最終話 感謝を伝えるその日まで

 やっぱり鳴上先生は、いつでも私を支えてくれる、偉大な先生だと思う。


 いつか、あの桜並木を見つけて。


 その並木道に誘われるように、あの公園へもう一度行きたいと思う。


 そこで先生と再会を果たせたら、今度こそ。


 離任式で伝えられなかった沢山の、


 ――感謝を伝えよう。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

大好きな貴方と縁側で。 春顔 @writer_harukao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