3話 死にたいと思い続けて早10年

現在2022/10/06の深夜1時39分。


暗い部屋のベッドに横になって、うんこちゃんのロックマンエグゼ配信を何時間もぼーっと見ていた。


ロックマンエグゼシリーズは小さい頃にやりまくっていた大好きな作品なので、久し振りにうんこちゃんの配信が面白く感じた。


エグゼはバトルシステムが超面白いんだよな


個人的には2が1番好きかなー


子供の頃はゲーム大好き少年だったけど最近は全然やれてないな。ゲームする気力が全然無い。自分がやるより、配信とかで他人がやってるのを眺めてる方が楽しいみたいな。


大人になったり、鬱になると、何もできない。


正直言って、風呂には何日も入れていない。歯磨きとか洗い物くらいはさすがにやってるけど。風呂はなかなか気力が要る。



そういえば10月からまたタバコの値上げが行われた。ヘビースモーカーの俺としては残念だ。


アパートに一人暮らしするようになってから、孤独が身に染みるようになった。俺は毎日退屈だ。だが、それもある意味幸せなのかもしれない。戦争が起きてるわけじゃあるまいし。労働もしていない。


今回は何を書こうかなと思って色々考えていたら、高校時代に好きだった女の子のことを思い出した。今何やってんだろう。今も生きてるのかな。その子はめちゃくちゃ暗くて精神を病んでいた。ある時、知らない人から強姦被害に遭って、もう本当に壊れてしまった。そして俺は縁を切られた。その子が男性恐怖症になってしまったから。


俺が16歳の頃の話だから、もう10年前になる。


まあ俺の恋の話なんてどうでもいいか。


ネットで知り合った同い年の子だったんだけど、めちゃくちゃ学校が嫌いな子で、よく俺と一緒にサボったりしていた。手首を焼いたり切ったりしまくってて、よく自殺したがっていた。


今もどこかで生きてるといいな。そして幸せになっていてほしい。


一応俺もまだ生きてる。


なんか、基本的に俺の過去は暗いものや辛いものばかりだ。


でもその中にも、楽しい思い出や忘れたくない思い出は沢山あるような気がする。


俺はあんまり楽しい話とか出来ない。



楽しい話、楽しい話。


ないね。


毎日ずっと死について考えてるから、楽しいことを考える余裕がない。


16歳の頃から死にたいと思ってたから、もう死にたいと思い始めて10周年になる。アニバーサリーイヤーだ。精神が子供のまま26歳を迎えてしまった。


俺は身辺整理のつもりで、自分の命よりも大切な創作物の数々を全てネット上から削除した。何年も続けてたアカウントごと消した。心に穴が空いたような気分だった。正直、消さなきゃよかったなぁとかなり後悔している。創作物は俺の唯一の生きた証だったから、それを消したことにより、俺の人生そのものが消えてしまった感覚に陥った。


多くの作品のバックアップはスマホの中に取ってあるんだけど、思い出や存在価値まで全て消えてしまったような気がして、俺は悲しく思った。


結局俺は、こうしてまたアカウントを作っている。


幸いこんな自分にも、見捨てずについてきてくれる人がいる。ROM専の人もいる。


これ以上人を裏切るわけにはいかない。


俺は全てを失ったが、数々の思い出や記憶は俺の頭のサーバーに全て保存されている。



最近寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。


現在、朝の10時だが、俺は今日もこの時間からストロングゼロを飲んでいる。


ゴミだよゴミ。


こんな大人に決してなってはいけない。


俺もなりたくてなったわけじゃないけど。


そりゃ普通に働いて普通に友達がいて彼女がいて、みたいな生活したかったけど、俺には無理だな。


今はとりあえず俺を生かせておくことに精一杯というか。


今、people in the boxの犬猫芝居っていう曲を聴いている。


犬猫芝居は歌詞がいいです。誰もが持ってるダウナーな願望みたいなのを歌ってると思う。2人で一緒に堕ちて腐りたいみたいな。俺はどっちかっていうと、そういう暗い幸せの描き方が好きですね。


昔は、太宰治の死に方によく憧れてました。好きな人と一緒に入水自殺するっていう。でも、やっぱり俺は、好きな人にはずっと生きてほしいですよ。


その辺を割り切ってしまった太宰は人間のクズだと思います。




次回に続く

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