第18話 ファンタジーものの異世界でリアリティ(現実感)を出すための方法

 今回も読者様のお悩み相談になります。


 【ファンタジーものの異世界でリアリティ(現実感)を出すための方法】


 とのこと。


 ほへー。この様な【悩み】を持たれるんですね。


 私自身も勉強になります。


 いくつか手法がありますね。


 『銀馬車の紙商人』も異世界ファンタジーでリアリティーを感じれる【表現】はしてますので、その表現方法をいくつか提示しますね。


 ①【リアリティーは常識から発生する】


 です。


 例えば、【のじゃロリ】とか現実世界にいます?


 現実世界の子供が【のじゃ】【のじゃ】とか言います?


 こういう【オタク特有】の【設定】を出すと、途端にリアリティーから離れて【妄想】に近付きます。


 『銀馬車の紙商人』では、常識的なキャラクターしか出してません。


 【のじゃロリ】とかの【妄想の産物】というか【テンプレ的キャラクター】は出しません。


 現実世界を見てください。


 【テンプレ的人間】なんていますか?


 とりあえず【常識的な表現】をしておけば、ファンタジー世界でも【現実世界】に近くなるかと思います。


 言い換えれば【リアリティー】が感じれないなら、【オタク特有の妄想】を文章で垂れ流しているだけです。


 ですから、作品が【妄想を楽しむ】のか?【リアリティーを楽しむ】のか?


 そこを【選択】しないとなりません。


 素人作家が【妄想】と【リアリティー】の両方を求めても【大惨事】にしかなりません。


 スパイス程度で【妄想】を出すぐらいで良いんですよ。


 二次作品という【妄想】の余地を残す作品ぐらいで良いんです。

 

 【妄想】は本来、二次作品なんです。


 【ニッチ】なんです。


 ②【政治的リアリズムを徹底する】


 ファンタジー世界というか【頭お花畑】な世界観だと、【妄想世界】に近くなります。


 【政治的リアリズム】に基づいて物語を【表現】すれば、リアリティーが感じると思います。


 『銀馬車の紙商人』でしたら、コピー用紙が近隣諸国に出回ると【政治的リアリズム】から考えるとどうなるか?というシミュレーションをして、それを物語に落とし込んでます。


 現実世界は【政治的リアリズム】で成り立っております。


 現実世界の貧富の格差も【政治的リアリズム】から発生してます。


 とりあえず【政治的リアリズム】からシミュレーションしておけば、リアリティーの無い【頭お花畑】な物語にはなりませんね。


 ③【設定として、現実的実利的なキャラクターにする】


 結局、これしか無いんですよ。


 【オタク特有】の【妄想人間】をキャラクターにして【物語を動かす】と、リアリティーの無い【妄想世界】にしかなりません。


 平たく言えば【現実逃避】の表現にしかなりません。


 設定で、異世界やスキル制や奴隷制など【非現実的な設定】は良いのです。


 その【非現実的な設定】の中で【現実的実利的なキャラクター】を出すことで、リアリティーが一気に増します。


 【非現実的世界での現実的人間の物語】


 これがファンタジー世界でのリアリティーを【演出】できるのではないでしょうか?


 今回の話は以上!


 今回の話が役に立ったなら~中略~なろうの『銀馬車の紙商人』にポイントを付けてくださいね!

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