第34話 整列

どうもです。


またまた、立ち寄り有りのお話し。

すでに書いてあったらご指摘下さい。


その日もいつも通り出棺。

小学校に立ち寄って下さいとの事。

【小学校かぁ、まあいいや】


角を曲がってすぐに小学校でしたが、、。

やけに人が多い。

よくみたら校門前に小学生が二列で整列している。その数およそ100人位。

【マジか】

あまりの多さに少しビビるも。校門前に停車。

「気をつけ!!礼!! ありがとうございました!!」

100人位が整然と礼をする。

久々に固まりましたね。

喪主様の挨拶をしてから再度発車。

喪主様も暫く感動で声も出ず。


「凄いですね。驚きました」

素直に述べる。聞くと少年野球のコーチ?監督?だそうで、お世話になった小学生が全て揃って挨拶したとの事。


あまりに整然と礼を、していたので

「強いチームなのでは?」聞くと、何回も優勝しているとの事。


コーチや監督、いえ、何事も教える人って人望がないとダメですよね。人をみて育つ。


痛感するとともに、泣きそうになりました。


ではまた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る