面白い。
「通貨」の変遷、すなわち租税の変遷となります。
清盛の宋銭の導入は、曲がりなりにも機能していた
租・庸・調の律令制度を完全に破壊したわけですね。
経済力、が絹だったころまでは、田畑の価値が絶対であったのが、
異国から「宋銭」という「黒船」が来て、
世界を根底から変えてしまった。
「銭/貨幣」は「万能の宝具」になり、富の象徴としての絹は、
銭を積めば変えるものに堕ちてしまった。
この揺れ戻しが、鎌倉幕府=一所懸命と考えると、
成程、とうなずくばかりです。
作者からの返信
源頼政が叛旗を翻したことが、ずっと謎だったんです。
この人、位人臣を極めたレベルにまで行っているのに、何で今さら逆らうのか、と。
そこら辺を突き詰めて、真実はともかく、自分なりに「納得」の行く回答を求めた結果が、拙作になります。
そうすると、源頼政の根拠地とかをふと見てみると、思いついたわけなんです。
渡辺津を潰す→交易の収入独占→収入つまり宋銭? ……と^^;
しかしいただいたコメントを拝見いたしますと、これ以上答えると、拙作のこれからに言及してしまうので(それだけ鋭いことをおっしゃっていると思いますので)、この辺で筆を置かせてください^^;
ありがとうございました。
何でしょう?
このお話は一万字で決着がつくのでしょうか? 長編みたいな出だしですねぇ。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
逆に言うと一万字にしておかないと、長くなって困ります(笑)
結構、暗い話ですし^^;
ありがとうございました。