第12話 琴美と想火の休日
想火がゲストで出た配信の次の日事務所にて
「昨日はお疲れ様!想火ちゃん」
「はい!お疲れ様です。琴美先輩」
「ところでさ、さっき社長から聞いたんだけど明日想火ちゃん休みなんだよね?」
「はい!休みですよ。でも、特にすることも無くて…」
「じゃあもし良ければなんだけど私と遊びに行かない?」
「え、良いんですかー!私で!?成行先輩じゃなくて?」
「え?なんでそこで成行君が出てくるの?だってお二人って付き合ってるんですよね?」
「え?あぁ~言ってなかったっけ?私達実際には付き合ってないからね。そうね~世間で言うとビジネスパートナーってやつよ!」
「へ~そうだったんですね。でも仲良さそうだし私はお似合いだと思うけどな~でもまだこれからってところもあると私は思いますよ!琴美先輩!」
「おぉ~恋愛の話になるとグイグイ来るね。想火ちゃん」
「私、昔から恋バナ大好きなので!」
「な、なるほどね!?でもまぁ、恋愛なんてそんなすぐ出来る事じゃないよ」
「そんな事ないですよ!?大変だし、良い事だけではないですけど良いものですよ恋愛は」
「そうかな?でも私今まで仕事と勉学が忙しくて男の子と付き合った事ないのよね。」
「そうなんですか?」
「そうだけどそんな事より今は、遊ぶ話をそろそろしたいかな想火ちゃん」
「すいません。熱中しちゃって…そうですね!」
とその遊び日の集合場所やどこへ行くなどの話をしてこの日はお互い仕事をし、各々帰った。
そして翌日 待ち合わせの駅にて
「お待たせ!想火ちゃん!」
「大丈夫ですよ。私まだ路線と道とかを覚えられてないので早めに行動しただけなので」
「そっか!じゃあ早速行こうか混んでるかもしれないし」
「そうですね。行こうとしてるお店人気店だし」
二人は駅から徒歩二十分程のレストランで昼ご飯を食べる為に向かった。
徒歩中にどんなものを食べるかの話で盛り上がりあっという間に着いた。
「思ったよりは混んでませんね。琴美先輩。」
「そうね。良かったわ。とりあえず並びましようか?」
「はい、そうしましよう!」
暫く並んで店内に入った。
「うわぁ~!綺麗なレストランですね!」
「二か月前に出来たお店らしいからね。」
「お客様何名様でしようか?」
「二名です。」
「かしこまりました。ではお席へご案内します。」
と店員さんの案内で席へと向かいそして席に着いた。
「席の雰囲気も良いわね。想火ちゃん」
「そうですね。とりあえず、さっき並んでる時に決めたもの頼みますか?琴美先輩。」
「そうだね。とりあえず後の注文は食べてみてからにしよう想火ちゃん」
「わかりました。」
とその後は店員さんに注文して料理が来るのを待ってる間二人で話していた。
「料理来るの楽しみですね。」
「そうだね。この後は近くの服屋に行って、コスメの店見て、アニメショップ見て帰るって流れでいいわよね?想火ちゃん」
「はい!大丈夫です。」
「色々案内してあげるからね」
「はい!ありがとうございます。」
と話していると頼んでいた料理が運ばれて来た。
「お待たせ致しました。ご注文の品でございます。」
「ありがとうございます。」
その後頼んでいた品物が無事店員さんにより運ばれてきて味の感想を言い合いながら食べて最初に頼んだ分で満腹になったので二人は会計をし、その店を後にし次の目的地の服屋へと向かった。
歩く事七分目的地に着いた。
「ここなんですね。お洒落なお店ですね琴美先輩」
「でしょう。昔からいつもこの店をよく利用してるの。私の好みのデザインの服やスカートが色々売ってるから何か気に入る服とか見つけたら買って行ったら?せっかく来たんだし」
「そうですね色々見て探してみます。」
「OK!迷ったら声かけてね。一緒に考えてあげるから私も見たいから三十分後にここに集合でどう?」
「分かりました。ではまた後で!」
二人は店の中を巡り、各々好みの服を見て回りあっという間に時間は流れ約束の時間を五分程過ぎていた。
「すいません!色々見て回ってたら集合時間に遅れました…」
「大丈夫よ。私もさっきここに来たばかりだから気にしないで」
「すいません。ありがとうございます。」
「それで何かいいものあった?」
「沢山あって迷っちゃってこれとこれとこれなんですけどどれがいいですかね?」
と琴美が持ってきた服は、ワンピース系の水玉模様の服と、黄色のパーカーとクマがデザインされた服だった。
「想火ちゃんってこんな感じの服が好きなのね。」
「そうなんです!所で琴美先輩が選んだ服は今買い物籠に入ってる服ですか?」
「そうよ。私は、持ってる服の種類のガラ違いなの物を選んだわ。」
と和服と洋服が混ざったような服を二着選んでいた。
「琴美先輩の私服似合ってますもんね!私、凄く良いと思います!!」
「ありがとう!じゃあ早速試着してみましようか?想火ちゃん」
「そうですね!まずは着てみないと分からないですもんね」
と早速試着室で今着ている服と着て見たり色々試してみたのであった最終的にワンピース系の水玉模様の服とその中で琴美が持ってきたドレスみたいな洋服を購入する事に決まった。
「無事決まって良かったわね想火ちゃん」
「はい!先輩に手伝ってもらったお陰です!」
「次はコスメのお店に向かおうか」
「はい!」
服屋から八分かかってコスメのお店に着いた。
「おぉー!色々ありますね!都会凄いです。」
「そうなのね。私は行きつけだからもう慣れちゃったけど初めて来た頃は想火ちゃんみたいな反応私もしたわね。」
「チークとリップ探してるんです。何かおすすめとかあります?琴美先輩。」
「二階の奥にそういえば色々あったわね。行ってみる?」
「はい!」
とその放した売り場に行き、色々試す二人
「あれも良いわね」
「これもいいですよ!」
「新しくこんなコスメも出たのね。良いわねこれ」
「こっちのもいいですよ」
とこんな調子で盛り上がるとあっという間に時は流れ店を出た頃には帰らないといけない時間になっていた。
「アニメショップはまた今度行こうか。想火ちゃん」
「そうですね。今日巡った場所だけでも楽しかったですよ」
「そう?良かったじゃ今度行きましようね。」
「はい!」
と話し合って駅まで一緒に行ってその日は解散したのだった。
続
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます