第6話 よくある日常2
自分の荷物の中から、小さい魔石を取り出すと魔法を唱える。
「『浄化せよ』 【Lv,1
そうすると、僕の体が少し光り、体についていた泥などの汚れがきれいになった。
「うーん。もうちょっと消費魔力が抑えられないかな。」
「その年で魔法を発動してるくせに、魔法の改良までしようってか?いつも言っているが、やめとけやめとけ。どうなっても知らんぞ。」
クリュスによると、魔法はだいたい12歳の成人してから発動できるようになるらしい。魔法の改良はほぼされないようなものらしいのも教えてもらった。
「ま、魔力が足りないからできないけどね。」
「噓こけ。どうせ、さっきみたいに魔石から魔力を調達してやるだろ。さっきみたいにな。」
「やりたいけど、お金が足りないからね。もっと大きい魔石を手に入れられたのならやってみるよ。」
魔力は魔石から抽出して使うことができる。まぁ、たまたま発見したんだけどね。この技術を知っているのはクリュスしか知らない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます