長編小説の進捗:382796(+1466)

長らく遊びたいなと思っていたゲームを、臨時収入があったので買った。

そのゲームで、物語の執筆そっちのけで遊ぼうと思ったのだが、すぐに飽きてしまった。

Amazonから商品が届く日なんて、朝から待ち遠しくてドキドキしていたのに。

まさしく、芥川龍之介の「芋粥」である。


芥川の「芋粥」は老若男女、国籍を問わず、「わかるわ~」となる短編というか、寓話だと思う。

人間の真理のひとつというか、愚かさを手短に読者へ示してくれる。

「人間って、なんだろうな」と苦笑させられる。

青空文庫で読めるので、お暇ならどうぞ。


青空文庫でいえば、モーパッサンの「糸くず」もおすすめである。

社会で生きて行くって怖いよね。他人、怖いよー。不条理なことばかりだよー。


あと、青空文庫には入っていないが、寓話でいえば、トルストイの「人にはどれほどの土地がいるか」が個人的にはいちばん好き。私の人生観に大きな影響を与えた短編である。

ウィキペディアによると、ジェイムズ・ジョイスが「世界文学の中の最も偉大な物語」と娘に話した作品だとのこと。

トルストイの難しい小説は読めないでいるけれど、民話集は好きで、学生の頃によく読んだ。

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