第100レポート 大森林探検隊【森と魔獣と湖と】

どれくらい走っただろうか。

ジルとベルは大きな木のうろにその身を隠し、追跡者の目を掻い潜っていた。


周囲にはまだ蜜集めネクタニールがいるようで、翅から生じる重低音を響かせている。

時折、木が倒れる音もする事から、山脈蛇モンドゥラルエンテの怒りも収まっていないようだ。


蜂と蛇の追撃を躱しながら、ジルとベルは森の中を散々駆けずり回った。

その結果、自分達が森のどこにいるのかが分からない。

どちらが北なのか、南なのか、森の出口はどこなのか、全く分からなくなっていた。


走って逃げ切れる確証も無ければ、追跡者を打ち倒す自信も無い。

それ故に、二人は木の洞から迂闊に動けない状況だ。

身を寄せ合いつつ、小声で策を練る。


「ベルちゃん、魔法はまだ使えるよね?」

「ええ勿論。」


ジルの確認にベルは頷く。


「ここじゃ迂闊に火は使えないし、氷銀凍閃リオレントラールは蜜集めと相性悪いのが厄介ね。」

「山脈蛇の方に使ったらどうなるかな?」


ベルは少しだけ考え、首を横に振った。


「あそこまでの巨体じゃ、とてもじゃ無いけど凍らせきれないわ。」

「そっか~。」

「アンタの暴発魔法ならどうかしら?蜜集めを吹っ飛ばせない?」


ベルの提案にジルは狭い空間で腕を組む。

小さく唸り、ため息をいた。


「無理だよ。多少足止めは出来るかもしれないけど、倒し切れないと思う。」

「そう・・・・・・。この状況じゃ、足止めの可能性だけでも良しとするべき、ね。」

「せめてマカミがいてくれたらなぁ・・・・・・。」


ジルはマカミと見えない何かで繋がっている。

そのため、ある程度近くにいればその存在を感じ取る事が可能だ。


目を瞑って感覚を研ぎ澄ませてみるも、マカミの気配を感じ取れない。

森の中を当てなく走り回った結果、相当な距離が出来てしまったようだ。


「どうしよっか。」

「そうねぇ。」


二人して唸る。

幸いにしてすぐに見つかる事は無さそうだが、ずっと洞にいる訳にもいかない。

かといって駆け出せば一瞬で見つかるのは言うまでもない。


八方塞がりの状況に二人の眉間にしわが寄る。

ラティナ達が探しているのは間違い無いが、自身の居場所を知らせる方法が無い。

どうしたものか、と二人は頭をひねる。


しばらく二人で唸った後、ベルが何かを閃いて顔を上げた。


「そうよ、召喚なら出来るじゃない。」

「あ、そうか!」


ベルの閃きにジルも同意する。


自分達が動けないのであれば、動ける者を作り出せばいいのだ。

となると、何を召喚するか、が問題になる。


蜜集めと山脈蛇に見付らず、しかし、ラティナに発見してもらう必要がある。

非常に難解な謎掛け問答のような話だ。


脳内の知識を総動員する。

色々な魔獣を思い浮かべるも最適解が思いつかない。


ふう、と一息吐き、ジルは肩の力を抜いて顔を上げた。

胸にしがみ付いたままの鼬を撫でるベルの姿が目に入る。


ばぁん、と記憶の扉が勢いよく開いた気がした。


「それだ!」

「な、なに!?と言うか静かにしなさい!」

「ベルちゃんも!」


大慌てで互いの口を手で塞ぐ。

恐る恐る周囲を窺うも、幸運な事に魔獣には気付かれていなかった。


互いに騒がない事を目で示し合わせ、ゆっくりと手を相手の口から外す。


「で、なによ?」

「召喚する魔獣、ベルちゃんの顔を見て思い付いたんだ。」


顔で魔獣を思い付いた、と言われ、ベルは不満げな表情を浮かべる。


「ああ、違う違う。前に聞いた話を思い出したんだよ。」

「話ぃ?何の話よ?」

「森の中で人を誘う蝶の話!」

「あ、そういう事か!」


ジルの言葉にベルも合点がいく。


かつてベルから聞いて召喚を試みた魔獣がいる。

その結果、未だに正体が分からない蝶が喚び出された。

本来喚び出したかった存在は、今この時にこそ必要な魔獣だ。


幻鈴蝶 ―イリュリチカ― 。

く宛を見失った人間を望む場所に導く不可視の蝶である。


「樹皮は大丈夫、虫も大丈夫、魔石は無い・・・・・・勿体もったいないけど水晶使うか~。」


洞の内壁を少し剥ぎ、足元を通り過ぎようとしていた小さなダンゴ虫を捕獲する。

懐から小さな紫水晶の欠片を取り出し、逡巡した後に地面に置いた。


「何とかなりそうなの?」

