんはともかく、ショーゴ君まで冷静に応答してるのに少し違和感が……。ああでもあれか、こうなる可能性があるとわかってたってことか
    >ヤバイですよ!!(汗
    >アキラちゃんとの対比かな?
    →ここは対比ですね。
     橋本ショーゴ、「猟獣は道具だ」と自分に言い聞かせている男なので日岡トーリと対照的な存在ですが、実は最初からラッカ=ローゼキの猟獣採用に賛成票を出しているので、彼女の存在にはメチャクチャ寛容なんですよね。
     ……分かりにくい男だなコイツ!w

    次回もご期待ください!

  • ・獣人ながら意見が許されている専属護衛のドルサトゥムのポジション地味に好きです。
     こちらのセキュリティを軽々しく突破する能力持ちが出て来てましたが、とうとう捜査員が獣人化される展開。でも自分でケリ付けてカッコいい。
     トーリがラッカとの因縁を知る展開に成りそうで、どうなるか気に成る所です。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ドルサトゥム、個人的にも気に入っています。
    いつかは捜査員にも犠牲が出る予定でしたが、まさかこのタイミングとは思いませんでした(たぶんジョジョ2部を読んでシュトロハイム自爆のシーンが好きだった影響だと思います)

    次回もご期待ください!

  • アキラ暗殺未遂事件。
    これは露悪なのか、風刺なのか、自分の深読みしすぎなのか?
    狂っているのはシゲルだったのか、シゲルの母親か、それともアキラか、別に誰も狂ってなどいないのか?
    アキラの思想は善なのか悪なのか。
    そもそも、獣人が存在する世界の人物の善悪を獣人の脅威が存在しない世界の我々がジャッジして良いものなのか?
    「アキラはムカつく態度のキャラだから悪役で良いんだろうな」という読み方は正しいのか?
    あるいは狂っているのは獣人の存在する世界そのものなのか、
    我々の生きるこの世界なのか。
    僕の矮小な読解能力では正確に読み取れている気がしません。
    今後の展開を注視していきたいと思います。

    >巣鴨には雀荘がいくつかあるが、駅から徒歩10分の雑居ビル10Fにある『鬼哭』
    巣鴨って雑居ビルですら10階があるの?!
    さすが東京……

    そしてやたら正確な麻雀描写。
    穿った見方をすればこれも時事ネタといえば時事ネタでしょうか?
    やたら高い役で上がるところは特撮ヒーローのオマージュっぽさを感じますね。
    特撮の場合はポーカーが使われることが多いですが、どちらにせよ派手な方がわかりやすい!

    方法①②③。
    やはり、この手の獣人の型に現代科学で出来ることはあまりないようですね。
    (オマージュ元のクウガとの差別化でしょうか?)
    迷路の能力にメタを貼れるサイの能力とは全然想像が付きませんが、一体……?

    >「ごめん、ありがとう――俺にみんなの命をくれ」
    今までのことが思い返されて素直に良いシーンですが、逆に言えばこれから波乱の予感がしますね。

    >訓練場の砂浜に穴が開き、7~8の銃火器が出現した。
    出た!国家予算で制作された謎のシステム!

    >「時空の壁を広げていくイメージ――!
    動きをぜんぶ止める時間の壁を――体の外に広げていく、ようにィ――!!」
    仕組みまでもう自覚している!
    恐るべき進化ですね……

    次回も楽しみに待っています。

    作者からの返信

    >アキラ暗殺未遂事件。
    >これは露悪なのか、風刺なのか、自分の深読みしすぎなのか?
    >狂っているのはシゲルだったのか、シゲルの母親か、それともアキラか、別に誰も狂ってなどいないのか?
    >アキラの思想は善なのか悪なのか。
    >そもそも、獣人が存在する世界の人物の善悪を獣人の脅威が存在しない世界の我々がジャッジして良いものなのか?
    →エピソードとしてはアキラの猟獣の能力を説明する回なんですが、ここらへんは「ようやく描けるようになったから描いた」という面もあります。シゲル、シゲルの母親、アキラの思想、なにが善か悪か完全に宙ぶらりんにしたまま話を書けるだろうと思って自分自身へのゴーサインを出しました。

    >「アキラはムカつく態度のキャラだから悪役で良いんだろうな」という読み方は正しいのか?
    >あるいは狂っているのは獣人の存在する世界そのものなのか、
    >我々の生きるこの世界なのか。
    →アキラ、ずっと「人としては悪人だけど立場としては味方側」「でもこの世界の殺伐さを考えると彼女の思想を簡単に否定できない」みたいな変てこな立場にいるんですよね。
     思うにシンセシスシリーズの沖田レインでやろうとしていたことをバージョンアップしたキャラなのではないか、と思います。
    (なんでアキラは30代前半の容姿のまま老けてないの? 老化を死刑囚に肩代わりさせているから?)


    >巣鴨って雑居ビルですら10階があるの?!
    >さすが東京……
    →さいきん巣鴨に行っていないので、完全に印象で書いてしまいましたw
     検索したところ、あるっぽいです(よかった!)

    >そしてやたら正確な麻雀描写。
    >穿った見方をすればこれも時事ネタといえば時事ネタでしょうか?
    →単純に麻雀が好きなので、登場人物が麻雀しながら会話するシーンはいつか書きたかったんですよね~。

    >やたら高い役で上がるところは特撮ヒーローのオマージュっぽさを感じますね。
    >特撮の場合はポーカーが使われることが多いですが、どちらにせよ派手な方がわかりやすい!
    →フィクションでくらい高くて派手な役を見たいですよね!w

    >方法①②③。
    >やはり、この手の獣人の型に現代科学で出来ることはあまりないようですね。
    >(オマージュ元のクウガとの差別化でしょうか?)
    >迷路の能力にメタを貼れるサイの能力とは全然想像が付きませんが、一体……?
    →分かる人は確実に分かると思うので正直に言うと、ここらへんの話の運びかたは完全に『マトリックスリローデッド』ですね(キーメーカーを探したらマシンどものソースに行けるぞ!)
     オマージュ元であるクウガと異なるのは、元ネタである神経断裂弾と違ってシルバーバレットが最初から実装されている点かなと思っています。

    >仕組みまでもう自覚している!
    >恐るべき進化ですね……
    →どんどんラッカが強くなるの、作者も怖いです(コントロールできるかどうか不安)

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第16話 VS遊園狂 後編その3

    怖かった遊園狂編もいよいよラストバトル!

    お、トーリ君がピンチ!
    ヒーローガールの登場は!?

    <「お、おか、お母さんを知りませんか――!?」
    「――お母さんといっしょに来たの?」
     チトセは、思わず素直に訊いてしまった。>
    幼女に浄化されるチトセ様!←

    <自分がまだニンゲンだった頃の記憶を。まだ母親が狂ってカルト教会の信者になる前の、自分の病気が重くなる前の思い出を>
    ドラマが一気に重く!!

    <『チトセ、今度はあの遊覧船に乗ってみよっか!』
    『ほらチトセ、怖くない怖くないよ』
    『ヒロインキャッスルのメダル、かっこいいね! おうちに飾ろうね!』
    『本当に楽しかったねえ、チトセ――またいっしょに来ようねえ。今度は、お父さんもいっしょにね!』>
    まだ母親がマトモだった頃……

    <トーリが、その隣で、信じられないものを見るような目でチトセを見つめていた。
    「今、まさか、人間の子供を逃がしたのか?」>
    これはチトセ様がクロネコ一味を裏切って、人間側に付く流れか!!?←

    <「なんか冷めちゃった。帰る」>
    女心、ワカラナイ……

    <「熊谷チトセ! 待て、待ってくれ――! そんな風に人間を助けることができるなら、なあ、なんで他の人間は平気で襲えるんだ!!」>
    本当だよ←

    <うるさいなあ、ただの気まぐれだよとチトセは思った>
    女心……ムツカシイ……

    <『いや、なに言ってるんですかチトセ』>
    カナンちゃんの正論

    <『少なくともあの狩人は始末できました。今からでも遅くはありません、引き返してください!』
    「ヤだ、なんか疲れちゃったし。それに目的のオオカミ捕獲がダメになったんだもん、意味ないって」>
    カナンちゃん「解せぬ」

    <――チトセも、私にとっては結局は女だった。肝心なときに役に立たない。その点、ハワタリはマシだ。こちらの体をエサにすれば、男はいくらでも言うことを聞いてくれる>
    女はコントロールできない、ってか(汗

    <――ああ、そうですね、あなた好みのセックスなら何日でも付き合ってあげますよ>
    おいハワタリ、そこ変われ!!←

    <――クロネコの声だ。
    『あはは! 水くさいなあ! リーダーの僕に教えてくれればよかったのに! それともカナンは新入りだから遠慮しちゃったのかな?』>
    あーあーあーーー………←

    <『あはは! 大丈夫だよカナン! オオカミのラッカ=ローゼキを強くしようとしてくれたんだろ?>
    カナンちゃん「さすがはクロネコ様。私の真意をお見通しとは」(震え声

    <うん、僕は怒ってないよ>
    だが、コイツが許すかな?←

    <――間宮イッショウって死刑囚を攫って役に立てようとしたのもカナンなのかな。アタマいいね。あいつには逃げられちった>
    イッショウ、お前まだ生き延びるのか……!(汗

    <怒ってないよ? 僕は怒ってないけど――死ね>
    カナンちゃん「酷くね?」

    カナンちゃん退場っぽいけど……そうなるとせっかくフラグが立ったチトセ様は?(汗

    <「『超加速!』」>
    <「『超加速』!」>
    <「『超加速』!!」>
    たいへん!キキ先生がTVの前で倒れてる!!←←

    <「いや、ウソでしょ――」
    「超加速型って、回数制限も発動間隔もなんにもないの!?」
     そんなの――本当に無敵じゃん。敵いっこない。これがA級獣人ってこと?>
    いや本当にソレ(大汗

    <いや、デートのときに遊びで1回やっちゃったから合計7回、か>
    まずデートの時に発動させるなよ!!(総ツッコミ

    <もしかして、もう私、何回超加速しても平気になってんじゃないの――?>
    ……チーター?(汗
    ラッカちゃん「いや私オオカミだし」

    <「ジジョウもサンジョウもあるかカスが!! そんなもんみんな誰だって抱えながら生きてんだよ!! アァ!? 
     お前、まさか人殺しのクズを可哀想と思ってんじゃないだろうな!?
     可哀想なのは殺された被害者だろうが!! あたしの班長を死なせたのは、なあ、こいつら吸血鬼なんだぞ!!」>
    両津化するロパちゃん

    <「お前さあ、なんでそんなに強いくせに、そんなに甘ちゃんなんだよ――?」
     他人に優しいのは善でも悪でもないっしょ? 同情すべき相手を間違えてたら、いつか最悪に道を踏み外しちゃうんじゃないのお? と、ロパは吐き捨てた。>
    辛辣!!(汗

    <ラッカはしゅんとする>
    かわいい!!←

    <――備え付けホテルのひとつ『ヘルメス』の窓が、花火の明かりに紛れながら開き、そして――高火力の光線を射出してきた。キンキンと直角に曲がり近づいてくる。>
    うわ!ここで撃った!!

    <「――よし、ゾーロの光線がオオカミに命中。
     あの呪われた娘ももう終わりだ」>
    コウタロウ……お前、ヤっちまったのか……

    <『お願いプリンセス! 暗黒竜に光の剣をかざして!>
    お、キュウベェかな?←

    <「――う、うーん?」
     ラッカは頭をかきながら、ゆっくりと上体を起こす>
    なんで無事じゃい!!?←

    <――撃たれた。
     そうだ、撃たれたんだよ! あのビームに! 傷とかどうなってんだ!?>
    「なんじゃ、こりゃああぁぁぁぁーーーー!?」←

    <ラッカは慌てて穴の空いたTシャツをめくり、念のためスポーツブラもずらして>
    「」←

    <「あのときのユーリカと、同じになれたかな――?」>
    ここでユーリカちゃん出すか!!←
    いやっていうかなんで無傷!?(汗

    <《そろそろ18歳になるってのに、時間を止められるだけか? オオカミの力はなあ、そんなもんじゃねえぞ、オレの娘》>
    とーちゃん……ひろしボイス(藤原啓治)で聞こえる……

    <《盾も矛も使えねえんじゃ、話にならねえ。もっと強くなれ――お前の母親を悲しませたくないなら、な――》>
    <「待て! お前――誰だ!? 私のなにを知ってるってんだ!?」>
    ラッカちゃんのツッコミだ←

    <「オオカミが生きてる!? バカな――たしかにゾーロの光線が命中したはずだ!」>
    まあそうなるよなぁ……(汗

    <「――この土壇場で、父親と同じ力を手に入れたっていうのか? あの小娘」>
    お前が原因じゃあねぇーかっ!!←

    <「あなたが反旗を翻すことは第二班の『占い』で分かっていました。第一撃のビームが失敗することも。あとは光線の射出後に部屋を特定して、ここに来ればいいだけです――」>
    上層部は全部お見通しってか……(汗

    <天気予報レベルの未来視、とはよく言ったものだな。肝心なときに嫌に的中する>
    コウタロウ……この土壇場でも洒落っ気あるのな

    <「俺の猟獣のサビィが、あの夜牝馬の件を境にラッカを信じてしまった。もう彼女を闇討ちできないと言いました。――飼い主の俺にとっては、それが全てです」>
    ラッカちゃん「惚気だ!」
    イズナちゃん「ぐぬぬぬ」

    <「――――」
     トーリが絶句していると>
    トーリくん、やっと事態を知ったか……

    <「俺のラッカが一発撃たれてるじゃないですか!!>
    “俺の”←
    ラッカちゃんの尻尾がハリケーン状態

    <『オレに言いたいことがあるのか? ちっぽけな小僧が』>
    ちっぽけ、と来たか

    <――これ以上なにをやったら彼女を信じるんだ!! オオカミのことがそんなに信じられないか!! だったらラッカを連れてきた俺を先に撃ち殺してみろ!!」>
    ワカナちゃん「もちつけ!」

    <『お前はなにも知らないだけだ。オオカミの娘が善か悪かは問題じゃない。彼女の存在自体が罪なんだ』>
    そんな事言ってると、コブラが来るぞ←

    <『日岡トーリ、落ち着け。それ以上の暴言は、お前が処罰対象になる。いいな』
     ワカナは、まるで親戚の幼子をなだめるような口調でそう言った>
    トーリ君「大人はみんな汚い!!」←

    <「ラッカに、どんな秘密があるっていうんですか」>
    読者は−1話と零話で知ってるけど
    トーリ君がついに自身の両親とラッカの両親との因果を知るのか……

    つづく!!

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >お、トーリ君がピンチ!
    >ヒーローガールの登場は!?
    >幼女に浄化されるチトセ様!←
    >ドラマが一気に重く!!
    >まだ母親がマトモだった頃……
    >これはチトセ様がクロネコ一味を裏切って、人間側に付く流れか!!?←
    >女心、ワカラナイ……
    >本当だよ←
    >女心……ムツカシイ……
    →どれだけ親がヤバくても、一瞬でも優しかった思い出があると完全には嫌いになりきれないというのはありますね。たぶん元ネタはドクターコトーのエバト先生だと思います。
     チトセの感情の動きは、個人的にはリアリティをもって描けたのですが、たぶん深く説明しないほうが「それっぽい」感じになるだろうと思ってこういう風になりました。まあ、チトセは最初からクロネコを裏切る気マンマンですし、獣人である以上は人間側にはなれないんでしょうけど……。

    >カナンちゃんの正論
    >カナンちゃん「解せぬ」
    >女はコントロールできない、ってか(汗
    >おいハワタリ、そこ変われ!!←
    >あーあーあーーー………←
    >カナンちゃん「さすがはクロネコ様。私の真意をお見通しとは」(震え声
    >だが、コイツが許すかな?←
    >イッショウ、お前まだ生き延びるのか……!(汗
    >カナンちゃん「酷くね?」
    >カナンちゃん退場っぽいけど……そうなるとせっかくフラグが立ったチトセ様は?(汗
    →布瀬カナンさん、対男性の性的コミュニケーションは得意ですが、他方で同性との関係をつくるのは苦手なのかもしれませんね(だから強いチトセよりもハワタリのほうが御しやすくていいという判断になる)
     ちなみにクロネコの「怒ってないけど死ね」の元ネタは『でんぢゃらすじーさん』です(籠原スナヲは『でんぢゃらすじーさん』を世界でいちばん面白い漫画だと思っています)
     ……イッショウしぶといな。

    >たいへん!キキ先生がTVの前で倒れてる!!←←
    >いや本当にソレ(大汗
    >まずデートの時に発動させるなよ!!(総ツッコミ
    >……チーター?(汗
     ラッカちゃん「いや私オオカミだし」
    >両津化するロパちゃん
    >辛辣!!(汗
    >かわいい!!←
    >うわ!ここで撃った!!
    >コウタロウ……お前、ヤっちまったのか……
    →ラッカ、ここにきて成長の成果を出してしまいました。ロパロセラちゃんの能力も普通に強いんですが、そこから見ても規格外なんですよね。

    >お、キュウベェかな?←
    >なんで無事じゃい!!?←
    >「なんじゃ、こりゃああぁぁぁぁーーーー!?」←
    >「」←
    >ここでユーリカちゃん出すか!!←
     いやっていうかなんで無傷!?(汗
    >とーちゃん……ひろしボイス(藤原啓治)で聞こえる……
    →別の読者には、サイロの声は子安だと言われましたw

    >ラッカちゃんのツッコミだ←
    >まあそうなるよなぁ……(汗
    >お前が原因じゃあねぇーかっ!!←
    >上層部は全部お見通しってか……(汗
    >コウタロウ……この土壇場でも洒落っ気あるのな
    >ラッカちゃん「惚気だ!」
     イズナちゃん「ぐぬぬぬ」
    →コウタロウ、もっと早くに仕留めていればよかったのに残念でしたね。

    >トーリくん、やっと事態を知ったか……
    >“俺の”←
     ラッカちゃんの尻尾がハリケーン状態
    >ちっぽけ、と来たか
    >ワカナちゃん「もちつけ!」
    >そんな事言ってると、コブラが来るぞ←
    >トーリ君「大人はみんな汚い!!」←
    >読者は−1話と零話で知ってるけど
     トーリ君がついに自身の両親とラッカの両親との因果を知るのか……
    →そういうことですね。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第16話 VS遊園狂 後編その2

    怖い遊園地も後半だ!

    <「オレだ、コウタロウだ」>
    コウタロウはん、あかんわ!

    <「正直に言おう。オレは今日は、ラッカ=ローゼキも始末する気でいる。責任を取って捜査局を辞め、いかなる極刑も甘んじて受けるつもりだ」>
    こう……憂国騎士団味を感じる……

    <ヤツの成長スピードは速すぎる。いずれ人類にコントロールできない存在になるだろう――>
    ガッジィーラ、ネ

    <ワカナ、レヰナ、ダイスケ。お前らと働けてよかったよ。あとは頼んだ>
    読者だから気持ちはわかるが、あまりにも極端な老害っぷりになってしまう(汗

    <『あんたの方針に同意はしないが、理解はするよ』>
    レヰナちゃん……この時既に……(泣

    <「やれるものならやってみろ。オレのゾーロ=ゾーロ=ドララムを止められる猟獣はどこにもいない」>
    わりとこう、皆んな自分のチームの獣人に対する信頼が厚いのな。

    <『早く来てくれラッカ=ローゼキ~~。ボクはなにもできないよ~~。弱くて情けなくて可哀想なボクを救って~~』
     ってね! アハハハハ!!」>
    チトセ様は、っていうか作者がドS \ タァーン /

    <「痛い? ねえ痛い? あはっ。美男子が痛めつけられて苦しんでる様子って最高~!」>
    性癖ェ………

    <「ラッカちゃんも可哀想だよね。こんな鈍い男の人を好きになったばっかりに、ニンゲンの味方なんて損しかしない役割を背負わされてるんだからさあ?」
    「な、に――?」
    「うそ、自覚なかったの?」>
    チトセちゃん「やだわたし……。吸血鬼の獣人かと思ってたけど、ほんとうはキューピッドの獣人だったのね♪」←

    <「ラッカが――俺を好き?」
    「うっわ、なにその反応めっちゃ腹立つ>
    今、読者の心とチトセ様の心がひとつに!!

