第11話

勉強の日々。

特に、美麗と大村は医者に、なるので

実習等、多忙だった。

でも、元々、頭の良い二人、無事6年で

医師免許を取得した。

勤務先を決める、二人。


「美麗は、何処の病院に、行くつもり?」


「私は、大学病院に行くよ、研修も

しっかりしてるし、やっぱり最初は

大きな病院で、キャリアを積まないとね!

大地は?」


「俺も、一緒だよ!一応、推薦も貰ってるからな」


「あっ、私も推薦、貰ってるよ」


「でも、病棟が違うから、なかなか会え

無いな?」


「そうだね、今みたいに、会え無いね」


「なぁ、美麗?俺達も24歳だし、勤務しだすと、忙しくなるから、この勤務する迄の

間に、結婚してくれませんか?」


「喜んで!でも、プロポーズはシンデレラ城の、前じゃ無いと、みんなも呼ばないと

いけないし」


「そうだな!じゃあ男子は、俺が連絡する

から、女子は美麗が、連絡頼むな!」


「うん!何時にする?」


「この日が、いいんじゃない?3月10日

俺達は、何時も10人で遊んでたから!」


「うん!それはいいね」


「じゃあ、早くしよう!」


「うん!」


「でも、美麗、結婚式は、だいぶ先に

なるけど」


「それは、分かってるよ!お互いが一人前に

ならないと、それからだよね?」


「ありがとう!早く一人前に、なろうな!」


「うん!」


そして、連絡をする二人。

その日、連絡を受けた8人は、集まっていた。


「とうとう、この日がやって来たな!

でも、結婚式はお互いが、一人前に

なってからだから、だいぶ先になるって

言ってたな!」


「何か、それも寂しいね」


「美麗に、ウエディングドレス着せて

あげたいよ!」


「そうだよな?しようがない、レンタル

するか!」


「うん!しよう!」


「うん!」


「じゃあ、それは女子達に、任せるぞ!」


「ラジャー、勇介、任せて!」


そして、8人で密かに、準備を進める。

3月10日、ディズニーに集まった10人。


「今日は、みんな忙しいのに、ありがとう!」


「ありがとう」


「この日を、待ってたぞ!」


「本当、嬉しいよ!」


「美麗、これに着替えよう!」


「何?」


「ウエディングドレス」


「二人が、一人前になる迄、結婚式を

しないって言うから、俺達からの

プレゼントだよ!」


「え~そんな、悪いよ、みんな」


「何を言ってんだよ!美麗、早く着替えて来い!」


そして、女子が美麗の、着替えを手伝う。

男子は、大村をシンデレラ城の前に連れて

行く。


「大地、指輪は?」


「指輪だけは、用意してあるよ!」


「よし!上出来!」


そして、美麗がやって来る。


「ヒョ~モデルだな、あれは!」


「本当だな!」


綺麗な美麗が、やって来る。


「美麗、綺麗だよ!」


「恥ずかしい!」


「香月美麗さん、僕と結婚して大村美麗に

なって下さい!」


「はい、喜んで、大村美麗になります!」


そして、指輪をつける大村。


「何時の間に?」


「これ位は、しないとな!」


「ありがとう」


「おめでとう!」


「おめでとう!」


すると、そこにミッキーとミニーが

現れた。


「え~ミッキーとミニーだ!」


そして、ミッキーとミニーは、二人に

タキシード姿の、ミッキーとウエディングドレス姿のミニーの、ぬいぐるみを、プレゼントしてくれた。

これは、男子達がディズニーに、懇願して

実現した。


「ありがとう!」


「ありがとう!」


そして、記念の写真を撮る。

もちろん、みんなとも沢山、撮った。

本当に、いいプロポーズになった。

美麗と大村は、みんなに感謝の気持ちしか

なかった。


「なぁ、何で3月10日にしたんだよ?」


「俺達は、何時も10人で遊んでたから!

美麗と相談して、決めたんだ!」


「クゥ~にくいね~!」


「みんな、今日は本当に、ありがとう!

高校の時から、ずっと守って貰って、みんなは、俺と美麗にとって、最高の友です!

これからも、それは変わりません!

二人で、立派な医師に、なってみせます!

本当に、ありがとう」


「ありがとうございます」


拍手が起こる。


「頑張れ~」


「応援してるぞ~」


そして、プロポーズは無事に、終わった。

二人は、小さいが、マンションを借りて

一緒に暮らす事にした。

リビングに、プロポーズの時の、みんなとの

写真とミッキーとミニーがいた。


「さぁ、美麗いよいよ勤務が、始まるな!

頑張ろうな!」


「うん!患者さんの為に、頑張ろうね」


誓い会う二人がいた。

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