駄話1

学生気分

 空架橋、社会人生活初日の朝。

「ふぁあああ、間に合わなーい!」

 朝、架橋は慌てて、食パンをくわえながらアパートを出て走る。

 鍵をかけ忘れたので一端戻り、閉め、指差し確認してまた走る。

 ゴミ出しに来た大家さんに言われた。

「おやおや、学校、間に合うのかい?」

「ガッコじゃないですぅぅぅ!」

 と挨拶しながら走り続けた。

 まるで学園マンガ第一話でよくある、主人公の姿を見せてくれた。

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