    <チトセはトーリの首筋を舐めた。べったりと甘い唾液がトーリの首に残る>
    エッッッッッッッッッッ

    <「俺を獣人に堕として挫けるようなヤツじゃ、あいつはもう、ないんだ。ウソだと思うならやってみろ」>
    そこは煽るなよ……(汗

    <「発見――!!」
    「分不相応にィ、クロネコ様の寝首をかこうとする裏切り者がいるんですよォ!!」
    「な――にィ!? やっちまったなァ!!」>
    クロネコ派一の空気読めないコンビの乱入だ!!←

    <トーリは「誰だ!?」と叫び、
     チトセは「誰っ!?」と怒鳴った。「あなたのところの猟獣じゃないの!?」
    「知らない! お前のところの――クロネコの獣人じゃないのか!?」>
    トーリ&チトセ「「馬鹿言え!こんな仲間がいるかッ!!!」」←

    <「仲良くケンカしやがって――なるほどテメエらやっぱりグルかぁ!! ほんと――やっちまったなぁ!! 二兎を追って、二兎とも仕留めさせてもらうぜぇ!?」>
    ギャグ時空に引き摺り込まれた。トリガーの作品みたいだ……

    <詠唱開始。ツェランの詩をもじった自己暗示用の呪文で、ロパロセラ=ディルニは本領に入った。
    「『明け方の黒いミルク、僕らは宙に穴を掘る、金色の髪のマルガレーテ、口笛、ユダヤを呼び出す地面の墓、奏でられるはダンスの曲』
     発動。
     誘因型――最大出力」>
    お、ロパちゃんの新書き下ろしだ!ひゅー♪カックイイ〜♪

    <180cmの鉄製の棒を振り回すラッカ>
    最初警棒みたいなの想像してたけど、棍だった。
    将来的に八節棍にならんかなぁー←そういうの好き

    戦闘シーンが容赦無くR15位(汗

    <今までは目の前の獣人を相手にして、そいつがどんな人生だったのか、どんな理由で獣人になったのか、いろいろ考えることができていた>
    それはそれで、余裕があったんだなぁーラッカちゃん

    ラッカちゃん。能力は特A級でも、体力が普通より少し上くらいだからなぁー(汗

    <《大切な人のことを、大切に思って、それを失う辛さがもうイヤなんだ》
     そんなイヤな思いは、もう二度とトーリにさせないって決めた>
    王子様思考だ!!

    <――私は負けない! トーリが好きだから!>
    戦闘シーンはグロいけど、心は乙女な狼少女!
    アシリパさん……?←

    <お前ら利用されてるだけなんだぞ!!」
    「分かってる――」
    「利用されてるだけなんてこと、最初から知ってる」>
    うわぁ……(絶句

    <「お前らァ!」と男は叫んだ。「俺の上におぶされ!>
    俺ごと刈れ、だ!←プロレス技

    <「そんなこと、お前が知る必要はない――さっさと押し潰されて気を失え、小娘――!」>
    主人公がピンチだ!そんな時は!!

    <遠くから駆けてきた女が、ラッカに覆いかぶさる人の山を蹴り飛ばした。
    「うるああああああああ!!!!」>
    ロパちゃん……。蝶の獣人っていうわりには肉体派だなぁ……(汗
    蝶……野?←プロレス脳

    <先ほど自分自身に鱗粉を撒き、強化の自己催眠中である>
    ナレーション山寺宏一「説明しよう!」

    <「誰っ!?」
    「今そんなことどうでもいいでしょお!?」>
    雑だ!!

    <「あたしの班長、死んじゃってるんすよお!? 眷属はここにいるので全部!! さっさと無敵の超加速でなんとかしてくださいよお!!」>
    承太郎さんよぉ!←

    <「残り19体――1体に3秒かかるとして、超加速は連続6回発動!」>
    コマ外よりキキ先生「待て待て待て!」

    <「刑事さん!」
    「なんだ!?」
    「ここはいったん、本当に共闘でいこう>
    ラッカちゃん「トーリ、嘘だよな?」

    <「あたしとコンビってイヤ――?」
    「いいや、即席ダンスのパートナーなら誰でもいい」>
    イケてる男女のみに許される会話

    <「俺はホタルの獣人、閃光型! 叩いた場所に光が宿る――その効果は踏んづけたヤツのお楽しみだ!」>
    厄介そうな能力だ……ホタルのくせに!

    <「――ちょっとヌルいんじゃないの!? 吸血鬼の女王様とデートするんなら、お目当てのテーマパークは全部ちゃんと調べておかなくちゃ――ね!!」>
    女王様とのデートはハードルが高いな!

    <「自分のことを弱~く見せちゃうのも作戦のうち。女の子はみんなそうなんだから、来世は気をつけて?」>
    今度生まれ変わる前までに、反省してきなさい!←魔法少女的決め台詞

    <「え~っと? シルバーバレット、発砲許可申請~、だっけ?」>
    あれ?ホタルの能力は??

    そんな疑問を抱えたまま後編最終章へ向かう!!

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >コウタロウはん、あかんわ!
    >こう……憂国騎士団味を感じる……
    >ガッジィーラ、ネ
    >読者だから気持ちはわかるが、あまりにも極端な老害っぷりになってしまう(汗
    >レヰナちゃん……この時既に……(泣
    >わりとこう、皆んな自分のチームの獣人に対する信頼が厚いのな。
    →意外とどの捜査員も自分の猟獣は「アタリ」だと思ってますよね。たぶん研究所に申請するときに自分向きの獣を選んでるのだと思います。
     それにしてもコウタロウの描写は難しかったです。VS夜牝馬編のタカユキもそうですが、「味方側なのに主人公と敵対する立場」って必要以上にヘイトを食らうんだな、と分かりました。

    >チトセ様は、っていうか作者がドS \ タァーン /
    >性癖ェ………
    >チトセちゃん「やだわたし……。吸血鬼の獣人かと思ってたけど、ほんとうはキューピッドの獣人だったのね♪」←
    >今、読者の心とチトセ様の心がひとつに!!
    >そこは煽るなよ……(汗
    >クロネコ派一の空気読めないコンビの乱入だ!!←
    >トーリ&チトセ「「馬鹿言え!こんな仲間がいるかッ!!!」」←
    >ギャグ時空に引き摺り込まれた。トリガーの作品みたいだ……
    →チトセを描いているときの私、めちゃくちゃイキイキしてますね。あと書いてて思ったんですが、トーリはチトセと喋ってるとき謎に自然体っぽいですよね。
     2人の戦いにクロネコ武闘派が来たのは当初の予定どおりでした(私、シャーマンキングのハオ組のボーズみたいなの好きなんですよ。黒幕の遊び心で組織に入れられてるだけの敵)。

    >お、ロパちゃんの新書き下ろしだ!ひゅー♪カックイイ〜♪
    →ここは下書きでもあったような? それにしても『オオカミビト』とうとう詠唱開始とかやりだしましたよ。やっぱ好きなんすねえ(厨二ジャンプ漫画が)

    >最初警棒みたいなの想像してたけど、棍だった。
    >将来的に八節棍にならんかなぁー←そういうの好き
    >戦闘シーンが容赦無くR15位(汗
    >それはそれで、余裕があったんだなぁーラッカちゃん
    >ラッカちゃん。能力は特A級でも、体力が普通より少し上くらいだからなぁー(汗
    >王子様思考だ!!
    >戦闘シーンはグロいけど、心は乙女な狼少女!
    >アシリパさん……?←
    →戦闘シーンは、やはり「カッコよさ」よりも「怖さ」「痛さ」を出したい思いがあります。人に暴力を振るうシーンがカッコいいのってなんか変だと思うんですよね。
     作者がラッカに対して不利環境での戦いを強いまくってるというのはありますけど、ラッカ、まあ女の子だからフィジカル面が弱点なのは本当にそうです。その上で王子様思考のヒロインなんですよねコイツ。
     ……杉リパについてはノーコメントとさせて頂こう!w)

    >うわぁ……(絶句
    >俺ごと刈れ、だ!←プロレス技
    >主人公がピンチだ!そんな時は!!
    >ロパちゃん……。蝶の獣人っていうわりには肉体派だなぁ……(汗
    >蝶……野?←プロレス脳
    >ナレーション山寺宏一「説明しよう!」
    >雑だ!!
    >承太郎さんよぉ!←
    >コマ外よりキキ先生「待て待て待て!」
    →住吉キキの忠告、守られないw
     お察しのとおり、無敵の超加速でなんとかしてくださいよはジョジョのパロディです(だって超加速がザ・ワールドのパロディなんだもん)。
     思ったんですが、ロパロセラ=ディルニの型って捜査を考えたらメチャクチャ便利ですよね。さすが神奈川、良い猟獣を持ってる。

    >ラッカちゃん「トーリ、嘘だよな?」
    >イケてる男女のみに許される会話
    >厄介そうな能力だ……ホタルのくせに!
    >女王様とのデートはハードルが高いな!
    >今度生まれ変わる前までに、反省してきなさい!←魔法少女的決め台詞
    >あれ?ホタルの能力は??
    →ホタルとテントウムシ、型を披露するまでもなく退場!
     チトセ、単体での能力はそこまで高くないのに「悪辣な思考力」と「豊富な経験則」の蓄積で有利に回るタイプなんだなと思いました(第4話でも、それでラッカを追い詰めてたので)
     カナンはチトセと違ってなにができるの? ――ハニートラップ? そっかあ……。

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです!

    まさか、こんなタイミングでトーリがラッカの気持ちを知ることになるとは!
    しかもせっかくのテーマパーク編なのに、他人から……
    一体、トーリはこれからどうするのか気になるところです

    クールポコ(ではない)の二人、あっさり退場してしまいましたね
    地面にトラップを設置する能力、ということで
    超加速相手にもワンチャンあったようですが
    (でもトラップ設置の前にやられそうな気もするので
    それを相方がサポートする想定だったのでしょうか?)
    タイミングが悪くラッカにたどり着くことさえなかったですね……
    というかいくらなんでもタイミングが悪過ぎて
    妙なのは気のせいでしょうか……?

