15話 若者よ、童貞を誇れ!!!!!
深夜2時に起きた。野菜ジュースが好きなので頻繁に飲む。さっき寝起きに一気飲みしたら少し吐きそうになった
今、タバコを吸っている。うまい
今、めっちゃ酒で酔っ払っている
隠していたが、俺は彼女に先月振られた。俺がライターの仕事を彼女に無断で辞めてしまい、更にそれから全く働こうとしなかったのが理由である。彼女は結婚したがってたが、ニートでだらだらしてるだけの俺に冷めたようだ
たばこ高いから俺は辞めたいんだけど、やめられない止まらない
彼女のSNSは全く見ないようにしている
もう未練は無い
でもやっぱり彼女いないと生きてて楽しくない
彼女と知り合った場所は俺が去年少しバイトしてたパチンコ屋だ。彼女はそこの店員だった。俺も一瞬だけ店員だった
長く続けてたカクヨムのアカウントを消したのは、彼女に振られたショックも理由の一つではある
当たり前だが、別れてから彼女から連絡は1度も来ない
俺は植物になりたい
彼女に対しては申し訳ない気持ちと感謝しかない
去年の10月から付き合い始めて、今年の9月に別れたから、11ヶ月近く付き合っていたことになる。
つい最近、付き合い始めた記念日が過ぎた。
「もうすぐで付き合って1年だね」みたいな話を酒に酔った俺が呑気にしている時、彼女は既に別れることを考えていたのだろう。
ちなみに年齢は俺の1つ年下だった。
根性焼きだらけの俺の腕を見ても引かなかった。
「な」から始まる名前だったから、なぁちゃんって呼んでたのは有名な話である。恥ずかしい
髪型がボブで可愛かった
俺の精神的な幼さが彼女を苦しめた
彼女のプリンを勝手に食べたこともある
◆
20歳の大学生と1年くらいずっとやり取りしている。俺は姉と妹がいるが、まるでもう1人の妹みたいな感覚だ。最近よく動物の話をしている。
その子は素直な性格で可愛い。その子は中学時代から不登校で、高校も辞めて、6年くらいリスカしながら家に引きこもっていたのだが、高認の試験を受けて20歳の今年から大学1年生になった。
とても偉いと思う。俺も引きこもってた時期があるから、引きこもりから社会のレールに復帰することの難しさはよく知っている。
俺が「カウンセラーになるのが夢だった」と言ったら「私は●●さんを対等な話相手に加えて、カウンセラーみたいな人だと思うこともあります。話を聞くのと、それに対する返答が上手だからかもしれません」と言ってくれた。嬉しかった。なんかその子は頻繁に俺のことをカウンセラーみたいだと言ってくれる。「スクールカウンセラーは合わなかったんですが●●さんには何でも話せます」と言ってくれる。嬉しい。
その子は頭がいい。俺は26で相手は20だが、俺は彼女を尊敬している。年齢とか関係なく、対等だと思っている。元々、別の小説投稿サイトでたまたまその子が投稿してる詩を読んで、惹かれて、俺の方から声をかけて、それからやり取りが始まった。
俺はその子を妹みたいに思っている。
大学に受かったと聞いた時は自分の事のように嬉しかった。
ちなみに彼女は大学を適度にサボりがちである。
大学をサボった罪悪感で手首を切ったりする。
ちなみに俺は人が手首を切ったりすることを全く責めたことがない。やめた方がいいと言ったこともない。
俺自身が手首を切ったり腕を焼いたりしていたからだ。自傷に関しては、無理矢理やめさせたらもっと精神状態が悪化する。自傷をする根本の原因が解決されない限り、ただカッターナイフや剃刀を取り上げたところで何一つ状況は好転しない。
俺の存在が彼女にとっての支えになってるなら嬉しい。
というか、彼女の存在が俺の支えにもなっている。気が合う。