「うーん、鈴が無いんだよね。音が鳴れば別の物でも良いと思うけど無いしなぁ。」


ジルは自分の懐や持ち物を探るが、素材になりそうな物は見つからない。

召喚に必要な最後の一欠片ひとかけらが揃わない事に頭を抱えた。


ベルも自身の所有物の中にそれらしき物が無いか探ってみる。

ローブの外ポケットを確かめ、内ポケットを見、腰に付けていたポシェットを探る。

ポシェットに入れた手に、ひやりと冷たく硬い感触が伝わってきた。


金属に類する物を入れた覚えが無かったベルは首を傾げながらそれを取り出す。

自身が手にしていた物を見て、小さく短い驚きの声を発した。


そして、おそらくそれが空白を埋める物になると考えながら、ジルに声をかける。


「ねえ、金属なら良いのかしら?」

「え?うん。高い音が鳴るような物なら、多分。」

「じゃあ、これならどう?」


開かれた手のひらの上にあったのは、ベルの小指程の小さな黄金色の金属の筒。


一方の端は閉じられている。

もう一方は開放され、内部を覗く事が出来た。

しかし、筒の中には何も入っていない。


何の用途に使うものなのかが分からず、ジルは首を傾げた。


「なにこれ?」

空薬莢からやっきょう。銃で弾を撃った後に残る金属筒よ。」

「へぇ~。ってなんでそんな物がここにあるの?」

「前に銃の相談にクラウディアさんの所へ行った時に射撃訓練を見学したのよ。」


ベルは指で銃の形を作って片目を閉じ、遠くの的を撃ち抜くような仕草をする。

何故だかその顔は得意げだ。


「多分、その時に間違って仕舞ったんだわ。入ってるなんて気付かなかったもの。」

「・・・・・・ねこばば?」

「人聞きが悪い事言わない、完全に偶然よ!」


いいからさっさと受け取れと金色に輝く空薬莢をジルに押し付ける。

ごめんごめん、と軽く謝罪しながら、ジルは起死回生の一手を指しにかかった。


地面に小さく、手のひら程度の大きさの円を描く。

円の中心に蝶を模した模様を描き、樹皮とダンゴ虫、水晶と空薬莢を置いた。


本来ならば素材の加工を行い、万全を期して召喚したい所だがそんな余裕はない。

まさに体当たり召喚だ。


召喚時には強い光が生じる。

それを洞の外に出さないために、ベルが入口を塞ぐように陣取ってローブを広げた。


二人の目が合う。

失敗できない状況に、ジルは覚悟を決めて一つ頷いた。


円と蝶だけで作られた簡素な魔法陣に、右手の人差し指と中指を揃えて触れる。

魔力を流し込むと円が白く光を放つ。

ベルが遮っている事で、その強い光は外へと漏れる事は無かった。


樹皮が、水晶が、ダンゴ虫が、空薬莢が、魔法陣に沈む。

それはまるで沼に飲み込まれるかのようだった。

空薬莢の空洞が洞の天を仰ぎ、ごぽり、と音を立ててその姿を沼に消した。


「ふっ!」


小さく、短く、それでいて力強く。

ジルは魔力を押し込んだ。


ぱっ、と一際ひときわ強く光が生じ、そして消える。

光が収まったそこには、大地に描かれた魔法陣すらその姿を消していた。


成功か、失敗か。

姿無き不可視の蝶は果たしているのかどうか。

ジルとベルは顔を見合わせ、自身の聴覚に神経を集中させる。


枝葉が風に揺れ、森のざわめきが聞こえる。

少し離れた所で蜜集めの低く重い翅音が響いている。

それから更に遠くで山脈蛇が怒りに任せて木々をなぎ倒す音がする。


緊張にジルとベルの心音しんおんが速くなっていく。

失敗であれば身が危ういのだ、当然とも言える。

その時。


ちりん


二人の目の前、挟まれた空間で鈴が鳴る。

その音は、蝶の羽ばたきに合わせるかの様に一定の周期で鳴り続けた。





ラティナはジル達の痕跡を追っていた。


蜜集めに襲われた地点まで戻り、ジル達が転落したであろう場所から坂を下る。

魔獣による破壊痕を辿って二人の足跡そくせきを探していく。


蜜集めだけではない破壊の痕に気持ちは焦る。

だが、万が一見誤れば二人の身が危ない。

だからこそいつもより、慎重に堅実に。


周囲を警戒しながら、ラティナは確実に二人へと接近していく。


ちりん


その場所には似つかわしくない金属音が耳に入ってきた。

警戒は解かず、その音の出所を探る。


何度も鳴るその音は自身の目前、目と鼻の先で鳴っているようだ。

そんな至近距離で鳴っているにも関わらず、その存在を視認出来ない。

そして、それほど近寄られているにも関わらず、自身を害する意思を感じなかった。


