第4話 今回のお願い
「それで?
「話が早くて
「
「う~ん。
「
どちらかと言うと、
そこまで思うのには、何か理由があるってことよね?
「そそ。というワケだから、話は歩きながらしようよ。ちょっと向かいたいところがあるんだ。でさ、せっかくだから、スーミィって呼んで良い?」
「え?
「まぁまぁ、そう言わずに。
「
「
普通にスーミィって呼んでるし。そんな
なんて、私の心の
「
「そう。それが今回のお
「ちょっと待って、今回の? それってつまり……」
「ワタシとスーミィは、これからも長い付き合いになるはずだよ!
「
「そりゃそうでしょ。ワタシが
「
「でしょ? ワタシもそう思うよ。ってなわけで、
「
けど、で止めたところで、
「やっぱりスーミィって、
「うるさいなぁ」
「ふふふ」
「で? わざわざ
だって、この
なんて考える私を
「ここに
「
言われるままに
みんな、部活とかバイトとか、自分の
そういう意味では、ここで人を探すのはそう難しくないように思えた。
だけど、パッと見た
取り
「ほらほら、もっと
歩き出そうとした
「もう見つけてるんじゃん」
「てへっ」
「いちいちイラつかせないでくれる?」
いや、走っちゃダメでしょ。
「まるで子供……いや、完全な子供だなぁ」
自分を落ち着かせるために、
彼女と同じように奥を
「確かに
「ちょ、バカッ! そんなわけないじゃん!
「
「
「思うのは良いんだ……で? こんなところで
「それは大丈夫だよ。今の私達の声は、彼に聞こえてないから」
「へぇ~。
「ちょっと! 人のことを
「
「
「それは
「まぁ、
「そんなことで良いの?」
「うん」
きちんと、
「よし、ちゃんと
「え? こんなんで良いの?」
「そだよ。まぁ、明日の
なんていうか。本当に人を
「……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます