第7話 安い愛
「ごめん、待った?」
もう少しで日が落ちてしまいそうな時間になってようやく現れた
ちなみに、私達が落ちあっている場所は、
もう18時を過ぎてるから、
もちろん、
「かなり待ってたけど、そんなに話長かったの?」
「そう、ホントにさぁ~。学生の時間を何だと思ってるんだろうね?
「
「あ、それ
そして、1口だけ
「で。
「気になる? ふふふ。気にされるのって、
「
「またまたぁ~。ツンツンしちゃってぇ……って、ちょっと!? そんなに
はぐらかそうとする
もちろん、すぐに帰るために。
そんな私にしがみ付いて来た
「
「それはスーミィも同じでしょ? いいじゃん。仲良くなれるんなら、一気に仲良くなった方が、
「絶対に、ねぇ……」
「まぁまぁ、今は落ち着いて話をしようよ。ほら、ここにお座りなさい。
「それはどんな
そう言いながらも、
もちろん、私が投げたその視線の
「何をやってるの、かぁ……そうだなぁ。
「いや、ごめん。
「そうだよねぇ。だけど、スーミィも見たはずだよ? 今回で言えば、そう、
「ねぇ、
「べつに
「それはまぁ、確かに変だったけど」
変。と言うほど
あれはもっと
「そうだね。何をするか分からないような
「それを見たから、何なの?」
「あの時の
「
「
元カレに対する
なんていうか、
何か1つ、大きなピースが
「さすがはスーミィだね。もうそこに気づいちゃったかぁ……」
「そんな
「それもそうだね。そうだよ。スーミィが
そこで
「彼女が……ううん。そうじゃないね。ワタシが
「
「うん。もっとわかりやすく言うとすれば、ワタシが人の
「……だから、自分で
「まぁ、そんなところかな。あんまり
そんな彼女の
「スーミィ……良いの?」
「わざわざ聞く
「でも」
「
「
「そこはほら、
私の
そんな彼女の
こうして
『
ほんの
だってそうでしょ?
そしてそれを思いつけない程、彼女の
だけど、その
それはきっと、大変なことだと思う。そう思ったから、私は彼女の
完全に
気のせいかな? 1本目よりもおいしい気がする。
「気のせいじゃないよ。だって、ワタシが
「安い
そんなやり取りの後、顔を
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