第6話 平日

 平日の日々。

 九郎の拳法は少林寺拳法、師範が趣味に様々な技も教える。

 夕香

 「ふむ」

 一般プレイヤーに比べた忍者プレイヤーは生真面目、また才能が特殊に近い、少数派に属した。

 夕香の攻撃の才能、九郎の忍者プレイヤーの才能、このトッププレイヤーも望める位の二人。

 映画館デート、二人で決める大事な事と選択と制限。

 小5の二人、九郎は忍者プレイヤーの才能は知られてもいた、軽い忍術は扱える。

 鍵開けもできる九郎、壁登りも多少は可能。

 縄脱けは割とできる。

 タイミングを掴む才能、この夕香の攻撃に九郎は回避と足払いと踵落とし技を合わせた足技。

 夕香

 「成る程、拳法は鍛えか」

 九郎の能力、忍者の範囲は十分可能な位。

 平日の日々。

 金曜日の昼休み。

 九郎

 「夕香、あれだ土曜日に買い物にいこう、これ多分、普遍的に重要かな」

 この重要なデート、この九郎、夕香のデート。

 金曜日、放課後に買い物の話し合い。

 九郎

 「成る程、多分、普遍的に重要な買い物、これ多分、気合いが120%を越えるじゃないかな」

 この普遍的に重要な買い物、土曜日の待ち合わせ、この九郎は正確。

 九郎

 「夕香はおしゃれではない、むしろ運動性を高め、より高い攻撃を叶える発想力か」

 現在の夕香、服がなかった。

 同世代に比べ、九郎は様々にずれている。

 買い物のデート、この服は単純、質が高い、柄が可愛い、帽子も可愛いで決める。

 可愛い服、可愛い帽子、この九郎の趣味、夕香が高い美少女に変わった。

 恋人の趣味が高い質の夕香、この他に買い物のデート中に食事、この夕香は低カロリーを選ぶ、九郎が成長力を高める為にサイドメニューの追加。

 恋人の九郎の能力は様々にずれている。この夕香は九郎の能力をひたすらに把握に走る。

 夕香

 「九郎、普遍的に重要な買い物、どうして女の子の服、帽子を選べる?」

 九郎

 「妹が小4」

 この妹の存在感、友人達は九郎の不思議が増えたと判断。

 九郎

 「でも夕香の場合、多分、父子家庭かな、兄はいるんだなってわかる」

 高い能力を発揮。

 九郎

 「家は父さん、母さん、妹」

 夕香はメモ帳に書く、この九郎の妹、母親、父親は遠くから観察、夕香の父親、兄は激しく動揺、友人達はメモ帳に書く夕香を撮影。

 九郎

 「夕香の母親、面白い細君だね、旦那さんは覚悟したんだね、面白い細君だ、最後まで全力疾走したんだね、いっさいがっさいの手加減はしない、前だけを見て全力疾走、普通は怖いから、多分、泣いちゃう」

 この九郎の言葉、夕香は動揺した。

 九郎

 「面白い、死を理解して全力疾走する、多分、立派に生きる愉快な方だっただね、でもヤクザの家系図の女性、珍しい選択肢をしたんだね、治療じゃない、子供だと、多分、組長だっただろうね、命じゃないって走れたら、組長位だ」

 動揺した夕香の父親。

 九郎

 「この生き方はヤクザ、やっぱり組長、多分、立派だっただね、面白い細君だ」

 一番の言葉を話す九郎、普遍的に重要な買い物のデート、この九郎に恋した夕香は、普通の側ではない、恋人の九郎は特に普通ではない。

 九郎

 「あんね、夕香の顔、普通じゃない、でね、美形は沢山いる、でもね、夕香の攻撃の才能、これね、床滑りって剣技がある、百万人の必殺を受ける、普通はいない、特殊な極道の剣技、この徹しって侍の鎧徹し、これね、床滑りに効かない、床滑りは江戸時代の武家屋敷の技だから、戦国の技が通じない」

 時が止まる。

 九郎

 「珍しいのは、床滑りって剣技、極道の剣技、でね、突き詰めたら、森羅万象ってある、無音の暗殺者が極め、至るを重ねた、究極の暗殺術、でね、戦士の技に一撃必殺っある、前と幸せを斬る、全部の線を斬る、究極の死線を全部斬る、これが通じないのが床滑り」

 困る夕香。

 九郎

 「床滑りは極道の剣技、百万人の必殺も受ける、これが完璧な剣技、絶対に負けない、一億人も倒す、完璧」

 困る夕香。

 普通は知らない、普通ではない側は知っている。

 九郎

 「侍の斬る、忍者の手刀に首はね、でね最高の呪いって嘘、この呪殺、条件付きに必ず殺す、極道の剣技が通じない、陰陽師の呪殺」

 困る夕香。

 九郎

 「不思議だよね、信仰心は一体化ってある、神に祈り、神となる、故に神が導く、故に神だと、やっぱり信仰心は変わってる、風変わりだ 」

 普通ではない側、極める側が教える、この九郎の能力、知識、経験は普通ではない側。

 九郎

 「でね、邪教っある、邪神崇拝者とか、北欧神話の最高神はオーディン、だが罪人の神だ、バイキングのちょっとした話だ、オーディンは成り上がりの神だ、他の神は疎んだ、だができり罪人の神だった、でねヴァルキリーは元々の神だった、でねヴァルキリーは正義と断罪の女神、オーディンは成り上がりだった、問題はそこになる、面白い細君だ、最後まで全力疾走した、多分、立派な組長だっただろうね、でもね、長ドスの剣技を知ってるのは、普通はいない、すると鬼か、悪鬼か、あまりない、邪道の邪教がある形かな、多分、三陸だね」

 わかる側が九郎。

 九郎

 「面白い細君、立派に生きた方だ、最後まで全力疾走、面白い、邪道の邪教、鬼、悪鬼、だが線を通す、面白い細君だ」

 困った夕香。

 九郎

 「多分、6月は来る、でね、邪教の形に神名月、でね、雨季だよね、すると6月の1日に雨が降る、必ず来る、多分、習慣なんだろうね」

 恋人の九郎は普通ではない側、この様々な教える側がいた。

 九郎

 「5月の最後の1日、必ず人が死ぬ、邪神、邪教、邪道、必ず生け贄を得る、習慣なんだろうね、最後まで固執する、執念だから、怨念は厚いよ」

 知識、経験、能力、この九郎の形はわからない、だが必ず来る側に九郎が会う、必ず死んでもらう為に九郎が会う。

 九郎

 「死を失い、生に生きる、この道が所謂の最後まで変わらない運命、必ず生け贄を得る、また死を稼ぐ、だけど時間が足りない」

 必ず死んでもらう者に現れる九郎、どんな側も勝らない力に死を与える、普通ではない九郎の力は普通は知らない、武家屋敷の床滑り、戦国の鎧徹し、忍者の手刀の首はね、様々に特殊な技、力、知識、この全部を殺しても歩く生き方。

 九郎

 「結局は床滑り、どうしようもない、そもそも剣技だ、完璧な受け、神も勝てない、だから陰陽師は呪殺がある、でもね、人生の一番に難しい事は、それは時間が足りない、この先を持たない、いる、未来が足りない、だから固執する」

 全部を殺しても歩く生き方。

 九郎

 「不思議だよね、でもね、線を通す話、通さないとは聞いてない、線を通す話を聞いている、二つは違う、だから足りない」

 条件を満たす、この瞬間に呪殺が成り立つ。

 九郎

 「不思議だよね、それはね、生きる難しい、ある、足りない時間、変わらない運命が死を与える瞬間、足りない未来が殺したり、だから生きる力は変わらない、多分、最後まで変わらない道は通るものだよ」

 教える側、全部を殺しても歩く生き方、普段はない、殺す条件がある側に現れる九郎。

 夕香

 「九郎」

 九郎

 「はいはい、辞めるよ」

 恋人の九郎は全部を殺しても歩く生き方を選んだ。

 忍者プレイヤーの才能、だが九郎の全力は越える難しさ。

 

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