第98話

体育祭第二競技は生徒全員で行う『玉入れ』競技だ。でも普通の玉入れではないのだ。相手チームの邪魔が出来る玉入れでブロック側と玉入れる側と別れて行う新しいルールの玉入れだ。


まずは3年生のA組〜D組の対戦だ。

A組の泉先輩は相手の邪魔をするブロック側に居た。

先生「位置に付いて……よーーい…パァン」

泉「……ドリャ〜ッ…」

生徒「「「やぁ~っ!ホイ〜ィ!」」」

白熱した玉入れが続く……

︙︙︙「おりゃ~、おりゃ~、おりゃ~」

先生「よ〜〜〜し、そこまで!」


先生「じゃ〜!数を数える…1〜…2〜…」

こうして最後まで玉があったのはD組(12個)

次に多かったのは泉先輩のA組(10個)3位にC組(8個)ドンケツはB組(5個)だった。


続いては2年生のA組〜D組の番だ。

C組の新井先輩は攻撃(玉入れる)側だった。

結果はと言うとA組(13個)B組(11個)C組(10個)D組(8個)と言う結果だった。


そしていよいよ我々1年生の出番である。

私の組のブロッカーはいつもの陸上部のメンバー優太、輝、明君の3名である。

優太「よ〜し!絶対にブロックするぞ~!」

輝、明「おお〜〜!」


こうして負けられない玉入れ競技が始まった!

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