十二雨 「პუროა(プロア)」

「rain?

(┈┈┈┈…"雨"?)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


「┈┈┈┈…、?」


目を大きく見広げたまま、ヨプは善波を凝視する


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !」


"トンっ"


「!」


「Anyway,

(とにかく┈┈┈┈˛˛˛˛˛)」


そしてそのまま少し離れた場所にいる、無言で俯(うつむ)きながら座っている


老人の方に向かって、歩み寄って行く___________


「Speaker isn't really in the mood.

(Speakerは、今は"気分"じゃないってさ。)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


「M,mood?

(き、気分?)」


「That's it,

(そうだ∙∙∙∙∙ !)」


ヨプの隣からアノンが出てくる


「If you want to talk to Speaker, you are chosen by Speaker,

(Speakerと話をするには、Speakerによって選ばれなければならない....)」


「C,chosen?

(え、選ばれる?)」


「  .. ... ... 」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


無言で俯いたまま洞窟の地面に座っている老人を、征四郎は見下ろす


「If you want a Cholero in Cadia,


 you should be chosen by speaker,

(Speakerと、Მოდი(カディア)の中でისაუბრეთ(コーレロ)を


 求めるのなら、お前たちは、Speakerによって


 選ばれなければならない___________)」


「I, I don't know what you're talking,

(な、何を言ってるかよく分からんがᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


「  .. .. .. . 」


アノンの話に出てくる言葉の意味自体が分からないのか、善波は


目を見開きながら驚いた様子で座っている老人の方に目をやる___________


「But, !?

(しかし———— .....ッ!?)」


"ボォォォオオオオオオオオオオオッ


「┈┈┈…、?」


「.... ┉┉┉┉┉┉


「W,what?

(な、何だ?)」


「S, Speaker!

(ス、"Speaker"が┈┈┈┈ 、!!)」


「აუ,!

(_________おおっ!)」


突然、征四郎たちの側に座っていたSpeakerの周りが鈍い光に包まれ


「შემოდგომის ოცნება!

(პუროა(プロア)だ∙∙∙∙∙  ッ!)」


「な、何? ぶ、プロ———— 、、??」


"ボォォォォオオオオオオオオッ


"ズサッ"


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !)」


地面に座っていた老人が突然立ち上がり


"ガバッ!?"


「(あ、アノ———— !?


「სიზმარი შემოდგომა! სიზმარი შემოდგომა!


 გილოცავთ, თქვენ არჩეული ხართ სპიკერად!

(პუროა(プロア)∙∙∙∙∙  ッ!!


 პუროა(プロア)だ∙∙∙∙∙  ッッ!??


 喜べ、お前らは、Speakerのტიჰა(ティーア)に


 選ばれたぞーーーーー っッ!?)」


「なᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !」


"スッ"


「(ッ∙∙∙∙∙∙  !)」


老人が、征四郎の前に手を翳(かざ)す____________ !


「მეხსიერების გახსნის და ოცნების სამყაროში წინსვლის ძალა!

(テェ マナ キ テ ワハクァトゥヘルゥア イ


 ト^マハラ メ テ アンガ ウァカムゥア


 キ テ ウォ ワウェワウェウァ˛˛˛˛˛˛˛˛˛˛)」


「(な、何をᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  っ?)」


"ボォォォオオオオオオオオオッ


「せ、征四郎————ッッ!?」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


「——————」


「————————」


「———————————」

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