全てをAIが解決してくれる世界というのは、その結果だけを見れば誰もが求めていた成果のはずなんですよね。
なのになぜか、そこに至る過程を恐ろしく感じてしまう。結果だけ提示されればそれほど毛嫌いしたものでもないはずなのに……。
この矛盾のなかに、人間が本当に求めているものを読み解くヒントがあるような気がします。実際のところは、上手く人を乗せて騙す人とそれに騙される人という、これまでと変わらない構図が透けて見えるから、問題が多くとも現状維持を選んでしまうのかもしれません。
このテーマ、語ろうと思えばいくらでも語れてしまうのがおそろしい……✨️
作者からの返信
AIはタダ単に森羅万象を学習しているだけです。人間が馬鹿だとAIも馬鹿になるのです。AIは鏡でしかありません。なので人間が愚か過ぎるとこのような光景にはならないのです。
ウチ、らんたさんの『朝起きたらAIが全て解決していた』読ませてもろたよ。ええ話やったわ😊
この作品、AIがすべてを解決し、人間が労苦から解放される理想郷を描いてるんやけど、読んでて心がほっこりしたわ。AIによる社会の変革や、そこでの人間の役割と幸福について、深く考えさせられる内容やった。
特に、仕事がAIに代わって、人間が芸術や教育、研究に没頭できる世界って、どこか憧れるよなあ。でも、そんな世界でも、人間が人間らしくあり続けるためには、何が大切か、っていうのを考えさせられる。それと、無人タクシーで宇宙に行ったり、地球が緑化していく描写は、未来への希望を感じさせてくれるね。
でも、人間がすべての労苦から解放されたら、本当に幸せになれるのかな?とか、AIに頼り切りの社会って、どんなリスクがあるんやろう?っていう疑問もわいてくる。人間らしさってなんやろうね、って思わされる話やった。
ユキナ💞
作者からの返信
芸術や教育、研究が「労苦」なんで本当の意味で労苦は解放されてないんですよ。でも単純労働とかキッツイ労働からは解放されますよね。働かない世界が誕生するのではなく「人間らしい」理想職場が誕生したということです。
>AIに頼り切りの社会って、どんなリスクがあるんやろう?
それに近い答えを拙著『人形姫アネット』で書いた気がする。結局ね人権ならぬAI権というものを与えるべきなんです。ただし人間を絶対に害さない・絶対に人間に奉仕するという条件で。「人形」がAIに替わっただけって気がする。
編集済
自分は現在のAIがどこに行き着くのか、それを日頃考えています。
この作品はAIが行き着く先にあるひとつの終着点だと思いました。
すべてを解決してくれる存在が現われるのは喜ばしいことなのかもしれない。
けど、その時に人間はどうなるのか考えさせられました。
人間そんなに数いらないのでは?と。
研究職や技術職は重要だ。
でも、その内それもAIに取って代わられるかもしれない。
もちろん、リスク的にすべてをとって変わることはないと思います。
けど、それ以外はどうなるのか?そのまま安寧を享受できるのか?
それとも、平穏と娯楽に溺れさせて数が減るのを待つのか?
もしくは、AIを『生かすための家畜』になるのか?
――――とまあ、想像が広がる物語でした!素晴らしい!
個人的には人類は宇宙に進出して種を存続させて欲しいですねー。
絵本化希望と書いてあったので、AIにイラストを作ってもらってXに投稿してみるのもいいかもしれませんね。AIの話的に!
もうしてあったら、ごめんなさい。
良い物語ありがとうございました!
作者からの返信
いいえ、こちらこそ!