宮川春子さん死亡　世界ツアーで注目を集める中

　２０２０年７月５日　７時４５分

　歌手の宮川春子さん（享年２７）が４日、死亡したことが確認された。宮川さんの滞在していたホテルの一室には「私は、みんな」と書かれた遺書風のメモが残されており、自殺の可能性があると考えられている。マスコミ各社が一斉に報じている。

・世界ツアーの途上

　報道によるとこの日、マネージャーが宮川春子さんを迎えに行ったところ、室内に彼女の姿はなく、探索の末、非常階段で倒れているところを発見したという。

　宮川さんは２０２０年５月から世界ツアーライブを開始し、７月にはオーストラリア入りし、３日にはシドニー・オペラハウスでライブを行ったばかり。

　宮川さんは１９９３年東京都出身。１４歳で音楽ユニット・プリズムのメインボーカルとして音楽活動をスタート。２０１２年のプリズム解散後は宮川春子名義でソロ活動を開始。アルバム『ハーモニー』の世界的ヒット後には「世界のハルコ・ミヤカワ」とも呼称され、人気と名声を確かなものとしている。

・悲しみの声相次ぐ

　若き才能の唐突な死にファンは無論のこと、著名人の間でも悲しみの声が相次いでいる。

宮川さんのプリズム時代に私的な交流を持っていた作曲家・白瀬美希さん

「大変ショックです。彼女（宮川春子さん）は死ぬにはあまりに早すぎる」

宮川さんが演劇に挑戦した際に演技指導を行った舞台女優・紫藤流星さん

「彼女は最後までハルコ・ミヤカワをやりきったように思います」

音楽ユニット・プリズムのギタリストで、現在はプロデューサー業を務める木崎紅葉さん

「死ぬにはあまりに若すぎる。私では生涯かけても追いつけない位置に行ってしまった」

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