音が少しだけ遠ざかる。

いぶかしんでいると再び音が目と鼻の先に近付いてきた。

そしてまた遠ざかっていく。


それはまるで、こっちに来るように、と伝えているかの様だ。


「ジルの研究は召喚術、だったっすね。」


この地で確認されていない存在。

それが今この瞬間に突然現れたとしたら、その理由は一つだけだ。


「案内、頼むっすよ!」


その言葉を理解してか否か、鈴の音は先へ先へと進んでいった。




「ん!」


洞の中で突然ジルが声を発した。

それに驚き、ベルの身体が跳ねる。


「何!?」

「近付いてきてる!」

「蜜集め!?」

「違う、マカミ!」


その感覚はこの状況からの解放を意味している。

希望に繋がる糸は次第にその姿をはっきりとさせ、太く確かになっていく。

そして、二人の目でそれを確かに捉えた。


「ラティナちゃん!」

「ジル、ベル!無事だったっすね!」


ジルとベルは木の洞から脱出する。

ラティナは二人に駆け寄った。


「来るのが遅いわよ!」

「そっちこそ勝手にいなくなるな、っす。」


憎まれ口を叩いているが、ベルもラティナも安堵の笑みを浮かべている。

こうして冗談を言い合えるのも無事であればこそだ。


「さっさとここを離れるっすよ。」

「うん!」


ラティナに先導され、先程ジル達が落下した場所へと戻る。

坂を上る事は出来ないため、大きく迂回して獣道へと辿り着いた。


相変わらず森の中ではあるが、一度見知った場所に出た事で緊張が少し解ける。

かなり遠回りしたが、ようやく元通りだ。


本来の道を進み、川へと突き当たる。

流れの緩やかな場所に顔を出している岩を足場に対岸へと渡った。

先程までの状況が嘘のような平和な風景だ。


川岸を歩き、流れをさかのぼる。

水の流れを挟む木々の奥は薄暗いが、魔獣の気配は感じ取れない。


日が段々と西へと傾こうとしている頃、遂に目的地へと到達した。


大森林の中で急に開けた広大な空間。

豊かに水をたたえ、静かに広がる青の鏡がそこに在った。


この湖に名は無い。

人が入らず、誰にも知られず、ただそこに存在する自然の水瓶である。

ラティナはこの湖を仮に『青鏡あおかがみ』と呼んでいた。


ジルとベルも感嘆の声を上げる。

予定通り、今日はここで野営だ。

ラティナが二人にそれを説明する。


しかし、危機は去っていなかった。


ジル達から少し離れた森の木々が次々音を立てて倒れていく。

段々とそれが湖に近付き、森と湖を分ける自然の柵が粉砕された。


「山脈蛇!!!」

「ちっ、しつこいっすね。」


川を遡って湖へと到達したジル達の左手、そこに先程いた怪蛇かいじゃが現れた。

ジルの声とラティナの苦情と共に三人は臨戦態勢を取る。


だが、敵は蛇だけではない。

ぶぅん、と重低音の翅音を伴い、今度は反対側の森を抜けてそれはやって来た。


「蜜集め!!!」

「挟み撃ちっすか、面倒な。」


ベルの声にラティナは苦々し気にもう一方の襲撃者を見た。

二人を守ろうと両の機械手甲から鎌を引く。


だが、ジルとベルはそれぞれ敵に向かって一歩前に進み出た。

その顔には恐怖も不安も、ただ塵一粒たりとて含まれていない。


「さっきはよくもやってくれたわね!燃え広がらない場所ならこっちのものよ!!」


ベルは蜜集めに向かって声を張り上げ、ぱちん、と手を打った。


「我、紅炎こうえんを呼ぶ、流れゆく風をまといてさかれ!」


森の中で排除した選択肢を今度は迷わず選ぶ。

それは三体の蜜集め程度、容易に灰燼かいじんに帰す超高熱の火球だ。


「マカミがいるならお前なんかに負けるか!!!」


ばっ、と右手で山脈蛇を指さし、ジルは言い切る。

それと同時にマカミが吠えた。


懐から取り出した紫水晶の欠片を片手で握り、マカミへと魔力を送る。

増幅された魔力を受け取り、青白い燐火を纏った巨大な狼がその姿を現した。


その口に蒼炎そうえんが揺らぐ。

大きく息を吸い、極熱ごくねつの焔が渦巻いた。


「いっけーーーっ!!!!」

黒熱火球シュバルメフォイゲル!!!!!!」


白と黒、光線と火球、左と右。

対と成るかのように双方の敵へと飛び、そして炸裂する。


白の炎に刺され、蛇は塵も残さず消え失せた。

黒の炎に巻かれ、蜂は灰も残さず燃え尽きた。


