第52話

 ユキが向かってきていたロックスライムにシェーレが深くはないがそこそこのダメージを食らったコボルトソルジャーたちに向かう


 『一撃で倒してやるのです!!』


 闘気を纏ったユキはツノに闘気を集中させてツノでロックスライムを突く攻撃をする


 ロックスライムはユキのツノで突く攻撃を受ける前に放出していた闘気を防御に回してロックスライムのコアにダメージを受けない様にしようとしたが闘気を纏ったユキの攻撃の方が威力が高くロックスライムの身体をツノが貫通してコアにまで届いてロックスライムは倒された


 『弱っていても容赦はしません!』


 魔力を纏っているシェーレはコボルトソルジャーたちに近づくと右側にいるコボルトソルジャーに分厚いハサミをハンマーのように振るい左側に居たコボルトソルジャー諸共ダンジョンの壁に向かい吹き飛ばした


 骨が折れる音を立ててダンジョンの壁に激突したコボルトソルジャーたちに左の進化して薄く更に鋭利になったハサミを開いて勢い良く閉じ切れ味鋭い魔力の篭った切れる衝撃波が壁に当たり身動き取れないコボルトソルジャーたちに放たれ身体を二匹とも両断されてシェーレはコボルトソルジャーを倒した


 向かってきていたモンスターたちを倒したユキとシェーレの二人に魔法を受けても高めた魔力でロックスライムたちは魔法で攻撃する


 魔法で四つの石の杭を作り出しロックスライムと放たれた魔法に向かって魔法を放つ

 

 飛んでくる二つの石は石の杭に貫かれ壊れた。もう二つは魔法を放ったロックスライムたちに向かい片方のロックスライムはコアには当たらなかったがもう一匹のロックスライムはコアに当たり身体の維持が出来なくなり倒れた


 『私が倒すのです!』


 残ったロックスライムは飛び出したユキのツノで貫かれて最高のモンスターを倒して小部屋のモンスターは居なくなった


 魔石とドロップアイテムを回収したらこの小部屋で早めの昼食を食べていく


 調理はせずに簡単な食事を取った俺たちは小部屋を離れて四階を目指してダンジョンを進んでいった


 四階に進む門に向かう途中の通路で罠を魔法で発見した


 「これは地雷の罠だな」


 『危ないです?』


 「踏むと爆発して死ぬかもしれないぞ」


 『それは怖いですね。あるじ様』


 罠を踏んで死ななくても相当なダメージと装備が破損するだろうな


 「ダンジョンの罠は魔法的な罠だから魔法や闘気を使用すれば壊せるよ。今から壊すから離れていて」


 『わかったです』


 『分かりましたが大丈夫ですか?今までの罠とは違うのでしょう?』


 「大丈夫だよ。シェーレ」


 地雷の罠に近づくと罠を解除する魔法を発動して罠を解除していく


 「罠の解除が終わったから先を進むぞ。二人とも」


 『アル、早いです!』


 『お疲れ様です。あるじ様』


 罠の解除が終わりそれから数度の戦闘があったが無事に四階へ進むことが出来る門のある広場に着いた


 門を潜って四階に進むと広場から通路に進んで行った。通路を進んで現れたモンスターを倒して小部屋に入る


 小部屋に入ると四階に現れる新しいモンスターのおおなめくじがコボルトソルジャーと現れた


 コボルトソルジャーが二匹とおおなめくじが四匹が向かってくる


 コボルトソルジャーが二匹、闘気を放出して向かってくるがおおなめくじたちは魔力を高めている奴と魔力を放出して向かってくるのに分かれて向かってくる


 数が多い場合はまず全体に俺かシェーレが攻撃してから戦闘を始める


 『ここは私に任せてください!』


 前に出たシェーレは分厚いハサミに多くの魔力を集中させてハサミを閉じて衝撃波を小部屋全体に向かって放った


 衝撃波と共に小部屋に音が響き渡り向かってきていたモンスターたちに魔力が込められた衝撃波のダメージを与えて後方に居るおおなめくじにも少ないがダメージを与えた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る