第2話 世界樹、少女に出会う
精霊の森から近い国はネイチャー帝国か。
年齢は10歳くらいからだろうか?とりあえずギルドにでも行って冒険者になってみよう。年齢は関係ないはずだ。この世界の冒険者は何歳問わずになれる。
しかし……
「この見た目はなかなかいないだろう」
反射すると虹色に反射する髪の毛に地上から見る太陽の光と同じ目。まさしく世界樹、本来の私と同じ色をしている。
「変えるか」
私は茶色い瞳、茶色い目に変えた。
「精霊の森だから元勇者がいるな」
人間界と魔界が平和条約を結んだんだよな。
数千年前は獣人とも仲悪かったよな。
「転移魔法で移動もできるがせっかくだし歩くか。」
途中で川があり、覗いてみると
「私の見た目、どちらかと言うと女か?」
少し、いや、結構ティエーラ様に似てる気がする。
「おや、風の下級精霊のアウラか」
その他に色々な精霊がよってきた。
精霊は私がわかるみたいだ。
「街に出た時完全に人間のオーラに変えてみるとしよう」
「アウラよ何か言いたいことがあるのか?」
そしたら耳元で森の途中に少女が倒れていると、助けてあげて欲しいと言われた。
そしたらボロボロになった少女が倒れていた。
「貴族か?……虐待を受けていたのか。」
私は真実を見分けることが可能だった。この力は本体から引っ張り出しているのだが。
「ひとまず治療をしようか。」
私は少女を治療し少女が目覚めるまで待った。
「この子の名前は…アリシア・シルム、シルム男爵家の子か。」
私は彼女の記憶を覗くと怒りが湧いた
「……ほう。浮気で新たに入ってきたメアリというこの女から受けていたのか。シルム男爵は見向きもしないのか。」
世界樹は精霊の生みの親であり、守護者でもある。そのため真実を見る能力があり全属性を使える。
「これは言わゆるチート能力??」
私は前世かなりオタクだったということなど少しだけ記憶が残っている。
前世は女だった。この口調は前世からだったみたいだったのだ。
「……ん」
「おや、目が覚めたかい?」
「……あなたは?」
「私は……」
名前、か。そうだな……
「私の名はラシルだ。ラシル・ティーラ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少し修正しましたBy作者
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます