山賊
「ここが村です」
するとそこには、見るからに悪そうな人間達がいた。そして摩耶は恐る恐る悪そうな人間の方へ行ってしまう。そして私が驚いて、うちに後ろから反撃され私は気絶されてしまう。次にきずくと、そこの村人だと、思われる人間と牢屋にいられていた。
「目を覚ましたみたいですな」
「一体…ここは……。皆さんはどうしたのですか?」
「わしらは、ここの住人じゃ。お嬢さんはどうして、ここにいるのじゃ」
そう話すのは、ここの村長だと、思われるお爺さんだった。
「お爺ちゃんに、質問あります。摩耶ちゃんって、ここの住人だよね?何で村を売るようなこと、した思いますか?」
すると彼女のことを、聞くと村長らしきお爺さんは説明をする。
「あの者達はな、山賊や隣村の人間じゃよ。ショックじゃと思われるけど、あの少女は山賊の味方じゃ。わしらは隣村の人間が作った、料理に睡眠薬を入れ目を覚ましたら、ここにいた。彼等の目的は、金とこの村だと思われます。今のところ被害与える気はないらしい」
すると摩耶がこちらにきて、話しかける。
「秋奈さん、巻き込んですみませんでした。でもこうするしか、ないんです。理解して欲しいなどは、言いません。皆さんに被害与えるつもりはありません。お金貰ったら、帰ります。では失礼します」
「ねぇ摩耶ちゃんは、自分が悪いことしてるや、後悔してない?」
「悪いことしてることは、100も承知でやってます。後悔…ですか。それついては言いません!」
摩耶は私の前に現れ、また悲しみや未練のような顔を浮かべる。私は牢屋の扉を見た後、村長に確認をとる。
「お爺ちゃんあの扉、壊していいかな?」
「え?壊せて出れるのならば、全ての扉を壊しても構わない。村人は別の牢屋にもいるから」
「わかった。少し後ろにいて」
村人は私の後ろに行ったのを確認し、扉を触れては山賊にきずかれないように、音を立てずに改造作業をすると、固かった扉が、普通の扉に変わり私は先に出る。
「お爺ちゃん達、出れるけど他の人の扉も、改造してくるから、待機よ。わかった?」
そうやって、私は全ての扉を溶かし、普通の扉に変える。危険回避のため村人には待機させ、山賊達を探すため、家などをこそっり中に入り調べると、彼等山賊の狙いを知る。
「そういうことか、そうしたら摩耶ちゃんは何処に」
村の家を、こまなく探すも、彼等山賊や摩耶の姿やお金も消えていた。そして牢屋にいる村人を地上に出すことに、成功した。この事件後、村人は稽古を始めることにした。
「村人の心配や摩耶ちゃんの行方は気になるけど、摩耶ちゃんとは、また会える気がします」
村を後にした私は、旅して初めての大通りに出る。
「朝抜いたのか、少し小腹空きましたね」
笑いながらしばらく、大通りを歩いていくと、2つの別れ道に出る。そこには、フルトとヘルト書いてる看板書きがあった。
「別れ道ですか。中央都市は、たしかフルトから、すぐだったはず」
私はフルトと、書いてる方へ歩いて行った。
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