俺が「もし悩みとかあったら何でも言ってください」と言ったら「●●さんも私に何でも言ってくださいね」と言ってくれた。
彼女の方が俺より遥かに大人っぽい。
俺たちはナイトメアな歪んだ世界を生きている。人間は1人では生きられないので、支え合う必要がある。
というか、好きな人がいた方が単純に生きてて楽しい。
なので、この人は合うかもしれない。っていう人を見かけたら積極的に声をかけた方がいいと思う。
人との出会いや関わりは大切にしたい。
俺は孤独体質なので、余計そう思う。
人間は、人間によって傷付いて、人間によって救われる。
あと、人生走り続けることは難しいので、休む時はしっかり休むべきだ。
◆
俺は高校生の時に物凄く苦しんで、不登校になったり、友達がほとんどいなくなったりして、留年の危機にいつも瀕していた。高校時代に苦しんでた経験がたくさんあって、それがきっかけで、同じように孤独を抱えてる学生の力になりたいと思った。それがカウンセラーになりたいと思った動機だ。
だから、心理学を専攻できる大学に行きたいと思っていたのだが、訳あって看護の道に進んだ。(看護師にはならなかったが)
看護の仕事は俺には向いてなかった。
◆
そういえば、俺には本当はもう1人姉がいるはずだった。子宮外妊娠だった為、姉がこの世に生まれることはできなかった。
人によっては女の子を妊娠しやすい人や、男の子を妊娠しやすい人がいる。
俺の母は女の子を妊娠しやすいタイプだったのかもしれない。4回妊娠して俺以外みんな女だった。
「産み分け」という概念については俺は信じてない。
◆
以前、俺が車運転しながらsyrup16gの曲を歌ってる動画をカクヨムに貼ったら、割と反応が良かった。
歌がうまいとか声がかっこいいとか言われた。
正直言って俺も、俺が歌ってる時の声はかっこいいと思っている。自画自賛している。
ヘビースモーカーで酒飲みとは思えないほど、非常に爽やかなボイスだ……
一時期、俺は俺の歌を録音して聴くことにハマっていた。というか最近も、自分で作った曲を自分で聴いて、こいつ歌うまいなぁと思っている。
きもい趣味なので他人には絶対言えない。
◆
躁状態の時、俺は人の多い場所でナンパして遊んだことが何度かある。ナンパする際は、もう最初からナンパだと明るく相手に伝えた方がいい。
「あ、ナンパなんだけど。ナンパナンパ。いい? 遊び行こ!!!」
くらいのノリで話しかければ誰か1人は引っかかる。顔がイケメンかどうかは全く関係ない。ただ、清潔感はあった方がいい。
1発で決まるとは思わない方がいい。コツはおどおどしないことだ。
「あ……えっと、すいません。今って暇ですか……? よかったら俺とご飯でも行きませんか……。デュフフフフ」
みたいなノリでナンパしても100パー成功しない。
「ナンパァ!!!!! あそぼ!!!!」
くらいのノリじゃないと、そもそも相手にされない。
もう単刀直入に「食わせろ」って言った方がいい。
よくない。
でもナンパして知らない人と遊びまくると、鬱転したときの自己嫌悪が大きくなる。
好きでもない人とやってしまった罪悪感は大きい。
俺は何をやってるんだと思う。
罪深い。
そもそも無職がナンパすること自体が痛々しい。
俺の経験上、軽率に欲望に身を任せると、あとで絶対に後悔する。自分のくだらなさに辟易する。結局やることしか考えてないんかい。私は愚かなマリオネットですか。
赤々と染まる欲望は狂犬に似ている
人間は性欲の奴隷である
◆
日本では27秒に1人が生まれ、31秒に1人が死亡している計算らしい。
おぎゃー!!!!!!!!!!!
最近、俺は誕生日を迎えて26になった。
誕生日はケンタッキー食べた。
やっぱり肉が一番うまい。
去年の誕生日は妹が俺にケーキをプレゼントしてくれた。
歳を重ねることは全く嬉しくないが、祝ってくれる人がいるのは嬉しい。
俺は毎年、誕生日が近づく度に死にたくなる。
俺ももうアラサーだ。
なんだかんだ26まで生きてて、悲しいことが大半だったが、楽しいことや嬉しいこともあった。
何度も出会いと別れを繰り返した。
思い出は全て俺の頭の中。君はもうどこにもいない! 全てが切ない。クソみたいな恋愛の曲が沁みることもある。空を見上げても空しかない。空の下で繋がってるなんて嘘だ。
◆
夜、俺は街に行って、ナンパして居酒屋に行って女の子に酒を奢ってもらったりする。
お前が奢ってもらうんかーい!!!!!
乞食!!!! 万歳!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
◆
若者よ、童貞を誇れ!!!!!
やればできるなんて嘘だ。やってみなきゃわかんねえ。そうだろ
童貞、万歳!!!!!!!!!!!
1発やるまで絶対死ぬな。1発やっても絶対死ぬな。10000人斬りを達成しろ。
0を1にするのはめちゃくちゃ難しいが、1から2はめちゃくちゃ簡単だ。
若者よ、外に出ろ。0を1に変えろ。真っ白のキャンパスに何かしらの絵を描け。
くだらないマスターベーションを今すぐやめろ。
今すぐナンパしてこい。
核兵器で世界が終わってしまうその前に。
お前の好きな人は今この瞬間、どっかの誰かと繋がって幸せを感じている。
そんなほろ苦い青春もいつか過去になる。
全てが過去になってしまうその前に、ナンパしてこい。
10月中旬、まだまだ俺たちの夏はこれからだ。真冬になっても半袖短パンのクソガキのように燃え上がれ。
眠れる獅子よ、いい加減に目覚めろ。
何もしないまま絶望に打ちひしがれて死んでいく。
そんな人生でいいのか?
よくないだろ!!!!!!!!!!
このまま終わって悔しくないのか??? 俺は悔しい。
ハゲもデブもブサイクも引きこもりもニートも精神病患者も身体障害者も余命数ヶ月の奴も人生諦めるな。
俺はまだまだ諦めないからな。
小説でも人生でも、逆境から立ち上がるのが1番熱い展開だ。いい加減に目を覚ませ。こんなところで終わるわけにはいかない。何度だって人生はやり直せる。よみがえれ。ピンチは最大のチャンスだ。死んだ心にクーデターを巻き起こせ。
今、お前が見ている俺は残像だ──。
俺は既に外出している。
そして女の子をナンパして酒を奢ってもらっている。そして時には俺が奢る。
俺はようやく正気を取り戻したよ。
お前も早く俺と同じステージまで昇ってこい。
ずっと待ってるからな……!!!!
コンビニで酒とつまみを買ってから、川の土手の下でクソまみれになろうや。
人間、今この瞬間が1番若いんだ。
全てが過去になる前に走り出せ。
絶対にこんなところで死ぬな。泣いてもいい。倒れてもいい。何度負けてもいい。男だったらもう1度立ち上がれ。女も立ち上がれ。性別は関係ない。
俺はプーチンを絶対に許さない。奴の暴走は俺が食い止める。俺たちの未来をこれ以上壊されてたまるか。正義の心が燃えている。男なら、誰かを守るために強くなれ。
未来が俺を呼んでいる。
ちょっとプーチンを止めにモスクワ行ってくる。この戦争を終わらせてくる。
命をかけて守らないといけないものがある。世界は俺が守る。俺は性欲の塊であると同時に正義感の塊でもある。
俺は第2のチェ・ゲバラになる。ロシアに革命を起こす。
眠れる獅子が遂に目覚めた。正気を取り戻した。これからは俺の時代だ。俺は何度でも立ち上がる。死ぬわけにはいかない。生きてる限り希望は残されている。
「奇跡は起きないから奇跡なんだ」と誰かが嘯いた。馬鹿野郎。弱気になって下を向いても何も変わらない。当たって砕けろ。俺は必ず奇跡を起こす。諦めない方が奇跡に近づける。
