長編小説の進捗:384758(+1989)
小説投稿サイトにおいて、カクヨムは、北斗の拳の修羅の国、RPGで言えば、最後の方に出てくる村のような存在らしい。
書き手には厳しい環境で、「小説家になろう」の十分の一も読まれないそうだ。
ということは、である。
今書いている長編小説を完結させて、「なろう」に投稿すれば、私も100万PV作家になれると言うことか。
しかしだ。しかしである。
それにどれくらいの意味があるというのだろうか。
プレオープンからカクヨムに参加して来たが、正直、飽きつつある。
カクヨムにではなく、物語を書いて、第三者へ見せることに、である。
毎日、カクヨムコンにむけて物語を書いているが、ぶっちゃけ、新しい読者がほしいとか、読者選考を通りたいとか、そういう前向きな姿勢ではなく、お世話になった既存読者への恩返しの気持ちがモチベーションになっている。
とにかく最後まで書かなければならない。
広げてみせた風呂敷を畳まねば。
こんなへんてこりんな物語を読んでくれて、カクヨムコンの読者選考を通してくれたのだから。
というような気持ちと共に、毎日キーボードを叩いている。
PVやいいね、星はもう十二分にもらった。長編小説の星は、現在111と並びのよい数字になっているので、できればこのままの状態を保ちたい。
コメントはほしい。
あのシーン、○○のオマージュでしょう?
とか書き込まれたら、有頂天な気持ちになる。
とりとめのない話をしてきたが、結局、何を言いたいのかと言うと、カクヨムコンには参加せず、その前に、いま書いている長編小説を完結させてしまうおうかな、という気分に傾きつつある。
カクヨムコンは、職業作家を目指している若い人のためのものであろう。
私の物語が賞を取ることはないが、万が一、去年のように、読者選考を通過してしまうと、若い人の席をひとつ奪ってしまうことになるかもしれない。
『新しい時代を作るのは老人ではない!』(クワトロ・バジーナ)である。
とはいえ、こんな老人の物語にも勝てない小説はそもそもダメかもしれないが。
別の長編小説のアイデアはふたつあり、プロットも書いてあるのだが、それでカクヨムコンに参加する気にはなれない。
気力がない。
それでは、今後、どうしていくのかというと、今書いている長編小説を完結させて、推敲したのち、別の小説投稿サイトに載せようかなと考えている。
カクヨムに投稿している版は、書きたいエピソードをすべてぶちこんだ物語になっているが、取捨選択して、もう少し形を整えたものにしていきたい気持ちはある。
「スラザーラ内乱記注解」という作品に、愛着がないわけではない。
そして、どうせ推敲するのならば、それを小説投稿サイトに載せてみたい。
それではどこに載せるのかと言うと、別にPVはいらないので「なろう」はいい。
「ノベルアップ+」がおもしろいそうだと、いまは考えているが、おすすめのサイトがあれば、ご教示いただきたい。
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