だって、カッターならずっと新しいじゃない
ふと思いついたことで
申し訳ないんだけれどさあ。
例えばぁ、
私がある女に凄く怒ってるとするじゃない?
例えば、だって。
笑顔で言い訳を聞いた後にさ
「そうなんだね。分かったよ。
じゃあ反省の気持ちを
このビデオカメラの前で表してくれる?」
ってカッターナイフを目の前に置いて
個室に閉じ込めるの。
多分?だけどさ、
最初はひたすらカメラの前に向かって平謝りするのね。
そんで、だんだんイライラしてここから出せーってドアを叩くのね。
それでも出して貰えなくて絶望する彼女が目にしたのが、私が置いていったカッターナイフ...
だったらさ、その人、反省の気持ちをどう表すんだろうね?
ごめんね、こんな話。
あなたは嫌いだったよね。
結論の出ないこんな無駄話が。
でもさ...
あの女のくだんない話にはにこにこ頷いてたよね〜。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます