第13話 道との闘い

まー大袈裟なタイトルですが未知との闘いではなく、道、そう道路です。

わたくし今の住まいに引っ越して11年たちましたが、良くとおる道は知ってるのです。しかし裏道はあまり知りません。

裏道を攻める必要性があまりないからです。記憶力の悪さもあるかもしれませんが・・・・・。

霊柩車の走る道は決まってるの?

基本的にはここを走らなくていけませんっていう決まりはありません。

大体は同じ道を走ります。


道覚えるのって上記でも書いてますが、苦手なんです。

知らない所行くのって最近だとカーナビとかGoogle先生【GoogleMapのことをそう呼んでます】とか使えばよいですよね?

目的地を入力すれば連れて行ってくれます。または地図だしっぱでも使えます。


しかしです・・・。

霊柩車はどちらも使いません。

もちろんカーナビは全車ついてますよ。スマホも持ってます。


師匠はハイテクを一切使いません。

なぜだろうか?便利なものがあるのに。

【プロとして恥ずかしい】

師匠のお言葉。

ええ?おしゃる意味がわかりません。

いや、この当時 意味がわかりませんでした。

間違えた道を走って迷惑かけるようなら、カーナビ使えば・・・・

そう思いますよね?

ここは面接で聞いていたのです。

【道が覚えられません。カーナビ使っても良いですか?】と。


わたくしの知らないところで揉めたそうです。

しかし面接をしてくれた優しいお方は

【慣れるまで使っていいよ】


おおー。

師匠は良い顔してません。でも慣れるまでは甘えて使いました。

でも、ナビ使うのわたくしだけ?

そーわかったらなんか、悔しくなりまして。

お休みの日に火葬場まで実走したり、紙の地図をわざわざ購入【高いです】

し、走った道をマーカーで引いたりしました。


そしたら段々と何も使わなくてもよくなってきました。

【道を覚えるまではしんどいかもね】

師匠のお言葉。しかし慣れると他に集中できる。


っと、ここまでは道を覚えるお話です。決まった道を走る・・・

基本は、です。道って渋滞しますよね?渋滞している道をわざわざ走って火葬時間に遅れたら・・・。大変なことになります。

そこでです。第一のルート、第二のルート、第三のルート。

そうです、同じ火葬場まで行くのに道をいくつか知っておかないといけません。

第一のルートが渋滞で動かない→初めから第二のルートを走る、みたいに臨機応変に走る道を選ばなくてはいけません。どの道を走るか。わたくしが決めなくてはいけません。責任重大ですよね?

なのでたくさんの道を知らなくてはいけません。


師匠がハイテクを使わない理由。

体が自然に動くと運転に余裕がでます。ナビを使うと視線もチラチラ、余裕もなくなる、そんな理由でした。初めはそんなこと無いでしょ?って思ってましたが慣れると確かにそうなんです。


道は今でも学習してます。

こればっかはひたすら走って慣れるでしょうか?

知ってる道が増えるとなんか嬉しくなるんですよね。

以上、道との闘いでした。


お次は なぜこの道をです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る