10,957日の生きた記録

第26話 1371 days

とても納得がいった。

結婚なんて合理的に考えて経済力がない男と結婚したら

こっちも稼ぎ頭じゃないから共倒れだわ。

それなら結婚しないほうが絶対いい。

とか、

経済力がないと子供なんか夢のまた夢だわ

このご時世じゃあ子育てなんてできなさすぎる。

老後の自分ですら育てられるかわからないのに。

とか。

子供は好き。

義務教育くらいの子たちが大人に理不尽に殺されたりすると

1大人としてこれからの未来を担う芽をどうして大人がつんだ？と

怒りが湧いたりするけれど、

妊婦恐怖症だから妊婦を見ると

気持ち悪いって思っちゃうし、

怖いって思っちゃうから、

結果出産なんてしたくないし。

そもそも結婚もこの現代じゃあ絶対じゃないし

多種多様な生き方あるし

むしろナンセンスで今の時代にはあってない。

合理的じゃない。

デメリットがでかい。

結婚する意味がない。

共働きしてるのであれば夫婦で共同になる意味とは？

ていう考え方だから、

結婚ももちろん出産願望もないわけだけど。

ここ最近になって、友人が結婚するよ！報告に一喜一憂するのは何でかな？思ってた。

でもこの前自宅の帰り道でストンと納得が行った。

友人の結婚を聞いて、私がどんどん死ななくていい理由が消えてく。

むしろ死んでいいお布施ばかり増えていく。

遊んでくれる友人がいないから死んでいいか。

みんな結婚して私独身だから別に死んでいいか。

そうなるようになってる。

逆に私は独身で子供もいないから死んでもいい。

パートナーがいないから別に死んでもいい。

だから他人が結婚してる中、私は置いてけぼりで、

どんどん死んでいい理由だけ増えて

死ななくていい理由の方は消えていく。

結婚とパートナーと出産と子供を死ななくていい理由として作る気もないし、それを理由に死ななくていい、生を頑張れる素材として見てることもゾッとする。

私はそれが欲しいだとか、羨ましいだとかじゃなくて、死ななくていい素材としてか見てない。

…まあ結婚して出産して今より死にたくなることも多いに可能性としてありますが。

心の中で出産願望と結婚願望があるのか？て思ってたけど、死ななくていい理由が消えて死んでいい理由が増えるから、私は友人の結婚報告に振り回されてたのか。

心の隅で友人が結婚してる中私は何もなくて死に向かって歩いてる日々で、アホらしく情けなく滑稽で親に申し訳なく思う自分がいる。