    次回も楽しみです!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    >まさか、こんなタイミングでトーリがラッカの気持ちを知ることになるとは!
    >しかもせっかくのテーマパーク編なのに、他人から……
    >一体、トーリはこれからどうするのか気になるところです
    →なんか、結果としてチトセが恋のキューピッドみたいになっているのがウケますね(本人にその気はないんでしょうけど)

    >クールポコ(ではない)の二人、あっさり退場してしまいましたね
    >地面にトラップを設置する能力、ということで超加速相手にもワンチャンあったようですが(でもトラップ設置の前にやられそうな気もするので、それを相方がサポートする想定だったのでしょうか?)タイミングが悪くラッカにたどり着くことさえなかったですね……
    >というかいくらなんでもタイミングが悪過ぎて妙なのは気のせいでしょうか……?
    →どうだったんでしょうね……

  • ・異能力もので最強格が時間停止、順当と思ってましたがまさかこういう解釈があるとは。常識離れした能力の数々にも納得でした。
     ハコとサイロの関係堪らなかったです、ラッカとトーリが仇同士だったというのも因縁というか業が深かったです(クロネコさんも絡んでるとは、トーリに嫉妬向けそう)。
     ヨーコさんのキャラも良かったです。マッドサイエンティストなキャラがあっさり死んでしまうのを見ると、なんというかあぁ人間だったんだなぁと言いますかしみじみします。

    作者からの返信

    >異能力もので最強格が時間停止、順当と思ってましたがまさかこういう解釈があるとは。常識離れした能力の数々にも納得でした。
    →時間停止能力について本気出して考えてみたところ、「厳密には時間停止をしているわけではない」という解釈が浮かび、そのまま採用しました。最強系を描くのは苦手だったのですが、やってみると楽し難しですね。

    >ハコとサイロの関係堪らなかったです
    →ありがとうございます。ハコとサイロの関係は言ってしまうとものすごく反倫理的というか、どれだけ受け入れられるか不安だったのですが、描いて良かったです。

    >ラッカとトーリが仇同士だったというのも因縁というか業が深かったです(クロネコさんも絡んでるとは、トーリに嫉妬向けそう)。
    →このあたりの設定はかなり初期に固めていたので、やっと出せた、という感情がデカいです。
     私、『輪るピングドラム』とか『水星の魔女』とか好きなんですよ。親の因果に子供が翻弄されるやつ。

    >ヨーコさんのキャラも良かったです。マッドサイエンティストなキャラがあっさり死んでしまうのを見ると、なんというかあぁ人間だったんだなぁと言いますかしみじみします。
    →ヨーコについては、たしか前作執筆後、友人から「マトモな母親をもっと描け」というアドバイスを頂いてから構想したキャラです。人間的にズレていてメチャクチャ放任主義だけど、科学的探究の奥底に母親としての情はもちろんある、という味つけになりました(子供にベッタリ、みたいな母親にはしたくなかった)。

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです!

    ツッコミ所しかない冒頭シーンですが一番は
    >鞄から、巨大な鉄製の杵を取り出した。
    どんな巨大な鞄やねん!
    それとも収納能力がこいつの型なのでしょうか?
    いやでも、本物のクールポコの人も杵と臼を持ち歩いて仕事に行ってるわけですから
    普通に持ち歩くこと自体は可能なのか……?

    >邪魔者の刑事はすぐに始末するか人質にする予定だったのだが、この男、なぜここまで戦れている?
    誤算というか、結果論ですが作戦ミスですね。
    人質にできる普通の人間ならいくらでもいたのに、「人間を守りながら戦わないといけない」「大量に人間と獣人がいてニオイや気配で判別できない」という不利さを押し付ける機会を無駄に失ってしまった形です。

    >「このガキ――俺を踏み台にした!?」
    ジェットストリームアタック、始まる前に失敗。
    いくら人数がいても連携ができなければどんどんやられるのは当たり前ですね。

    しかしまさかラッカが棒術を使うとは思いませんでした。
    メインヒロインで棒術を使う作品はなかなかないので新鮮ですね。

    >なにが怖いって――洗脳されてる感じじゃねえんだ。解放されてるんだよ! アタマんなかがスッキリして気分がいいんだぜ!?
    なるほど、人間を守ろうとする人間ですら獣人核の影響を受けるとこうなってしまうのですね……
    それだけチトセの憎しみが強力ということなのか、
    それとも獣人核そのものがそういう性質なのか。
    どちらにしても一人称サイコホラーに近い恐怖を感じます。

    >腹立たしいエリアだ。あたしたち獣人に、未来などありはしないというのに。
    彼女は、クロネコが獣人の支配する世界を作ってくれる、とは信じられなかったということですね
    。(反乱してんだからそりゃそうか)

    >「ぜんぶ台無しにしてあげる――そういうのってムカつくから、メチャクチャにしてやる!」
    今回でハッキリしましたが、カナンは女王様ぶってはいますが
    「途中まで相手の有利に事を運ばせておいて後から逆転した方が楽しい」
    「美しく素晴らしいものを破壊するのが楽しい」というタイプの悪人ではないようですね。
    奴隷を支配することは出来ても中間管理職を従えて頂点に立つのは向いていないタイプ(イチロウとは違った意味で)に僕の主観では見えますが、
    そのことが彼女の運命をどう決めるのか、見守っていきたいと思います。

    次回も楽しみにしています。

    作者からの返信

    >いやでも、本物のクールポコの人も杵と臼を持ち歩いて仕事に行ってるわけですから普通に持ち歩くこと自体は可能なのか……?
    →クールポコの仕事風景について想像力が広がるライトノベル、オオカミビトをよろしくお願いいたします!

    >誤算というか、結果論ですが作戦ミスですね。
    →トーリの強さがチトセの記憶どおりだったら、それでもうまくいっていたんでしょうけどね。

    >ジェットストリームアタック、始まる前に失敗。
    →チトセ「行くぞイチロウ、カナン! 吸血鬼ジェットストリームアタックだ!」
     ハバ=カイマンを作品のランバラル的ポジションとか言ったり、籠原スナヲ、実はファーストガンダム大好き説あるな(じゃあクイーン=ボウはハモンってこと????)

    >しかしまさかラッカが棒術を使うとは思いませんでした。
    >メインヒロインで棒術を使う作品はなかなかないので新鮮ですね。
    →ここは『マトリックスリローデッド』のオマージュですね。あと、イズナが刀を使ったし、ラッカは棒で行くか~という感じで決まりました(それまでのエピソードでも警棒とか愛用してるんですよね、ラッカ)

    >なるほど、人間を守ろうとする人間ですら獣人核の影響を受けるとこうなってしまうのですね……
    →分散型、設定をきちんと考えれば考えるほど「マジでヤバくない?」ってなる悪魔的能力。

    >彼女は、クロネコが獣人の支配する世界を作ってくれる、とは信じられなかったということですね。(反乱してんだからそりゃそうか)
    →そういうことですね。

    >カナンは女王様ぶってはいますが、「途中まで相手の有利に事を運ばせておいて後から逆転した方が楽しい」「美しく素晴らしいものを破壊するのが楽しい」というタイプの悪人ではない
    →そうだと思います。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第16話 VS遊園狂 後編その1

    後編のはじまりの回

    <ホタルの獣人、センチャ=ルナシー。テントウムシの獣人、マジ=ケムリ>
    これまでの空気を全て吹っ飛ばす新コンビ登場。元ネタなんだろか?(汗

    <「ゆえに、襲撃。正々堂々戦いを挑む。こっちも武闘派、あっちも武闘派の獣人だ。ケモノは黙って――タイマン!!」>
    先週までのエロ&サスペンスは何処へ?(汗々

    <「さらに裏切り者だとォ――俺たちはオオカミ襲撃の命令しか受けてねえぞ――そいつ、やっちまったなァ!!」>
    クロネコ様の配下にもイロモノって居るのね

    <ラッカは気持ちよく酔っぱらったあと>
    ハタチだぞ!

    <このあとはホテルに行って寝るだけだろ? トーリ>
    <――ラッカ。俺は、お前が思っているような立派な大人じゃないよ>
    よし交b←

    <トーリはラッカの肩を掴んで地面に引きずり落とすと、
     その場にあるテーブルを蹴り上げて盾にした>
    え、そんないきなり?///
    って敵襲かーい!

    <布瀬カナンである>
    えー、いきなり真っ向勝負!!?

    <ラッカは時間停止で50メートル離れていたはずのカナンに近づき、ストレートパンチを繰り出していた。
    「デート邪魔すんなコラああああアアアア!!!!」>
    前振り無しの“超加速”にラッカちゃんの怒りの度合いがわかる……(大汗
    これザ・ワールドが花京院攻撃した時みたいなもんなんだけど……デートの邪魔で激昂してるってのがまた……そこが好き←

    <「『超加そ――――」>
    キキ先生「げふんげふん」←

    <全27体+カナン>
    超加速一発じゃ倒しきれないか(汗

    <「カナン様の、敵――!」
    「ママの敵だ、ママの!」
    「こいつを捕まえたら、褒めてくれる――アレ外してくれる――!」>
    相手も必死だ!←

    <そして、倒れた男の足を掴むと「ふんっ!」と持ち上げてぐるぐる回し、全27体の吸血鬼、その密集地帯に投げ飛ばした>
    (ヒソカの攻撃方法だ……!)

    <ラッカは息を切らしながら、じりじりと自分に寄ってくる数十人の吸血鬼を素早く観察した。
     ――いつ超加速型を使えばいい? できることなら、敵全部の人数が分かったあとで、一網打尽にできるタイミングで発動したい!
     A級の狼人間とB級の吸血鬼の対決。それは、悪貨が良貨を駆逐しようとする戦いであった>
    なるほど、その手があったか……(汗

    <ラッカ=ローゼキは、敵が何体なのかも分からない状態でB級獣人を無際限に相手にしなければならない。必然的に、超加速型を温存する。
     だが部分獣化を含んだとしても、人間体ベースで型ナシならラッカは恐れるに足りない。どれだけ鍛えたところで、しょせんフィジカルは10代の小娘だ!>
    読者「な、なるほど、そうきたかぁぁーーーー!」
    ラッカちゃん「ハタチだっつーの!!」

    <邪魔者の刑事はすぐに始末するか人質にする予定だったのだが、この男、なぜここまで戦れている?>
    コブラ「なぜだと思う?恋してるからさ」グオーッ←サイコガンの発射音

    <『銃のトリガーを引くのは、最後は指先じゃなくて精神だよ。つまり、精神論は正しい』>
    レディ「コブラ。サイコガンは心で撃つのよ」

    <『どうして? あなたが彼をここに縛りつけている。あとはオオカミちゃんを眷属が捕縛するだけ。作戦はぜんぶ上手くいってるでしょ?』>
    チトセ様正論

    <「せっかく獣人になれたのに――クロネコの幹部にもなれたのに――たかがニンゲンに足止めされてるのが我慢できないんですよ!」>
    カナンちゃんの小物ムーヴ

    <『少しだけ、体を貸して?』>
    チトセ様来るーーーーー!

    <ラッカは咄嗟のハイジャンプでそいつの肩に左足を乗せると、眷属の群れから脱出するようにさらに遠くへ跳躍してみせた。
    「このガキ――俺を踏み台にした!?」>
    オルテガーーーーーーっ!!!

    <『劇中使用アイテムレプリカ:王子ブルーのシルバーロッド(※鉄製です。決して人に向けないでください!)』>
    王子の剣(棒)キターーーーーっ!!!

    <なお非売品らしい>ww

    <ラッカは鉄製シルバーロッドを掴むと、店を出て眷属の前に出た。戸惑う男たちを前にして、ヒュンヒュンヒュンと全長180cmの鉄の棒を振り回す。棒術については、即席の猟獣訓練で習得済みだった>
    割とガチの武器だった……(冷や汗

    <――剣道も弓道も薙刀もカリキュラムに入っていたが、ラッカの場合は、棒術こそが自分に向いているということはなんとなく分かっていた>
    棒術って言うと斉天大聖を思い出しちゃう

    <「これなら力を温存しながら戦えるぜ――来いよ奴隷ども」>
    ここはブルース・リー。手招きでクイクイって

    <「え――?」
     ロパロセラは、彼がなにを言っているのか分からなかった。
     が、すぐに異変に気付いた。今の班長からはニンゲンの匂いがしない――薄暗い洞窟に住み続けているかのような、コウモリの臭いがする。
    「悪いなあ、ロパ。しくったわ」>
    ロパちゃん……あゝ神奈川県警の悲劇

    <「頼む、ロパ――オレの脳ミソがニンゲンでいるうちに撃ってくれ! 早く!」>
    まどか……!

    <「獣人を目視。シルバーバレット、発砲許可申請――」
     そして、トリガーを引く。
     発砲音。薬莢が跳び、カラカラと地面に転がっていく。>
    ほむらちゃ……いやロパちゃん……(泣

    <「いいね、そういうの。純粋な男女の絆って反吐が出るよ」>
    あー……

    <「ぜんぶ台無しにしてあげる――そういうのってムカつくから、メチャクチャにしてやる!」>
    次週。メチャクチャにされちゃう………///←

    To Be Continued➡︎


    作者からの返信

    >これまでの空気を全て吹っ飛ばす新コンビ登場。元ネタなんだろか?(汗
    →私がこよなく愛するお笑いコンビ、クールポコです。

    >クロネコ様の配下にもイロモノって居るのね
    →クロネコくん、絶対ノリで仲間にしてますよね。たぶんシャーマンキングのハオがボーズを仲間にした感じの勢いで。

    >前振り無しの“超加速”にラッカちゃんの怒りの度合いがわかる……(大汗
    >これザ・ワールドが花京院攻撃した時みたいなもんなんだけど……デートの邪魔で激昂してるってのがまた……そこが好き←
    →ラッカ、こういうところずっとこうですよねw

    >(ヒソカの攻撃方法だ……!)
    →実を言いますと、これの元ネタはマトリックスリローデッドです。
     このあとラッカが棒術を使うのもマトリックスリローデッドです。

    次回もご期待ください!


  • 編集済

    第15話 VS遊園狂 前編その3

    遊園狂、前編のラストである。

    <なるほど。遊園地をひとつの『円陣』に見立ててオレの型を発動するわけか>
    ハワタリの型を応用したわけか。ってか本人よりもカナンちゃんのが上手く使いこなせてるじゃん!!

    <彼に対するウソの性的誘惑は続ける必要>
    イイよね!b

    <今回は質よりも量です>
    やはり戦いは数

    <オオカミの嬢ちゃんにご褒美でもくれてやって今後も奴隷として使おうってのか?>
    そう、性奴r \タァーン/

    <カナンは答えながら、自分のとなりに立っている熊谷チトセの幻覚が、酷く不機嫌そうにしていることに気づいた>
    お、嫉妬か?←

    <ニンゲンと獣人の恋愛は、だいたいニンゲンの社会で禁止されてる。そもそも大人と子どもの恋愛なんて不健全だし>
    ラッカちゃん「ハタチ、ハタチ!」

    <たとえその気持ちが本物でも、刑事さんのほうにオオカミちゃんを騙す気がなくても、あたしは彼女のことが可哀想だし――だから、彼女のことが許せないんだよ>
    お、拗れた百合、か?←

    <すみません、イッショウさん。オオカミ捕縛後の取引ではあなたの力を借りますけど――それまではマジで役立たずです>
    イッショウ「吸血鬼は全部ドS」

    <以下のOR条件で都内在住の男性にアプローチした>
    ほうほう

    <③ケーキを三等分できない>
    最後っ(ダァン!

    <彼女がチトセよりも優れている点はある。それは美学を無視して効率的かつ品性下劣な作戦を躊躇いなく実行できること、特に、自分の体を使って男を誘惑する行為に一切の精神的抵抗がないことである>
    武器の使い方をよくわかっておる(キリッ

    <女の子と気持ちイイことができるとか思っていたのに、悔しいですね?>
    アッ アッ アッ←

    <カナンは微笑んで、相手にキスをした。抱きしめて、相手の脳をバグらせる>
    ず、ずるい……!←

    <「えげつねえ~!」>
    激しく同意

    <何人かの眷属に貞操帯をつけていたことを完全に忘れていた>
    作者の趣味だ……←

    <上映スケジュールも確認せずに飛び込むと>
    あーーー、こーゆーデートしてぇーなぁあああぁぁーーー!(慟哭

    <「獣人を殺すとき、トーリはどんなことを思ってる?」>
    ラッカちゃんっ

    <「じゃあ、獣人が獣人になる前にそいつらを助けるには、どうすればいいの? そういうのは誰の仕事なの?」>
    あゝもうそんな無垢な瞳でコッチを見ないでくれたまへ!!

    <トーリが黙っていると、向かいの席から、
    「なにか言いたそうな顔してるぜ、トーリ」>
    イ、イケメンの台詞をそんなサラッと……

    <ラッカはふと、トーリの心臓に右手を当てた。
    「だからこんなに鼓動が冷たいのか? トーリ」>
    サラッとそんなイケメンムーヴを……

    <大切なものを失うのが怖いせいで大切なものをつくれないんだったら、だったら、私のことを大切にしろよ。
     私はきっと最強だから、なにがあっても失われないよ>
    なんかスゴイことサラッと言ったぞ、この女の子!

    <ラッカのほうは急に顔を赤くして、「ああ、いやその大切っていうのはあくまで相棒っていうの? 仲間っていうかそういう意味っていうかさ――!」>
    あ、可愛い……←

    <チュロスを一本丸ごと口に咥えた>
    ロパちゃんは神奈川県警のマスコットキャラ

    <額の汗を携帯扇風機で癒しながら>
    (萌えキャラだった……)

    ここに来ても頑ななコウタロウ。やっぱ歳取るとダメなんかぁ?

    <――対象をコントロールするようなタイプの型は、よほどの力量差がない限り、早勝ちの法則が働く>
    お、後々出て来そうな設定!

    <カナンはねっとりした手つきで「でも、とっても具合が悪そうですよ?」と近づいた>
    アッ アッ アッ
    じゃなくて!ヤベーぞ!!

    <激痛にうずくまるサンハイの後頭部をヒールの裏で優しく撫でながら、カナンは舌なめずりをした>
    あああああああカナン様ぁぁぁぁーーーーーー!!!←

    次回緊迫の後編が始まる!!

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >お、嫉妬か?←
    >お、拗れた百合、か?←
    →チトセとラッカの関係性、初期案では「平和な世界で出会っていたら普通に友達になれた2人なので、チトセは死の間際に『学校の教室でラッカと呑気に恋バナをする』幻覚を見ながら死ぬ」予定だったんです。
     つまり、拗れた百合です。

    >ここに来ても頑ななコウタロウ。やっぱ歳取るとダメなんかぁ?
    →夜牝馬編の中村タカユキもそうでしたが、私は「ラッカを暗殺しようとする人間たち」にも一定の正義はあるだろう、みたいなつもりで描いています(妙に相対主義なんですよねそういうところ)。

    >お、後々出て来そうな設定!
    これはハンターハンターのオマージュです。操作系の念能力は早い者勝ちw

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです。

    >「すみません、イッショウさん。オオカミ捕縛後の取引ではあなたの力を借りますけど――それまではマジで役立たずです」
    そりゃそうなんだけどオブラートに包まないで言うと失礼すぎる!
    丁寧に喋ってるが慇懃無礼というやつですねこれはw

    >人間の頃から、ずっとそうやって生きてきた。そうやって、男という生きものを相手にしてきたのだ。
    フランキィちゃんが適当に目に付いたから選ばれただけの本体であったはずですが、かなり厄介な相手ですね……
    彼女が選ばれたのが人類にとって単に運が悪かったのか、あるいはイチロウがそんなんばっか選んでいたのでしょうか。

    >「でも、そうですね――合図があったあとなら、1人殺害につき1分間だけ外してあげますね?」
    やべーぞ、◯◯◯だ!
    冗談はさておき、あまりにも愚劣な下僕の集まりと化していますね。
    指示からして「あんたらは使い捨てだ」と宣言しているに等しいですが、聞いている方は気付いていないのか、すっかりコントロールされているのか……
    ケーキを3等分できないからといって見下していると足元を掬われそうですが、果たして。

