第6話 バカンス中の死闘 Aパート~青い空、白い砂浜~
コンシャスとの闘いを終えた僕らは、海に遊びに来ていた。
最近できたという南のリゾートアイランド・来明島。そこにハツネさんとリアナと一緒にGVの慰安旅行しに来たのだ。
「司令たちも来ればよかったのに……」
「仕方ありません。彼らは防衛の立場。まだ敵が残ってるというのに気を抜くわけにはいきません」
「ま、とは言っても後2人なんだけどね」
そういうリアナがギュッと僕に身体を寄せてくる。
ムニュゥ……ッ!
「ッ!」
胸が……大きいッ!
「まさかイザベラまで倒しちゃうなんてね……こうなれば後二人はイザベラと同格、だからGVも大分見通しも明るくなったと思うわ。まぁ、ダーリンもすっごく頑張ったもんねぇ♪ ふふ、よしよし♪」
「うぉおおお……ッ!」
だ、駄目だリアナさん、そんな胸を押し付けちゃ、僕も男なんだからぁ……ッ!
「――ふんっ!」
「あでっ!」
「そんな女に鼻の下を伸ばさないで下さいッ! ――あなたには、私がいるでしょう」
ムニュゥッ……!
「うぉおお……ッ!」
こ、こっちも中々……じゃなくてッ!
「ハ、ハツネさん、駄目だ、ぼ、僕らは健全なパートナーなんだから、こんなこと……」
「ダメです。勇は私とずっと一緒にいるのです。だから絶対離しませんッ!」
「あぁ、言ったなぁ? ならあたしだって絶対離さないんだからねぇッ!」
ムギュゥウウ……ッ!
ムギュゥウウッ……!
「ウォオオ……オオオオオォォッ!」
だ、駄目だ、二人とも……そんな胸の柔らかいものを押し付けたら、僕は、僕はぁ……ッ!
プシュゥウウウウウ……ッ!
「ッ、勇!?」
「だ、大丈夫!?」
……大丈夫、じゃありません。
そうして僕は、しばらくパラソルの下で休むことにしたのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます