17現実に戻る
とりあえず、書き出しはこのくらいでいいだろう。これから、主人公は元カレらしき男性と出会い、紆余曲折を得て結婚に至る予定だ。ここまで書いて力尽きたので、また創作の意欲がわいたら続きを書くかもしれない。
結婚相談所について、面白いネタを見つけた。いや、結婚相談所に入会しようとしている人にとっては慎重にならざるを得ない情報だろう。相談所の紹介してくれる男性について今回は述べていこう。
私が入会した結婚相談所は、スマホの専用アプリから好みの男性をみつけ、お見合いを申し込んで、実際に会って成婚をして退会というのが基本だ。しかし、自ら相手を選ぶことが難しい人などがカウンセラーに相談して相手を見繕ってもらう方法がある。「ペアメイキング」という制度だ。
できるとは言ったが、おそらく私は使うことはないだろう。理由は簡単で「追加料金」がかかるからだ。月額2万弱を払っているのに、さらに上乗せでお金を払うのには抵抗がある。カウンセラーが相手を探し、その相手とお見合いが成立した場合に一人につき1万ほどかかる。
月額より少し安いくらいの値段を払うなんてぼったくりもいいところだろう。まったく、結婚したい人々に対していい商売をしている。とはいえ、それで結婚できたのなら、将来的に見て悪くない投資なのだろうか。よくわからない。
私は申し込んだことはないが、申し込まれて実際にあったことがある。34歳の男性だったのだが、結果的に私はその人と会うことは一度だけとなった。以前に私が話したカウンセラーがごり押ししてきた相手だ。どうやら、相手がペアペイキングを利用していて、そこに私があてがわれたようだ。
ペアメイキングという制度を紹介したが、放置型のシステムでは相手探しに4つほど方法がある。インプレマッチングと価値観マッチング、条件マッチング、そしてペアメイキングだ。上記3つは月額を払うと追加料金なしで利用することができる。ただし、毎月人数制限があり、それ以上会いたい場合は追加でお金がかかる。
インプレマッチングは、その名の通りインプレッション「印象」で相手を探すもので、男性の顔写真と年齢、居住地に加え、簡単なプロフィールが記載されているのみである。その少ない情報でよいなと思ったら相手に、もっと詳しいプロフィールを申請する。相手が申請を受諾するとそこで初めて、家族構成や仕事、年収などがわかるという。
価値観マッチングはこちらもその名の通り、互いの価値観を見てお見合いを申し込むものだ。インプレマッチングの写真がないバージョンだ。入会時に取った簡単なアンケートをもとにマッチング度が示されるのが特徴だ。価値観とマッチング度も加味して選ぶという訳だ。インプレマッチングと同様に、詳しい相手のプロフィールを申請すれば年収などがわかる。
最後に条件マッチングだ。これは毎月2回、特定の日にちに結婚相談所が自分に合いそうな相手を3~4人ほど紹介してくれる。上記ふたつと違い、最初から詳しいプロフィールが記載されている。しかし、どうしたらその相手が私にふさわしいのかわからない相手もたくさんいた。最近だと、県外の相手を三人紹介された。私は一言も県外の人と結婚したいなどと言っていないのに、どうしたことだろう。しかも、3人とも私より4~6歳ほど年上だった。
どれも利用した私の感想は、「微妙」の一言に尽きる。たとえ、一回目のお見合いが成立したとして、カウンセラーなしでの各自での進行なので、私はどうにも成婚にまでたどり着けそうにないと感じた。
そして、そうこうしているうちに入会してから半年以上が経過してしまった。
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