21結婚と仕事
結婚式という結婚後に行うイベントについて話してみたが、今回は表題通り、結婚と仕事について話していこうと思う。
このエッセイは私事だらけなのだが、今勤めている会社を12月で辞めることにした。
私が勤めている会社は中小企業で、従業員は一番多い時でも10人に満たない小さな会社だ。
現在は私ともう1人の女性と2人で事務作業を行っている。しかし、2人だけでは到底手が回らなくなり、新たに人を雇うことになった。(最大で4人ほどが事務員として働いていたことがある)
4人の仕事を2人で回そうというのがおかしな話である。しかも、私の会社の驚くべきことは、事務員の仕事内容にある。
「出荷作業」が事務員の仕事に含まれるのである。日用品や化粧品などの軽量なものであれば、女性の身でもこなせるだろう。
しかし、私が働く会社の出荷作業はそのような軽量なものではない。扱っているのが、1箱15kgという重量物なのである。それを検品して所定の位置(運送会社が来る場所)に運ぶというかなり重労働なことをするのだ。
とはいえ、今回私が話したいのはその重労働作業についてではない。確かにこんなことを女性が行うのはかなりハードであり、いろいろ語りたいことはあるが、ここは婚活のエッセイなのでそれに沿った内容に触れていこう。
前置きが長くなったが、12月で私は仕事を辞める。同時に一緒に働いていた同僚の女性も辞めることになった。
婚活をしている身なので、今後はどうしようかと思案中だ。新たに仕事を探すにしても、もし結婚相手が見つかり、その相手が私の住んでいる地域から遠かった場合、私は仕事をどうするのか考えなければならない。30歳目前の女性で婚活中の女性を企業がとってくれるとも限らない。
婚活をしていて思うのは、女性は面倒だということだ。多くの場合、男性のもとに女性が嫁ぐという形になるだろう。そうなると、女性は在宅勤務などを除いて仕事を辞めざるを得なくなる。
男性についていくのが果たして良いことなのだろうか。最近、県外の男性からお見合いを申し込まれることが何度かあった。彼らは、なにを思って私にお見合いを申し込んできたのだろう。そんなことを考えることがある。
どう考えても、どちらかがどちらかの住んでいる地域に引っ越す必要が出てくる。そうなると、女性である私が相手の男性についていくということになるのか。そう考えると、なんだか釈然としない気持ちになる。
とはいえ、女性の方に仕事を合わせます。と言われても困ってしまう。すでに辞めることを会社に伝えてしまったが、私の会社は小さくて、産休も育児休暇もない。給料も事務員としてはまあまあ良いと思うが、そこまで高いという訳でもない。
結婚相談所の選び方を間違えてしまったかもしれない。私の入会した相談所は全国展開をしている大手だ。そのため、全国各地の結婚したい男性が入会してくる。学歴や収入はその分高めという利点もあるが、男性についていくということになりやすい状況だ。
今後のことはノープランで、来年の1月から無職になってしまう。結婚して男性についていくか、仕事を探して独身で働くかの選択を迫られている。仕事を探して婚活も進めるというハードモードな生活をするという選択肢もある。
いずれにせよ、今はかなり中途半端な立ち位置にいるので、将来私は一体どうしたいのか、私自身の考えをまとめる必要がある。
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