あとがき

あとがき

  いかがでしたでしょうか? この作品は読めばわかりますが孤独を推奨する物ではありません。現に拓哉も洋子も友人や教会によってそして家族として支え合っています。あくまで「職場ではぼっちという場を作ってくれ」と主張した作品であって、人間生活の全てを孤独にしてくれと言っているのではありません。ただし、私生活でも孤独でいたいと言う人を止めるものでもありません。現代の弱者はそこまで追い詰められた者が多く、孤独でいたいと言う人が多いほど人に傷つけられた人が多いからです。そういう人には癒しの時間が必要です。

 またタイトル名を見て動物との触れ合いを期待した方はごめんなさい。あくまでこれは空き家などをペット霊園にして地域再生を行う話であって動物との触れ合いが主題じゃないんです。なのでもし動物との触れ合いやペットとの別れの感動話を期待された方は最後で「なんだよ」って思うのかもしれませんがあくまでタイトルは『ペット霊園で町おこし』であって町おこしが主題です。証拠に主要登場人物は誰一人ペットを飼っていません。そして「ぼっちでコミュ障」でも生きられる社会を構築しようというのがこの物語の真の主題です。


 それではまた次の作品でお会いしましょう!

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