それでも

星宮林檎

絢爛たる世界の片隅で

悲しい事は何もかも嫌いだ

優しく美しいものだけで

世界が成り立っていたらいいのに

光の渦から溢れ出す

絢爛たる人間の祭典

僕は孤独な群れの中で

それでも尚

人の温かさを求めて彷徨い続ける

僕の声は

あなたに届いているだろうか

まだ見ぬ未来の

その底知れぬ闇を祓って

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

それでも 星宮林檎 @saeka_himuro99

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