影響を与える見極めとは

普段の生活において、必ずしも物や人からの影響というものは受けて学んでいく事は多かれ少なかれ出てきます。物質的要素はテレビやパソコンなどの媒体を通してSNSやマスメディアサイドからなど、人的要素は学校や社会での他者とのつながりによって、その結びつきが大きく振り幅が出て記憶に留めるとは思います。


割合としては50対50といったところが平均的ですが、環境要因が一人一人違いが出てくるのでパーセンテージは多少の誤差が生じられてくるとは思いますのでこれだと言う絶対的な答えは変わってきます。

では、執筆という観点を置いてみた時にその影響って自分や他者にどう影響をもたらしてくるのでしょうか。


すでにお気づきの方もいらっしゃいますが、小説、特にウェブ小説はジャンル別で言うと異世界ファンタジーが10代から50代の年齢層から圧倒的に人気を博しています。ファンタジーそのものは、古代や中世のころに神話として語られてきたものもありますが、海外から日本へ入ってきたファンタジー要素はおよそ1950年代ごろから文学や漫画という媒体から、ゲームを含めた媒体は70年代ごろから指示を受けているようですが、では人はなぜ今世ではない別の世界に行きたがる習性を持つようになっていったのか。


これは私個人の解釈となりますが、現実社会では成し遂げれない己の尊厳、つまり矜持きょうじへの背信の念という軸が歪んでいるから、そこに打ち勝てない自分を床に置き、そこから離れられる場所を求めたがるのでしょう。

だからといっていつまでたっても現実逃避を許すものでもなく、再び現実に我を戻すと結果的には地に足がつかず常に宙に浮いたようになってしまうのだと思います。

それに気づいていない人が不特定多数いるので今回はその旨をお話している次第です。


一過性の流行ごとで終わるのかもしかしたら持続していくのかはその時々の趣向なのかもしれません。人や物から何かしらの影響を受けたり与えたりする時に、その状況において自身がどの立場に置かれているのかを知っていなければ、しばらくの間はずっと足を引きずり回されることにもなりかねないので、そうなる前に自分が何者であるか、そしてこの世の中で一番必要としているものは一体何なのかを考えて共存していける安定ある基盤を作っていくのが人間の使命だと私は思います。


このことが心に引っかかるようであれば私に不信感を抱く方もいらっしゃるかとは思いますが、あくまでも現時点での私の考え方なので状況が変わればまた別のところで似たような文面も書くとは思います。


影響を与える見極め、ご自身でできていると胸を張って言えますか?この世がすべてファンタジーであるとは限らないことは重々承知かとは思いますが、もしそうなったらこの世はひたすら崩壊へと進んでいってしまいます。

そうなる前に目の前にある現状が、自分にとって何パーセントの力量でもって生活水準の必要性の見直しができてくるかを一緒に考えませんか。この記事を読んで何を感じて考えが生じてくるか。色々な意見を聞いてみたいなと思う今日この頃です。

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