俺は自分の葬式の際、棺桶を突き破って蘇ったことがある。
とりあえず仕事を探す。
情熱的かつド直球に生きていきたい。俺は戦う。生きるために戦う。
まずは負けてみよう。大成功の前には必ず大敗があるわけよ
めっちゃ腹減った
腹が減ると俺は元気が無くなる
28歳の男が女子中学生の自殺を手助けして捕まってるニュースを見た。何やってんだよ。自殺幇助は罪が重いぞ。
とりあえず俺は、頑張りたいと思う。
死にたい奴らがいるなら、俺はそいつらと一緒に絶望するのではなく、一緒に支え合って生きていきたい。
◆
俺は金の四角が付いた黒い磁気ネックレスを首にかけている。
俺は気分転換にピアスを何個も開けている。全て黒だ。
あとクソ長い髪を短く切った。ようやく俺は髪型をまともにした。
ついでに、俺が高校野球やってた時みたいな眉毛にしてしまった。めっちゃ薄く細く短い眉毛。
あと、もともと骨太なのか体重落としてもガリガリにはならない。俺の骨格的に、なんかごつい感じになる。去年病院で測った時の身長は171.5だった。何故か1センチ伸びてた。今はちょうど60キロだ
彼女と知り合ってから、外見には気を使うようになった。だから人生で今が1番見た目はいい。しかし内面は崩壊の一途を辿っている。
数ヶ月前、女性プロゲーマーが「身長170以下の男は人権ないです」と発言して大炎上してたが、俺は171なのでギリギリ人権ある。でも170以下でも俺は全然いいと思う。男の身長ってそんな大事か? 身長より大切なものは沢山ある。
ちなみにプーチンは168センチだ。
個人的には、女の人の身長は気にしたこともない。5センチでも10メートルでもいい。胸もAAAカップからZZZカップまで受け入れる。そして恋愛対象は0歳〜95歳までだ。まさに驚愕のストライクゾーンの広さである。好きなものは似てなくていいから、嫌いな価値観が俺と一致してる人がいい。例えば俺の場合、みんなで盛り上がってうぇいうぇいしてる空間が死ぬほど嫌いだ。忘年会とか飲み会とか嫌いだった
例え外がクソ暑くても、俺が公共の場に行く時はもう長袖しか着れない。ここ数年で腕が根性焼きでボロボロになってしまった。
最近は筋トレしている。
糞まみれでupside down。糞が出口を求めて腹の中でぐるぐる弧を描いて頬を撫でてく箒星
◆
彼女に振られてから俺の性格がだんだん変わってきてるような気がする
全てが過去になった
もういいんだ
一生子供ではいられない
麻辣火鍋
しぇいしぇい
ふーん、えっちじゃん
頭の中がぐるぐるしている
ハンムラビ法典
酒に酔えば昨日すらも昔みたいだ
愛は宇宙の果てにそっと散った
桜が散る
チルアウト
chill out
冷静になろう
「さよならだけが人生だ」と井伏鱒二が言った。さよならだけが人生なのは悲しすぎる
だが実際、さよならだけが人生な気もする
さよなら
さよなら、という言葉には「左様ならばまた会いましょう」という意味が込められてるらしい
また会おう
チャーハン作る
チャーハンって個人個人で作り方が全く違うよね
酒飲んで飯作るくらいしか楽しみがない
上には上がいる。上ばっか見てると首が疲れるので、たまに下を見た方がいい。下には俺みたいな人間がうじゃうじゃいる
一生懸命な人間はかっこいい
なので俺ももう少し一生懸命になりたい
高校時代、俺の親友が大麻取締法違反で捕まって退学になった
俺は大麻は吸ったことない
大麻吸う奴は馬鹿だ
親友に対して沸いた感情は怒りではなく悲しみだけだった
高校生と言えばタバコと酒だろうが……
馬鹿野郎
俺はそいつの家でよくタバコと酒を飲んでいた
本当に良い奴だった。大麻を吸うこと以外は
ハッピーバースデー
君にビールを
次回に続く
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