五感を意識してみよう
日常生活に欠かせない五感。
それらは視・聴・嗅・味・触の五つの感覚があってこそ個々によって活かされていく事があります。
執筆にもこの要素が入っているものが多数見かけるとは思いますが、では実際作品として起こした時、読み手側がそれをどこまで意識してくれているのか考えてみた事はありますか?
視覚や聴覚はまず無意識のうちに入ってきます。
文字や動くものが視界に写ると、発見意識が強く反応するので見慣れたものが入ると何だろうなと反射的に動きます。
家や外出先で流れくる音にしても目線は向かなくとも自然と耳が察知して意識が働きます。
生活音や環境音から流れ出すものが耳に入るとそれなりの刺激って現れますよね。
心地良かったり痺れるくらいの衝撃的な音が身体を巡ると、脳内のメーターがそれなりの反応を示してくると思います。
さて、嗅ぐこと・味がする・触ること。食べ物に関する事なら真っ先に思いつきます。
味覚というのはあまり使われる数の少ない感覚になります。
まさか作品の味を知りたいからと言ってスマホやパソコン本体をかじりつくわけにはいきませんよね。舐めてもいけません。損するだけです。
嗅・味・触は比喩表現としてなら使い道はあります。
ジャンルを恋愛として考えてみます。
初恋や片思い、パートナーに触れる時(ボディタッチではなく声をかけるという意味)の感覚って人それぞれ表現はあります。
わかりやすいところでは喜怒哀楽の言葉が交えて出てきますよね。
感覚を活用する事でその定義を伝えて理解されてこそ、作品の糸口が見えてきます。
五感を体感してもらいたいなと考えているならば、貴方がどう感じてもらいたいか。
漢字、熟語、慣用句、その居場所を表す言葉、名詞、形容詞、助詞、接続詞etc…
とまぁ何かしら表す言葉は無限大。
まずは一筆書き出してみてください。
自身が表現したい窓口が開かれてきます。
実体験した五感も意外と使える事もありますので、手が止まったら上記でお話しした事を思い出してみてはいかがでしょうか。
クンクンクン。道端を歩いていると、近所の家から何か美味しいそうな匂いがしてきた。
良い空気を吸ってお腹を満たすのも良いものですね。
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