幕間。 ※この物語は破壊されました
[あおはるっ!]
ラブコメ界の巨匠、愛斗勇気(あいと ゆうき)
彼はラブコメでいくつものヒット作を作り出している。そんな彼の作風にはある特徴がある。
私立遊嵐学園
全ての作品の舞台が同じ学園なのだ。
そんな彼の作品のうちの一つ
[あおはるっ!]
の登場人物を紹介する。
春日井朝日(かすがい あさひ)
今作の主人公。
愛斗作品の中では珍しい、イケメン主人公。
勉強も運動も並だが、顔がいいので中学生の時は何回か告白されたこともある。
幼い頃に仲良くなった2つ上の幼馴染、彩花とは小学校2年生の時に引っ越して別れたっきり会えていないが、その時に交わした結婚の約束のことをずっと覚えていたため、その誰とも付き合わなかった。
彩花が人気モデルになっていたことで、近況は把握している。(裏話だが彩花の出ている雑誌、SNSの発信は全てチェックしていた)
高校を遊嵐に決めたのは勿論彩花が在学していることを知っていたから。
だが、いざ会いに行こうとするものの、
幼い頃に交わした結婚の約束なんて覚えているはずもなく、片やカリスマモデル、片や見た目以外取り柄のない男。
果たして会いに行ったところで昔のように相手をしてもらえるのか、彼氏ができてやしないか、と不安になり中々会いには行けなかった。
結局入学して数ヶ月後、たまたま廊下で彩花を見かけ、思わず「あやちゃん!」と昔のノリで声をかけてしまう。
最初は怪しんでいた彩花だったが、朝日と名乗ると一変、昔と変わらない笑顔で笑いかけてくれ、そこから楽しい学園生活が始まった。接しているうちに、あまりに近い距離感にドギマギし、彩花は自分のことをどう思っているのかさり気なく聞いてみたところ、自分のことを弟のように思っていることが判明してモヤモヤを募らせる。
ちょうどその時、2学年上のサッカー部の主将でもある新見真に、「彩花がお前に好かれていて迷惑している。幼馴染だかなんだか知らないが、釣り合ってないんだから、身を弁えろ」と言われてしまい、元々弟扱いで弱っていたこともあり真にうけてしまい彩花と距離を取る。
その後、彩花の先輩の萩原メイから誘惑を受けるもこれを退け、その時にメイと交わしたやり取りから彩花を諦められない自分に気づき覚悟を決め、彩花の元へ向かう。
そこで彩花が新見に迫られている場面を目撃する。彩花は新見から朝日とメイが自分を裏切って2人でホテルに向かったと聞かされており、茫然自失になってしまっていて今まさに新見にキスをされそうになっていた。
間一髪で新見を撃退し、その勢いで彩花に告白。
そして彩花はそれに応え、晴れて2人は恋人となる。
境彩花(さかい あやか)
今作のヒロイン。
おへそまで届く茶髪のロングヘアで毛先は緩くカールしている。
身長も160cmと高い方であり、しっかりメイクもしているので断じてロリではないが大きな目とぷっくらした唇の印象が大きくどことなく小動物を思わせる庇護欲をくすぐられる顔をしておりめちゃくちゃ可愛い。
幼馴染と引っ越しで別れたことがきっかけで、小学校4年生からモデルをしている、
今をときめくカリスマJKモデル。
男嫌いで異性の影はなく、また仕事の忙しさから仲のいい友人は親友の萩原メイしかいない。
高校3年生の時に、幼馴染の春日井朝日と再会する。
人生で唯一気を許せた異性であり、また、まだモデルを始める前の純粋にキラキラしていた思い出を懐かしみ、朝日を弟のように可愛がり校内外構わず絡むことになる。
ちなみにその時点でかなりの回数告白を受けているが、その全てを断っていた。
その中でも新見真がかなりしつこく、辟易としていた。
メイと、幼馴染の朝日
大好きな2人と過ごす学園生活は充実していて、毎日が楽しかったのだが、ある日突然朝日に距離を置かれてしまう。
その事に想像以上にショックを受けてしまい、日に日に元気がなくなってしまっていた。
そこに追い討ちをかけるように新見真から朝日とメイが付き合っていること、今はホテルに行っていることを聞かされ、茫然自失としてしまい、新見からのキスを拒む気力も無くなってしまった。
だが、あと少しで唇が触れ合うその刹那、飛び込んできた朝日が新見を突き飛ばし無事彩花の唇は守られた。
そして朝日の姿を見るとあれだけ沈んでいた心に一気に活力が湧いてきた。
そのまま朝日に告白されることで、
彩花はメイと朝日が付き合っていて、ホテルに向かったことを聞いた時、親友と弟の恋として応援する気持ちが全くわかなかったことから、自分の気持ちが恋心だったことに気づきこれを承諾。
