毎日の、やらねばらならない事、に追われて、年を重ねていくうちに、ひょい、と過去が顔を出すこと、ありますよね。
なんだかそれで、気持ちが切り替わって、今の自分の大事なものに気づく。
甘さ控えめのケーキのような初恋を、心の奥にしまって、また歩き出す。
素敵な人間ドラマでした。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
フォローとお星さまもいただいてしまって…ありがとうございます。
学生時代の同級生が今地元でどうしている、という話が耳に入ったことがあって(会ってはいない)、ばったり会ったらどんな会話になるのかな、というところから創造した話です。ロマンスっぽくするために、男女の組み合わせにしてみたら、まあ美しくまとまったこと。
>甘さ控えめのケーキのような初恋
本城様、詩人…♡
そうなんですよね。主人公にとっては、もう終わったことで、今はもっと大事な存在がある。
コロナが収まりますように、という願いも込めました。そうしたら本当に、「マスクの着用は個人の判断にゆだねる」という方針になりまして、ちょっとびっくりしています。
マスクが外せますように、という願掛けに、同調して読んでくださった皆さんの気持ちが、通じたのかもしれません。
コメントありがとうございました。
読後感がすばらしい。
青春時代の思い出がよみがえったり、ケーキを食べたくなったり、家族を大事にしたくなったり。
ここからいくらでも広げられそうな話なのに、ここでサッと終わるのも潔いですね。
三奈木様の短編集が書籍化されたらいいのに。
いつも楽しませていただいてます。
*ここ最近、連続で読ませていただいておりますが、お返事はいいですよ。お忙しいのにお手間を取らせてしまうので。
作者からの返信
枕崎様がこちらにも!
ちょっと声が出てしまいました。おおぉう。
ありがとうございます。
短編は…難しいですね。私の場合、潔くサッと終わらないと、どこまでも長編になってしまうので。
もう、いっぱいおほめいただいて、コメントへの返信が自分でもわけわからなくなってきております。枕崎様、めっちゃ読んでくださってますし…。うわぁー。
私の方こそ、枕崎様の小説、佳境に入ってきて、楽しませていただいております。…あ、これは、そちらのコメントに書かせていただくべきですね。
またお邪魔します。
カクヨムコン、おつかれさまでした。
特にここ何日かは、本当にくたびれていらっしゃることと思います。ご自身の投稿を続けながら、人の小説を集中して読まれて、こんなにたくさんレビュー考えられるなんて(しかも読者選考最終日の怒涛の中)、枕崎様の感性と表現力にはとうていかなわないなあと思いました。
その上こちらにもレビューを書いていただいて、もう、どう感謝していいかもわからなくなっております。
月並みなことしか申し上げられないのがもどかしいですが、
本当に、ありがとうございました。
お疲れの出ませんように。
短編にも限らず様々な表現をうまく使っていたり今の時代を感じさせるマスクなどの描写を用いているところがいいなと感じました。また、お買い上げありがとうございます、を言い忘れたという文を用いることでその人物の心の中を自然と表しているようで良かったです。
作者からの返信
こんにちは。コメントとお星さまをありがとうございます。そして友川様が、本作ちょうど200pvの読み手様です。ありがとうございます。
自分では、短編はまだまだ難しいと思っているので、お褒めいただき嬉しいですが、照れております。社長の心中が表現できていたと認めていただけて、ほっとしました。
最近あまり読まれてないのですが、マスクが外せるようになる願掛けのつもりで、歳をまたぐカクヨムコンに出しております。お目にとめていただいて、ありがとうございました。
これだけ短い文字数の中でしっかりとしたドラマがあるのは、本当に凄いなぁと思います。
ドラマを感じるのは、短い文章の中にも、登場人物の背景や人生を感じさせる描写が的確に入っているからなのでしょうね。
文章自体も読みやすくて伝わりやすくて、読んでいてとても快適です。それでいて、純文学的な巧みさや美しさも感じます。情景の描写が少ない中に、秋晴れの雰囲気が見事に響いていると思いました。
私もこんな風に素敵な短編を書いてみたいものです。
作者からの返信
こんばんは。たくさんお読みくださって、応援ばかりかレビューまで書いてくださり、ありがとうございます。短編書くことにはまだ慣れていないので、無茶苦茶に照れます。挙動不審になるくらい嬉しいです。ありがとうございます。
中学時代の初恋
というので、
「お茶漬け恋模様」
を連想しましたけど、それとはつながっていない?
それだとしても、それをにおわせないのがいいのですよね
細やかな設定をしっかり盛り込まれて、それで物語の背景を浮き彫りにする真沙緒さまの手腕が発揮されていると感じました
「今」がまたすがすがしい!
この場でいうのもなんですが
お忙しいなかで私共のエッセイ、並びに近況にもお付き合いいただき、本当にありがとうございます
さらに私の長文返信も快く受けていただけているようで
それとは別で、真沙緒さまの作品はいつでも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
実は、リアルでこれ読んだ知人にも指摘されました、「あのシリーズとは関係ないの?」と。
外伝となる短編も書きましたが、5本書いたところで「打ち止め宣言」をいたしました。いつまでもこだわっていても、新しい世界が作れない気がしまして。でもやっぱり似てしまっていましたか。修業が足りんな、ミナキ。
「初恋」というイメージで、なんとなく中学生を選んでしまいました。…「お茶漬け恋模様」と共通していることに今気づくミナキ。でも高校生時代だと、ちょっと話が生々しくなってしまうかな、とも考えてしまったのです。
ただ、登場人物にわざと氏名を与えませんでしたので、読まれた方が「アイツらの同級生の誰かかな?」と想像されることは、もちろん自由です。そして、そんな風に拙作の物語世界を大切にしてくださることに、ただ感謝しかありません。ありがとうございます。
歩様のエッセイ、こちらこそ、知識の浅いシロウトが毎度好き勝手を書き込んでしまって、申し訳ありません。読んでいて面白いので、つい書いてしまいます。そしてお返事も読みふけってしまいます。本当は時間があればほかのお話も拝読したいところです。いつかたどり着きたいです。
ひとまずお礼まで。またお邪魔いたします。
わお。『小さな勇者〜』の次に読ませていただきましたが、書き方が全然違う感じですね。読みやすさは一緒ですが、こちらは大人の落ち着いた文章といったところでしょうか。
タイトルの意味が最後に回収される。
いいですね。少々の会話で思い出に変わったことも好感が持てます。何か始まらなくてよかった。少々の会話ですら罪悪感を持ったのか、ただ今の家族を大切に想っているのか、豪勢なディナーに連れて行こうとするところもいいですね。よき主人公です。
作者からの返信
成野様、こちらも読んでくださって、ありがとうございます。
あれ、そんなに文章違いますか。書いている本人は自覚がない様子です(^_^;)
はい、爽やか〜な思い出です。
この女性は確かに初恋の相手だけど、主人公はその後いろいろな経験や決断を経て、今の生活と家族があるわけで、過去はやっぱり過去なんですよね。女性の方にも人生があって、結婚したり子どもがいたりするので。
主人公は、ここで初恋の女性とばったり再会したことで逆に、現在の家族と生活の大切さを改めて噛み締めて、過去をふっきれたかもしれません。
彼をほめてくださって、嬉しいです。
コメントありがとうございました。