第9話 一話何文字が一番読まれやすい傾向にあるのか?

 今回は読者様からのお悩み相談の話です。


 【一話何文字が一番読まれやすい傾向にあるのか?】


 とのこと。


 ほへー。この様な【悩み】を持たれるんですね。


 私自身、勉強になりますね。


 このエッセイは【マーケティング戦略】も【テーマ】にしていますので、【マーケティング戦略】から考察してみます。


 まず重要なのが【どのユーザーをターゲットにするのか?】です。


 現実の人間は【生活】をしております。


 未成年の大半でしたら日中は【学校】に行ってたり、社会人でしたら日中は【会社】で勤務してます。


 彼らの【生活】から、どこの【時間帯】のユーザーに【ターゲットを絞る】のか?で、1話あたりの文字数の【最適解】が導き出せます。


 平たく言えば【通学】【通勤】中に、作品を読んで欲しいのなら【文字数】は少ない方が読まれる【可能性】は高いですね。


 極端に考えれば、【通学】【通勤】中に【10万文字】も読めます?


 この【ちょっとした暇な時間に読みたいユーザー】にターゲットを絞るなら、文字数は少なめが【最適解】だと、論理的に導き出せます。


 逆に1話あたりの文字数が多い作品、特に【1話目】の文字数が多い作品は【学校】や【会社】から離れて、夕方から【自宅】で【じっくりと読みたいユーザー】をターゲットに出来ます。


 『銀馬車の紙商人』の0章~2章が、まさに【じっくり読みたいユーザー】向けの文字数にしております。


 この【じっくり読みたいユーザー】を【お客様にするぞ】という【目的意識】から文字数を考えております。


 しかしながら、【お客様】を【熱心なリピーター】にすれば、その後の文字数とか無関係に読まれます。


 ですから重要なのは【冒頭】の辺りの【文字数】になります。


 『銀馬車の紙商人』でしたら【冒頭】は0章から2章と決めてます。


 『銀馬車の紙商人』の1話目の【前書き】で、2章の27話まで読んでみてください、と【アナウンス】しているのは、27話目までが【冒頭シーン】と決めたからです。


 話を纏めますと、基本的に文字数を決める場合は【どこの時間帯のユーザーをターゲットにしているのか?】を決めてから、逆算すれば【文字数の最適解】が出てきます。


 今回の話は以上!


 今回の話が役に立ったなら~中略~なろうの『銀馬車の紙商人』にポイントを付けてくださいね!

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