応援コメント

一 以仁王」への応援コメント

  • 四谷軒様の御作はいつも、いままで名前や業績しか知らなかった歴史上の人物を(あるいはそれすら知らなかった人物を)、すぐそばで生きているかのように身近に感じさせてくれます。
    源頼政も以仁王も、まさに名前も知らなかった人物なのですが、この第一話を拝読しただけで、それぞれの人柄や自尊心や苦悩が如実に伝わってきました。
    恥ずかしながら私は、絹が貨幣の代わりに使われていたことすら知らなかったのですが(大学入試では日本史も選択していたのですが^^;)、そういう知識が得られるのも実に楽しいです!

    作者からの返信

    恐縮です。
    なるべく登場人物を「ああ、こういう人なんだ」と思われるよう、努力して書いておりますので、それが報われた思いです^^;

    源頼政や以仁王、けっこうマイナーな存在なので、知らなくて当たり前だと思います。
    ましてや絹が貨幣代わりなんて、それこそ調べないとわからない領域です^^;
    その辺もお楽しみいただけたようで、何よりです♪

    ありがとうございました。

  • 以前鉄ちゃん&さくらちゃんシリーズで読んだ、「(以仁王と)源頼政が挙兵した理由」について、こちらでは詳細に語られるのでしょうか。楽しみです。

    しかし以仁王、生き残るために必死なのは解りますが、なかなかに策謀家でいらっしゃる^^;

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    実はこちらの話を先に書いてました。
    で、公募に出しておいたところ(落ちましたが^^;)、「5分で読書」コンテストが開催されて、鉄ちゃんのアレを書いて出した次第です^^;

    以仁王さんは結構可哀想なポジションです。
    だからこそ、こうして国盗り(?)に邁進していたんでしょう。
    で、目をつけられたのが、可哀想な源頼政だったという……^^;

    ありがとうございました。

  •  何でしょう?

     このお話は一万字で決着がつくのでしょうか? 長編みたいな出だしですねぇ。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    逆に言うと一万字にしておかないと、長くなって困ります(笑)
    結構、暗い話ですし^^;

    ありがとうございました。

  • 深いお話の中に流れる時代のうねりに鵺、この先の展開が楽しみすぎます!

    作者からの返信

    何となくwikipediaの記事の数々を見ているうちに、思いついたことがあって、文章に起こしてみました^^;
    果たして鵺とは何だったのか……を妄想いたしまして。

    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • こんな強すぎる以仁王に迫られたら「はい分かりました」と応えてしまいそうなところをさすが源頼政。老獪さにゾクゾクします。

    そして頼政といえば鵺。この頼政なら歴史をワンチャン……あるかもないかも。

    作者からの返信

    邪悪なプリンス・以仁王に迫られて、ついついオッケーしちゃいそうなところをこらえる、健気なヒロイン(?)・源頼政です(笑)
    まあ頼政も鵺退治の英雄ですから、その辺は粘り腰だったのでしょう^^;
    これなら頼政も何とかサバイブを……でも、その鵺が……。

    ありがとうございました。

  • 面白い。

    「通貨」の変遷、すなわち租税の変遷となります。

    清盛の宋銭の導入は、曲がりなりにも機能していた

    租・庸・調の律令制度を完全に破壊したわけですね。

    経済力、が絹だったころまでは、田畑の価値が絶対であったのが、

    異国から「宋銭」という「黒船」が来て、

    世界を根底から変えてしまった。

    「銭/貨幣」は「万能の宝具」になり、富の象徴としての絹は、

    銭を積めば変えるものに堕ちてしまった。

    この揺れ戻しが、鎌倉幕府=一所懸命と考えると、

    成程、とうなずくばかりです。

    作者からの返信

    源頼政が叛旗を翻したことが、ずっと謎だったんです。
    この人、位人臣を極めたレベルにまで行っているのに、何で今さら逆らうのか、と。
    そこら辺を突き詰めて、真実はともかく、自分なりに「納得」の行く回答を求めた結果が、拙作になります。

    そうすると、源頼政の根拠地とかをふと見てみると、思いついたわけなんです。
    渡辺津を潰す→交易の収入独占→収入つまり宋銭? ……と^^;
    しかしいただいたコメントを拝見いたしますと、これ以上答えると、拙作のこれからに言及してしまうので(それだけ鋭いことをおっしゃっていると思いますので)、この辺で筆を置かせてください^^;

    ありがとうございました。

    編集済
  • 重厚な歴史小説からの鵺退治というファンタジックな仕掛け。この先の頼政に目が離せなくなりました☆

    作者からの返信

    ありがとうございます♪
    頼政と言ったら、やっぱり鵺は外せないでしょう、というところです☆
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     後世の目から俯瞰して見るのも良いですが……
     やっぱり、現場のキャラクターに視点を当てた方が臨場感がマシマシですね>▽<

     以仁王、意外なキャラづけで驚きました。面白かったです。

    作者からの返信

    実は、こっちの方を先に書いてました^^;
    例の公募に出しておりましたので……(笑)

    そんなわけで、邪悪なプリンス(笑)、以仁王の登場です。
    こいつの舌先三寸のせいで、ヒロイン(?)源頼政はグイグイ押されております(笑)
    こういう「えぐさ」を取り除いたのが、例の鉄ちゃんとさくらちゃんの歴史ミステリ(?)です^^;

    ありがとうございました。

  • 以前書かれていたものをより直接的に書き直したものですね。

    以仁王のねちっこくからめとろうとする感じがとてもいいです。

    作者からの返信

    実はこっちの方を先に書いていたりします^^;
    でも公募に出していたので、ネタだけ抽出して、あの歴史ミステリ(?)を書きました。

    以仁王、もうちょっと「お坊っちゃん」みたいな路線を目指していたんですが、何だか縦横家というか、謀略家みたいなプリンスに(笑)
    でも書いていて楽しかったです。

    ありがとうございました。

  • 平清盛の目の付け所は悪くなかったんですよね。福原が後の世、神戸市になるのですから。

    作者からの返信

    清盛はたしかにそういうビジョンを持てるところは凄かったと思います。
    惜しむらくはそれを理解し実行できる、有為な後継者が……^^;

    ありがとうございました。