    トーリがやっと、自分の逃げていたものをラッカに伝えられましたね。感無量です。
    ラッカの方は、まだ自分の気持ちを伝えるには至ってないようですが……
    いや普通なら気付きますけど、トーリだからな……

    >オオカミの監視役であることは、気配で分かりました。
    いやいやカナンやっぱりスペックが高すぎるって!
    もし僕がカナンだったとして、いるかどうかも、何人かも分からない監視役をテーマパークの中から探して
    一人なのを確信して姿を現すなんて無理ですもん。
    獣人としてはともかく、人間としては恐ろしく「強い」ですよね……
    いわゆる爆発四散ポイントを凄まじく稼いでいる彼女ですが、今エピソードで退場となるのかどうか。
    心の中で予想しながら楽しみたいと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    >丁寧に喋ってるが慇懃無礼というやつですねこれはw
    →カナンはイチロウのことも裏で「馬鹿」とか言っていたし、基本的にそういう性格の女なんでしょうね。そんなカナンから雑に扱われるイッショウ、どんどん変な味のするキャラに……

    >彼女が選ばれたのが人類にとって単に運が悪かったのか、あるいはイチロウがそんなんばっか選んでいたのでしょうか。
    →たぶんイチロウがそういう女を選んでいたところにカナンが上手く滑り込んだんでしょうね(本編を読み返したら、イチロウ、自分の眷属を寝室に呼んでヤってるんですよね……)

    >冗談はさておき、あまりにも愚劣な下僕の集まりと化していますね。
    →質より量で行こうの作戦、なんぼなんでも極端。

    >トーリがやっと、自分の逃げていたものをラッカに伝えられましたね。感無量です。
    →ここ、最初はもっとスマートな流れのなかで行ったほうがいい展開なのかなと思っていたんですが、「あえてちょっとぎこちない・不器用なタイミングで言わせよう。そのほうがそれっぽい」と判断しました。

    >いやいやカナンやっぱりスペックが高すぎるって!
    →カナン、上手く腐乱姫の場所から逃げたときといい、クイーンの敗北を予見して先回りしてイッショウを捕獲したときといい、とにかく「諜報」「狡猾」に全振りスペックなんでしょうね(そう考えると、正々堂々仇討ちにくるクイーンよりも厄介?)

    次回もご期待ください。

  • ・人間にして並みの獣人なんかよりも恐ろしく魅力的なキャラです(どうやって人間と獣人を見分けているという質問ににやりとさせられました)。
     しかも続投、クロネコ陣営も一枚岩ではなくて色々かき乱して来そうです。
     (クロネコさんやっぱボスだけあってヤバそうな能力持ち、あるいは速度系だとするとラッカに近い能力?)

     イズナの変化がまた悩ましい、この残酷な世界観で命取りに成りそうで。

    作者からの返信

    >人間にして並みの獣人なんかよりも恐ろしく魅力的なキャラです(どうやって人間と獣人を見分けているという質問ににやりとさせられました)。
    →ありがとうございます。人間であるにも関わらず……というパターンのキャラはもともと構想していて、やっと出すことができました。

    >しかも続投、クロネコ陣営も一枚岩ではなくて色々かき乱して来そうです。
    >(クロネコさんやっぱボスだけあってヤバそうな能力持ち、あるいは速度系だとするとラッカに近い能力?)
    →クロネコの能力は既に決めているのですが、まだ内緒ですw

    >イズナの変化がまた悩ましい、この残酷な世界観で命取りに成りそうで。
    →たしかに、言われてみるとそうですね(ラッカに感化されて、単なる猟獣から逸脱しつつある彼女がどうなるのか、今後も頑張って書いていきたいと思います)


  • 編集済

    第15話 VS遊園狂 前編その2

    いや、“狂”の字が毎回怖い……

    <布瀬カナンは、朝の熱いシャワーを浴びてからゆっくり>
    お、カナンちゃんのシャワーシーンからはじまる!いいぞ!←

    <顔を起こすと、洗面台の鏡に、自分ではない女が正面から映っていた>
    ホラーだ……!

    <「――誰ですか」
     と布瀬カナンは訊いた。
    『ああ、そっか。貴女とこうやって会うのは初めてだったっけ』
     と鏡の向こうは答えた。『――あたしの名前は熊谷チトセ。コウモリの獣人で、吸血鬼。あなたに力を与えた分散型の、初代ヴァンデッタ=ヴァイジュラだよ?』
    「初代吸血鬼?」>
    よもやのチトセ様復活!?

    <『これが分散型の、本来の力だよ? カナン』
     『だって、不思議には思わなかったのかな。全ての獣人は、人間どもに憎しみを覚えて獣人になる。じゃあ、分散型の力で獣人になってしまう人たちの憎しみはどこからくるの?』
    『元の吸血鬼の殺人衝動が、つまりは魂が、血とともに受け継がれていく――それがコウモリの力なんだよ、カナンちゃん』>
    やったね!実は強かった吸血鬼。これにはDIO様もニッコリ

    <『あなたの気持ちは知ってるよ。クロネコを出し抜いてケモノの社会で上位に立ちたい、そうなんでしょ?>
    カナンちゃん野心家だよな

    <『そうだよ? オオカミは最強のA級獣人だけど、あたしたちは最悪のB級獣人。だから条件さえ整えれば勝機はある』>
    最悪のB級……(汗

    <『質より量で行こうよ? 今度、オオカミの女は遊園地で羽根を伸ばすらしい。だったら彼女が遊園地入りをする前にコウモリたちを増やして待ち構えてから、襲い掛かればいいんだよ。
     ――場所は遊園地だよ? 戦えば戦うほど、向こうにとっては守らなくちゃいけないニンゲンが増えていく。そして不利になっていく。
     ここは、さあ、なりふり構わずね』>
    センシュウーせんりゃくぅーーーー!!

    <「狼人間のライバルはさ、いつだって吸血鬼でしょ!?」>
    これは燃える展開!!


    一方カップルの方は
    <2023年9月7日。
     ラッカ=ローゼキは日岡トーリのBMW、その助手席に乗って、豊島区にある東京ガイナシティワールドに向かった。>
    初デートだ!

    <「だいたい、私はニンゲンじゃなくてオオカミだよ!」>
    なんかおかしみがあるw

    <「お、あそこ停められるんじゃね?」「よし、そうしよう!」みたいな感じで盛り上がりながら車を動かしていた>
    あ、これ良いカップル描写だわー♪

    <東京ガイナシティワールドは、もともとアメリカのコミックアーティスト、ロバート=ガイナ・ウェリントンの人気にあやかったテーマパークである>
    ホ、ホグワーツ……(汗

    <「トーリ! あれ並んでみたいあれ!」
    「そうだな、そうしよう」>
    さっきまでの緊迫感は何処へ……(汗

    <そうして二人は20分ほど列に並んだ(その間は、最近いっしょに見た刑事ドラマの感想を言い合っていた>
    初デートでテーマパークに行っちゃダメってしってる?
    待ち時間が長いでしょ?気まずくなって関係が悪くなるんだって!
    でも全然そんなことないね!(僕の心のヤバいやつ Karte.45 おまけより抜粋)

    <「ええっ、じゃあ私たちもそういうバディじゃね!?」「ははは、そうかもな」>
    このイチャコラ感よ!!(血涙

    <――私の望みってなんだ?>
    海賊船アトラクションのナレにガチの反応をする狼少女ちゃん

    <「うわああああ――!!」
     ラッカはセーフティバーを掴みながら、ただ、自分の乗っている舟が急降下、さらに急旋回、そして急上昇、以降その繰り返しをするに身を任せ続けた。
     ――なんだこれ、楽しい!!>
    これだけ楽しんでくれるんなら誘い甲斐があるってものよなぁー♪

    <神奈川県警獣人捜査局第二班班長、横光サンハイ>
    コ◯ンくん「神奈川県警がなんで豊島区に……?変だな」

    <専属猟獣ロパロセラ=ディルニも連れてきている。チョウの獣人、脅威度B級。誘因型。――射程距離内に、任意の効果を付与した鱗粉を撒く>
    また厄介そうなのが(汗

    <「んあー」
     とサンハイは答えた。「ごめんなあロパ。今の仕事、ちょっと大事なんよ。警視庁獣人捜査局第一班からの極秘任務でな。下手すると死ぬかもしれねえ」
    「え~? 死んじゃうのはイヤ~ですね~」
    「だろ? だから今日は真面目に行こうや」>
    こういうヌルい脱力系コンビ好き

    <「これ管轄外の極秘任務ですよね? つまり、公的なドキュメントには活動の記録が残らない。だからオレたちがオオカミ女を始末して問題になったとき、東京のアンタらには『神奈川のバカが勝手に暴走しただけ』って言い訳できる余地があるってことじゃないですか。
     ――コウタロウさんは命の恩人だ。オレが狩人を目指した理由でもある。でも、あんまり仁義の通らねえことを言うならコッチは戦争するぞ? 神奈川が警視庁の言いなりと思ってんならなあ」>
    脱力キャラがマジになって牙を剥き吠えるのも好き←

    <サンハイがそう言う間、ロパロセラは冷や汗を流しながらポップコーンを食べ続けた>
    ロパちゃんwwwイイわぁーwwwファンになった←

    <今の首相・祁答院アキラは自衛隊の武力行使大歓迎・米軍との連携大歓迎のタカ派だからな。最悪、オオカミが暴走した場合は核を借りて、それを街に落とすだろう>
    あーやりそう
    ゴジラが上陸してきても同じ事しそう

    <だがオレはこの社会を守りたい>
    最後にこのセリフ入れれば全て正当化されそう……(汗

    <ゾーロ=ゾーロ=ドララムは切り札に取っておいてある>
    ゾーロ君……割と使い勝手がいいキャラだなー(汗

    <「うえええ~!? これムズくねえ!?」
    「ははは」
    「――たしかに難しいな、これ」>
    ここはトーリ君がカッコいいところ見せると思いきやw
    籠原先生、“いい”趣味だわー←

    <「私が敵の獣人に負けそうなとき、いつもシルバーバレットで助けてくれてた。だから、強いのかなって――」>
    ラッカちゃん「わ、私の王子様だって、思ったんだー////」

    <トーリは微笑んだ。「そういうときは、ラッカを助けたくて必死だったから――実力以上の結果が出たんじゃないか?」>
    息を吐くようにフェロモンを撒く男……なんかの型持ちなんじゃねぇかぁ?←

    <いや。小さいころ母親に一度だけ連れて行ってもらったことがある>
    あ……

    <トーリの頭のなかで、当時の記憶が蘇った。
     「母さん、俺も狩人の才能はないの?」
     トーリがそう訊くと、ヨーコはふっと笑って彼の頭を撫でた。
    『問題はなにに向いているかじゃない。なにをすべきだと思っているか、だ。私も、自分が獣人科学をやるべきだと思ったのは大学生になってからだよ。――トーリも、ゆっくり悩んで決めるといいんだ』>
    ヨーコさん……いい事言うなぁ〜(涙

    <『私はいつもトーリのことを一人にしている。人間的な感情が薄いとよく言われるんだよ。でも、私も、母親らしいことを、一度はしてみたかったんだ』>
    アヤナミ……?

    <のちに彼女がサイロに殺される何年も前の話である>
    ナレーションッ

    <「初勝利を見せてやるぜ」>
    ラッカちゃんがイケメンボイタチで困る←

    <――ニンゲン相手だったらな!」
     ラッカは走りながら、左手をピストルの形にした。
    「『超加速』!」>
    あ、ずるい!!

    <「んへへー! ゲット!」>
    でも可愛い←

    <「トーリ、この遊園地には何度も来たことあるんだろ? トーリが見たことないもの見せたかったんだ」>
    イケメンすぐる!!

    <「あ、そうだった! やべっ!」>
    まだキキ先生の回数制限生きてるんだっけ?

    <――それが、だけど、普通だろ? ラッカがヒーローになりたいとして、24時間それを意識なんてしなくていい。俺といるときなら、せめて、ただの女の子として楽しく過ごしていてくれればいいだろう>
    このイケメン同士のカップルめが!(憤怒←

    <「そろそろ昼だ。メシでも食おう」
    「それ並んで行けるかなあ?」
    「予約システムがあるからな、大丈夫だよ」
     こうして、ラッカとトーリはリザーブ席に着くと、豆料理とイモ、牛肉のシチューを、パンといっしょに食べながらカウボーイ流のコーヒーを飲んだ>
    お、イイ雰囲気♪

    <――そんな二人は、このあと泊まるテーマパーク内のホテルの話をしながら>
    (……交尾する気だ)

    <自分たちに迫っている危機をなにも知らなかった>
    (……交尾の事だな)

    (……………交尾か)

    To Be Continued ➡︎

    作者からの返信

    >よもやのチトセ様復活!?
    吸血鬼との再戦は、いつかやろうと思っていましたw

    >ここはトーリ君がカッコいいところ見せると思いきやw
    >籠原先生、“いい”趣味だわー←
    日岡トーリの戦闘スペックはずっと「狩人としては中の中」なんですよね。ここは意識しています。

    >息を吐くようにフェロモンを撒く男……なんかの型持ちなんじゃねぇかぁ?←
    日岡トーリが獣人になったら何の獣人なんでしょうねw

    >アヤナミ……?
    もしかしたら遠い元ネタとしてあるかもしれません。個人的に「子供をほったらかしている母親は悪い母親」という物語類型に対するオルタナティブを提示したいのかも?

    >まだキキ先生の回数制限生きてるんだっけ?
    生きていますw(クイーン戦のときは制限を超えたのでラッカは鼻血ドバドバしました)

    >(……………交尾か)
    チトセ「大人と子供が性交渉なんて不健全でしょ?」


  • 編集済

    第15話 VS遊園狂 前編その1

    新章が始まった。
    が、タイトルがもう怖い(汗
    なに、遊園狂って!

    <Youtuberの男たちはスマートフォンを持って豊島区をうろついていた。彼らは、めぼしい不審者を見つけては晒し上げて脅し、叩きのめす、そういう正義の味方を気取って再生数を稼ぐカスどもである>
    いきなり時事ネタで笑う。本当に社会のカスどもが、次々とまあ湧いてくるよなぁー

    <――こういうオッサンを捕まえて、ネットに晒し上げれば、俺たちは女どもの味方ってわけ。そういうチンピラ武勇伝にDM寄越してくるバカ女どもとオフパコしまくり放題! 
     くぅ~! 今から興奮してきたわ!>
    この名状し難き下衆っぷりよ!!

    <「まずスマホ見せてよ! スマホ! どうせオッサンさあ、盗撮してんだろ女のことを!」>
    <口答えしてんじゃねえぞ! 弱オスがよ!!>
    <「さっさとスマホ寄越せって! 寄越せねえんなら盗撮認めるってことだよなあ! なあ!?」
    「盗撮はしていません。でもスマホは許してください」
    「スマホ渡せない!? はい盗撮決定~! クソ野郎がよお、さっさとそのアイフォン寄越せって! 女の味方なのオレたちは! 分かるかあ? どっちが正義なのかさあ!」>
    うわぁ……(汗

    <――トーボエ=ピル。クロネコ派の一味である。ひくひくと、こめかみに青筋を立てていた。
    「私が? ファックとファッションにしか関心のない下らないメスのヒトザルに性的興味? てめえマジでそれ言ってんのか? あ?」>
    いいキレっぷりwww
    ここは獣人の方を応援しよう←

    <クイーン=ボウはオオカミに殺されて死んだ。そのことを知って、トーボエはようやく自分の感情に気づく想いであった。
     ――クイーンさん、安心してください。貴女と、貴女の愛するハバさんが夢見た獣の国は、必ずや私が仕えるクロネコ様のもとで実現します>
    そうだったのか……けど
    ロマンチックだけどどこか捻れている……

    <そのとき分かったことといえば――祁答院アキラというこの国の長が、クロネコに匹敵するほど厄介ということだった。>
    アキラちゃんラスボス級ww
    これはクロネコと共闘して祁答院政権打倒まであるか!?←

    <アキラは微笑んだ。「獣人なら私にもついている。内閣総理大臣専属猟獣、ドルサトゥム=トリシダ。ヤマアラシの獣人、拒絶型、脅威度B級」>
    内閣総理大臣専属獣人というパワーワードよ

    <部屋の片隅で正座しているポニーテールの男が頭を下げた。利き手側の畳に、長い紫色の袋を置いている。
     おそらく、なかに入っているのはシルバーブレードだ。
    「ほう」
     ワカナは少しだけ感心した。この猟獣、相当やれる。>
    サムラーイ。イズナちゃんと被るか?←

    <かつて日岡トーリが会議室へオオカミの少女を連れてきたとき、かつてA級獣人サイロ=トーロ捕縛に関わった捜査員たちは、全員が愕然とした>
    <――ついに復讐に来たのか?>
    それだけ後ろめたいって事か……

    <両親をオオカミに殺されたトーリのほうは「このオオカミを猟獣にしたい」などと言い>
    トーリ君のおとぼけキャラっぷり

    <父親を日岡夫妻に殺されたラッカのほうは「トーリの言うことを聞いてニンゲンの味方をやりたい」などと言い出したことに>
    お前らお似合いだわ(汗

    <私は英断だったと思う! あのときのオオカミの最強な能力は、やはり惜しい! ぜひとも国内の治安維持力や対敵国の抑止力として活用するべきだよ! つまり、猟獣軍事転用を早める鍵は今あの娘にかかってる!!>
    アキラちゃんぶれないなぁーw

    <「オオカミを、地獄の番犬にするとして――今度は誰が、そのオオカミの――番犬になるのですか、アキラ首相」>
    特機隊キターーーー!!
    地獄の番犬ケルベロス!室戸文明はいずこ!?←

    <そして、かつてオオカミがシルバーリングを無効化したような、さらなる単世代進化の道も拓けていない――だよね?>
    リツコさんがもろ肌脱いで太鼓を打ち鳴らしながら←
    「単世代進化の道を自ら拓こうとしているの!?」

    <私がオオカミの猟獣に求めているのは、政府にコントロールできない『正義のヒーロー』なんかじゃない。いざというときに価値判断を捨てて命を賭してくれる『護国のソルジャー』なんだよ。この国が欲しているのはそれだ>
    国家の元首として正しい発言だ

    <「ワカナ? 君だって、愛した日岡ヨーコの一人息子にこれ以上つらい現実は味合わせたくないだろう?」>
    あっ!

    <クロネコは呟いた。「そっか。つまり、僕が強くしてあげてたオオカミのお姉ちゃんの能力は、ヒトザルの総理大臣がBキャンセル押してたってわけかあ」>
    クロネコ君はゲーム世代

    <その頃のラッカ=ローゼキといえば、日岡トーリのマンションに寝床を移して、ただただのんびりと過ごしていた>
    もう交尾したんですか!?←

    <「ごめんね、ラッカちゃん」>
    アヤノちゃんはいいお嫁さんになる!(断言←

    <ひとつ屋根の下で男と女が生活するんだから、ちゃんと自重してね。特に、ラッカはまだ子供なんだから――>
    釘を刺すミサキさんはなんかこお、イイよね!(ろくろを回しながら

    <「ハタチだよ!」>
    定番ギャグ

    <――まいったなあ。
     とラッカは思った。ニンゲンの連続殺人鬼・間宮イッショウの言葉をなんとなく思い出してしまったからだ。
    《自分で自分を支えられない信念は、本当に信念と言えるのかな?》>
    そういえばまだイッショウ。南瓜頭終わってないんだよな……

    <ラッカは渋谷にある日岡トーリのマンションで充実した日々を過ごしていた>
    M女記者「交尾したんですね!」

    <少しでもラッカが手順を間違うと、うしろからトーリが両腕を回してきてアシストする>
    高度なプレイだな、トーリ君……←

    <最初に弾き語れるようになったのは、エリック・クラプトンの『レイラ』だった>
    お、以前籠原先生が訳してた曲だ!