2人は恋人になった。
その後メイと話し合い、
今まで溜め込まれていたメイの本音を聞く。
彩花もこれに本音で返すことで仲直りするが、彩花と朝日に迷惑をかけてしまったこと、どうしようもない人間だと分かっていてもまだ新見真が諦められないことを理由に、メイは2人の前から姿を消した。
この出来事により、離れていてもメイに見てもらえるようより一層仕事に励み学生の枠を超えて大人気モデルになる。
萩原メイ(はぎわら めい)
ヒロインの親友。
胸にかかるくらいの茶髪のセミロングで、
全体的に細いが実は胸はそこそこ大きい。
お洒落に敏感で彩花の影に隠れがちだが並以上に可愛い。
今時の女子高生の見た目とクールな話し方のギャップで実は結構モテる。
昔から彩花のファンであり、同級生になったことを機に親友になる。
が、自分の思い人である新見真が彩花を好きになり嫉妬するようになった。
新見が彩花に振られた後、新見にアプローチされ浮かれる。
彩花に近づくために親友の自分を利用していることには薄々気付いていたが、気付かないフリをしていた。
新見が朝日を脅す時も、その計画を知って反対したが、結局説得されてしまい彩花に伝えず、逆に彩花を遠ざける協力をしてしまった。
その後、距離を置き弱っていく彩花と朝日の2人を見て罪悪感に襲われるが、そこに追い討ちをかけるように新見から朝日をホテルに誘ってくれないかと頼まれてしまう。
(作品中には書かれていないが、未経験であることを理由にこれを拒否して、新見に抱かれている。だがその雑で作業的な行為に何の充足も得られず自暴自棄になっていた)
そして半ば自暴自棄になっていたことと、
思い人の思い人である彩花への憎悪から、
彩花の大切な人である朝日を奪うその行為を実行に移してしまうが、失敗。
朝日から溢れんばかりの彩花への思いを聞かされ、また彩花が楽しそうに話していたと言う自分との思い出を聞き号泣。最低な自分を猛省する。
その後彩花と話し、仲直りをするが、
最低なことをして2人を裏切った上に、未だに新見のことが好きな自分はもう彩花の側にいる資格はないと転校してしまう。
ちなみに、しっかり新見の悪行を証拠付きで学園に報告して新見を退学させていった。
その後は新見も彩花も朝日もいない地で、彩花が表紙の雑誌を手に取るメイの姿があった。
新見真(にいみ まこと)
クズ
粗チン
───────────────────
書いてて思いました。これ、あおはる...?
本編の朝日君は
佐藤君と彩花さんのデート企画で脳が焼かれており、入学後は積極的に接触を図っていましたがその度に佐藤君と彩花さんのお似合いぶりを見せられて脳が消えました。
勇気を出して佐藤君に牽制の意味を兼ねて接触しましたが普通に親切に対応され、彩花さんに玉砕したものの、彩花さんは佐藤君に迷惑をかけないよう、拒絶した理由に佐藤君を一切使わなかったため2人の関係には気づかず、佐藤君の事自体はいい人だなって思ってます。
ちなみに新見先輩は高校1年生の時にカイさんのお気に入りのセフレにちょっかいかけてボコボコにされているためカイさんに苦手意識を持っています。
※カイさんはチャラ男で軽薄な雰囲気ですがあくまで見た目と性格がチャラ男ってだけで喋り方は男らしい感じだし女絡みで良く揉めるのでごりごりに喧嘩慣れしてるとんでもねえギャップ野郎です。と言う後出し。
佐藤君がカイさんと仲良くしているのを知っているため彩花と仲が良い佐藤君を指を咥えて見ているだけでした。
めげずにメイ先輩から崩そうとしていましたが、あのカイの後輩の佐藤君に色仕掛けが通じるとは思えないため本編では原作より優しめのお願いをしており、メイ先輩の貞操は守られていました。
それなのにメイ先輩は無謀にも佐藤君に挑み
呆気なく散りました。
メイ先輩は根は良い子なのと新見への思いで、正攻法の説得では絶対に転校して姿を消そうとします。
本編では罪悪感と新見への思いを全て掻き消すほどのめちゃくちゃな説得(セックス)でわからされ、思考停止させることに成功しました。
いや、彩花さんは大真面目だったけど。
これで2章終了です!
間話を挟んでから3章に入っていく予定です。
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お付き合い頂きありがとうございました。
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