第七話

あれから学校に行ってない。


学校に行く意味が分からなくなったからだ。


高校が私の人生を壊した。


誰が何と言おうと、私は一生そう思い続けるだろう。


そして、高校にはめんどくさいことに単位というものがあり、見事に私は単位を落とした。


両親は私のことを見放した。


それでも私は留年して良かったと思ってる。いや、それは違うかもしれない。


確かに、留年して悲しい気持ちはある。今の同級生と一緒に卒業は出来ないし、成人式にも恥ずかしくて出ることが出来ない。


それでも、今の友達と関係を切れることが嬉しかった。友達の悪い部分を見つけるたび、自分は何をやってるんだろうという自己嫌悪に苦しめられていたからだ。


いや、友達との関係が切れて喜んでる時点で私はもうおかしいのかもしれない。


あぁ、本当に私の人生は失敗作だ。


中学までは成績もそこそこ優秀で、友達もいて、それなのに高校に入学してから、いろんなことに裏切られた。


友達。勉強。世の中の常識。


なんでそんなに世界は私の事を裏切ってくるのだろう。


あぁ、私の人生、もうやめたいなぁ。

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