第27話 1368 days

親しい友人のおめでたい話は祝福できるらしい。


自分が僻むだけの矮小で最低な人間じゃないと、分かっただけよかった。


インスタで元クラスメイト、そんなに今も仲良いわけじゃない、の結婚報告を知りたくもないのに知る。


どんどん死んでいいですよ切符が貯金されていく。


意外!こんなに面倒見いいから結婚とか出産希望あると思ってた!


と、言われた。


旦那の稼ぎが良くない限り結婚しても共働きなら昔の結婚して専業主婦などのゴールがないのだから結婚のメリットがない。

なんなら旦那の稼ぎが悪かったら共倒れで独り身生活よりジリ貧で最悪。


出産もこんなに保障なくて、老後のことも考えなきゃいけないのに子育てできるような経済的状況か?→結果、産まない


という考え方はひねくれてて可愛くなくて最低か?



「Q.何が楽しくて生きてるの?」


「A.貯金…と友達との遊びかな…」


A.死ぬ日までの雑事の忙殺

A.死ぬ日までの準備期間

A.死ぬ日までの暇つぶし


「Q.今後何をしていきたいの?」


「A.福岡帰って実家に住みたい」


A.ちゃんとしっかり確実に絶対に自殺したい



ちょっと遺書になるけど。

中学時代の仲良し8人へ。


あの時自殺することを言えなくてごめんね。

私死んでから幹事するの誰かよろしくね。

10年も幹事したのに途中で投げてごめんね。

ちゃんとみんなとおるとき楽しかったけど、

私心底もうどうでもよかったのよ。この先のこと。

死にたかったの。心の底から。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る