第10話 ぶっちゃけ恋愛以外のファンタジーのバトルものなどで女主人公は読まれるのか?

 今回も読者様からのお悩み相談です。


 【ぶっちゃけ恋愛以外のファンタジーのバトルものなどで女主人公は読まれるのか?】


 とのこと。


 ほへー。その様な【悩み】を持たれるんですね。


 私自身も勉強になります。


 初手からぶっちゃけますと


 【めちゃくちゃ読まれます】


 国民的物語どころか世界的物語になった


 【セーラームーン】


 【カードキャプターさくら】


 近年だと【プリキュア】など、女性主人公による【バトルもの】は圧倒的な【ニーズ】があります。


 上記の例で分かるかと思いますが、【単なる女性主人公のバトルもの】じゃ、圧倒的な【ニーズ】は摑めません。


 【変身】が重要なのです。


 【バトルもの】と【変身】が組み合わさることにより、圧倒的な【ニーズ】を生み出しているのです。


 なぜか?


 まず【変身】とは、歴史的な【女性の生態】なんです。


 多くの女性は【化粧】をしますよね?


 この【化粧】という文化を【昇華】させたのが【変身】なんです。


 これで女性ユーザーの多くを【虜】にしたのです。


 さらに【バトルもの】ですが、歴史的に女性という存在は【バトルもの】とは無関係な存在なんです。


 歴史的に【家の中にいる存在】が女性なんです。


 歴史的に、女性と闘争は相反する存在なんです。


 ですから【女性主人公によるバトルもの】の本質とは、現代の女性の思想である【フェミニズム】なんです。


 【女は家の中で大人しくしとけ】という女性差別と戦っているのが、【女性主人公のバトルもの】なんです。


 この革新的文化の【フェミニズム】と、保守的文化の【化粧】は、【相反する】んです。


 ところが、この【相反する】思想を【悪魔合体】にすることにより、国民的物語どころか【世界的物語】へと【昇華】させたんです。


 革新的な女性と保守的な女性、その両者を【虜】にしたんです。


 そりゃ、もう、馬鹿売れしますよ。


 で、ここからが重要なんですけど、ここまでの話は【女性ユーザー】を【マーケティング戦略】から【ターゲット】にしてる【王道】【主流派】の話なんです。


 【ニッチ】な話だと、【男性ユーザー】を【ターゲット】にした【女性主人公のバトルもの】があります。


 ですが、【一過性の流行】として【売れる】かも知れませんが、国民的物語や世界的物語には成れません。


 所詮は【ニッチな物語】ですから。


 平たく言えば【萌え系】の物語の【アレンジ】でしか無いんですよ。


 【萌え系に男性主人公とか要らなくね?】


 という考え方から発生しているだけです。


 KEYの【Air】での結論。


 【萌え系はヒロインを見守る物語】


 です。


 ならカラスになる男性主人公なんて最初から必要なくね?


 ってことで、男性主人公を除外した男性ユーザーの為の【萌え系の女性主人公】という【ニッチ】な物語を作ったんですね。


 それなりに【売れる】けど、それなりですね。


 【一過性の物語】ですから、10年間も時が過ぎれば国民から忘れ去られ、別の【萌え系】の物語に取って替わるだけですね。


 【それが現実なんです】


 今回の話は以上!


 今回の話が役に立ったなら~中略~なろうの『銀馬車の紙商人』にポイントを付けてくださいね!


 

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