第2話 え?これで終わり?
どうも、女神です。
前回は、猫耳で厨二病の少女を召喚しました。この先、どうなるか不安でいっぱいですが、女神として精一杯導いてあげようと思います。
どれどれ、猫耳少女はどうなったかな。
あ、そうか。これも選択肢で決めなくちゃいけないのか。
うーんと、じゃあ、
①原っぱに召喚
②湖に召喚
③お店に召喚
④宿屋に召喚
⑤お城で召喚
⑥魔王城で召喚
⑦宇宙で召喚
⑧人の家の庭で召喚
⑨箱の中から召喚
⑩魔王の目の前に召喚
てな感じにしたけど、どれが選ばれるか。ルーレットスタート!
じゃららら……ババン!
⑩の魔王の目の前に召喚……え?
あ、あらら。いきなりラスボスと戦うことになっちゃったよ。
どうしよう。まぁ、自分で選んだ選択肢だし、自分でケリをつけなければ。
①魔王に勝つ
②魔王に負ける
③魔王に勝つ
④魔王に負ける
⑤魔王に勝つ
⑥魔王に負ける
⑦魔王に勝つ
⑧魔王に負ける
⑨魔王に勝つ
⑩魔王に負ける
さぁ、どうなる……⑨。
勝っちゃった。
あ、どんどんストーリーが勝手に進んでいく。あ、あーあー、お姫様と結婚しちゃった。
何だこれ。
えっと……というわけで、こんな感じであっさり終わってしまいました。
恐らく異世界召喚史上トップクラスの完結だと思います。
では、さらば!
完
わたし女神が召喚から魔王討伐まで、ルーレットで決めて選ばれし勇者を導かせてあげますわよ!!……うまくいくかな? 三玉亞実 @mitama_ami
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます