強欲の章-Ⅱ【底辺】登場人物紹介
◆獅童朱音/チンピラギルド『ウロボロス』のマスター
Dランクギルドウロボロスを統括する若きマスター。
御堂明の理念に陶酔し、同じやり方で人員を集めている。
海斗を横から掠め取ろうとしたが、恭弥に邪魔されて苛立っている。
いっぱい食わされた海斗に執着する。
◆長井幹二/ギルドの先輩(のっぽ)
Dランク探索者で海斗の先輩。
嫉妬根性が強いが根はいい人。
剣を扱うのが得意な才能を持つ。
◆丸井三雄/ギルドの先輩(ぽっちゃり)
Dランク探索者で海斗の先輩。
幹二とよく一緒におり、チームプレイを心がける。
補助魔法と攻撃魔法を得意とし、隙が多い。
同ランクダンジョンではまだまだ未熟。
無双できるFランクダンジョンの探索を優先するが、実はそれには事情がありそうで……
◆佐咲蓮司/ワーカーギルド『疾風団』マスター。
寧々の父親。凛華の父親から契約を切られて家族経営でなんとか食い繋いでいる。
ダンジョンワーカーは雑務をこなす人足のこと。
才能がなくてもできることから副業にするものも多い。
◆五味総司/主人公のトラウマの一人
五味家長男。
エレメンタルブレイカーの才能を持ち、海斗に暴力を振るい、メンタルを徹底的に追い詰めた張本人。
海斗を金蔓と思っている。
◆五味芥/主人公のトラウマの一人
五味家次男。遊び人で、暴れる事以外の労働を嫌う。
ダンジョンエクスプローラーでTRSとMNOに強いライバル心を抱く。
◆五味竹相/主人公の叔父
海斗を預かっていた親戚で、悪徳金融業を営む。
御堂明から雇われて明海に多額の借金を貸し付けた。
息子にそれぞれ監視と集金をさせ、自らは直接手を下さない。
◆御堂明/凛華の父親
傀儡師の才能を持つ。
勝也と凛華の父親で、初代覚醒者の英雄。
次に起こるダンジョンブレイクまでに戦力を集めようと苦心するが、言う事を聞かぬ民衆にエゴを押し付けて威圧的に振る舞う事で体裁を保つ。
海斗の父親を殺し、明海に魔石を植え付けた張本人。
◆鏡堂静香/勝也の産み親
御堂グループ総帥にして探索者の実質トップである明の二番目の妻。勝也の母であり、娘を実験で亡くしている。
才能『ドッペルゲンガー』の使い手であるが、才能以前に凄腕の暗殺者の経歴を併せ持つ。
才能がなくてもモンスターの処理はお手のもの。
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