青の鏡は、再び静けさに包まれる。




ジルの腕の長さほどもある大きな川魚を三枚おろしにして皮を剝ぐ。

そこら辺に自生していた香草を収穫して細かく刻み、塩胡椒と共にり込んだ。


山脈蛇によって細かく粉砕された木の中から平らな物を選び、湖に漬ける。

木板が十分に水を吸ったら、その上に下拵したごしらえをした魚の身を載せた。


昨日とは違って、炎を元気に天に伸ばす焚火の上に板ごとそれを置く。

水を吸った木の板は燃えず、ぶすぶすと燻るように黒く焦げていった。

生じた煙が魚の身に燻香くんこうを溶け込ませる。


炎に炙られて魚の身が焼けていく。

それの油が炎と踊り、時折炎が勢い良く燃え盛る。


しばし置いた後に炎から下ろし、食べやすいように切り分けた。


本日の夕食ディナー、川魚の板燻焼き ―フィッセフレンネン― の完成だ。

なお魚は、ラティナが鎌で一閃して確保した物である。


「豪快だけど美味しそう!」

「ふっふっふ、味は保証するっすよ。」

「色々あって昼食抜きだから、正直もう限界よ。」


いただきます、と命への感謝を伝え、三人と一匹は食べ始めた。


いや、三人とだ。


「ようやく離れてくれたわね、この子。」


ベルはそう言いながら、自身の膝の上で魚の身を齧る鼬の背を撫でる。

ふわふわとした毛はきめ細やかで、触る手が滑り抜けるようだ。


「あんなのに追いかけられたんじゃ、当たり前だよ。」


先程のかくれんぼを思い出し、ジルは肩をすくめる。

ベルもそれに対して疲れ切った顔で頷いた。


「ま、無事で何よりって事で良いっす。日が昇ったらとっとと帰るっす。」


ラティナは星が煌めく夜空を見上げ、一口大ひとくちだいにした魚を口に放り込んだ。

そこでジルは一つ、疑問が浮かぶ。


「あれ?ラティナちゃん、魔獣調査は良いの?」


そう、この場所へは魔獣の生態調査に訪れたはずだ。

詳しく調査対象の魔獣について確認していないが、今の所、調査をした様子は無い。

だというのに湖へ来ただけでとんぼ返りしようとしている。


「もしかして私達の事を心配してるのかしら?そんなにやわじゃ無いわよ?」

「んなわけ無いっす。」


少し申し訳なさそうな顔のベルが発した言葉をラティナは一刀両断した。

何よ、とベルは立腹しつつ、魚の身を頬張る。


「そういえば、何の魔獣を調査するのか、言って無かったっすね。」

「そうそう!魔獣調査に行くよ、って事しか聞いてなかった!」


ジルの同意にラティナは視線をベルに移した。


「なによ?」

「まさか・・・・・・調査対象はベルちゃん!?」

「ベルじゃ無いっす。」

「そりゃそうだよね~。」


ジルは笑った。

対してベルは渋い顔でジルを見ている。


「その膝に乗ってる魔獣っす。」

「え、この子?」


ベルは自身が撫でている金毛きんもうの鼬に目を遣った。

先程までの怯え様とは違い、ベルの膝の上で落ち着いているようだ。


「それ、金果貂 ―オルタルタ― っす。今回の調査対象っす。」


金果貂オルタルタ

金色の毛を持つてんの魔獣。


森の中で非常に目立つ金色の毛は、遥か遠くからも視認出来る程に鮮やかだ。

しかし、彼らは今なお生き残っている。

それはなぜか?


彼らは自身の魔力を用いて光を曲げ、その姿を消すことが出来るのだ。

金色の毛はその魔法を最大限活かすための増幅装置である。

魔獣も人間も、彼らの擬態を見破る事は容易ではない。


その生態ゆえに見付けられず、ラティナは今回の調査対象としたのだ。


「この子が・・・・・・。」

「で、それ、どうするっすか?随分懐いてるみたいっすが?」


言葉を理解してか、それともただの偶然か、金果貂は顔を上げてベルの顔を見た。

少しの間、ベルはつぶらな黒い瞳を見つめ、そして決断する。


「連れて帰るわ。私が面倒見る。」

「・・・・・・そうっすか。じゃあ、時々自分にせてほしいっす。」

「なに、撫でたいの?」

「そうじゃないっす。診察っすよ、あとついでに観察っす。」


ラティナはやれやれといった様子でベルの言葉を一蹴した。

自身の勘違いにベルは少し赤くなりながら、心を落ち着ける様に金果貂を撫でる。


金果貂は満腹になったようで、ベルの膝の上で穏やかな寝息を立て始めたのだった。

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