第6話 RPGツクール4で超大作を作る方法

 ここに書くのは作者が考える、面白さを損なわずに超省エネで容量を節約して、RPGツクール4でも超大作を作る方法だ。

 とはいえ内容は単純。


 とにかく要素を少なくすること。マップはデフォルトにすることだ。


アイテムは最小限でいい。

・状態異常回復薬は毒消し草、麻痺治し草ではなく、テイルズシリーズのパナシーアボトルのように、全ステータス回復が1つあればいい。


・HPやMP回復も使えば全回復が1つずつあればいいだろう。

 どうせゲーム終盤ではエクストラポーションやエリクサー的なものしか使わないし、逆にHPがちょっとしか回復しないただのポーションはいらないアイテムになってしまう。

 なら最初からポーションはHPを全回復するものでいい。

 ゲームが簡単になり過ぎると思うなら、値段を凄く高くするとか、敵が落とさない、などレアアイテム扱いにすれば緊張感も生まれる。


・武器は買わない。

 新しい街につくたびに武器防具を買い直して、とすると武器屋の中のマップや、ステージの数×主人公の武器防具を作らないといけない。

 なら武器防具は全てイベントで手に入れる形にして思い入れを強くしよう。

 とくに主人公が伝説の勇者なら、武器は最初から聖剣1本のみ。

 ゲーム中盤で聖剣の真の力が開放されたとかして聖剣を失い代わりにより強い真・聖剣が手に入るイベントを作ろう。

 これなら武器も防具もキャラ1人につき2、3個ずつ良い。

 (つうかドラゴンの攻撃にも耐える鎧や盾が流通している世界とか違和感あるし)


・アクセサリーは伝説の存在。

 よく考えれば、身に着けるだけで攻撃力が30パーセントアップするとか、魔法攻撃を軽減するってすごくないですか?

 こんなもんがそこらに流通してたらヤバいですよ。

 だから各種効果を持ったアクセサリーは全て伝説のアイテムでイベントでのみ入手。

 それぞれの効果1つにつきアクセサリーは1つのみ。

 4人のパーティー全員がHPアップのアクセサリーをつけるとかはナシ。

 こうして制約を付けた方が盛り上がると思います。


・魔法は各種属性1つずつ。もしくは4種ぐらい。

 RPGツクール4で使える属性は10種類。

 全てにメラ、メラミ、メラゾーマみたく三段階作ると攻撃魔法だけで30種類。

 これは多い。

 弱点属性の概念はなくして、最初から風魔法や水魔法は攻撃力が弱くて、炎魔法や雷魔法は強いみたくする。

 つまり、

 メラ→メラミ→メラゾーマではなく、

 バギ→ヒャダルコ→メラゾーマ→イオナズン→ジゴデインみたいな感じ。


 どうしても弱点属性の概念が欲しい場合は属性を減らそう。

 10属性使えるが、いわゆる四大系統の火・水・土・風の4属性だけにして強さを3段階にすれば攻撃魔法は12個に抑えられる。

 

 回復魔法はポーションが基本全回復なのでバランスを取るために全員を少量回復と一人を全回復ただしMPを大量に消費するにしよう。細かいバランスはお好みで決めて欲しい。




続きは後編で



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