    <女子寮にいたときはリモコンの主導権を握れなかったテレビ番組を心ゆくまで視聴>
    ラッカちゃん……(嗚咽

    <お酒も飲み、そうしてシャワーを浴びて着替えたあとは用意された寝室のベッドでゆっくりと横になってみた>
    ミサキさん「ハタチぃっ!!」

    <トーリは微笑みながら首を振った。
    「訓練じゃない。俺がラッカといっしょに出かけたいんだ」>
    イケメンのデートの誘い方か……メモメモ

    <それってェ!!!! デーーートじゃ~~~~~~~~ん!!!!>
    アヤノちゃんッ

    <「いやいや、それをデートって言うんだよ――!?」>
    アヤノちゃん「そしてその後、大人は交尾をするんだよ」
    ラッカちゃん「そうなの!?」

    <私も別に経験豊富ってわけじゃないから、間違った答えを言っちゃうかもしんないけど――>
    アヤノちゃん処◯説←

    <ニンゲンって動物と違って、色々面倒くさくてさ、結婚するまでに何度もいっしょに過ごして、相手が自分のツガイにふさわしいか見定めるんだ。――要するに、それをデートって言うんだよ>
    Mサキさん「将来とか関係なくスルぞ!」←

    <「つ、つまりデートって、相手が自分の交尾のツガイにふさわしいかどうか決める、ニンゲン用の儀式ってことっ!?」
    「――え、うん、そうだね」
    「じゃあヤバいじゃん!!」
     ラッカは思わずマンションのなか、自分の部屋をウロウロと歩き始めた。
    「つまり、今度の遊園地でちゃんとトーリに、自分がツガイにふさわしいメスって思われなくちゃいけないってこと!?」>
    男を意識したラッカちゃんハタチ←

    <豊島区の東京ガイナシティワールド>
    豊島区……豊島園……?←

    <――なるほどなあ、ニンゲンの女はこういうのが好きなのか!
     つまり、トーリは私を喜ばせたくてここに連れていこうとしてるんじゃないのか? 私が最近の仕事で疲れてるから、そのねぎらいに?
     どうしよう。どうしよう。遊園地ってのがどういうものなのかよく知らないけど、だったらちゃんと喜ばなくちゃいけないぞ――!>
    ヤバイ!可愛い!!

    <ラッカの気持ちをくすぐるキャッチフレーズがあった。
    《愛と戦い、夢と冒険、そして絆と正義の気持ち――
     いつのころだったか、忘れていませんか?
     東京ガイナシティワールドは、いつでも、あの頃のあなたの思いが甦るセカイを用意してお待ちしております》>
    ラッカちゃんは乙女!←

    <ラッカはトーリに背中から抱きついた。「私、すぐ元気になるからさ! 心配しないでよ!」>
    ……なんでトーリのが元気になってるの?(視線←

    <ラッカは笑って、トーリの体に両腕を回してギュッとした>
    清書版ではカットされてますが、この後エッチしました←

    なんかこお、久しぶりに心穏やかな気持ちになれた。ありがとうの気持ち……

    <――その遊園地が、殺戮の舞台になるとも知らず>
    新八「おいいいいいーーーー!!!」←

    To Be Continued➡︎

    作者からの返信

    >アキラちゃんラスボス級ww
     これはクロネコと共闘して祁答院政権打倒まであるか!?←
    →祁答院内閣、どうなっちゃうんでしょうねw

    >サムラーイ。イズナちゃんと被るか?←
    →たしかに。どちらもシルバーブレード愛用ですしね。

    >特機隊キターーーー!!
     地獄の番犬ケルベロス!室戸文明はいずこ!?←
    →ちなみに、ここの台詞の元ネタはおっしゃるとおりケルベロスであると同時に、ウォッチメンです。

    >もう交尾したんですか!?←
    →していないですw

    >豊島区……豊島園……?←
    →場所が豊島区だから豊島園のようでいて、明らかにモチーフが千葉県の東京ディズニーランドというw

    >……なんでトーリのが元気になってるの?(視線←
    →なっていないですw

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです!

    まずは恒例となりつつあるクソカス虐殺パートからですね。
    >『なにかトラブルはあったかい?』
    >「いえ、なにも」
    こらこら、忠誠を誓ったそばから嘘をつくんじゃない。
    それとも、この程度ではクロネコ派ではトラブルに入らないだけ?

    アキラの厄介さがクロネコに匹敵する、
    というよりは逆で日本の首相に匹敵する人格を持つクロネコが凄いと考えるべきなのでしょうね
    (我々は人間なので)
    首相の排除を企むとは、なかなか話が大きくなってきました。
    Twitterによると、クロネコ派は決して巨大な組織ではないとのことでしたが
    果たしてどうなることやら……

    >つまり、今度の遊園地でちゃんとトーリに、自分がツガイにふさわしいメスって思われなくちゃいけないってこと!
    >「遊園地ってのがどういうものなのかよく知らないけど、だったらちゃんと喜ばなくちゃいけないぞ――」
    いろいろ根本的にズレとる。
    そもそも初めての遊園地にしては大物すぎるのでは?
    ラッカは遊園地に行ったことがそもそもない、と思い至らないトーリでもあるまいに……
    ……いや自信がなくなってきました。
    今回トーリ視点パートないし……

    次回も楽しみにしています!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    >まずは恒例となりつつあるクソカス虐殺パートからですね。
    いつの間にか恒例になっていますね、これw
    >こらこら、忠誠を誓ったそばから嘘をつくんじゃない。
    >それとも、この程度ではクロネコ派ではトラブルに入らないだけ?
    たぶんですが、トラブルのうちに入らないってことなんでしょうね……

    >アキラの厄介さがクロネコに匹敵する、というよりは逆で日本の首相に匹敵する人格を持つクロネコが凄いと考えるべきなのでしょうね(我々は人間なので)
    >首相の排除を企むとは、なかなか話が大きくなってきました。
    >Twitterによると、クロネコ派は決して巨大な組織ではないとのことでしたが
    果たしてどうなることやら……
    そうですね。オオカミになにかをしたいという点に限って言えば、アキラとクロネコは影響力として帳尻が合っているのかもしれません。

    >いろいろ根本的にズレとる。
    >そもそも初めての遊園地にしては大物すぎるのでは?
    >ラッカは遊園地に行ったことがそもそもない、と思い至らないトーリでもあるまいに……
    >……いや自信がなくなってきました。
    >今回トーリ視点パートないし……
    恋愛小説というくくりで言うと、『オオカミビト』は「メタ恋愛小説」というか、「そもそも恋愛ってなんですか?」「子供と大人の恋愛はダメだってみんな言うけど、じゃあどうすれば大人になれるんですか?」みたいな話をしているのかなと思っています。なので、デートをする前に「デートってなに?」みたいな話をする。(そして、その考察がズレていたりする)。
    ラッカも、トーリも、ちょっと世間の恋愛や婚活とはズレた価値観の持ち主なんでしょうね。

    次回もご期待ください!

  • 今回も面白かったです。

    後にクロネコと名乗る少年、その闇の始まりの一端が明かされましたね。
    誰が悪いと言い切れない事柄でさえも
    本人の意志ではなく獣人核によって全て人間への憎悪に置き換えられてしまったのだとしたら、
    彼もまた本来の心を歪められた存在といえるのかもしれませんが……
    まあ別に今のところ同情心は起きない感じですね。
    現在の性格はタチが悪すぎる。
    この村は果たしてその後どうなったのか、それはクロネコにとっての過去編ということになるのでしょうか。

    ラッカは母親だけでなくパンテラによっても救われたことになりますが、ラッカはそのことに気づきようがないのが残念です。
    その後のパンテラの運命やいかに?

    何らかの比喩か語彙の足りなさ、ではなく本当にオオカミが生き残っていたんですね……
    しかも人間に匹敵する言語機能さえ持っているとは。
    神ではないにせよもはや人智を超えた存在になっているのでは……

    改めて描かれたラッカとトーリの出会い、やはり美しいですね。それしか言葉が見つからないです。

    そして彼らがその後の「現在」に何を起こすのか。
    次回も楽しみに待っています。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    >後にクロネコと名乗る少年、その闇の始まりの一端が明かされましたね。
    >誰が悪いと言い切れない事柄でさえも
    >本人の意志ではなく獣人核によって全て人間への憎悪に置き換えられてしまったのだとしたら、
    >彼もまた本来の心を歪められた存在といえるのかもしれませんが……
    >まあ別に今のところ同情心は起きない感じですね。
    >現在の性格はタチが悪すぎる。
    >この村は果たしてその後どうなったのか、それはクロネコにとっての過去編ということになるのでしょうか。
    →まさかクロネコとラッカがこんな関係だとは思いませんでした。
     客観的に見ればそれぞれに事情があり、特定の誰かが悪いとは言えないような状況でありながら、クロネコの主観的には、「そりゃクロネコはニンゲンを嫌いになるだろう」としか言えない事態だったのかなと思います。
     ただ、この出来事だけで彼が決定的に歪むとも思えないので、きっとなにかがあるのかもしれませんが。


    >ラッカは母親だけでなくパンテラによっても救われたことになりますが、ラッカはそのことに気づきようがないのが残念です。
    >その後のパンテラの運命やいかに?
    →パンテラ、ハコとサイロに情が移って完全にヤキが回ってしまった形ですね。このあと彼女がどうなるのかは、私も分かっていません(即興で生まれたキャラクターのため)

    >何らかの比喩か語彙の足りなさ、ではなく本当にオオカミが生き残っていたんですね……
    >しかも人間に匹敵する言語機能さえ持っているとは。
    >神ではないにせよもはや人智を超えた存在になっているのでは……
    →そうですね、本当にオオカミが生き残っている設定を採用しました。ハコとオオカミの間で会話が成立しているのは、群れの長が言うように、「オオカミが人間の言葉を解している」のではなく「ハコがオオカミの言葉を解している」状態です。これをオオカミは《獣人を生んだことにより血の因果が逆転した》と解釈しています。

    >改めて描かれたラッカとトーリの出会い、やはり美しいですね。それしか言葉が見つからないです。
    →ありがとうございます。やっと第一話の回想シーンに物語を繋げることができて、よかったです。

    次回もご期待ください!