第3話 世界樹、少女と旅に出る

「お嬢さん君のお名前は?」

まあ、知っているけど

「あ、えっと…アリシア、アリシアです」

苗字を言わないとは、随分と賢いようだな

「君はどうしてこんなところに来たのかな?まあ、そんな格好しているということは何かから、君の身近にいる恐ろしいものから逃げているようにも見える」

「ど、どうして」

だって私は真眼を持っているからね

「さあ?あと君、こんなところになぜ子供がとか思ってるみたいだけど私、元々1人だったから気にしなくていい。」

「……あの、私……」

ぐぅぅ

「っ……」

「お腹がすいたんだね?じゃぁ、今からなにか食べ物を作ってあげよう」

私は、森に一軒家を魔法でつくりあげた

「!?」

「さあ、椅子に座って待っていなさい」

私はアリシアを座らせ、カレーライスを作った

「この料理、なんて言うんですか?」


ああ、この世界にはなかったけな


「カレーライスと言うんだ。美味しいよ。食べてみなさい」

「いただきます……」

パクっ

「お、美味しい!」

「沢山あるからゆっくりお食べ」

そしてアリシアが食べ終わったあと

「君、この後行くてないだろう?」

「はい」

「じゃあ一緒に旅をしないか?」

「え?」

「ちょうど冒険者になろうかと思っていてね。君の能力だとおそらくEランクだろう。」


そしたら急に精霊に魔法を教えてあげたらと言われた


「良かったら私から魔法を教わってみないか?君は精霊に好かれているようだから精霊術を教えられる。見た目は君と歳を近いかもしれないが精神的には年が上だから経験豊富だよ?どうだい?」

「……お願いします!教えてください。そして」

「…復讐したいのかい?」

「……はい」

まあ、一度あの一家は痛い目見といた方が良い

「君、学校入っていないのかい?」

「はい。」

「じゃあ今から君に大量の知識を叩き込むが覚悟はある?」

「はい!」

「じゃあ、授業を早速始めようか」

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