最高の百合SFでした
ハードSFの部分については正直読み手(自分)の知能が足りないので『わかんない!なんか頭よさそう!かっこいい!』程度の深度の読解になってしまうのですが、
三章辺りからタグの通りの加速がマシマシでゆりんゆりんしてくれるので安心して脳直でキマれる。そんな小説です。
ハードSFを香らせてくれる冒頭からの二人のある種ラノベ的なキャラクター性を醸し出してくれるハードかつ甘々?なやり取りが全体的に程よい読みやすさとか親しみやすさを付加しており、それがこの物語の奥行にもなっていると感じました。
二人とも最高です。カワイイ…ロリに蹂躙されるおね…新しい世界が切り開かれてしまった。
メリナちゃんのおどおどしつつ超やべーところとか可哀想かわいいところとか大好きだし、32ちゃんのスーパーハード塩対応も非常に性癖の深いところに刺さりました。
怒りを通り越して呆れつつめちゃめちゃに言葉でなじるところとか目に侮蔑と嫌悪を携える32ちゃんとかも最高です…ハア…ハア…
総じてめっちゃめちゃ面白いです。
惜しむらくはこの物語の奥行をもう少し味わいたいという…この二人のゆりんゆりんとしたウメエ関係性をもっとください…という欲望に対してこの小説が短編であったということです。
五三さん…いつもありがとうございます。