作者
こんにちは。つきみなもだ。
このシリーズは完結したんじゃなかったか?
うるさい。全ては作者の
有名な画家たちは優秀な画伯がいなかったらただの絵を書きまくる自由人だったらしい。天才とは有名になってから言えるもので、いくら才能があっても有名でなければただの変態である。
しかしその変態たちにだって流儀やこだわりがある。
それと自己中心的な考え方とではまたクレバスのような深い溝で隔てられるぐらい違いがあるのであろうが、私にとっては使いづらい階段ぐらいの段差だ。同義とさせていただく。
私はこのシリーズがそれとなくお気に入りだ。
私の積もり積もった鬱憤を、マイルドな形で世に放っている。
誰かにとっては助け舟になるかもしれない。その期待も少しはある。
だから私はこの小話シリーズに私の考えの9割以上を書いた。
そして私の書く小説・・・もっとも、完結させた覚えは今も未来もないが、一貫したルールのようなものがある。
一つ。主人公やその周りの経歴は何かしらタブーなものを持っている。
戦争孤児や虐待に耐えかねた女の子、幼いながらにして捨てられた子供など。
私が書く小説は負の感情が元となっている。
心の何処かにかすり傷でもあるのだろう。純粋に楽しそうなストーリーや主人公がかけないのは未経験だからとも言える。
宣言しよう。小説とは作者そのものだ。
小説は作者の名刺である。面接官の持っている履歴書である。
紐解けば作者のすべてが知れる。
なんとまあ、けったいな話ではあるがおそらく事実だ。
仕事でしょうもないミスをしでかしたり、学校で先生をお母さんと読んでしまった日には、ノリノリの電子音楽を流すより控えめなジャズなどで気持ちを落ち着かせようとする人が多いであろう。
このように小説家も、気分が下がっているときは下がったままのストーリーしか書けないのだ。
これから脱せれるやつは天才というより単に切り替えの早いやつだ。
二つ。ほとんどのストーリーが同じ世界で違う時に起こった「ちょっと奇っ怪で変な出来事」であること。
バイロンも現実とは小説より奇なりとかいうおしゃれな言葉を遺しいている通り、現実世界をベースとした世界で、猫がワンと鳴き、犬がニャーと吠えることが普通に起こりうる。
皆様にはぜひ、この凝り固まって動かせない現実の概念を私の作品とこの補足で取り払っていただきたい。
世界の設定に辻褄が合わなのもまた一興。常識を貫いていては面白いものをかけないのだ。
某伐採道具人間のマンガを読んだときあまりにも常識外れなストーリー進行にものすごく驚いた。
開始早々主人公が死ぬわ主人公の周りいた人間もバンバン死んでいくわで
その容赦なさに惹かれた。
やはり面白いものは狂気から生まれるのだ。
最後に。
私のちょっとした意味のわからない話を聞いていただこう。
断続する記憶のパラドックスという話だ。
例えば君が今、絶対に回復することのない記憶喪失に陥ったとしよう。
すると認識できるのは今だけで、過去は認識することができず無かったもの同然となる。
簡単に言えば「記憶を喪失する未来が確定した地点で、記憶喪失後の世界しか見れなくなる」というわけだ。
では、死んだらどうなるのだろう?
一般的な通説では記憶を消されてまた地上に降ろされ、赤ん坊としてリスタートする
そうなると、君は永遠に現実を認識できないことになる。
私の記憶は不死身だと言っておこう。
私は今を認識できている。つまりそれは永遠に記憶は消されず、永遠の時間存在し続けるということだ。
しかしまあ、どうにも証明ができないから言ったところで仕方はないのだが。
これからどうなるのかわからないが、永遠というのはいささか怖いものだ。
ドグマ新聞 つきみなも @nekodaruma0218
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